書籍・雑誌

2013/02/14

チャオ・アモーレ・イタリア


懐かしく感じる人にはすごく懐かしい
イタリアン・ポップスのミニコミ誌
「チャオ・アモーレ・イタリア」や
「LA STAGIONE DELLA MUSICA」が
楽天オークションに出てますよ。

チャオ・アモーレ・イタリア No.1

チャオ・アモーレ・イタリア No.2

LA STAGIONE DELLA MUSICA INVERNO

LA STAGIONE DELLA MUSICA PRIMAVERA

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2012/10/20

人生で大切なことはみんなマクドナルドで教わった

う~ん、なんか惜しいな。

一つひとつのエピソードは参考にもなるし、ある意味で感動的でもある部分が多いのだけど、一緒に働く店長やスタッフたちから「教わった」といっておきながら、どのエピソードもその背後に「こんなことできた俺、すごいでしょ!」「みんなが協力してくれる俺、人望あるでしょ!」「こんな好成績をあげられる俺、立派でしょ!」という自己顕示欲というか自己礼賛意識というか自己承認欲求の強さのようなものが見え隠れしてる。

タイトルがよく似た本に、10年くらい前に発行された『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった』というのがあるのだけど、この本では、えらくて立派なのはいつも「著者のまわりにいる人」で、自分を育ててくれた「まわりの人たちへの賞賛」にあふれてた。「自分がこんなすごいことをやった」というような内容はなくて、だからおもしろく読めたし、読後感もさわやかだった。

それに対し「マクドナルドで教わった」のほうは、まわりの人を褒めているようでいて、実際は自分自慢の要素が強いと感じる。たしかに最初はダメスタッフだったかもしれないけど、「ダメを克服して賞を取れるほどの店長になった俺ってスゲー!」ってところに帰着してる。文章に直接的にそうは書いてないけれど、読みすすめるほどに行間に「俺様えらい!」という意識を感じてしまうんだよなぁ。そのため読後感がさわやかにはならなかった。




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2011/01/27

ホルモー六景

『鴨川ホルモー』のスピンオフ短編集。『鴨川ホルモー』関係者が、『鴨川ホルモー』に書かれたのとは別の場所、別の時間にどんなことをしてたか、を描いたもの。

あくまでもスピンオフなので、本編である『鴨川ホルモー』を先に読んでおいたほうがいい。そもそも「ホルモーってなんだ?」とか、「なんでそんなこといまもやってるんだ?」といったあたりについての詳しい記述は本編にしか出てこない。このスピンオフの読者は当然、そのあたりのことは本編で予習済みが前提になってるから。

また、それぞれのお話には別々の主人公が設定されていて、いちおう、どれも独立したお話としても楽しめるのだけど、物語のなかには本編との関連を示すちょっとした「ヒント」が仕込まれている。主人公のほとんどは本編での主要登場人物とは別の人だけど、本編を知らなければその短編の中だけでしか展開しない物語が、本編を知っていると本編の主要登場人物や本編でのイベントとの関連性が見えてくる。本編を読んでいればその「ヒント」に気づき、スピンオフ物語の背景に一気に厚みが出る仕組み。その点からも、やはり本編を読んでからこのスピンオフ集を読んだほうが楽しさが大きくなる。

さらにこの本、独立した短編として楽しめる話を集めてあると同時に、それぞれの短編のなかに別の短編へのリンクとなる「ヒント」も仕込まれている。本編でのあの時期に別の場所ではこんなことがあったんだを描いた短編の、さらに別の場所ではこんなことも起きていたんだと途中であるいは読後に気づく仕組み。そして収録された短編を最初から最後まで読み終わると、この短編集全体がひとつの輪になってることにも気づく。

個別の短編の中での構成だけでなく、短編と本編をつなぐ構成、短編どうしをつなぐ構成、そして短編集全体としての構成が、非常によく考えられていて、すごいなぁ、この人は。「あの人」がチョンマゲにならなければならなかったのには、本編を読んだだけではわからない、こんな理由があったんだね。



