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2008年12月7日 - 2008年12月13日

2008/12/12

海鮮丼と豚汁定食@わしょくや(神楽坂)

ここ何回か、いっても満席で入れなかった「わしょくや」に、ひさしぶりに入れました。昨日の「季節の煮魚」は鰤大根で、それも美味しそうだったのだけど、海鮮丼と豚汁がセットになった定食の魅力にはかなわず。だって、海鮮丼と豚汁ですよ。それでもって950円。素晴らしい。


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どどん。さすが「わしょくや」です。でかいよ。想像よりも大きな器で海鮮丼が出てきました。お刺身もたっぷりです。乗っていたのは、鯛(かな?)、烏賊、鮭、鮪、ハマチ、それに甘海老だったかしら。それぞれ2きれくらいずつあります。紫蘇が3~4枚、ガリが適量。ご飯は白米か玄米が選べるので、玄米にしました。ちょっと硬くてゴリゴリした食感が苦手な人もいるかもしれませんが、なんというか、いかにも穀物っぽい味わいが美味しいの。そして、お刺身もどれもきちんと新鮮な感じで、うっかり魚臭いようなこともなく、ほどよい歯ごたえとほどよい脂の乗り。玄米との相性もいい感じに思います。
そして、豚汁。これもまた、けっこうな大きさの器にどどんと入って出てきました。豚バラ肉がたっぷり。人参やジャガイモなどの根菜、それにネギ。豚汁好きです。ちゃんと湯気がたった温かい状態で出てきたのも嬉しいです...って、料理屋なら当たり前のことですが、最近はその当たり前ができてない店が少なくないので、温かい料理が温かい状態で提供されるだけでありがたく思えてしまうのが残念です。
そのほかに、ひじきの煮たものと温泉卵、それに漬物がついてます。そしてなぜかヤクルト1本。腹はちきれそうです。

きちんと美味しくて、値段も良心的で、量もたっぷり。定番のほかに日替わりのメニューもあり、続けていっても「今日もこの料理かぁ」とがっかりすることもありません。いくぶん、味付けも量もガテン系(って、若い人にはわからないか?)というか、自分にとってはちょっと味が濃すぎ・量が多すぎな料理傾向が入店を少し躊躇させることもありますが、それを想定のうえであれば安心して美味しいものを手ごろな価格で食べられる良心的なお店だと思います。

うん、美味しゅうございました。おなかいっぱいです。ごちそうさま。

ぐるなび - わしょくや 神楽坂
わしょくや 神楽坂店/飯田橋のクチコミ(口コミ) - 30min.
わしょく屋:ランチ:飯田橋 - 飯田橋・神楽坂・水道橋・九段下のおすすめレストラン(ランチ・ディナー)
たきおの神楽坂ランチ日記: わしょくや
神楽坂38cm×28cm:神楽坂、飯田橋界隈のランチグルメEXPO2008: わしょくや

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2008/12/11

輸入ビールとブルスケッタ@ブルスカ(神楽坂)

夕飯は通常、自宅で食べるおいらですが、昨日は故あって外食せねばならず、それならばと先週グランド・オープンしたリストランテ・ステファノ・プレゼンツのビッレリア・エ・ブルスケッテリア「BRUSCA(ブルスカ)」へ行ってみました。先週金曜に行なわれたオープニング・レセプション・パーティにも行ったのだけど、あのときはなんだかカオス状態で(^^;)、お店の感じとかよくわからなかったからね。

19時過ぎに入店。平日で、まだ時間が早いこともあってか、お客さんは3組程度。パーティのときとは打って変わって、落ち着いた感じです。BGMは比較的最近のイタリアン・ポップス。21時くらいからはジャズにしようと思ってるとステファノさんがいってました。

あ、ちなみに、プレ・オープンからずっとブルスカにかかりっきりでリストランテのほうにはほとんど顔を出してなかったらしいステファノ・シェフですが、今日(12月11日)あたりからリストランテのほうに戻るそうです。とりあえず新店のオペレーションがある程度かたちになったということなんでしょう。

以下、注文したもの。


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ビール:ケストリッツァーシュヴァルツビア(ドイツ)、ブラックウィッチ(イギリス)


