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2009年1月11日 - 2009年1月17日

2009/01/16

エビコルマカレー&豚かたまり肉ジンジャーカレー@はじめの一っぽ(神楽坂)

夜はニンニクをメインにした創作料理を出している「はじめの一っぽ(HAJIME NO IPPO)」ですが、ランチではカレー屋さんになってます。


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5種類のカレーの中からお好みの2種類を盛り合わせで注文するスタイルです。


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まずはスープが出されます。小さくカットされた野菜となにかの穀物が入った野菜のスープで、けっこう辛いです。ラッサムスープというらしい。ガスパチョに辛味を効かせて温かくしたような感じ? それよりか、毘沙門天のわきにあるトルコ料理店のソフラでランチの最初に出てくるスープに似てるかな。


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メインのカレー。お皿の真ん中に盛られたご飯で仕切られて、左右に二種類のカレーが乗せられます。今回はエビコルマカレー(小辛)&豚かたまり肉ジンジャーカレー(辛口)のコンビネーションでお願いしました。手前の温泉卵は無料トッピングです。いちおう、インド風? 小麦粉を使わず、スパイスだけでさらっと仕上げるタイプのようです。しかし、あまりスパイスの風味はしないな。
エビコルマはほんのりエビの出汁があと口に感じられますが、よくできたインドカレーにはある複雑さや重層感はなし。日本のインドカレーにありがちな、塩の弱い味付けで、小辛となっているように辛さもほとんどないので、エッジもパンチも弱いぼんやりした味になってます。
豚のジンジャーカレーのほうは名前のとおり生姜の味が突出して強く、それはそれで個性ともいえるけれど、それを支える周囲のスパイス風味が弱いため、ちょっとバランスを欠いた感じ。辛口というほどではないですが辛さはほどよく、辛さと生姜の二大勢力で味を支配している印象です。豚肉は文字どおり塊がごろんと入っていますが、思ったよりも硬くぱさぱさで、中まで味が染みてもいないので、小さくほぐしてカレーをたっぷりからめて食べないと肉単体ではあまり美味しくないです。これだったら固まりではなくもっと小さなカットにしてカレーと一緒にきちんと煮込んだほうがよかったんじゃないかしら。

インドカレー風ではあるけれどスパイス使用量の不足と塩の弱さがいかにも日本のインドカレーといった感じ。さらっと癖がなく食べやすいともいえますが、自分としては味に物足りなさを感じます。けっきょく最初に出されたスープがいちばん辛く、そのあとのカレーの味を覆い隠してしまったのもメニューの構成としてどうよとも思う。スープと二種類のカレー、それにテーブルにはフリーの漬物があって、880円という売価はリーズナブルだけど、せっかくインド風のカレーを食べるならここではなくムンバイかディップマハルにいくな自分は、と思いました。

にんにく料理はじめの一っぽ
神楽坂ランチ 覆面調査ガイド – はじめの一っぽ
今日は何食べた? | 2種の味を楽しめるカレー「HAJIMENO IPPO」



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2009/01/15

エスカベッシェとかキターラとか黄金焼きとか@ステファノ(神楽坂)

美味しいものを食べて「美味しい」といえるだけで、生きていくのに充分。
最近の気に入りの言葉です。
そんなわけで今週も美味しいステファノのランチ・メニューから。


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アンティパストは「魚介のエスカベッシュ盛り合わせ(Composizione di pesce marinato in saor)」。イカ、ホタテ、イワシ(だったかな)の3種類のエスカベッシェが盛り合わさっています。
素材を揚げたあとヴィネガーでマリネしてあるわけですが、3種類とも使っているヴィネガーが違うという工夫がされてます。イカは一般的な白ワイン・ヴィネガー、イワシはバルサミコに似た風味のあるシェリー・ヴィネガー、そしてホタテは蜂蜜レモンを使ってるそうな。
イカはおなじみの味で安心して食べられるし、イワシはシェリー・ヴィネガーのコクのある酸味が素材の味の強さといいバランス。でもやっぱりおもしろいのは蜂蜜レモン。甘酸っぱい味わいのあとに蜂蜜の風味がふんわりと口の中に広がります。
むふっ、美味しいわ。違う素材を盛り合わせるだけでなく、マリネ液自体もヴァリエーションを持たせて盛り合わせるところが、さすがです。満足度の高い一皿。


