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2008年6月22日 - 2008年6月28日

2008/06/27

まわしすぎ! まわりすぎ!!

ハムスターがぐるぐるぐるぅ~ん。

12 turns in a wheel !!! © My poor hamster ...

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RENATO ZERO / IDENTIKIT (1984)


1950年9月30日、ローマ生まれのRenato Zero(レナート・ゼロ)の、13枚目のアルバムになるのでしょうか。

全部で16曲が収録されていますが、M9「La gente come noi」とM15「Io qui」の2曲のみが新曲で、あとはそれまでのベスト選曲となっています。ただ、たんに以前の録音を集めたのではなく、すべての曲を再アレンジし、Renato Serio(レナート・セリオ)のオーケストラをつけた新録となっています。そのためもあってか、アルバム全体を通して非常に統一感のある仕上がりになっていて、ベスト盤にありがちな飽きがきません。M1「Introduzione」とM16「Finale」は「Io qui」のメロディを奏でるオーケストラをバックにRenatoがMCをしているような内容で、舞台作品のサウンドトラックであるかのような、トータルなストーリーを持ったアルバムのように感じさせます。

全体におだやかで落ち着いた雰囲気があり、ときおりRenatoらしい演劇風なヴォーカルは聴けるものの、際立って印象的な部分は見つけにくいように思います。そのためもあってか、1979年以降リリースのアルバムが続けていたアルバム・ヒット・チャート連続1位の記録をこのアルバムがストップさせただけでなく、最高で16位と、ベスト10にも入らない結果に終わっています。続く1986年の『Soggetti smarriti』は2位を獲得しましたが、1987年の『Zero』は最高13位、1989年の『Voyeur』は最高でも20位と、80年代後半におけるRenato不遇時代はこの『Identikit』から始まったといえそうです。

とはいえ、ベスト選曲ということもあり、収録された曲はどれもRenatoらしい美しいメロディにあふれていて、それを盛り立てるオーケストラもとてもロマンティック。最近の作風にくらべると多少小粒な感じはありますが、楽曲のメロディや構成はいいし、アレンジも丁寧で、安心して気持ちよく聴いていられます。M7「Mi vendo」などは元気なポップスという印象が強い曲だと思いますが、このアルバムではピアノやホーン、スネア・ドラムのリム・ショットなどのジャジーな演奏とオーケストラをバックにした、ちょっとミステリアスでけだるい感じのアレンジになっています。新曲のM9「La gente come noi」はピアノとオーケストラをバックにしたミディアム・スローのポップスで、木管(オーボエかな)のやわらかな響きや、ほのかにバロック風味のオーケストラがロマンティック。同じく新曲のM15「Io qui」もオーケストラとピアノをバックにしたスローなポップスで、やわらかく、夢見るようなやさしさがあり、徐々にロマンティックに盛り上がっていく流れが心地いいです。

この『Identikit』も含め、1980年代のRenatoのアルバムは現在どれも入手困難になっていますが、このまま廃盤として忘れ去られるのはもったいないです。ぜひ再発してほしい。



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2008/06/26

サバのマリネとかブカティーニとかメカジキのソテーとか@ステファノ(神楽坂)

大好きです! ステファノです! 今週のランチコースです!


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前菜は「サバのマリネ パプリカとじゃがいも添え」をチョイス。サバうまーっ。ザ・サバという感じの豊かな味わい。マリネだけどそんなに酢や油は強くなく、さっぱり爽やかかつ旨みたっぷりにしあがってます。少し強めの塩加減もたまらん。しまったなぁ、白ワイン頼むんだったなぁ。めっちゃワイン飲みたい。
付け合せのじゃがいもも、わざとほんの少し芯を残すような茹で具合で、ごくわずかに歯に感じるしゃりっと感がこれまたすっきりと美味しいのよ。オリーブオイルのめっちゃ上品な香りと味わいもたまらんです。

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プリモは「手打ちブカティー二 ナス、トマト、リコッタチーズあえ」をチョイス。「あえ」となってるけど、ほとんど「リコッタチーズ入りのトマトソース」という感じです。ナスはあまり見つからず。ぜんぶ溶けたか?
ブカティーニは長いマカロニみたいなパスタ。太くて弾力があるのでフォークに巻きづらい、巻けたと思って口に運ぼうとしたらぶるんってほどけてソースが飛び散る危険がある、しかも中心に穴の開いてるマカロニ状のパスタなので、穴の中に入り込んだソースが大量に飛び散ると白い服などは大惨事... という緊張感あふれる一品なのだけど、このしっかりとした歯ごたえと、太いけど中心が空洞だからこその弾力、太麺ゆえに口中に広がる小麦の味がねぇ、あぁ、パスタ食ってるぅ~んという感じなのよん。リコッタ(&ナス?)で酸味がやわらかくなっているトマトソースとの相性もばっちしです。

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セコンドは魚料理、「アンディーブを巻いたメカジキのソテー」をチョイス。アンディーブってなんだっけ? チコリのことだったかな。厚めの短冊状に切った(短冊状に切った葉を何枚か重ねた?)アンディーブを薄切りのメカジキでくるくるっと巻いて、こんがりと焼いてあります。見た目は厚切りメカジキのソテーみたいだけど、切ると真ん中にしんなりと火の通ったアンディーブが入ってるの。こういうふうに肉とか魚で野菜をくるくる巻いた料理って、なんか楽しいよね。あたしゃ大好きです。もちろんお味もブォーノブォーノ。メカジキのけっこうしっかりした旨みにアンディーブが甘い風味を足しますね。メカジキの下には牛乳で軽く煮込んだ野菜が敷いてあって、ミルクと野菜のやさしい甘みが家庭風。これもメカジキと一緒に食べると、さらに口の中でハーモニーが広がります。

