鶏肉のフリットのトマトソース@ボン・グゥ(神楽坂)
以前ブルスカがあったところに3月16日の夜にオープンしたBon Gout(ボン・グゥ)。料理はフレンチの前菜だけというすてきな戦略のお店です。ランチもやるというので、さっそく入店。
店内はまだペンキのにおいが強く残っています。壁の色を塗り変えてあるけれど、造作はほぼブルスカの居抜きですね。天板が少し反り返ってしまったテーブルも使ってるし、階段のシートの一部はがれもブルスカのときのままです。
ランチは1種類で、ワンプレートにメインとガルニを盛り合わせるスタイル。本日のメインは鶏肉のフリットのトマトソースだそうです。スープとパンがついて1000円。パンはおかわりできるとのこと。ドリンクは別で、アルコールもソフトドリンクも1杯500円。
フレンチらしく、きれいに盛りつけられてきました。トマトソースはフリットにかかっているのではなく、フリットをトマトソースにくぐらせた感じですね。薄い衣がソースを吸って、トマトの酸とうまみがさわやかです。フリットだけど、とても軽い味わいで美味しいです。
ガルニは、細切りニンジンのヴィネグレットとグリルしたカボチャ、ボイルしたポテトのサラダ、それに生野菜。ヴィネグレットもポテトもとても美味しい。どれも非常に上品な味付けですね。
スープはカボチャのポタージュでした。これは自分にはちょっと甘すぎ。カボチャの甘さがフルパワーで出ていて、美味しいのだけど、好みとしては、もう少しミルクやブロードでのばしたほうが自分は好きかなぁ。
パンは自家製フォカッチャだそうです。ふわっとしてて、これも美味しいです。軽く温めて提供されます。
料理の味には満足ですが、ちょっと量が控えめですね。パンを1回おかわりしたけど、満腹感には至らない感じ。女性はこれでいいかもしれないけど、男性には分量面でのものたりなさが残りそうです。
その分パンを食べればいいのかもしれませんが、パンがなくなってもスタッフ側から「おかわりいかが?」の声がかかるわけでもなく(たまたまかもしれません。ほかにお客さんはいなかったので、忙しくて目が届かなかったわけではないと思うけど)、こちら側から請求なので、そう何度も声かけにくいよなぁと思います。その点Cogs Diningとかアズーリとかはおかわりしやすい雰囲気があってよかったなぁ。
味がよくて会社に近いのでまた来店はするだろうけど、分量と価格のバランス的な部分がもう少しパフォーマンスのいいものに改善されることを期待したいです。でないと、今後の料理ヴァリエーションがよほど魅力的でないと、そう頻繁に来たいという感じにはならないだろうな。ディナーメニューを見るかぎり、その気になればいろいろな料理内容をランチにも出せそうに思うので、ぜひ「1000円以下で美味しいフレンチを手軽に食べられるお店」になってほしいです。
ごちそうさま。
ボン・グゥ 神楽坂 bon gout kagurazaka(オフィシャル)
ボン・グゥ 神楽坂 フレンチ前菜食堂 - 神楽坂/フレンチ [食べログ]
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