とんてきガーリック定食@楽日庵(神楽坂)
市ヶ谷経済新聞で存在を知ったお店。「らびあん」と読むらしい。最近できたばかりなのかな。
ランチは3種類。日替わりかどうかはわかりません。炊き込みご飯と野菜のスープも美味しそうだったけど、今回はとりあえずとんてきガーリック定食にしてみます。たぶん、豚ロースかなにかのガーリックソテーでしょう。850円。
豚肉の下にたっぷりもやし。火の入れ具合が上手で、肉はふんわり、もやしはシャキッと仕上がっています。
メインのほかに、サラダ、小鉢(油揚げとこんにゃく、白菜の煮物)、漬け物、味噌汁がついてました。
味はいいと思うし、料金も良心的だと思います。接客も感じいいし。
ただね、この料理提供のしかたは、もう一段階踏み込んで考えてもいいかもしれません。だってね、めんどくさい。
肉はカットされずに山盛りモヤシの上に載せて提供されてます。ということは、食べるときにはフォークとナイフで切る必要がある。そのときにまず、お皿がそれほど大きくないのでモヤシの上で切るしかなく、切りづらい。モヤシはみでるよ。
モヤシの動向に注意を払いながら肉を一口大に切ったら、そのままフォークで口に運ぶ。ここまではいいのだけど、さてお肉を食べたらご飯を一口食べて味噌汁もちょっと飲みましょう――と思ったら、ご飯が普通にご飯茶碗に盛られてる。フォークじゃすごく食べづらい。味噌汁ももちろん味噌汁茶碗に入ってる。フォークじゃ具をすくいづらい。だから両手に持ったナイフとフォークを置いて、箸に持ち替えなきゃいけない。
ご飯とみそ汁で口をニュートラルにし、それではまた肉に――、ここでまた箸を置いてナイフとフォークに持ち替えて肉を切る。切った肉を食べたら箸に持ち替えてご飯を食べる。この繰り返し。あぁめんどくさい。
切っていない肉を出すということは、食べるときに食べる分だけ切って食べろというお店からのメッセージ。だから、最初に肉をぜんぶ一口大に切り分けてしまうなんていう品の悪い食べ方はしたくない。したがって、ナイフとフォークで食事をすることが必須。
ところがメインである肉以外は和食器に盛られていて、それはつまり箸を使って食べろというお店からのメッセージ。ひとつのお膳で食事方法について方向の違う2種類のメッセージが発せられていて、だから混乱するし、めんどくさいんですよ。
箸で食べてほしいなら、最初から肉を1センチ幅くらいにカットした状態で提供するほうがいい。
ナイフとフォークで食べてほしいなら、ライスは平皿に、味噌汁はスープカップにでも入れて提供するほうがいい。
そのあたりんとこ、もう一歩踏み込んで提供方法を考えてみると、もっといい感じのお店になるんじゃないかなと思います。
cafe'楽日庵 - 飯田橋/カフェ [食べログ]
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コメント
私も市ヶ谷経済新聞で見つけて思わずツイートしてしまったのですが、もあさんの記事といい食べログの記事といいちょっとビミョー。私はまずモーニングに行きたいなと思ってます。
投稿: 三毛猫 | 2011/03/11 09:49
悪い店じゃないと思うんだけど、ちょっと凝ったコンセプトを見せようとしてるわりにはあちこちツメが甘いんでしょうね、きっと。がんばってほしいです。
投稿: もあ | 2011/03/12 13:32
blogに関係のないコメントですが、
今回の地震では被害はありませんでしたか?
東京や千葉、横浜でもかなりのゆれがあったようなので心配しています。
投稿: Keiko | 2011/03/13 06:30
Keikoさん、ご心配ありがとう。
幸いなことに、勤務先も自宅も本棚の本などが多少落ちたくらいで、大きな被害はありませんでした。
いまもまだ日に何度も余震があるので、なかなか安心はできませんが、少なくとも個人レベルでは、ほぼ日常生活に戻れています。
投稿: もあ | 2011/03/13 11:47