【休日コミック】 最終兵器彼女
あまりに荒唐無稽な設定に困惑しつつ...
だめだ。いくどとなく涙ぐんでしまった。
設定がありえなければありえないほど切なく刺さる、
正直で純粋で不器用な少年と少女の恋物語。
そのまっとうさが、めちゃくちゃな舞台設定のうえで、
強烈なコントラストとなっている。
哀しく、切なく、未来のない、
だけど、想う心は、強く熱い想う心は、
たしかにあった、
ただそれだけを胸に抱き、
朽ち果てていくなかに永遠をつむぐ。
ごめんね、ごめんなさい、というたびに、
それをいう心の痛みが伝わり、胸を締め付ける。
ごめんね。
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