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2009/03/09

週末映画&ドラマ


■ボルベール(帰郷)■
ペドロ・アルモドバル監督作品って、どうも自分とはあまり相性がよくないようで、この映画も、なんかいまいち。あの人数とあの程度の準備であれだけ人の入るレストランの営業ができるはずないしとか思い始めると、ほかも全部がうそっぽく見えてきちゃう。観終わって残った印象は、ペネロペ・クルスはやっぱりすっごく綺麗だということくらい。同じように変態ロリコン男に引っ掛かり、同じように人殺しで、同じようにそれを隠しているというダメ母娘のお話。

  


■ドライビング Miss デイジー■
モーガン・フリーマンはすごいなぁ。最初の登場シーンからそこそこの老人役なのだけど、ドラマの中で5年、10年、20年と時間が過ぎるにつれて、ちゃんとその時間経過に見合った「より老人」になっていく。見た目は大きく変わらないのに、動きでちゃんと老人具合の違いを表現してて、やはりうまいよなぁ。じんわりとした哀しみと優しさとあたたかさが感じられる、地味だけどいい映画だった。

  


■包帯クラブ■
若いな。うん。気持ちはわからんでもない。しかし、包帯巻きっぱなしにしちゃダメでしょ。写真撮ったら原状復帰しないと。そこに気づかないところ、気がつこうともしないところが若いや。その若さがもろさとうまくリンクしてて、見たあとの印象はすがすがしい感じですな。石原さとみはいい感じに芝居してましたね。しかし自分は貫地谷しほりがどうも駄目だ。この映画に限らず、自分が観たことのある貫地谷しほり出演作(テレビ含む)でも、貫地谷しほりが演じる役がどれも自分に合わないというか、見ててイライラするというか、ちょっとムカつくというか。貫地谷しほり本人が悪いわけではないのだろうけれど、なんであんな役ばっかなのかな、この人は。

  


■愛してる、愛してない...■
劇場で観たときも思ったのだけど、これって裏『アメリ』だよね。『アメリ』では洒落た映像や音楽などに気を取られてうっかりスルーしがちだけど、アメリがやっていた行動そのものにフォーカスを当てれば、この映画でのアンジェリークとたいして違いはない。『アメリ』からつながるかのようなラブストーリーもどきの前半から一転して、個々の言動の異常性に焦点が当たり真のストーリーが解明されていく後半。この展開の鮮やかさ、ギャップが素晴らしい。ちゃんと前半が伏線になってるし。エンディングも強烈。でも、異常性をおしゃれ感覚で包んだ『アメリ』よりも気持ち悪くはないな。

  


■やじきた道中 てれすこ■
柄本明が怪演。この人、やっぱり凄いや。中村勘三郎よりも存在感がある。そして、小泉今日子。柄本明、中村勘三郎と一緒でも沈まずにきちんと主張を感じさせるところがさすがですな。ストーリー自体は落語のネタをいくつかからませつつ進むゆるいもので、どうってことないですが、主演三人による不思議なコントラストの芝居で最後まで楽しく観られる。オープニング曲の邦楽アレンジ版ラプソディ・イン・ブルーが素晴らしい。

  


■王様のレストラン■
文句なくおもしろい。飲食店を舞台にしたドラマはいくつもあるけれど、やはりこれはひとつの基本だし、基準ですね。個人的には、物語がお店の中の人だけで終わっているのが少し残念ではある。もう少しお客さんとの関わりについてのドラマがほしかったなぁ。その点でいえば『マイリトルシェフ』とか『ランチの女王』のほうが自分好みかも。しかし、飲食店で働く人や、そこに来るお客さんを扱ったお話は、やっぱ楽しいっす。

  


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