まいどのことながら、お腹がいっぱいになってしまったのでドルチェはキャンセル。そのかわり食後酒にブルーベリーを漬けたグラッパを少しいただきました。これ、美味いよなぁ。ブルーベリーの甘酸っぱいエキスがしっかりとでてる。それに昨日はちょうど、なにか果実を漬けたお酒が飲みたかったんだよなぁ、ランポーネとか。カメリエーレの星野さん、グッドジョブ。

最後にいつもどおりエスプレッソをいただき、ごちそうさま。今回も美味しかったよ。とくにサバがすごく美味しかったよ。白ワイン、頼むんだった(まだいってる)。


イタリアンレストラン ステファノ 東京・神楽坂 / ristorante stefano
神楽坂のをと ―ステファノ vol.5 ランチタイム
RISTORANTE STEFANO(ステファノ)@神楽坂|*大手町OLの日々のこととか*
神楽坂 - ケロッタのおもちゃ箱

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2008/06/25

鶏もも肉のロースト@サン・マルタン(神楽坂)

サン・マルタンのランチ・メニュー定番料理、鶏もも肉のロースト avec フレンチフライたっぷり、です。定番なのに、実は食べるのが初めてだったりします。


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まずは、サラダとパン。基本的にいつも同じサラダなんだけど、日によってちょっとだけトッピングが違ってたりします。昨日はカリフラワーの酢漬けが載ってました。パンはおなじみのバゲットです。


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メイン料理。お皿の上に大量のフレンチフライがどーん。フレンチフライの上に大きな鶏もも肉がばーん。この気取りがまったくないところがサン・マルタンの魅力ですね。カリカリと香ばしく焼けた皮。だけど中のお肉はふっくらふんわりジューシーで、とてもいい塩梅の火の通り具合。鶏肉の甘い旨みもしっかり感じられます。2種類のマスタード(粒入りとディション)を少しつけて味に変化を加えるのも楽しい。合間にフレンチフライをもりもり食べると口の中にも変化があっていいですね。

自分が座ったすぐとなりの、本多横丁に面したテラス席ではフランス人女性の二人連れがずっとフランス語でしゃべってる。店の前を自転車で通りかかったフランス人が彼女らを見つけ(知り合いみたい)、自転車に乗ったまま彼女らに話しかけ、三人でのフランス語の会話が始まる。天気がよくあたたかな陽射しが外から店内のテーブルの上に差し込む。ここはもしかしてフランスの下町?と一瞬思うほどにおだやかな、だけど活気のある時間。

うん、素敵。美味しゅうございました。


MIKAOLOGIC: 神楽坂ランチ「サンマルタン」へ
神楽坂ランチ<第2弾> サンマルタン:しんたろ。の実験室
サンマルタン@神楽坂|銀座ランチ日誌
SaraCafe : 東京:神楽坂「サンマルタン」

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2008/06/24

STYX / KILROY WAS HERE (1983)

前作『Paradise Theatre』の大ヒットを受け、多くのファンの大きな期待のなかでリリースされた『Kilroy Was Here』。しかし、アルバム冒頭でおそらく大半の(日本人)ファンが「あぁ、やっちまったぁ~(涙)」と崩れ落ちたであろうことがいまでも想像できます。

良くも悪くもこのアルバムはM1「Mr.Roboto」に尽きるように思います。

曲自体は悪くないのですよ。ドラマチック・ポップな構成とメロディ。レトロな未来観を感じさせるコズミックなシンセサイザー。ベース・シンセのデジタル感とパワフルなドラムのアナログ感の対比から生まれる迫力のあるリズム。スペース・オペラっぽいSF感だって、子供っぽいといえば子供っぽいかもしれないけれど、わかりやすいアドヴェンチャーが思い描けて、男の子なら大好きなんじゃないかと思います。

ただ、いきなり「ドモアリガットミスターロボット マタッアッウヒマデー ドモアリガットミスターロボット ヒミッツッヲシリターイ」はないだろうと。しかも冒頭だけでなくサビでも使われ、さらに「ドモッ」の部分がリピートって、すさまじい脱力感です。これまでも、たとえばQueen(クイーン)の「Teo Torriatte」とか、The Police(ポリス)の「De Do Do Do, De Da Da Da」のように歌詞の一部に日本語が使われてて微妙な気分になる曲はありましたが、この「Mr.Roboto」ほどズッコケ感の強いものはそうそうないでしょう。日本語の内容自体がなんじゃそりゃだし、曲のイメージと日本語内容の落差が激しすぎるし。

にもかかわらずこの「Mr.Roboto」が収録曲のなかでもっともかっこよく印象的というところにアルバム『Kilroy Was Here』の残念さが漂います。「Babe」や「Desert Moon」などにも通じるいかにもDennis De Young(デニス・デ・ヤング)らしいM3「Don't Let It End」もヒットはしましたが、甘ったるいポップスでいまいちだし、いかにもJames Young(ジェームズ・ヤング)らしいハード・ロックンロールのM5「Heavy Metal Poisoning」もメロディにはあまり魅力がない。イントロに三味線を使い、ギター・ソロはテープの逆回し風にするといった工夫のあるM6「Just Get Through This Night」や、ほどよい哀愁と美しいメロディでドラマチックに展開しサビのコーラスがちょっと印象的なM8「Haven't We Been Here Before」も、いい線まで行っているのだけど、もうひと展開、もうひと押しが足りない感じだし。

そんなわけでアルバムを聴き終えると、「Mr.Roboto」にあんな変な日本語歌詞を使わず、英語だけで歌ってくれていたならなぁという思いだけが強く残るのでした。ちなみにミスター・ロボット君は「Robot」じゃなくて「Roboto」なのね。日本で使うローマ字表記風にしたんでしょうか。これも微妙...


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