ジャンル:プログレッシヴ

2017/11/29

Obscured by Pink / Confessions (2009)


グループ名や曲名などからも、きっとPink Floydが大好きな人たちなんだろうなぁと思ったけれど、曲を聞いたら予想どおりでした(笑)
プログレッシヴ・ロックというほどプログレッシヴではなく、アート・ロックやサイケデリック・ロックのような雰囲気も漂わせつつ、あちらこちらにPink Floydの曲へのオマージュというかリスペクトというかパクリもどきというかが散りばめられてて、なんだか微笑ましくて半笑いになります。



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2017/11/23

Yes / Symphonic Live (2003)

Yesの2001年のヨーロッパ・ツアーを収録したライヴ盤。自分が聞いた2003年リリースのものはCD1枚に編集されているが、2009年にはCD2枚組で再発されたようだ。バックにオーケストラを従えてシンフォニック・アレンジが施されているのだけど、これは成功しているんだろうか?

Yesの楽曲は、楽器どうしの細かく緻密なアレンジ・アンサンブルと、ハードロックにも通じるような力強さと疾走感が大きな魅力で、その代わり、個々のメロディはそれほど大きなものはなく、メロディ自体の持つ魅力で聞かせるとか、オーケストラルナハーモニーを楽しむというタイプではないと思う。その意味で、Yesとオーケストラとの組み合わせは、それほど相性がいいように思えない。

実際、このライヴ盤に収録されたどの曲も、なんだかもったりした感じがして、もともとの楽曲が持っていた、せっかくの勢いとか爽快さとかが、そがれているように感じる。その分、オーケストラルな分厚いハーモニーが楽曲に新しい魅力を与えているかというと、そうも思えない。

自分はそれほどYesが好きというわけではないのだけど、それは別にしても、あるいは、それゆえか、Yesにこういうのは求めてないんだよなぁと思ってしまった。




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2017/10/29

Various Artists / Progfest '97 (1997)


1997年のProgfestの模様を収録したライヴ盤。収録されているアーティストはJohn Wetton Band、Le Orme、Arena、The Flower Kings、Spock's Beard、Bigelf、Sinkadusの7グループ。イギリス、アメリカ、スウェーデンからそれぞれ2グループずつに、イタリアから1グループですね。

John Wetton Bandは、UKの曲を2曲と、King Crimsonの曲を1曲やっていて、非常になじみ深いのだけど、収録されたグループのなかでは演奏力がいちばん低いな。UKもKing Crimsonも演奏技術が高いグループだったので、こういうよれよれな演奏で聞くとけっこうな違和感です。ちょっと残念。

Le ormeは、当時の新譜である『Il fiume』からの曲と、往年の名曲「Felona e Sorona」を演奏。つくられた年代に20年ほどの開きはあるけど、どちらもLe ormeらしいと感じてしまうところはさすが。

Arenaは、大仰だけど、あまりイギリス的な味わい深さを自分は感じなくて、それほど好きじゃないんだな。

実はあまり聞いたことがなかったのだけど素晴らしかったのはThe Flower Kings。美しいメロディと曲の構成、そして高い演奏力は、まさにプログレッシヴ・ロック。もっとちゃんと聞いておけばよかった。これから少しアルバムを集めようかと思う。

Spock's Beardはキャッチーなところがいいし、人気のあるグループのようなんだけど、メロディにあんまり魅力を感じないんだよなぁ、自分は。

Bigelfは初めて聞いた。プログレ・ハードっぽい派手なサウンドで、まぁ、こういうのも悪くないけど、自分の好みとはちょっと違う。

Sinkadusも初めて聞いた。フルートとかも使っていてプログレらしさはあるのだけど、なんかあまり奥深さが感じられなくて、それほど興味を持てなかった。

というわけで、Le ormeとThe Flower Kingsが個人的にベストでした。


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2017/07/17

Roger Waters / Is This The Life We Really Want? (2017)


元Pink FloydのRoger Watersのアルバム。これまでにリリースされたソロ作品のなかでは、いちばんPink Floydっぽい雰囲気があるかな。『Animals』から『The Wall』あたりの雰囲気を、優しく、柔らかく、弱弱しくしたような印象を受けた。

Rogerの過去のソロ作を聴くたびに「ここにDavid Gilmourのギターが鋭く切り込んできたらすごくいいのに」というようなことを思うのだけど、この作品でもやはりそれは変わらず、あちらこちらで「ここにDavidのギターが入ればなぁ」と感じてしまう。そのうえ、Rogerのヴォーカルもなんだか迫力がずいぶんなくなってしまったようで、「ここに往年のRogerの歌声があればなぁ」とも思ってしまう。まぁ、それなら往年のPink Floydを聴けよという話なのだが。

なんというか、みんな、歳をとっちゃったんだなぁ。



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2017/03/19

The Mannheim Rock Ensemble / Rock of Joy (1971)


