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2010/06/29

鯵の天麩羅とお刺身御膳@凛と(神楽坂)


暑いです。こう暑いとなにを食べたらいいかわかりません。しばらくさまよった末、凛とに入店。本日のおすすめの鯵の天麩羅とお刺身御膳を注文。850円です。

前回来たときもそうでしたが、今日も営業がパンク気味のようです。先に入店してた左隣の席のおじさんがさっきから何度も時計を見てます。あとから来て右隣に座ったお客さんが調理場の人に「早くできるのはどれ?」とたずねたのに対し「どれも時間がかかっちゃいます、いまお客さんが一気に入っちゃったし、ご注文いただいた順番に出してますから」と答えてます。それを受けてお客さん、「なら海鮮丼でいいや」と応じてます。

などと書いてるあいだに10分ほど経ったのですが、まだ料理がぜんぜん注文数に追いついてないのが明らかです。優れた調理場って、調理人の動きに無駄がなくて美しいものですが、なんかここの調理場はもたもたしてるし美しくないのだよな。ホールも相変わらずばたばただし。左隣のおじさん、だいぶいらいらしてます。こわいよ。

20分ほど経ちました。そろそろめどが立ってきたかな。厨房内で天麩羅が大量に揚がってます。あんなところに置き去りにしたら天麩羅がどんどん冷めちゃうよ。なんか手際が悪いなぁ。厨房内のふたりの作業分担とかがあまり明確じゃなさそうなのがカウンターから丸見えです。板さんが「海鮮丼の丼持ってきてー」とか叫んでます。なんとなく嫌な予感。もしやそれ、自分よりあとに入店してきた右隣のおじさんの海鮮丼だったりしないよね。いや、それはそれでもいいのだけど、もしかしてあそこに放置されてる天麩羅って、おいらの天麩羅? てゆうか、さっきからイライラしっぱなしの左隣のおじさんの料理を早く出してあげてー。

そして厨房の板前さんがホールの兄ちゃんに声をかけます。
「これ、カウンター5番さん」
そして兄ちゃんの手には海鮮丼が。そしてやっぱりその海鮮丼は自分よりあとに入店した右隣のおじさんの前へ!

「こっちのが先だろ! いい加減にしろよ!!!」

あぁ。左隣のおじさん、切れちゃったよ。そうだよねぇ。このおじさん、たぶん30分くらい待ってる。しかもさっき板さんが「注文順に出してる」っていってたばかりだし。

それからすぐ、左のおじさんの料理と自分の料理が運ばれてきました。やっぱりさっきまであそこに放置されてた天麩羅はうちらのでした。海鮮丼盛りつける前に揚げたての熱々の天麩羅をさっさと盛りつけて出してほしかった。セットの刺身を切る際についでに海鮮丼用の刺身も切って、その流れでうっかり海鮮丼を先に完成させちゃったんだろうな、きっと。


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そんなこんながありながら出てきたのがこれ。ここね、味は悪くないです。天麩羅も、少し冷めかけてるけどカリッと揚がってます。天つゆはついてこず、レモンと抹茶塩で食べるスタイルです。お刺身も悪くない味ですし、豆腐も卵焼きもその他もろもろ、850円ではもったいないくらいの内容です。

でもねぇ。左のおじさんは怒って無言でがつがつ食べて不機嫌そうにさっさと帰って行きました。ていうか、もうすぐ昼休み終わっちゃう。右のおじさんはなにも悪いことしてないけど、自分の料理のせいで店内の雰囲気が悪くなっちゃったわけで、楽しいランチタイムは過ごせなかったよな、きっと。

店内が満席になったあとも何組かのお客さんが来店し、その都度「いまいっぱいなんで、お待ちいただくようになります」とスタッフが伝えていたのだけど、その中に一組、おそらく中国人の4人組がいました。日本語がカタコトで、満席といわれてもよくわからなかったようで、ずっと入口のところで店員の応対を待ってる。グループの中の一人が「Can you speak English?」と店員に聞き、聞かれた店員は日本語で「あ、英語わからないです」と答え、他の店員に助けを求めたけど、誰もフォローしない。そのうちホールの若い兄ちゃんがこんなことを言い放った。

「いいよ、あそこで待たせておけば」

この店、すごくダメな店だなと思った瞬間。さすがに厨房の年配の板さんが片言の単語の羅列で「いま、席がない」ことを伝え、なんとか理解してもらったけど、あの場面で他の日本人客がいる場所で平気でああいうことがいえる店員がいる時点で、この店だめだな。

厨房、ホール、会計込みで3人で営業してて、明らかにキャパに対して人員数が足りないうえ、あの人数でランチを回すにはメニューの内容が複雑すぎるし品目も多すぎる。しかも作業動線もめちゃめちゃ効率が悪い感じ。こういうお店はランチをやっちゃいけないと思う。サラリーマンの「昼食休みの1時間」がどれだけ大切なものかを真剣に考えるなら、あんなオペレーションでランチ営業をしちゃダメなんですよ。人員を増やすか、あの人員で回せるキャパにまで座敷席の一部をクローズするとかしないと、あの体制では、メニュー内容と料金の魅力にひかれて入店し店内で不愉快もしくは残念な気持ちになって帰ることになるお客さんがあとを絶たないだろうな。

料理内容と料金は魅力的なのに、本当に残念。2回行って2回とも「料理以外の部分が残念」という印象が強く残ったので、やっぱりここは残念な店で決定ということでいいでしょう。今後も「残念な思いをしてもいいから、そこそこ時間に余裕があって、比較的安い料金で比較的美味しいものが食べたいとき」にだけ選択肢に入れることにしようと思います。

ぐるなび - 個室居酒屋 和菜一献 神楽坂 凛と
横濱赤ずきん アラ煮と刺身御膳@神楽坂 凛と
東京ランチ紀行: 【凛と】お刺身とアラ煮御前/800円

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コメント

思わず記事に読み入ってしまいました。私もかつて土日のファミレスディナータイムに従事してました。現場の管理者は現状見てるんですかね?自分の料理が遅いのもやだけど、他の人がキレるのを見るのもやーな気分です。「あの人いつキレるか?」ってドキドキするんです。この調子だとレードルの洗礼(間接キス)もまだ健在だな。

投稿: 三毛猫 | 2010/06/29 09:09

「左隣りのおじさん」にドキドキしてしまいました。

久しぶりに小丸と遊んでみました。
「丼ほしい?」と言われたので、「はい」と答えました。
彼は「私の丼物好き」を見抜いていますね。


それにしても「サラリーマンの「昼食休みの1時間」がどれだけ大切なものか」ということは、説いても説き切れませんよね。

投稿: | 2010/06/29 21:47

外で食事をすると、残念な店の残念な仕事や、残念なお客の残念な振る舞いに遭遇し、せっかくの食事タイムなのに残念な気持ちになることが少なくないので、あまり外食したくないと思う気持ちが年々強くなってきてます。

投稿: もあ | 2010/06/30 08:37

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