音楽

2021/03/20

Zoran / Opera Universe (2019)

オーストラリアのグループらしい。
オペラティックなヴォーカルのドラマティック・メタルぽい曲なんだけど、ヴォーカリストの音程が不安定で、聴いていて不安な感じになったり、笑えてきたりする。
率直に言って、このヴォーカリストは少し音痴だと思う。
曲調自体は嫌いなタイプではないのだけど、ヴォーカルの音程が微妙すぎて、けっこうきつい。
もっとうまいヴォーカリストで聴きたかった。




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2021/03/18

米津玄師 / STRAY SHEEP (2020)

ベストセラーとなったアルバム。
収録されている曲は、それぞれ単曲で聴くと良いのだけど、アルバムを通して聴いているとなんだか飽きてきてしまうのは、声の個性が強いのと、それぞれの曲がもつメロディ(フレーズ)が意外とどれも似かよっているからな。
アルバムとしての流れも、特に「曲がこの並びである必要」のようなものが自分には感じられず、シャッフルして聴いてもあまり印象が変わらないような気がする。
なんとなくベスト盤っぽい、と感じた。



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2020/09/22

Pinnacle Point / Hero

メロディアス・ハードロック・グループ、Pinnacle Pointの2ndアルバム『Symphony of Mind』(2020)に収録されている曲。Pinnacle Pointは、アメリカ人ヴォーカリストのJerome Mazzaとデンマーク人ギタリストのTorben Enevoldsenを中心としたプロジェクト的なもののようだ。

全体的には1980年代から1990年代にかけての産業ロックぽい印象で、そうした音楽ムーブメントのなかで学生時代をすごした自分には、とても懐かしく、かつ、心地よく感じる。美しくてわかりやすいメロディをもち、キーボードが明るい音で曲に厚みをつけ、ほどよくシンフォニックでもある感じは、Giuffliaとかを思い出してしまう。

そんななかでも「Hero」はヴァイオリンが大活躍し、『Point of Know Return』あたりのころのKansasにそっくり。Jerome Mazzaのヴォーカルも、KansasのSteve Walshとよく似ているように感じる。ちなみにJerome Mazzaは、Steve Walshのソロ・アルバム『Black Butterfly』にゲストで参加して何曲かでリード・ヴォーカルをとっているらしい。

それはともかく、『Leftoverture』『Point of Know Return』『Monolith』あたりのKansasが大好きだった自分からすると、Pinnacle Pointの「Hero」からは、当時のKansasが現代に甦ったかのような印象を受ける。華やかなヴァイオリンと明るいキーボード・オーケストレーションがたまらない。大好物。



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2020/02/02

Dennis DeYoung / And The Music of Styx - Live in Los Angels (2014)

StyxのヴォーカリストだったDennis DeYoungのライヴ盤。タイトルどおり、Styx在籍時の曲を中心に演奏している。
Styxはの最盛期はやはり、Dennis DeYoungとTommy Shawの両方がいて、『Crystal Ball』『The Grand Illusion』『Pieces of Eight』『Paradise Theatre』といった名作アルバムを立て続けにリリースしていた1970年代後半から1980年代前半にかけてだろう。Dennis DeYoungのこのライヴ盤でも、このころの楽曲が多く取りあげられている。

Styxの楽曲において、Dennis DeYoungの歌声は魅力のひとつだったと思う。Styx自体はいまも現役で、コンスタントにライヴを行い、ライヴ・アルバムも数年おきくらいのペースでリリースしているが、Dennis DeYoungではなくLawrence Gowanが歌う全盛期のころの曲は、やはりどこか物足りなさを感じなくもない。Lawrence Gowanのヴォーカルも張りがあってよいのだけど、Dennis DeYoungのもつどことなく甘い雰囲気は、曲に色気を与えていたように思う。ただ、ヴォーカルが変わってもStyxはやはりStyxで、古い曲も最近の曲も魅力的に聴かせてくれる。

一方、Dennis DeYoungのこのライヴは、おなじみの曲をおなじみの歌声で聴くことができ、ある種の安心感はあるのだが、なんというか、眠たい。Styxの曲ではあるのだけど、やはりソロ・シンガーのパフォーマンスなんだな。奏でられるメロディはもちろん美しいのだけど、演奏にバンドとしての力強さや緊張感のようなものが感じられず、どこか間延びした感じがしてしまう。このライヴ盤を聴くと、往年のStyxの曲をすばらしいものにしていたのは、Dennis DeYoungのヴォーカルももちろんだが、それ以上に、そこにTommy ShawやJames Young、Chuck Panozzoらによる厚いコーラスと力強い演奏が加わった「バンド」としての音の一体感や躍動感による部分が大きかったのかなと感じた。Dennis DeYoungがいたころのStyxの同じ曲をライヴで聴き比べると、StyxではないDennis DeYoungのソロよりも、Dennis DeYoungのいないStyxのほうが、やはりStyxなんだと感じる。


アンド・ザ・ミュージック・オブ・スティクス 〜ライヴ・イン・ロサンゼルス [ デニス・デ・ヤング ]
by カエレバ


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2019/05/02

PUFFY / amiyumi (1996)

PUFFYといえば、やはりデビュー曲「アジアの純真」の印象が強く、若い女性のデュオにしてはだらけているというか、いい具合に力が抜けていて、それが魅力だと思ったわけですが、このデビューアルバムを聞くと、彼女たちの力の抜け具合は「いい具合」どころではなかったのだとわかります。ゆるゆるのふわふわな歌声がレイドバックし放題。演奏もスカスカで、だけどけっして適当なわけではない、意識されただらけ具合といった感じで、心地よいです。アルバム全体を聞くと、力が抜けていると思っていた「アジアの純真」は、むしろ張り切って歌っているし、演奏も厚みがあって、実はデビューシングルだから力を入れてつくったんだなと感じます。その力の入り具合が、かえってアルバムのなかでこの曲を浮いた存在にしてしまっているようにすら思えます。