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プリモは「手打ちキターラ フレッシュマグロとケッパー、タマネギのソース(Chitarra al tonno fresco, acciughe, capperi e copolla)」をチョイス。びろ~んと板状に延ばしたパスタ生地をギター(Chitarra)の弦みたいに糸(針金?)を張った道具で型抜きするんだったかな。だから、キターラ。デ・チェッコのキターラとかは麺の断面が思いっきり真四角ですが、ステファノのは手打ちだからか、ほんのり丸みを帯びてます。太さも、デ・チェッコのより少し太いか。これがもっと太くなって断面まん丸になるとビゴリっぽい感じです。
サイコロ状にカットされたマグロがたっぷり。なんか、マグロを大量に消費しなくてはいけない事情がお店側に発生したとか、しないとか(^^;)。にしても、こんなに使っちゃって原価計算だいじょうぶ?とか思っちゃいます。ていねいに炒められた玉ねぎの甘い風味とケッパーのさわやかさもよいハーモニー。イタリア語の料理名にはアンチョビ(acciughe)の文字も見えるけど、アンチョビ風味はとくに感じませんでした。


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セコンドは「本日の白身魚の黄金焼き レンズ豆の煮込み添え(Trancia di pesce dorato alla salvia con lenticchie stufate)」をチョイス。昨日の魚、なんていってたかなぁ。名前を教えてもらったのだけど、忘れてしまいました。よく聞く種類の魚の一種なんだけど、その名前自体はあんまり聞いたことない、みたいな。たとえば、マグロの一種なんだけど名前は「しましま三本マグロ」みたいな(そんなマグロはいません。たぶん)。
ところで黄金焼きってなんだ? 味噌づけして黄色っぽい色がついた白身魚を焼くのか? そりゃ西京焼きか? などと思いつつ待っていたところに出てきたのは、これでした。おぉ、いわゆるピカタね。白身魚のピカタ。やっほほ。あたしゃピカタって好きなんです。めんどくさいので最近はあまりつくらなくなったけど、以前はよく家でもつくってた。ほとんどは豚肉か鶏肉のピカタだったけど。んでも白身魚も美味しいね。衣?の卵に少し風味がつけてあるのかな。カリッと焼き上げられた表面と中の魚&卵のふんわり感の対比もいいし、卵と魚の甘い風味もいいハーモニー。白身魚のピカタ、今度うちでもつくろう。
そんでもって、下にはレンズ豆。レンズ豆ってなんか、すごくヨーロッパぽいよね。自宅ではまず食べない食材。だから、レストランで出てくると嬉しい。素朴な味で美味しいワン。

途中で厨房のTさんから小さなコロッケひとつの差し入れ?があったこともあり、今回もおなかいっぱいです。そんなわけでドルチェはキャンセルし、食後酒にチェンジ。甘口のマルサラ酒があったので、それをいただきました。実はマルサラって、そのままで飲むのは初めて。料理のソースとかに使われてるのは何度か口にしてるんだけどね。でも、そのまま飲んでも充分に美味しいじゃない。ポート・ワインや甘口のシェリーをさらっとさせた感じかしら。けっこう気に入りました。また飲もう。

あぁ、こうして美味しい料理を毎週食べられる生活をいつまで続けられるかなぁ。あと数か月もないかもしれないなぁ。マジで。でもいまはまだ食べられることを感謝しつつ、ごちそうさまでした。


イタリアンレストラン ステファノ 東京・神楽坂 / ristorante stefano
神楽坂のをと ―ステファノ vol.7 ランチタイム
神楽坂 「Ristorante STEFANO 」 リストランテ ステファノ - Snowmint
リストランテ ステファノ KAGURAZAKA – 神楽坂ランチ 覆面調査ガイド
every little thing in my life : プリンとパスタと仔牛の煮込み@ステファノ(神楽坂)



Colavita社 レストラン用パスタ 「アッラ・キターラ」


レンズ豆便利な200gタイプ


タルガ マルサラ・スペリオーレ リゼルバ[1998] フローリオ

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2009/01/13

週末映画


■サイレントヒル■
テレビ地上波で。う~ん、雰囲気はあるんだけど、ストーリーとかはなんだかなぁ。悪霊ものというか、善と悪との戦いふうでありながら実は悪と悪の戦いというか、そこにパラレルワールドを持ちこんで複雑にしたけど、最終的には「母は強し」というけっこうシンプルな収束のさせ方というか。でもけっきょく彼女らは元の世界に戻ってこれなかったんだよね。向こうに渡ってしまったいきさつというか方法もなんだか曖昧で、どうしたもんかなぁという感じでした。