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2011/01/09

かたみ歌


「世にも奇妙な物語」でドラマ化された「栞の恋」の原作が読みたくて。
朱川湊人という作家のことは知らなかったし、この人の作品を読むのも初めて。

物語自体はなかなか魅力的に感じる作品もあったのだけど、文体というか、表現のしかたや言葉の選び方とかが自分に合わないようで、気持ちを乗せられない。だから好きになれなかった。
収録された作品の中ではやはり『栞の恋』が素敵だったけど、原作よりもドラマ版のほうが良いと感じてしまった。

こういう露骨に昭和ノスタルジーを武器にしたような作品って、やっぱり合わないんだな。
自分は昭和にノスタルジーなんて感じない。
舞台や背景に昭和ノスタルジーがないと成立しないような「良さ」には感情移入できない。
テーマの選び方自体は悪くないのに文体の合わなさと露骨な昭和ノスタルジー表現が物語を味わうことを阻害した残念な作品集だった。自分にとっては。


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2010/11/28

■本■ 新人OL、つぶれかけの会社をまかされる


これ、もったいないなぁと思う。

ライトノベル風?(ライトノベルと呼ばれるものを読んだことがないのでわからないのだけど)の物語を読むことでマーケティングの基本的な部分がわかるというスタイルは、自分のようなマーケティング初心者にもとっつきやすいし、「売上が伸びず廃店寸前のレストランを再生させる」というシチュエーションもレストラン企業出身の自分にとって身近だし、わかりやすい。

マーケティング理論の部分についても、もっとも基本的・基礎的なことに絞ってあるそうだが、基礎だからこそシンプルだけど非常に奥深く、なるほどここから出発して広げ、しかし最後にはきちんとここに戻ってくることが重要なのだということがわかる。

物語形式なのですらすら読めるけど、1回読んで終わりにするのではなく、何度も読んで、物語とそのあとにある理論解説を頭の中で何度もイメージづけし、理屈としてだけでなく感覚としても把握・理解できるようになると、かなり役に立つと思う。軽くてポップな文章やストーリーの裏に、それだけの深みや奥行きのある内容だと思う。

なのにこの本、序盤でいきなり校正が甘いんだよ。プロローグで主人公の簡単な紹介があるのだけど、主人公の所属する部署がP3とP7、P8では「新規企画室」なのにP5とP6では「新規事業室」、P9では「新規事業企画室」と、たった7ページのあいだで表記がばらばら。そのあともたしか、本編に入る前の段階で表現のダブリとか校正漏れとかがひとつふたつあったはず。

本編に入ってからは特に気になることはなかったのだけど、本を読み出して早い段階でこうした編集上の凡ミスがいくつもあると、その時点で本全体に対する信用度が下がっちゃうんだよな。その後の内容がいいだけに、こうしたつまらないミスが余計に残念というか、もったいなく感じた。

その点さえ気にしなければ、何度も読むに耐えられる本だし、実用性もあると思う。商品企画や販売戦略を立てるときなど折に触れて読み返し、一貫性と具体性のチェックに使いたいと思った。



新人OL、つぶれかけの会社をまかされる

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2010/10/12

■書籍■ にほんとにっぽん なにが違うの


副題は「知っているようで実は違いがわからない日本語の雑学」となっていて、なんとなく語学系実用書か?みたいな感じがするけど、中身は「日本語」よりも「雑学」の比重が高い。

日常的に見たり聞いたり使ったりしてるけど実はきちんと違いを把握しておらず雰囲気で理解しているような「微妙に似てる感じのこと」を100組集めて、それが見出しになってる。

その見出しの中には「カイロプラクティック」とか「リンス」「トリートメント」「ハリケーン」「ベランダ」「キャッシング」「カーニバル」といった用語もあって、日本語じゃないじゃんとつっこんでおこう。

全項目に図版やイラストが使われている。また、見出し語となる「○○と××の違い」を解説するだけでなく、ところどころに関連した豆知識(たとえば「ラグビーとアメフト」の項には、中世イングランドで行われていた原始フットボールは「村祭り」のようなものでルールとか超テキトーだった、みたいなことがカコミで書いてある)があったりと、娯楽性志向が強く感じられる。その点でも、いわゆる雑学本、ネタ本なんだろう。

