ピッツァ・ペスカトーレ@ジョイス・ヴィンテージ(南青山ランチ)
青山TOROの隣りに最近オープンしたイタリアンのお店。ランチはパスタ3品が1000円、ピッツァ3品が880円、それにチキンのフリット880円とチキンのグリル1280円が用意されています。パスタとピッツァ、チキンのグリルは日替わりのようです。
今回はピッツァ・ペスカトーレを注文。サラダとドリンクがセットでつくようです。
リーフレタスとパプリカなどの入ったサラダ。塩強め、ヴィネガー弱めなのがイタリアンらしいです。ですが、もう少しレモンを搾りたい感じです。
ピッツァ。直径25センチくらいでしょうか。縁のところが盛り上がったナポリスタイルですね。ムールとエビが4つずつと、イカが全体に散らしてあって、具材としてはけっこう贅沢な感じです。でっかいチーズの塊は、色からしてモッツァレッラでしょうか。安くてもピッツァチーズなどでごまかさないところは好感が持てます。
して、その味わいはというと、洗練されていない、ぼってりとしたものでした。
ドゥは、もちもちというには硬く、縁のところなど、かなり噛みごたえがあります。
モッツァレッラも1カ所にかたまっていて、ちょっとゴムみたいな歯ごたえになっちゃってます。噛んでもびよぉ~んと延びないし。
具材は、ちゃんと魚介の味がします。エビ、ぷりぷりです。
調味料として、辛子入りのオリーブオイルと、アマニ油が添えられてました。
オリーブオイルはまぁ味に変化をつける点でいいにしても、アマニ油は意図がよくわかりませんでした。オイルの味がピッツァを引き立てるわけでもなく、たんに油っこさを加えるだけになってる気が...
食後のドリンクはホットコーヒーをいただきました。ほどよく苦くて、ほどよく薄めの、ふつうに美味しいホットコーヒーでした。
すごく広い店内。大きなオープンキッチンを囲むたくさんのカウンター席。壁一面に飾られたワインボトル。けっこう豪華な感じですが、お客さんがぜんぜんいません。
決してまずいとはいわないけれど、これといって特徴のない料理。なんとなくゆるい雰囲気の接客。この場所で880円で食べられるということ以外に、もうひとつ魅力が感じにくいお店だと思いました。
と思ったら、880円は税抜き価格かよ。税込だと950円でした。この料理クオリティで950円は、正直、微妙に感じます。新規オープンからそれほど経っていないにもかかわらず、このお客さんの少なさが、ランチメニューそのものの内容および価格の魅力の薄さと、リピートにつながらないクオリティレベルを如実に表しているような気がします。
いったいいつまでお店がもつかと心配になりつつ、ごちそうさま。
![]() ピッツァ ペスカトーレ (24cm) |
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