曲やメロディは全体的にプロデューサーである奥田民生のテイストが強いのだけれど、そこにPUFFYのふたりの力の抜けたヴォーカルが乗ることで、独特のゆるさと気楽さがありつつ大事なポイントははずさない、なかなかの名作になっていると感じます。シングル曲やテレビでしゃべっているときのイメージなどから、あまり期待せずに聞いたアルバムでしたが、PUFFYいいじゃん。

 

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2019/02/13

久保田早紀 / Airmail Special (1981)

たしか、4枚目のアルバム。デビュー・アルバムとはずいぶん印象のポップな作風で、アルバム全体の統一感といった点ではちょっとばらけているけれど、アルバム終盤にはしっとりとした雰囲気が強まっていき、やっぱりこっち系のほうが久保田早紀はいいなと思う。アルバム・ラストの「長い夜」は名曲。



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2018/09/04

The Samurai of Prog / Secrets of Disguise (2013)


フィンランドのプログレッシヴ・ロック・グループ。たしかセカンド・アルバムだったと思います。2枚組全15曲収録のうち、12曲は往年のプログレッシヴ・ロック・グループの曲のカバーです。

Englandの「Three Piece Suite」とか、Genesisの「Dancing With The Moonlit Knight」とか、やっぱり曲自体のクオリティが高いなと感じます。オリジナルと比べるとどうしてもヴォーカルに弱さを感じてしまいますが、これはこれで優しくポップなニュアンスがあって悪くないですね。「To Take Him Away」とか、なんかすごく素敵なメロディで、この曲、知ってるし絶対CDかLPを持ってるはずだけど誰の曲だったっけなと思ったら、Sandroseでした。ヴォーカルの雰囲気がだいぶ違うはずだから、あとでオリジナルも聴いてみよう。Yesの「Time And A Word」も、やっぱりいい曲だな。Yesの初期の名曲のひとつですね。

カバー曲のオリジナルのアーティストの持つ個性をうっすらと感じさせながらも、ヴォーカルと演奏で全体に調和と統一感があって、爽やかなプログレッシヴ・ロックが楽しめます。




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2018/03/11

Paolo Vallesi / Un filo senza fine (2017)


Paolo Vallesiの7枚目のスタジオ・アルバム。1990年代は2~3年ごとにコンスタントに新譜を出していたのだけど、1999年の『Sabato 17:45』のあとは2015年に『Episodio 1... In questo mondo』とだいぶインターバルが長くなり、なんとなく忘れかけた感じになっていたのだけど、それから2年で新譜が出て、また少し創作意欲が高まってきたのかなと、なんだかうれしく感じます。

新譜ではありますが、全部が新曲というわけではなく、名曲「La forza della vita」の25周年記念ヴァージョンや、「Le persone inutili」のシンフォニック・ヴァージョン、「Grand」のワールド・ヴァージョンなども含んでいます。しかし、それらの曲も浮き上がることなく、アルバム全体がPaolo Vallesiらしい柔らかさでまとまっています。あいかわらずのびやかで美しく、少しセンチメンタルなメロディは魅力的で、優しさのある少しひび割れた声も変わりません。

デビューから25年以上が経ち、さすがにデビュー当初のころのような若々しさは薄まりましたが、その分、落ち着きや奥行きに磨きがかかったように感じます。やっぱりPaolo Vallesiの曲と歌声って好きです。





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2017/12/09

Edenbridge / The Bonding (2013)


オーストリアのグループらしい。ジャンルとしては、いわゆるシンフォニック・メタルに分類されているようで、実際、シンフォニック・アレンジがなかなか壮大でいい。また、へヴィ・メタル色がそれほど強くないところも自分好み。女性ヴォーカルも力強すぎず、むしろ透明感があり、シンフォニックなアレンジをバックに美しいメロディを聴かせるヴォーカルが、ところどころでRenaissanceを思い出させる。いかにもシンフォニック・メタル的な曲もあるが、頻繁に顔を出す、この「ロック色が強くなったRenaissance」的なところが気に入った。




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2017/11/23

Yes / Symphonic Live (2003)

Yesの2001年のヨーロッパ・ツアーを収録したライヴ盤。自分が聞いた2003年リリースのものはCD1枚に編集されているが、2009年にはCD2枚組で再発されたようだ。バックにオーケストラを従えてシンフォニック・アレンジが施されているのだけど、これは成功しているんだろうか?

Yesの楽曲は、楽器どうしの細かく緻密なアレンジ・アンサンブルと、ハードロックにも通じるような力強さと疾走感が大きな魅力で、その代わり、個々のメロディはそれほど大きなものはなく、メロディ自体の持つ魅力で聞かせるとか、オーケストラルナハーモニーを楽しむというタイプではないと思う。その意味で、Yesとオーケストラとの組み合わせは、それほど相性がいいように思えない。

実際、このライヴ盤に収録されたどの曲も、なんだかもったりした感じがして、もともとの楽曲が持っていた、せっかくの勢いとか爽快さとかが、そがれているように感じる。その分、オーケストラルな分厚いハーモニーが楽曲に新しい魅力を与えているかというと、そうも思えない。

自分はそれほどYesが好きというわけではないのだけど、それは別にしても、あるいは、それゆえか、Yesにこういうのは求めてないんだよなぁと思ってしまった。




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