鶏の治部煮@+81Restaurant(神楽坂)
以前に入ったときは、店づくりや雰囲気はしゃれてるけど料理はいたってふつうという印象で、あまり価値を感じなかった+81レストラン。1000円の日替わりランチが鶏の治部煮だというのでひさしぶりに入ってみました。今回はどうでしょうか。
お客さんはほかに誰もいない状態で、料理提供は15分ほど。ちょっとゆっくりめですかね。
治部煮には鶏のほかに海老や大根、ブロッコリーも入ってます。熱々のとろっでなかなか美味しいです。ちょっと塩が強い気もしますが、出汁の味もちゃんとするので大丈夫。
付け合わせは、サラダ、刺身、漬け物、味噌汁。
サラダはあまり酸が強くなく、治部煮がけっこう濃い味なので、ドレッシングはもう少しすっきりしててもよかったなと思います。トッピング?の蓮根チップスはカリッとしてて美味しかった。
刺身は貝とマグロの盛り合わせ。マグロがなぁ、口当たりは柔らかいのだけど、あんまり味がなくて、しかもけっこう筋がある。ちょっと残念な感じです。ツマにミョウガが入っていたのは美味しかった。
漬け物はセロリと大根、ニンジン、キュウリ。さわやかな中に、なんかハーブのような風味がしたような、しなかったような?
味噌汁は赤出汁。濃い。しょっぱい。治部煮と一緒に出すには味が強すぎる気がします。
自分が入店してから店を出る最後の瞬間まで、他のお客の入店はなし。ホールの外国人スタッフは、ご案内のときと料理提供のとき以外は客席を見にも来ず、最終下げのときにはお茶が半分以下になっていたのにも気づかず、当然のことながらお茶の継ぎ足しやおかわりも持ってくることはありませんでした。ついでに会計のときも、誰もホールを見てないのだから気づかれるはずもなく、レジと思われる場所付近でしばし立ちつくすことに。おまえら暇なんだからもっとちゃんと客席見ろよと思ってしまいました。
見栄えはよくしてるのに、いろんなところで、やっぱり見かけ倒しな印象が残っちゃうんだよな。微妙に残念なお店です。だからお客さんが誰も来なかったのだろうなとか思わせてしまうところも残念です。入れ物と味のバランス、入れ物とサービスのバランスがあまりよくないんでしょうね。それとも、やる気がないのか。だったらランチなんかやめちゃえばいいのに。飲食店としての基本的なことよりも、場所と入れ物からくる雰囲気に料金のうちのほとんどの価値が置かれているような、ある意味で神楽坂らしい店でした。これで1000円だったら、味扇の1000円のランチを食べにいけばよかったと思ってしまいました。
ごちそうさま。
+81 Restaurant(ハチイチレストラン)(オフィシャル)
とろりとタレがからんで美味鶏肉の治部煮180g×3袋 |
治部煮 |
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