ジュール・ルナール 『にんじん』
フランスの古典小説。
読むのがけっこう苦痛な作品だった。
「にんじん」と呼ばれる主人公の少年が、どうしても好きになれない。
その考え方も行動も、共感できないし、むしろ腹立たしい。
そして「にんじん」の家族も好きになれない。
粗野で、意地が悪く、悪意を感じる行動が少なくない一家の物語。
最後まで読み切れば印象が変わるかと思ったけれど、変わらなかった。
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