ジャンル:プログレッシヴ

2017/07/17

Roger Waters / Is This The Life We Really Want? (2017)


元Pink FloydのRoger Watersのアルバム。これまでにリリースされたソロ作品のなかでは、いちばんPink Floydっぽい雰囲気があるかな。『Animals』から『The Wall』あたりの雰囲気を、優しく、柔らかく、弱弱しくしたような印象を受けた。

Rogerの過去のソロ作を聴くたびに「ここにDavid Gilmourのギターが鋭く切り込んできたらすごくいいのに」というようなことを思うのだけど、この作品でもやはりそれは変わらず、あちらこちらで「ここにDavidのギターが入ればなぁ」と感じてしまう。そのうえ、Rogerのヴォーカルもなんだか迫力がずいぶんなくなってしまったようで、「ここに往年のRogerの歌声があればなぁ」とも思ってしまう。まぁ、それなら往年のPink Floydを聴けよという話なのだが。

なんというか、みんな、歳をとっちゃったんだなぁ。



Is This the Life We Really Wan
Roger Waters
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2017/03/19

The Mannheim Rock Ensemble / Rock of Joy (1971)


なんらかの事情で参加メンバーが明らかにされていない日本のグループ。一部のマニアックなプログレッシヴ・ロック・ファンのあいだで評価が高いらしいのだけど、自分にはよさがあまりわからない。クラシックの単純なロックアレンジという感じで、ディストーションのきいたギターや、ときにハードに、ときにメロウに響くオルガンの音色などは、まぁ素敵といえば素敵だけど、ロック的なビート感がある以外に、曲のアレンジや構成におもしろみを感じられない。少しロック色の強いイージーリスニングといった印象で、これだったら普通にクラシックを聴いたほうがいいし、同じクラシックのロックアレンジであれば、ヨーロッパのプログレッシヴ・ロックにはもっと出来が良くてかっこいいものがあるし、イージーリスニング的なものでも、たとえばオランダのEkseptionのほうがまだおもしろみがあるように感じる。


ロック・オブ・ジョイ
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2016/07/31

Mona Lisa / Progfest 2000 (2000)

主に1970年代に活動していたフランスのグループ。シアトリカルなヴォーカル・スタイルが魅力のプログレッシヴ・ロック。1979年ころに一度解散したのだけど、1998年に復活してアルバムをリリースし、2000年にはカリフォルニアで行われたProgfestに出演。そのときの演奏を集めたのがこのアルバムです。
同じフランスのシアトリカル・ロックでも、大御所であるAngeに比べると、Mona Lisaのほうがちょっと軽いというか、大仰さに欠ける分、ポップでかわいらしいところがあって、そこが好きでした。
このライヴでは再結成後にリリースされた『De l'ombre à la lumière』からの曲が中心になっているようですが、相変わらずのシアトリカル・ヴォーカルと、ほどよく軽くてチャーミングな演奏で、やっぱりMona Lisaっていいグループだなと思います。
ただ、演奏力はむかしより落ちたな。ヴォーカリスト以外のメンバーはVersaillesとかいうフランスの若いグループの人らしいのだけど、オリジナルのころよりもっさり感が強くなった感じがします。
そして、ジャケットアートがひどすぎる!!


Progfest 2000
Progfest 2000
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Mona Lisa
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2016/04/12

Aries / Aries (2005)


イタリアン・プログレッシヴ・ロック界の有名人?Fabio Zuffantiがらみのグループのようです。女性ヴォーカルをフロントに立てたシンフォニック・ロック。Zuffantiファミリーにしては、ちょっと演奏やアレンジに素人っぽい感じがする気もしますが、無理のない穏やかで美しいメロディラインや、たおやかで美しいヴォーカル、ほどよくクラシカルな曲想は、ちょっとイギリスのRenaissanceを思い出させたりします。10分越えの長い曲も良いですが、意外と5分程度の短い曲もロマンティックな雰囲気がコンパクトにまとまってていいです。


Aries
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2016/03/07

Different Light / The Burden Of Paradise (2016)

