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2011/01/09

かたみ歌


「世にも奇妙な物語」でドラマ化された「栞の恋」の原作が読みたくて。
朱川湊人という作家のことは知らなかったし、この人の作品を読むのも初めて。

物語自体はなかなか魅力的に感じる作品もあったのだけど、文体というか、表現のしかたや言葉の選び方とかが自分に合わないようで、気持ちを乗せられない。だから好きになれなかった。
収録された作品の中ではやはり『栞の恋』が素敵だったけど、原作よりもドラマ版のほうが良いと感じてしまった。

こういう露骨に昭和ノスタルジーを武器にしたような作品って、やっぱり合わないんだな。
自分は昭和にノスタルジーなんて感じない。
舞台や背景に昭和ノスタルジーがないと成立しないような「良さ」には感情移入できない。
テーマの選び方自体は悪くないのに文体の合わなさと露骨な昭和ノスタルジー表現が物語を味わうことを阻害した残念な作品集だった。自分にとっては。


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