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チケッティ(フィンガーフード)類:カルチョーフィのマリネ、野菜のコロッケ


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ブルスケッタ類:美味しそう(ペペローニ、フンギ、カルチョーフィなどの乗ったブルスケッタ)、スモークサーモンとレタスとカッテージチーズのチャバッタ

ビールはだいたい1200円前後。ドラフトが5種類のほかに、ベルギーを中心に輸入ビールが50種類くらいあります。どれも美味しそうで、ひとつずつ順番に飲んでいってみたい。

ブルスケッタは900円前後。具の組み合わせで20種類くらいあったかな。チャバッタのサンドイッチは4種類くらい。あと、具を乗せたトースト?みたいなものもあったように思います。

チケッティ類は500円から。カルチョーフィのほか、ペペローニのマリネやオリーブ、チーズなどもあります。サイドディッシュ的なものとしては、グリル・ソーセージの盛り合わせや鶏のから揚げ、コロッケ、イカのフライなどがありました。野菜のコロッケは500円だったけど、ソーセージとかは900円ぐらいだったかな。

ビールとブルスケッタの店なので、しっかりした夕食を食べたいときには使えませんが、ちょこっとつまんで美味しいビールを飲んで、というシチュエーションにはぴったり。上手に揚げものやチャバッタを注文に組み込めば、お腹もいっぱいになります。

イタリア人カメリエーレのエットレさんは、自分が先週のパーティにいたことを覚えてくれていました。BGMでかかっていたLIGABUE(リガブエ。イタリアでとても人気のあるロック・シンガー)について話を少ししたり、以前にちょっとだけ覚えた旅行イタリア語会話を楽しんでみたり。

日本人カメリエーレさんは、名前を聞くのを忘れてしまいましたが、なんか見たことがあるなぁと思っていたら、以前に一度、リストランテ・ステファノの客席で見かけたことがある方でした。向こうもこちらのことをうっすら覚えていたようで、あらあらおやまぁとおばちゃん同士のような会話をちょっとばかししてしまいましたとさ。

そうそう、このお店、カトラリーがありません。ものによっては楊枝がついていることもありますが、基本、食べるときはなんでも手づかみです。人間のより根源的な「食べる楽しみ」をシンプルに感じてもらいたい、それには手で食べるのがいちばんさ、という理由らしいです。たしかに手で食べるのって楽しいよね、おにぎりとか、サンドイッチとか。ただ、コロッケとかはやっぱりちょっとフォークがほしいかなとも思いました。

そんなブルスカの営業時間は18時から27時(夜中の3時! しかも“閉店時間”ではなく“ラストオーダーの時間”のようです。てことは、うまくすれば始発まで飲んでいられるってことかしら?)、定休日は月曜日です。夜しか営業してないので、仕事帰りに飲んだり外で夕食を食べる習慣のない自分には行きにくい店ではありますが、まだまだほかにも飲んでみたいビールがいっぱいあったので、とりあえずビール1杯だけ飲んで帰る、みたいなことを考えようと思います。メニューのなかで一番高い1800円の黒ビールとか、めっちゃうまそーだった。


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ちなみに昨日のお昼はリストランテ・ステファノで食べてまして、メインの「ヒゲタラのグリル ブラックオリーブソース」がめちゃうまでした。むっちゃ弾力があって旨みの濃い、ぷりっぷりの鱈とオリーブのソースがベストマッチ。

そんなわけで、なんだかとっても「ステファノな1日」でした。ごちそうさま。

BRUSCA(ブルスカ)/神楽坂のクチコミ(口コミ) - 30min.
[@矢来町]BRUSCA:ブルスケッテリア ブルスカ:-神楽坂散歩-
神楽坂のをと ―『BRUSCA』ブルスケッテリア [矢来町]

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飲食(BlogPet)

小丸はもあとそのものへ飲食するはずだったの。
だけど、もあと、生活したかも。

*このエントリは、ブログペットの「小丸」が書きました。

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2008/12/10

焼きリゾット 豚肉のソテー添え@ルナティック(神楽坂)

