エスカベッシェとラザニア＠ル・パリジャン（神楽坂ランチ）: every little thing in my life

2014/04/10

エスカベッシェとラザニア＠ル・パリジャン（神楽坂ランチ）

ぷらてーろの跡地に先週オープンしたばかりのPetit Paris（プチ・パリ）2号店、Le Parisien（ル・パリジャン）です。

ランチは1000円のワンプレートと、2コースで1500円の2種類。
最初なので、基本のワンプレートランチ「メニューミディ」を選びます。

ワンプレートの構成は、サラダ、前菜、メインで、内容は日替わりもしくは週替わり？
本日の前菜は白身魚のエスカベッシェ、メインはラザニアです。
輪切りにされた小さめのフランスパンが添えられます。

サラダには標準的なフレンチドレッシングがかかっていますが、プチ・パリにくらべると酸が弱めです。個人的にはこのくらいのほうが好みです。

エスカベッシェは魚が硬いなぁ。マリネだから身が締まっているのはいいのだけど、マリネにする前の段階でちょっと火を入れすぎだったんじゃないかと思います。酸を抑えめにした味付けは好みですが。

ラザニアはボリューム感マックスです。パスタ生地のあいだに大量の挽き肉とチーズ。タマネギ、キノコ、ズッキーニなども入っているようですが、挽き肉の主張する肉っぽさが圧倒してます。肉肉してて美味しい。トマトの酸がそれなりに効いているので最後まで飽きずに食べられますが、見た目以上におなかいっぱいになりました。

パンはまぁ、可もなく不可もなくでしょうか。

食後のドリンク。今日はちゃんとコーヒーがきました。
いくぶん粉っぽいニュアンスがあります。酸味が少なく、ほどよく苦く、そこそこ濃さもあって、悪くないです。
ただ、このカップはいかんなぁ。左手で持つことはまったく考慮されていない持ち手の形状です。その分、右手で持つにはとても持ちやすいのですが。

昨日はプチ・パリにいたノビルさん（オーナーさん）が今日はル・パリジャンにいて、思いがけず2日連続であうことになってしまいました。

同じ1000円ランチとしてはプチ・パリのほうがお得感がありますね。たとえばボン・グゥの1000円ランチとくらべても、お得感や楽しさで少し劣る印象です。まぁ、ル・パリジャンは気軽なビストロという設定のようなので、気軽感があるワンプレートはコンセプトにはあっていますね。ちゃんとおなかいっぱいにもなったし。

ホールのオペレーションがちょっと乱れ気味なのが少し気になりましたが、まだオープンしたてだからでしょうか。ホールスタッフが多すぎるんだな。ひとりでできることを複数人が時間差でやってて、効率悪いし、お客としてちょっと戸惑います。ひとりがコーヒーを持ってきたあとから少しして別の人が砂糖を持ってきたり、とか。

あと、空いたお皿を下げるタイミングがちょっと早すぎ。もう一呼吸おいてから下げてくれるといいのだけど、空いたとたんに下げていくので、なんだかすごく急かされている気になります。また、未使用のおしぼりやシュガースティックを、まだ飲食している途中なのにテーブルの横を通りがかったギャルソンがいきなり無言でテーブルから持ち去ったときは、少しびっくりしました。このあたりは改善したほうがいいんじゃないかなぁ。少なくとも本店のプチ・パリでは、こういう思いをしたことはないので。

まだまだこれからな感じが強いですが、長く続けていってもらいたいです。

ごちそうさま。

le parisien 神楽坂(オフィシャル)