« チャークェティオ@新東記(神楽坂) | トップページ | 福建麺(ホッケンミー)@新東記(神楽坂) »

2011/09/13

お魚御膳@うを匠 せん(神楽坂)


新しくできたお店です。「魚」を「晶」のように3つ並べた字で「せん」と読むらしい。
お昼の御膳は3種類。そのほかに会席も3種類ありますが、ちょっと高いのと、2名様からしか頼めません。
おひとり様でも頼める御膳のなかから、いちばん安い「お魚御膳」を注文。メインのお魚を、刺身か天ぷらか焼き魚か煮魚から選べて、1000円です。そのほかに釜あげシラスのサラダ、ざる豆腐、漬け物、ご飯、味噌汁がつきます。ご飯は、白いご飯か季節の炊き込みが選べます。本日の季節の炊き込みはキノコご飯だそうです。天ぷらとキノコご飯でお願いしました。


Cimg0006


Cimg0008


すごいたっぷりです。これだけの内容で1000円なら、かなりコスト・パフォーマンスが高いといえますね。
味は非常に薄味。京風というか、西日本スタイルの料理を出すお店のようなので、関東のように塩と砂糖と醤油をどっさり入れて甘辛真っ黒みたいな料理は出てきません。ただ、薄味は自分も好きなのでいいのですが、塩や醤油などが薄い分、出汁の味がしっかり感じられるかというと、そうでもないような。
ざる豆腐には豆腐用の出汁醤油が添えられています。これはうっすら醤油味で、ふだん美味しい豆腐にはなにもつけないか塩をほんの少しかけるだけの自分にも好ましいくらいの味の濃さでした。
天ぷらには当然のように天ぷら用のつゆが添えられるのですが、これはほとんど味がしない。つゆだけなめるとうっすら出汁の味がする程度で、天ぷらにつけたら味が消えちゃうというか、天ぷらのほうにぜんぜん味の変化を感じないというか。大根おろし入れたらもう大根おろしの味ばっかりになっちゃいました。これだと天ぷらがぜんぜん締まらないので、天つゆのあとに豆腐用の出汁醤油を少しつけて食べました。
味噌汁は赤出汁のシジミ汁。これもとても薄味で、赤味噌の味は非常にやさしくやわらかくていいけれど、その分シジミの出汁がもっとしっかり感じられるほうが自分は好み。
キノコご飯も薄味で、塩気はごくわずかに感じられる程度。キノコの香りと風味がほんわかとご飯全体に漂ってて、これはけっこう自分好みです。

全体に非常に薄味で、というより出汁味も含めて味が薄くて、比較的薄味が好きな自分ですが少し物足りないというか、もう少し味の輪郭が感じられるほうが好きだなと思いました。自分の未熟で鈍感な味覚で楽しむには、ちょっとばかし繊細すぎで上品すぎなのでしょう、きっと。

ごちそうさま。

うを匠 せん 神楽坂店(オフィシャル)



本格的きのこの炊き込みご飯セット

本格的きのこの炊き込みご飯セット
価格:398円(税込、送料別)

|

« チャークェティオ@新東記(神楽坂) | トップページ | 福建麺(ホッケンミー)@新東記(神楽坂) »

グルメ・クッキング」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: お魚御膳@うを匠 せん(神楽坂):

« チャークェティオ@新東記(神楽坂) | トップページ | 福建麺(ホッケンミー)@新東記(神楽坂) »