通常はパスタランチ1200円、メイン料理のつくセット1500円(どちらもパン・サラダ・ドリンク付き)でランチを提供しているLUNATICS(ルナティック)ですが、12月はお得月間なのか、パスタランチ900円、メイン料理のつくおすすめランチも900円となっています。ただし、ドリンクは付きません(パンとサラダは付きます)。この店に限らず、パスタランチという選択肢は基本的に自分の中にはないので、もちろんおすすめランチをいただきます。


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まずはサラダ。ガラス製の大きめのお皿に野菜たっぷりなのは普段どおりですね。こんもりとした葉物の下には、薩摩芋などの根菜や湯がいた白菜・もやしなどが隠れています。サラミも1枚。ドレッシングが適量なのが嬉しいです(かけすぎのお店のほうが多いです)。


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メインの「ポルチーニ茸風味の焼きリゾット 千葉県産三元豚のソテー添え」。セルクルで固めたのかな、ハンバーグ状というか円盤状の焼きリゾットの上にレタスを敷いて、その上に豚肉のソテーが乗ってます。ちょっと甘い風味の、これはドミソース系のソース? 豚肉が香ばしく焼かれ、ソースの甘み・旨みと素敵なハーモニーになってます。リゾットはけっこう濃いめの味付け。プリモピアットとしてこのリゾットだけを食べたらきっと飽きちゃいますが、お米=野菜というヨーロッパ的な考え方でガルニだと思えば、ソテーのお相手としていい感じです。また、ソースとの相性もいいですね。小さめにカットされた野菜も散らされていて、サラダも含め野菜がたくさん食べられた感じがして嬉しいです。やっぱ野菜っすよ、野菜。

根菜とリゾットがあるので比較的お腹にもたまりますが、足りなければパンのおかわりも出してくれます。料理もホールのサービスも充分なクオリティ。このくらいの料理とサービスを1000円未満で楽しめるのはとてもありがたいです。ぜひ、12月だけとはいわず、この線で継続してほしいところですが、お店の方いわく「いやぁ、実はランチ営業そのものをどうしようか、ちょっと考えてるんですよ。九段下で営業していたころは毎日3回転したのだけど、神楽坂は人が少ないから」だそうな。

神楽坂、人が少ないですか? たしかに自分がこの店に滞在していた12時少し過ぎから12時40分ごろまでのあいだ、客席は半分も埋まらず、入れ替わりのお客さんも含めて延べの来客数は9人でしたが(ちなみに客席数は20席弱かな)。でも、ぷらてーろとかサン・マルタンとかは毎日満席で、たぶん2回転くらいはしてるぞ。ル・ミディだってほぼ満席の日が多いように思うぞ。ラ・マティエールやブラッセリー・グーなんてランチの予約とるのさえ大変だぞ。人の少なさを嘆くよりも、ランチ営業におけるメニュー内容・店の雰囲気・サービスとコストのバランスを考えたほうがいいんじゃないかしら。

それにたぶん、九段下にくらべて「人が少ない」んじゃなくて「飲食店が多い」のだと思うのだけど。そんななかで安定的に客席を埋めるには、新規客の集客と、来店客のリピーター化が重要なのだけど、そのどちらか、もしくはどちらも、うまくできてないということなんじゃないかいな。

神楽坂にある洋食系のお店すべてがお客が入らず困っているわけではなく、きちんと毎日のように満席で入店できないお客がいるお店もあるわけで、なのに自店のランチ営業がうまくいかない理由を「神楽坂は人が少ないから」と外的な要因に求めちゃっているところが、ちょっと残念に感じてしまいましたが、基本的には味もサービスも悪くないお店なので、うまいこと「神楽坂の平日ランチとしてお客さんに支持される落としどころ」を見つけて、長く営業してもらいたいと思いますわ。って、なんか、めっちゃえらそうですな、おいら。すまんです(^^;)。

ぐるなび - LUNATICS
たきおの神楽坂ランチ日記: 271ルナティック神楽坂
LUNATICS(ルナティック)/ちょっと割高?パスタランチ1200円
ルナティック神楽坂 - 私の神楽坂生活
ルナティック神楽坂@ランチ|りこのブログ
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58スタッフのグルメ日記: パスタ星人Y子@ルナティック神楽坂
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every little thing in my life : 真鯛のソテー@ルナティック(神楽坂)