マルタ共和国(ってどこだ?)で結成され、いまはチェコで活動しているグループらしい。これが何枚目のアルバムか知らないけれど、なんだかとってもいいです。シンフォニックでドラマティック、ほどよくキャッチーかつロマンティック、そしてギターやリズム・セクションにはロックらしい力強さもある。いいわぁ、こういうの好きだわぁ。


The  Burden  Of  Paradise
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Different Light
DIFFERENT LIGHT (2016-03-11)


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2015/12/11

Alessandro Ravi / Drops of Progs (2015)

なんだか、ほほえましいです。
Alessandro Raviっていう人のアルバムですが、収録されてるのは有名なプログレッシヴ・ロックの名曲のカバー。なので、曲自体はどれもいいです。
ただ、演奏やヴォーカル、録音が、なんというか、すごくアマチュアな感じなのです。緊迫感のない、むしろほのぼのした「Return of the Giant Hogweed」とか、どうしたものでしょうか。
なんかもう、Alessandroさんはきっとプログレが大好きで、自分でやってみたくてしかたなかったんでしょうね。それできっと、お友達と一緒にレンタルスタジオかなんかで録ったんでしょうね。そういう情景が見えてきて微笑ましいですが、あのプログレッシヴの名曲がこんなふやけた感じになっちゃって、ある意味で泣けてきます。



Drops of Progs
Drops of Progs
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GG (2015-12-05)


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2015/01/26

Unreal City / La crudeltà di aprile (2013)


2008年に結成されたイタリアのプログレッシヴ・グループ。メンバーさん、みんな若いです。
2013年にリリースされた「La crudelta di aprile」は彼らのデビュー・アルバム。なんか、すごいです。熱いです。往年のイタリアン・プログレッシヴを思わせる、力強くて熱くてドラマティックで、どっちかというと暗黒系な音楽。メロトロンも鳴っています。Museo RosenbachとかIl balletto di bronzoとかBiglietto per l'infernoとかの系譜でしょうか。
ただなぁ、そうした往年の名バンドとくらべると、歌そのものの魅力に少し欠ける感じがします。ヴォーカルに色気や深みのようなものがあまりなく、どこかあっさりしているところが21世紀。歌メロそのものも、往年のイタリアンはもっと魅力的なメロディーラインにあふれてたように思うんですけどねぇ。その点が少し残念です。



La Crudelta'
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2015/01/05

The Rock Anthem Orchestra / Performs Pink Floyd - Welcome To The Machine (2006)


The Rock Anthem OrchestraによるPink Floydのトリビュート・アルバム。
「Dark side of the moon」以降のアルバムから1~2曲ずつ選曲したって感じですが、やっぱり本家とくらべると演奏にも歌にも厚みが足りないです。やっぱりPink FloydにはDavid GilmourのギターとRoger Watersの歌の両方が必要なんだなぁ。どちらが欠けても、あの厚みや旨み?は出ないのです。逆に言うと、Rogerがいなくなってからの曲は、このアルバムのなかでもあまり違和感を感じなかったりするのだわ。


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2014/12/10

Social Tension / It Reminds Me of Macbethia


多くのジャパニーズ・プログレの最大の弱点は「歌」だと思うんですよ。歌メロに魅力がなかったり、ヴォーカルがへなちょこだったり。
Social Tensionは、そのジャパニーズ・プログレの弱さがめちゃめちゃ前面に出てると思います。ともかく歌メロが歌謡曲くさくてぜんぜん魅力的じゃない。そのうえヴォーカルがめちゃめちゃへなちょこ。演奏面ではキーボード・プログレッシヴらしさが楽しめるのですが、ともかく歌の弱さ、ヘタさが残念です。


It Reminds Me of Macbethia
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2014/07/17

Sebastian Hardie / Four Moments


オーストラリアのプログレッシヴ名盤。のびやかで広がりのあるメロディがたまりません。温かみとほどよい明るさとおおらかな哀愁が交錯するシンフォニック・ロック。



Four Moments
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Sebastian Hardie
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