「日本語の雑学」という言葉から、より言語学的な、あるいは辞書・辞典的な内容を期待すると、きっと大はずれ。そういう人は類語辞典とか語源辞典とか、あるいはPHPの『言葉の「違い」がわかる本』とかを読んだほうがいいだろうし、実際の役にも立つだろう。

それに対してこの『にほんとにっぽん なにが違うの?』は、基本的になんの役にも立たないと思う。役には立たないけど、100集められた項目のうち「なにが違うのか」を知っているものがどれだけあるかというと、自分は半分もなかった。というか、3割くらい... そういう意味では発見があったし、そうした「どうでもいいといえばどうでもいい知識」を得てひとり満足するのが雑学本を読む楽しみでもある。

なかには「保育園は児童福祉法が根拠にあるので厚生労働省の管轄、幼稚園が学校教育法が根拠にあるので文部科学省の管轄」のように、ちょっとばかり高尚?な「ここが違う」もあるし、ピラフとチャーハンはどちらもインドの「プラーカ」という料理が起源で、シルクロードを通ってトルコに渡ったものは「ピラー」と名を変え、それがフランスに渡ると「ピラフ」に、スペインに渡ると「パエリア」になり、さらにスペインからアメリカへ渡って「ジャンバラヤ」になった一方、トルコに行かずペルシャ人により中国へ渡ると「炒飯」になり、それを遣唐使が日本へ伝えたなどという、飲み会や合コンで使えそう?なうんちくネタもあったりする。

扱い対象がニュースなどで聞く用語から身近な生活用語、食べ物までと幅広く、その点でもムダな知識に興味や愛着を持つタイプの人には楽しいはず。ていうか、あたしゃこういう直接なにかの役には立たないけど思考や知識や理解に厚みや深みを持たせてくれる(かもしれない)ものが大好きです。

にほんとにっぽんなにが違うの?

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言葉の「違い」がわかる本

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2010/09/06

■書籍■ 「満足」を「感動」に変えるサービス・マインド


う~ん、もう少しおもしろいかと思ったんだけどなぁ。べつに内容が悪いとかいうわけじゃなく、この本が想定している読者層と自分とのあいだにある隔たりが、自分が予想していたよりもずっと大きかった感じ。

おなじサービスやホスピタリティを扱った内容でも、自分はもともと接客業の現場の出身なので、現場レベルでの共感や納得ができるものがやはり好きなんだと思う。でもこの本は、現場にサービスやホスピタリティの意識を導入・浸透させたい「上の立場」の人に向けて書かれているのだろう。主人公が「現場の人」ではなく、統括的なCS推進プロジェクトのリーダーであることからも、それがわかる。

そのために、サービスやホスピタリティのとらえ方が「大きな枠組み」になっていて、それをストーリーマンガ形式1冊で扱おうとしたために、その枠組みを現場レベルへ浸透させる過程や、現場レベルでの「接客サービス業って素晴らしいと感じる気持ち」の描写まで踏み込むには、分量不足だったんだろう。結果として、あまたあるホスピタリティ本の上澄みをすくったような感じになってしまってる。

なんとなくだけどね、このコミックから「接客業・サービス業」というものへの愛情や誇りがあまり感じられないんだ。なんというか、実際に接客サービスの仕事をしたことがない人が、あるいは接客サービスの経験はあるけれどその仕事に誇りや愛情をあまり感じたことのない人が、頭だけでサービスやホスピタリティをとらえて表現しちゃったようなね、そんな印象を受けちゃった。

だからおそらく、接客サービスの仕事に誇りと愛情を持って、でもうまくいかないことも多くて毎日落ち込んだり苦しんだりしながら現役で働いている人、働いていた人には、物足りない部分が多いんじゃないかと思う。逆に、接客サービスの現場で働いたことがなかったり、働いてもあまり自分で楽しめなかったり、そもそもサービスやホスピタリティといったものに関心がないような人を啓蒙・啓発するための最初の一歩としては、悪くないかもしれない。