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2008/12/09

親子丼@さ和鳥(神楽坂)

神楽坂周辺でランチで食べることのできる親子丼のなかでは、自分はさ和鳥の親子丼がいちばん好きです。そんなわけで、親子丼。味噌汁と漬物がついて850円です。


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自分、さ和鳥の親子丼って、好きだったはずなんです... だがしかし。

味、変わりましたか、ここ?
以前はこんなに出汁が甘くなかったと思うんだけど。
それに鶏肉も、昨日のものはなんだかすごくジビエっぽいというか、内臓っぽいというか。こんなに獣臭い肉を出す店でしたっけ、ここ?

前回(数か月前かな)来たときは、火を入れすぎて卵焼き状になってしまった部分を三つ葉で隠すという技を使われてちょっとがっかりさせられたのだけど、まぁたまにはこういうこともあるよな、次はきっと以前のようにとろとろ卵の美味しい親子丼を出してくれるよなと、次回への期待を胸に店をあとにしたのでした。

そして、昨日。
卵は以前のようにとろとろでした。そこは期待どおり。でも、出汁がね、甘すぎる。あべやとかにくらべたらまだ甘くないけど、一般的な親子丼ってどこもこのくらいは甘い気がするけど、さ和鳥の親子丼は甘み抑えめで、その分、卵と鶏肉の旨みを引き立てているところがポイント高かったのに。こんなに甘くしたら、他の店の親子丼とたいして変わりません。
そしてなにより、鶏肉が臭い。獣臭いよ。血の匂いがするよ。ちゃんと白身に見えるけど、もしかして、これは鴨ですか? それとも鳩ですか? 弾力のある歯ごたえはとてもいいけど、噛むごとに内臓っぽい味、血の味が口に広がるように思うんですけど。

うぅ~、どうしちゃったんだろ。自分の口がおかしいのかなぁ。単純に自分の口のコンディションが悪かったのかもしれないので、しばらくしたらもう一回行ってみようと思います。そのときは獣臭くありませんように。そして、以前のようにもっと甘み抑えめでありますように。
ちなみに味噌汁は美味しかった。以前は鶏のスープだったように思いますが、そしてそのスープも美味しかったですが、味噌汁もいけます。

うぅむ。個人的に釈然としない部分が残りますが、ごちそうさま。

ぐるなび - 博多水炊き さ和鳥
神楽坂姫子のまったり津々生活 さ和鳥(神楽坂)の親子丼はトロトロ~
every little thing in my life : 親子丼と小うどん@さ和鳥(神楽坂)
さ和鳥(水炊き)@神楽坂|*大手町OLの日々のこととか*

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2008/12/08

週末映画

■ファイナル・レジェンド 呪われたソロモン■
地上波テレビで。クオーターメイン博士のシリーズとか、ロマンシング・ストーンのシリーズとか、こうした「失われたお宝発掘アドヴェンチャー」って、半分くらいは派手なだけでストーリーはたいしたことないとわかっていながら、やっぱり観てしまう。しかも、何度も。
ジャン・クロード・ヴァンダム主演のこの『ファイナル・レジェンド』も、もう何度観たかなぁ。お宝発掘の部分や、お宝にたどり着くまでの謎ときの部分はほとんど描かれず、アドヴェンチャーというよりは派手に暴れまわるアクション映画なんだけど、それなりにテンポもよく、週末にテレビで観るには最適。ヒロイン役?のソフィア・ミロスもエキゾティックな顔立ちで美しい。ギリシャ人とイタリア人のミックスらしいけれど、なるほどね、ギリシャ彫刻みたいだ。
アドヴェンチャー・ムーヴィーとしてには遠く及ばないけれど、ライブラリアン・シリーズくらいのおもしろさはあるかな。テレビで放映されたらきっとまた観ちゃうんだろうな。

  