なんらかの事情で参加メンバーが明らかにされていない日本のグループ。一部のマニアックなプログレッシヴ・ロック・ファンのあいだで評価が高いらしいのだけど、自分にはよさがあまりわからない。クラシックの単純なロックアレンジという感じで、ディストーションのきいたギターや、ときにハードに、ときにメロウに響くオルガンの音色などは、まぁ素敵といえば素敵だけど、ロック的なビート感がある以外に、曲のアレンジや構成におもしろみを感じられない。少しロック色の強いイージーリスニングといった印象で、これだったら普通にクラシックを聴いたほうがいいし、同じクラシックのロックアレンジであれば、ヨーロッパのプログレッシヴ・ロックにはもっと出来が良くてかっこいいものがあるし、イージーリスニング的なものでも、たとえばオランダのEkseptionのほうがまだおもしろみがあるように感じる。


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2016/07/31

Mona Lisa / Progfest 2000 (2000)

主に1970年代に活動していたフランスのグループ。シアトリカルなヴォーカル・スタイルが魅力のプログレッシヴ・ロック。1979年ころに一度解散したのだけど、1998年に復活してアルバムをリリースし、2000年にはカリフォルニアで行われたProgfestに出演。そのときの演奏を集めたのがこのアルバムです。
同じフランスのシアトリカル・ロックでも、大御所であるAngeに比べると、Mona Lisaのほうがちょっと軽いというか、大仰さに欠ける分、ポップでかわいらしいところがあって、そこが好きでした。
このライヴでは再結成後にリリースされた『De l'ombre à la lumière』からの曲が中心になっているようですが、相変わらずのシアトリカル・ヴォーカルと、ほどよく軽くてチャーミングな演奏で、やっぱりMona Lisaっていいグループだなと思います。
ただ、演奏力はむかしより落ちたな。ヴォーカリスト以外のメンバーはVersaillesとかいうフランスの若いグループの人らしいのだけど、オリジナルのころよりもっさり感が強くなった感じがします。
そして、ジャケットアートがひどすぎる!!


Progfest 2000
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2016/04/12

Aries / Aries (2005)


イタリアン・プログレッシヴ・ロック界の有名人?Fabio Zuffantiがらみのグループのようです。女性ヴォーカルをフロントに立てたシンフォニック・ロック。Zuffantiファミリーにしては、ちょっと演奏やアレンジに素人っぽい感じがする気もしますが、無理のない穏やかで美しいメロディラインや、たおやかで美しいヴォーカル、ほどよくクラシカルな曲想は、ちょっとイギリスのRenaissanceを思い出させたりします。10分越えの長い曲も良いですが、意外と5分程度の短い曲もロマンティックな雰囲気がコンパクトにまとまってていいです。


Aries
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2016/03/07

Different Light / The Burden Of Paradise (2016)

マルタ共和国(ってどこだ?)で結成され、いまはチェコで活動しているグループらしい。これが何枚目のアルバムか知らないけれど、なんだかとってもいいです。シンフォニックでドラマティック、ほどよくキャッチーかつロマンティック、そしてギターやリズム・セクションにはロックらしい力強さもある。いいわぁ、こういうの好きだわぁ。


The  Burden  Of  Paradise
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Different Light
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2015/12/11

Alessandro Ravi / Drops of Progs (2015)

なんだか、ほほえましいです。
Alessandro Raviっていう人のアルバムですが、収録されてるのは有名なプログレッシヴ・ロックの名曲のカバー。なので、曲自体はどれもいいです。
ただ、演奏やヴォーカル、録音が、なんというか、すごくアマチュアな感じなのです。緊迫感のない、むしろほのぼのした「Return of the Giant Hogweed」とか、どうしたものでしょうか。
なんかもう、Alessandroさんはきっとプログレが大好きで、自分でやってみたくてしかたなかったんでしょうね。それできっと、お友達と一緒にレンタルスタジオかなんかで録ったんでしょうね。そういう情景が見えてきて微笑ましいですが、あのプログレッシヴの名曲がこんなふやけた感じになっちゃって、ある意味で泣けてきます。



Drops of Progs
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2015/01/26

Unreal City / La crudeltà di aprile (2013)


2008年に結成されたイタリアのプログレッシヴ・グループ。メンバーさん、みんな若いです。
2013年にリリースされた「La crudelta di aprile」は彼らのデビュー・アルバム。なんか、すごいです。熱いです。往年のイタリアン・プログレッシヴを思わせる、力強くて熱くてドラマティックで、どっちかというと暗黒系な音楽。メロトロンも鳴っています。Museo RosenbachとかIl balletto di bronzoとかBiglietto per l'infernoとかの系譜でしょうか。
ただなぁ、そうした往年の名バンドとくらべると、歌そのものの魅力に少し欠ける感じがします。ヴォーカルに色気や深みのようなものがあまりなく、どこかあっさりしているところが21世紀。歌メロそのものも、往年のイタリアンはもっと魅力的なメロディーラインにあふれてたように思うんですけどねぇ。その点が少し残念です。



La Crudelta'
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