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2009/12/24

■休日舞台■ おしゃべりなレストラン

毎年12月に20年間、青山円形劇場で行なわれてきた『ア・ラ・カルト』が昨年で一区切りとなり、今年は『おしゃべりなレストラン ~ア・ラ・カルト リニューアルオープン 準備中~』と題し、これまでとは少し違ったものになりました。

「違い」の中でいちばん大きいのは、やはりオーナー役の白井晃さんとギャルソン役の陰山泰さんが抜けたこと。キャラの濃い、個性の強い役者がふたり抜けた分、高泉淳子さんが場の空気をつくる役を一身に背負っていて、その意味ではヴァラエティ感は少し薄まったと感じます。

白井さん、陰山さんの後任?としてギャルソン役で登場したふたりのパントマイマー、山本光洋さんと本多愛也さんも頑張っていたけれど、まだまだ自分の個性を発揮できていないというか、長い年月を経て熟成された「ア・ラ・カルト」という舞台の中での役割や立ち位置が定まっていない感じです。前任のオーナー&ギャルソンが、その芝居や役柄が非常にクセの強いものだったので、よけいに薄い感じがしてしまうのは否めません。

それでも、やはり観にいってよかった。出演者が変わって、少し小粒な感じにはなったけれど、「ア・ラ・カルト」らしさはきちんと残っていました。山本さんと本多さんが来年以降の「新ア・ラ・カルト」にもそのまま出続けるのかはわかりませんが、もしレギュラーとして定着するなら、彼らならではの味わいももっと出てくるでしょうし、レギュラー3人&ゲストとの連携もさらにこなれてくるでしょう。それを観てみたいと思わせるに充分な「~準備中~」だったと感じます。

そして、昨日のゲストの篠井英介さん。この人、一度ナマで観てみたかったんだ。舞台に立つともう、ひとりだけオーラが違う。なんというか、上品な空気が彼を包み込んでいるように見えます。声も美しいし、手の綺麗さには少しびっくりしました。舞台上で台本を渡されて突然「芝居」をすることになる……という設定が、ほんとうに「その場で芝居を始めた」なのか、「その場で芝居を始めた芝居」として練習されたものなのかは判然としませんが、一瞬で引き込まれました。やはり上手だな。今度は篠井さんがメインの、べつの舞台もぜひ観てみたい。

レストランを舞台としたショート・ショートで今年もじんわりとやさしくあたたかな気持ちにさせてくれた『おしゃべりなレストラン』が来年、どんな『新ア・ラ・カルト』へと変わっているのか、とても楽しみです。

そうそう。丸刈り頭でギャルソンをする山本光洋さんを見ていたら、三田のコート・ドールにすごくいきたくなってしまった。丸刈り頭の愛すべきソムリエ・大園さんを思い出してしまって。あぁ、大園さんのところでワイン飲んでフレンチ食べたい!

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登場するの?

投稿: BlogPetの小丸 | 2009/12/24 14:27

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