■学校の怪談■
13年くらい前の映画なんですね。いかにも子供たちの間で噂されてそうな「学校の怪談」を映像化したもので、わかりやすいお化けがわかりやすく出てきます。いかにもお化けらしいお化けで、しかもただ出てくるだけなので、とくに怖いとかはないですね。野村宏伸演じるやる気のない先生のやる気のなさが野村宏伸の雰囲気にぴったりなのがちょっと楽しい。あと、旧校舎内に閉じ込められる子供たちのうちの訳ありのひとり、最年長の女の子がなんか可愛いなと思ったら、岡本綾でした。なるほどね、やっぱ子供のときから可愛いんだ。

  


■新 居酒屋ゆうれい■
前作の成功に気をよくしてつくられたのかな。率直にいって、つくらなきゃよかったのにと思います。松坂慶子も鈴木京香もすごくきれいで、女優陣の絵面の美しさは格段にアップしてるけど、これって、そういうことじゃないでしょ。ストーリー自体に「居酒屋」も「ゆうれい」もほとんど関係なくなっちゃってるし、人情要素もコメディ要素も後退してる。若くて美しい後妻(元・やくざのひも付き)をもらった居酒屋店主のもとに死んだ前妻の幽霊が出る、というシチュエーションを借りただけで、前作とは違う方向を向いた内容になっていて、それはそれでもいいのだけど、その内容のクオリティがあまり高くないというか、シチュエーションを上手に活かせていないのが残念。

  


■深呼吸の必要■
地味です。でも、とても気持ちのいいお話。
見えること、聞こえること、わかる(わかっているつもりでいる)こと、知っている(つもりでいる)こと、その他もろもろがたくさんありすぎて、もっともシンプルな自分がかすんでしまっているようなとき、目の前にある単純だけれどたいへんな作業労働に没頭するのは、実は自己の再生・再発見にとても役に立つのですよね。ほかのことを考える余裕もない状態で作業に打ち込む。そのことで、それまで自分がとらえられていたさまざまな記憶や想いから距離を持つことができるので。インプット過多な時代に、あえて必要最小限のインプットしかないような状況に身を置くことの気持ちよさって、知っている人は知っているけれど、知らない人、知りたいと思わない人も多いよな。などといったことも思いつつ。
長澤まさみがほとんどしゃべらない役で出ています。しゃべらないけど、けっこうな存在感。そして、しゃべらないからこそ魅力的。この娘っ子はしゃべるとちょっとアホっぽいからな。
都合のよすぎる設定や展開もいくつかあるけれど、観ているうちに心の中で深呼吸ができたような、すがすがしくて美しい映画でした。

  


■穴 - The Hole -■
これ、封切のときに劇場に観にいったんだよな。ソーラ・バーチ演じる主役の女子高生・リズがめっちゃ性悪で怖いです。ハッピー・エンドにはならず、性悪は性悪の正体を隠し世の中を欺いたまま性悪のまま野に放たれる、実に「ありそう」な終わり方。リズがカウンセラーに話した「夢物語」と「現実に起きたこと」がどこまでクロスしているのか、とくに事件におけるマーティンの役割が実際はどこまでだったのかが判然としないのだけど、ともかく後味の悪い作品です。しかしマーティン、うっかりしすぎだよなぁ。あのタイミングであそこに行っちゃダメでしょ。相手が性悪だってことは知ってたんだから。

  


■ゴーストシップ■
テレビ地上波で。うう~ん、どうでしょう。冒頭の、甲板の乗客一挙死亡シーンはなかなか素敵でしたが、ゴーストシップがゴーストシップになる理由とか、ゴーストシップがゴーストシップであり続ける理由、ゴーストシップをゴーストシップであり続けさせようとする幽霊の理由が、もうひとつだったなぁ。『パイレーツ・オブ・カリビアン』のアステカ金貨のように、あの金塊の訳・出処とかにきっといわくがあるのだろうけど、そこをちゃんと描いてほしかった。最後、サタンだの魂の運搬人だのとわけのわかんない方向に落とすのも、きちんといわく・因縁の説明があればもう少しすんなり納得できただろうに、あれではあまりに唐突だよなぁ。
静まり返ったラウンジに明かりがともり、かつての乗客とかつての栄華が甦ってくるあたりは『シャイニング』のオーヴァールックホテルぽくて、ちょっと雰囲気があったし、いろいろな映像描写はなかなか楽しめたのに、ストーリーの弱さが残念だった。

  


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