ただなぁ、やっぱりなぁ、タイトルに「サービス・マインド」をうたってるけど、ストーリー内での主人公の成長が「サービス・パーソン」としての成長ではなく「プロジェクト・リーダー」としての成長なんだよなぁ。その点でも直接お客様と接するサービスの現場視点ではなく、上から目線要素のほうが強く感じられるのがなぁ、自分にはもうひとつ楽しめなかったのが残念です。

おなじようにサービスをテーマに物語をつけたものなら『サービスマインドをたかめる物語』のほうが現場レベルのマインドには訴えかけるものが多いと思うし、現場へのプロジェクトの浸透といったテーマに物語をつけたものなら『幸せな売場のつくり方』のほうがマインド部分に刺さる。サービスを扱ったコミックなら主人公の佐竹城が日本に帰国したあとの『ソムリエ』のほうがサービスの持つ意味や影響力といったものを感じられると思う。

  


  


サービスマインドをたかめる物語

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幸せな売場のつくり方

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ソムリエ(vol.3)

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2010/06/07

■本■ ディズニー・ワールドで私が学んだ10のルール

ディズニーを題材にしたビジネス書。書いてあることは他のディズニー系ビジネス書とあまり変わらない感じ。参考になるところもあれば、そうでないところもある。まぁ、そこそこの内容でしょうか。

ひとつ、これはつくり的にどうかなと思うのは、ネタ元が日本のディズニーランドではなくアメリカのディズニー・ワールドであること。それ自体は悪くないのだけど、やはりあまり親近感がないというか、なんというか。

日本のディズニー系ビジネス書はたいていの場合、読者が少なくとも1~2回はディズニーランドに行ったことがある、あるいはテレビや雑誌その他で多少なりともテーマパークとしてのディズニーランドそのものの情報を持っている、というのが前提になってる。これまでの延べ入場者数からすれば、日本国民の大半は1度くらいはディズニーランドに行ったことがあると考えてもいいくらいだし、行ったことがなくても情報番組で頻繁に園内の様子やアトラクション紹介などもされるので、どんな理由にせよディズニーがテーマの本を読もうという人は事前にそれらからディズニーランドの基礎知識を得ているはずという前提を立てるのは、それほど無茶なことじゃない。

たぶんそれは、アメリカでもおなじなのだろう。この本も、読者がディズニー・ワールドについてそれなりの基本情報を持っていることが前提になってるように思う。でもさ、アメリカ人にはそうでも、日本人でアメリカのディズニー・ワールドに行ったことがある人がどれだけいるだろうか。行ったことはないけどそれなりに情報を持ってるよという人が、どれだけいるだろうか。

そのあたりをあまり気にせず、アメリカ人著者が書いたものを素直に翻訳してしまったため、せっかくの「ディズニー」なのに舞台となるパークそのもののイメージがうまく頭の中に浮かばず、あるいはイメージした「東京のパーク」と記述される「アメリカのパーク」がうまく重ならず、なんか現実感や親近感がわきにくい。もう少しアメリカのパークそのものについての説明的な部分があればよかったのかもなぁと思う。

  

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2010/03/01

■週末映画■ 88ミニッツ

ほどよくコンパクトでほどよくスリリングにできてると思うんだけど、登場人物が多く、彼らと事件および主人公との関係性がすごくあっさりとしか描かれていないので、いまひとつ説得力を感じない。なぜ死刑囚の彼に心酔する信者がたくさんいるのかもわからないし、被害者の曖昧な目撃証言と精神医学者の見解のみで物証がないのに死刑判決が出るのも納得できない。犯人の動機もなんだか曖昧だし、それが動機になる理由も曖昧。主人公の妹とか、助手の元旦那とか、思わせぶりに登場する割にはほとんどストーリーに絡んでこないし、「88分」も意味があるといえばあるけど、その意味を表わすシーンがたったあれだけなら、べつに88分でなくてもよかったように思うし。休日に家でだらっとしながら観るサスペンスものとしては悪くないかな。

  

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2010/01/08

失われた世界

を通勤電車の中でちまちまと読んでるわけだが、
電車に乗ってるのが30分あるかないかなので、
なかなか先に進まん。

現在、
チャレンジャー教授一行が猿人にとらえられ、
そこから逃げ出しインディオの居住区に向かうところ。
佳境に入ってまいりました。


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