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2021年1月

2021/01/11

Amarone della Valpolicella Classico 1997 / Bolla

20年くらい前に買ったAmarone。このころはまだDOCだったんだな。
これまでにいろいろなメーカーのAmaroneを飲んだけど、Bollaのは初めてです。
20年以上前のヴィンテージにもかかわらず、香り、酸味もしっかりしていて力強さもあり、Amaroneらしい甘い果実味の向こうにタンニンも感じられ、とてもおいしい。
やっぱりオールドヴィンテージのAmaroneはおいしいなぁ。

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2021/01/10

上村五十鈴 『星の案内人』

以前、自宅から歩いて行けるところに、区立の科学館があった。
科学館にはプラネタリウムがあり、毎月、上映会や天体観測会が行われていた。
近隣の住民は無料で参加することができたので、ほぼ毎回、上映会に出かけて、星の話や宇宙の話に親しんだ。
その頃は、仕事帰りに夜空を見上げ、プラネタリウムで覚えた星や星座を探したり眺めたりすることもよくあった。
知っている星をみつけられると、それだけで楽しくなった。
しかし、施設の老朽化を理由に科学館が閉館されてからは、夜空を見上げることも少なくなった。
天体に関するニュースなどがあったときに、時折見上げる程度になってしまった。
あの頃に覚えた星の名前や位置なども、いまではだいぶ忘れてしまった。

でも、このコミックを読んだら、また夜空を見上げたくなった。
そこにはいまもオリオン座があり、双子座があり、アルデバランは赤い光を放ち、シリウスは強く白く輝いていた。

読後感が非常に爽やかな、すてきな作品だった。


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山花典之 / たかはし慶行 『聖樹のパン』

飲食店を舞台にした作品は好きなのだけど、これはなぁ、ベーカリーレストランを舞台にしてはいるけれど、飲食店の話ではないなぁ。パン作りの解説書をマンガベースでつくってみましたといった感じで、ストーリーは添え物といった印象。すごく学習マンガっぽい。10巻あたりになるとパンだけでなく北海道の食品や歴史などに関した解説も増えてきて、いっそう学習マンガ風になった。
いちおう、パン職人である主人公の成長物語風に構成しようという意図は見えるけれど、物語自体が非常に短絡的かつご都合主義に展開していて、ちっともおもしろくない。やたらと女性キャラを大量投入し、その誰もが主人公に好意を抱き、そのことにヒロイン?がやきもきするというワンパターン展開も工夫がないし、他のパン職人とのパンバトルも、主人公があまりに簡単に勝ちすぎ。新商品の開発にしても、ほぼ試行錯誤なしで、頭の中でイメージしたパンがすぐにできてしまうなんて、天才パン職人という設定とはいえ天才すぎ。
登場人物すべての背景描写が薄っぺらくて誰ひとりとして魅力が感じられないうえ、物語のコア部分があまりに退屈で、読み続けるのが苦痛だた。


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