ローストポークとかパスタや牛肉のロールとか@ステファノ(神楽坂)
リストランテ・ステファノの、今週のランチコースから。
アンティパストは「豚ロースのスモーク ナスの冷製パルミジャーナ添え(Lonza di maiale affumicata su parmigiana fredda)」をチョイス。だってステファノさんが「これ、めっちゃ美味しいよ。一皿全部、私が食べたい」とかいうんだもん。
メニューではスモークとなっているけれど、つまりはローストポーク。ほどよい塩味で、うまみ凝縮だけどさっぱりした味わい。絶品です。
ポークの下にナスの冷製パルミジャーナ。スパイシーなカポナータですね。ほんのりピリ辛で、ポークの甘みといい相性です。
まわりにはルコラのサラダ。ルッコラの上からバルサミコが少しかかっています。これはシェフがテーブル出かけてくれました。「ルコラの上だけね。ポークさんにかかると、ポークさんの味が消えちゃうから」とかいいながらかけてくれるシェフってば、かわいい。
プリモは「パスタの野菜ロール(Rotolo di pasta alle verdure)」をチョイス。冷製タリオリーニも美味しそうだったのだけど、昨日は寒かったからね、けっこう。なので、温かいものをということで、これにしました。
ズッキーニ、パプリカ、ニンジン、バジリコが幅の広いパスタで巻かれて、焼いてあります。ぐるぐる。ガルニはニンジン、ズッキーニ、アスパラ、青梗菜。パプリカをベースにしたピュレがソースになってます。ロールもソースも野菜のうまみたっぷりでっせ。
セコンドは「牛肉のグリル ルコラのロール(Battuta di manzo con rucola)」をチョイス。今日のぐるぐる第2弾です。ぐるぐるのなかにはルコラのほかに、グラーナパダーノも入ってます。ほんのり赤みを残した牛肉はとても柔らかくジューシーに焼かれています。ルコラのほろにが味が、肉とチーズのうまみといい相性です。
ガルニは、キャベツのミルク煮と、香草入りのパン粉を乗せたトマトのオーブン焼き。どちらも甘みがとっても強い。キャベツの甘みとミルクの甘みが凝縮。トマトのほうは、もしかして蜂蜜がかかってる?と思うくらいの甘み。でもシェフにきいたら、なにもかけてないって。とても状態のいいフルーツトマトが手に入ったので、それにパン粉を乗せて焼いただけ、ナチュラルだよ、といってました。すごい。
ドルチェはキャンセルして、食後酒にサンブーカを。ひさしぶりだな、サンブーカ。サンブーカやアマーロをちびちびなめながらエスプレッソを飲むのがあたしゃ好きです。
むほほ。今週も美味しかった。ごちそうさま。
イタリアンレストラン ステファノ 東京・神楽坂 / ristorante stefano
神楽坂のをと ―ステファノ vol.11 ランチタイム
HarleyFreak : 神楽坂 ・ リストランテステファノ 2-1
every little thing in my life:メカジキのスモークとか魚のフェットチーネとか自家製ソーセージとか@ステファノ( 神楽坂)
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コメント
ステファノづいてますねぇ。
よほどお気に入りなのね。
イタリアのもので苦手なのはサンブーカに始まるアニスのお酒。
他のお酒は好きなんですが。
ステファノさんは日本語も上手なのかな?
投稿: Keiko | 2009/05/29 21:50
ステファノはね、裏切らないんですよ。飲食店として当たり前のことを、きちんと当たり前にやろうと努力してる。できるだけ美味しい料理を、できるだけ美味しい状態のままで、できるだけジャストのタイミングで、しかも、できるだけ納得のいく値段で提供する。すごく当たり前なんだけど、実はそれができていない、きちんと意識していないお店がね、すごく多いですから。だから自分はステファノさんの店が好きなんです。
ちなみにステファノさん、日本語も英語も上手ですよ。日本に来る前はイギリス(だったかな)で働いてましたし、奥さんは日本人だし。
投稿: もあ | 2009/06/02 09:48