『進撃の巨人 ATTACK ON TITNA』『進撃の巨人 ATTACK ON TITNA エンド オブ ザ ワールド』 (2015)
いやぁ、つまらなかったな。『ウェイワード・パインズ 出口のない街』のヴァイオレンス系ヴァリエーションのような設定やオチの部分にあまり新鮮味がないのはいいにしても、役者の演技とか見せ方かとかはもう少しどうにかならなかったのだろうか。石原さとみはあいかわらずガーガー怒鳴る石原さとみ芝居だし、三浦春馬は力入りまくりで空回り気味だし、本郷奏多からはある種の極限状態であるはずなのに危機感や緊張感が感じられないし、長谷川博己はああいう役をやるには薄味すぎて強さや厳しさや冷酷さが感じられないし、桜庭ななみは芋食べてるだけで芝居にすらなってないし、配役がほとんどみんなミスキャストに感じてしまう。ストーリー自体にも登場人物たちの背景の描き方にも奥行きや深みがなくて、ゴアシーンも中途半端で、それなのに前後編で3時間もあって、うっすい感じでした。
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