  


■叫■
う~ん、雰囲気はあるんだけど、ストーリーとかはなんだかなぁ2。憑き物系ですね。にしても、憑く理由が弱いと思うし、海水による溺死他殺である理由も弱いし、憑かれた側が犯行せずにいられなくなる理由も弱い。悪霊と化した赤い服の女の動きなんて、怖いというよりはコミカルでしたよ。いきなりムンクの「叫び」風に両頬を押さえて出てきたり(ムンクの「叫び」は叫び声を聞かないように両耳を手で覆っているんだけどね)、空中に浮かんだ状態で人形歩きで進んだり。空飛んでっちゃうのもヴィジュアル的に変だし。せっかく線の細いきれいな女優を使うんだから、もっと病的な不気味さを内面から感じさせてほしかったわ。そんでもって、最後はなに? けっきょく誰もいなくなった? 逆恨み強すぎ。

  


■ゴシカ■
テレビ地上波で。初めて観る映画かなと思ったら、以前にも観たことがあったことに、映画が始まってすぐに気づいた。でも、結末は終盤にくるまで思い出せず。そうそう、そうでした。ゴーストストーリーと憑き物系で着飾った変態系でしたね。しかし、主人公の女性医師も、そのヘルパー的役割の男性医師も、とても有能な医師とは思えない行動だらけ。そういう状態でそういうことを話せば医者は信じてくれないことをあんたがいちばんよく知ってるだろうに。多少混乱していていも途中で話を遮ることなく一通り最後まで話させてみるってのは心療内科系の医師として基本のことじゃないんだろうか。この二人が最初からきちんと冷静に自分たちの知識と経験を現実に照らし合わせながらディスカッションしていたら、こんなに騒がしいことにならなかったんじゃないかと思ってしまった。

  


■悪夢探偵■
う~ん、雰囲気はあるんだけどストーリーとかはなんだかなぁ3。なにがダメって、主役の女性刑事の芝居がいちばんダメですね。へたくそにもほどがある。どう見たってエリートキャリアの切れ者には見えず、「現場経験は皆無」という部分にしかリアリティを感じない。これはミスキャストでしょう。悪夢探偵のほうも、べつに探偵じゃないし。夢と現実がリンクすることにもあまり現実味を感じないし、最初の悪夢経由の遠隔殺人もその原因とか理由とか希薄だし、だからその後の連続遠隔殺人も説得力を感じず。夢に入ってなんとかするっていうアイデア自体はおもしろそうなのに、それをうまく活用して物語を上手に広げられなかった感じがする。

  


■悪魔の手毬唄■
テレビ地上波で。稲垣吾郎が金田一耕介を演じるテレビシリーズの最新作だそうだ。うーん、レトロな雰囲気をつくりこもうという意欲は見えるけど、それがいい方向に作用してるとは思いにくいなぁ。大正浪漫的にはならず、中途半端な古臭さと中途半端なコミカルさの入り混じりになってしまった感じがする。ストーリーも、大枠は過去の映画や2時間ドラマと同じなんだけど、事件解決につながるアイテムの出し方や出す位置がだいぶ大胆にアレンジされていて、金田一さんがあまり苦労することなく核心に近づけちゃってる。その一方で登場人物の行動の意味や理由を裏付ける細かなアイテムやシーンも大胆に省いちゃってるので、行動が唐突に見えちゃうし、その唐突さを説明口調の台詞で説明する必要ができちゃったりと、流れを悪くしちゃってるよなぁ。なんだか、これまで観たことのある映像版のなかでももっとも残念な「悪魔の手毬唄」だった。

  


■デストラップ・死の罠■
これはすごい。劇の脚本を書いているという劇の脚本を書いている人を主人公にした劇。もともとは舞台用の作品らしく、そういわれるととても舞台っぽいというか、箱庭っぽい。少ない登場人物と固定された場の中で、重層的で奥行きのある物語構成になっている。劇中で登場人物の脚本家が口にする「大衆にウケる脚本のポイント」がこの物語自体にも活用されていて、最後は「やられた」という感じになる。これ、原作はアイラ・レヴィンなんですね、『ローズマリーの赤ちゃん』『ブラジルから来た少年』『ステップフォード・ワイフ』などの。すげー。

  

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もあもほしいかな(BlogPet)

小丸はプッタネスカがほしいな。
もあもほしいかな?

*このエントリは、ブログペットの「小丸」が書きました。

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