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2009/02/16

週末映画

■ザ・スカルズ 髑髏の誓い■
「スカル」とか「髑髏」という言葉から秘宝発掘系アドヴェンチャーかと思って見始めたら、アメリカを裏で支配する秘密結社のお話でしたとさ。
しかし、秘密というわりには学生たちに存在が知られすぎてるし、勢力を争う他の結社とかは本部?のある露骨にシンボルマークを表示してるし、入会したとたんに高級スポーツカー配布って、あまりにも生活スタイルの変化が激しすぎるし、ぜんぜん秘密な感じがしないんですけど。
まぁ、それでも警察や司法関係はそれなりに牛耳られていて、そのために結社上層部による殺人をあばこうとする主人公四苦八苦なわけですが、拳銃持って簡単に人を殺すような結社の人間が主人公の友人の素人チンピラに簡単に裏をかかれたりとか、ありえなくね? それに、切り札となるヴィデオテープを入手したのに、なぜコピーをとらないんだ? 普通、とるだろう。本気であばく気があるなら、コピーを大量にとってあちこちの通信社や新聞社、出版社に送りつけるってのが定石じゃないかいな。少なくとも、自分になにかあったときにはコピーが大量配布される手はずを取ってから次の行動に移るだろう。なのに、この主人公ってば、バカ。
そんなこともあり、壮大なスケールを持っているはずの秘密結社が舞台なのに、非常にスケールの小さな話だった。

  


■私の頭の中の消しゴム■
永作博美主演の日本の連続ドラマが原作の韓国映画。うん、まぁ、大変だな、若年性認知症。
それはそれとしておいといて、主人公女性がね、なんか、計算高いのよ。認知症が本格的に発症する前の、彼と出会って結婚するまでの行動がね、いろんな部分ですごく「仕組まれて」いるの、彼女によって。とくに、レストランに内緒で家族を呼んでるところとか、もう「うわっ」って思ってしまう。もともと高くなかった彼女に対する高感度が急激にダウンして、その後の彼との幸せな生活も「おまえ、彼女に騙されてるでー。またなにか仕組まれてるでー」と感じてしまい、その後の不幸な展開も冷めた目で見てしまいましたわ。

  


■激突!■
これまでに何度も観てるけど、やっぱ怖いよ、この映画。すごくシンプルだけど、シンプルな分、よけいに怖い。あれだね。追い抜いたあと、相手がむきになって追い抜き返してきたら、その時点でもうそいつとはかかわらないほうがいいってことだね。そこで子供みたいに闘争心を出しちゃうから、ああいうことになっちゃうわけで。
ちなみにこの映画、原題は「Duel」っていって、決闘とか勝負っていう意味なのだけど、追い抜き返してきたトラックをさらに追い抜き返した時点で「勝負」が始まってしまったというか、始めてしまったんだよな、あのメガネおっちゃんが。そして、トラックにとっての「勝負」はゲームじゃなく、どちらかが倒れるまで終わらない真剣勝負、まさに「決闘」だったと。その神聖かつ真剣な決闘に第三者(警察等)を介入させるのは許さんと。
ラストシーン、たいていの映画では爆発大炎上となるのだろうけど、そうせず、からからと回っていたタイヤが止まっていくところを見せることで「死」をイメージさせ、それが逆に、無機物のそれまでの「生」を強く感じさせるという、とても印象的かつ、うまいつくりだと思う。落ちる直前に運転席側のドアが開いていたけれど、これも凡作だったらそのあと、生き延びた運転手が現われて最後の一撃!みたいなことになりそうなところを、そうせずに、最後まで運転手ではなくトラックのほうに焦点を当てきった潔さが素敵だ。

  


■トータル・リコール■
これ、たしか封切時に劇場で観たんだったよなぁ。最初から最後までテンションあがりっぱなしで、観終わってすごく疲れたような気がする。テレビ画面では、さすがにそこまでの迫力は感じられないけれど、それでも最初から最後まで緊張感が途切れず、かつ、テンポよく進んで、よくできた娯楽作品だと思う。最終的に話の内容全部が「リコール」であることは明確にされていないけれど、「Total Recall」というタイトルや、物語終了間際のセリフとかから推測すると、きっとそうなんだろうなぁ。

  


■ソムリエ■
ずっとむかしに放送されていたテレビドラマ。原作コミックとはかなり印象が違うけれど、稲垣吾朗のソムリエ役はなかなかさまになってると思う。菅野美穂も、役柄的には阿呆でうるさくて鬱陶しいけれど、ヴィジュアル的にすごくかわいい。
店舗の支配人もスタッフも、その店を統括する本社側のスタッフも、誰ひとりとしてお客のことを見ていないし考えてもいない、スキル的にもマインド的にも徹底的にダメな店の見本みたいなお店が舞台なので、観ていてイライラしたり哀しくなったりすることも多いのだけど、そのダメさを主人公のソムリエがきちんと指摘し、サービスパーソンにとって大切なことはなにかを彼なりの回りくどい表現方法で説明してくれるので、最終的には安心できる。「ソムリエ」というタイトルから「ワインがテーマのお話」と思われがちだけど、実は「レストランを舞台に、ワインを狂言回しにした、接客サービスという仕事のお話」という原作のスタイルは守られていてよかった。少なくとも「ワインに対する愛情だけでなく、ワインを飲む人(お客様)に対する愛情」も表現しようとはしているわけで、その点で、ワイン自体にも、ワインを飲む人にも、愛情をまったく感じないテレビドラマ『神の雫』よりは共感度も高感度も高いし、おもしろい。
しかし、あの支配人は、本当にダメだな。ああいう人は飲食店をやっちゃダメだよ。あと、皆の前から消えた佐竹が次に現われた国の名がゴロバニアというのは笑った。

  

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