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2008年5月11日 - 2008年5月17日

2008/05/16

おからとスープとスコーン@トライブス(神楽坂)

毘沙門天の裏のほうにあるアフロ・フレンチのお店、Tribes(トライブス)がランチ営業を始めたというので、行ってきました。でもお昼はアフロ・フレンチじゃなく、有機栽培の野菜や豆をテーマにした創作料理だそうです。夜はアフリカ系の料理をガッツリ食べてビールやワインもがんがん飲んで、昼は夜の飲食で疲れた胃をいたわる有機野菜のやさしい料理を、というようなイメージだそうな。


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ランチは1種類のみ(たぶん、日替わり)。そば粉と玄米のスコーン、青豆おから、ゴボウ風味のスープ、有機野菜のピクルスがひとつのプレートに載って出てきます。野菜はすべて茨城の農家から仕入れている有機栽培もので、新鮮さが売りだとか。ドリンクなしで850円(ドリンクは追加で250円)。

青豆おからは余分な味付けをせずに炊いただけですが、少し口に入れただけでも青豆の味と香りがふわわっと広がります。これは美味しいぞ。このおからを、上に乗ったフライド野菜とともに、ゴボウ風味のスープの中に全部入れます。スープはうっすら味噌仕立てですが、味噌汁ほど味は濃くありません。ここにおからを入れると、なんとなく和風のクスクスのような感じになります。おからにスープがしみこんで、やわらかなハーモニー。ただ、ときどき喉におからがひっかかります。スープの具の野菜は大きめにカットしてあり、ごろごろとした歯ごたえがアクセントになります。「味が薄いようでしたら使ってください」と天然塩も出してくれましたが、自分にはこれで充分。スコーンもやわらかな風味でやさしくあたたかい感じがします。あとから小皿にサービスで?出してくれた、味つきで炊いた青豆おからも、とても美味しかった。

全体に、いかにも有機野菜が原料風というか、自然食風というか、健康食風といったおだやかさ。美味しいのだけど、あまりにやさしくおだやか過ぎて、味付けや料理内容がこれといって印象に残りにくい感じです。なにかひとつ、印象に残るような特徴的な料理や提供方法などをうまく見つけて、お店として上手にアピールできればいいのだけど。あの青豆おからとか、もっと前面に押し出して、さまざまな調理法を試してみたらいいかも。

非常にあっさりした料理なので、「しっかり食べたぞ」という感じにはなりにくいし、量もたくさん食べたい人には足りないように思います。でも、前の晩に食べすぎ・飲みすぎでなんか具合悪~というような日は、こういう料理を食べると体内に残った悪いアルコールが浄化されるような気分になるでしょう。って、それは昨日の自分のことか(^^;)。

ごちそうさま。

アフリカ料理 神楽坂トライブス Tribes
Tribes - 私の神楽坂生活
Cafe Hana: アフロなフレンチ

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挨拶(BlogPet)

きょう、もあは挨拶したかった。
それできょうもあと、東欧に心配した?

*このエントリは、ブログペットの「小丸」が書きました。

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2008/05/15

豚肉と大豆のトマト煮@自宅

近所のスーパーで豚肉のぶつ切りが安くなってたので、パック入りの大豆の水煮と一緒に煮てみました。


ティファールの小ぶりの鍋で、微塵切りにしたニンニクと、小さめにダイスカットした玉ねぎを、たっぷりのオリーブオイルで香りよく炒める。

豚肉のぶつ切りを加え、ほどよく焼き色がつくまで炒める。

塩と胡椒でなんとなく味付け。

白ワインを振りかけてなんとなく風味付け。

手近にあったタラゴンとキャラウェイを少し振りかけてみた。

大豆の水煮を加える。

一口大に切ったジャガイモを加える。

ホールトマトをつぶしながら加え、全体に混ぜ合わせる。

ホールトマト缶の中のジュースをひたひたになるくらいまで加える。

蓋をして、弱火でコトコト1時間煮る。

味見をしたらちょっと薄かったので、塩増量。

火から降ろす少し前に白ワインを少し増量したら、爽やかなワインの風味が残って美味しくなった。

肉と野菜がやわらかく煮えたらできあがり。

トスカーナの赤ワインと一緒にいただきました。写真なし。
ごちそうさま。

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2008/05/14

魚介と野菜の紙包み焼き@ステファノ(神楽坂)

ステファノのランチはメニュー内容が毎週替わるのだけど、今週から切り替え日が水曜日になったそうで、昨日の時点ではまだ先週と同じメニューでした。そんなわけでひさしぶりにランチメニューからのチョイスをやめて、アラカルトメニューからメイン料理を頼むことにしました。お昼に頼むとアラカルトメニューは10%引きになるので、お得です。


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まずはアミューズ。グリーンアスパラのムースとスモークした鴨。この鴨が、量は少しなのにめちゃめちゃいい味を出してます。旨み凝縮。ちょこっと盛られたフレッシュトマトを途中で食べると、爽やかな酸味と甘みが口をリフレッシュ。ムース、スモーク、トマトの相性がばつぐんです。


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メインの「アドリア風魚貝と季節野菜の紙包み焼き 香草風味」。紙に包まれたままテーブルまで運ばれ、テーブルの上でカメリエーレの星野さんが包みを切り開いてくれます。お客としては見た目に楽しいですが、ホールスタッフとしては手間と時間がかかって面倒な料理でしょう。ラッシュ時間中にこの料理の複数提供が重なったら、自分だったらちょっと引きつった半笑いになってしまいそうです。

紙包みの中には、2~3種類の白身の魚、海老、烏賊、ムール貝、茄子、ズッキーニなどがたっぷり。ハーブの香りとニンニクの風味がついたスープと一緒にスプーンですくって口に運ぶと、口の中はもうアドリア海(意味不明)。あぁ、魚介と野菜の出汁がたっぷりのこのスープにパスタを和えて食べたい、あるいは、このスープを使ってリゾットをつくりたい。きっとめちゃめちゃ美味いぞ。もちろん、パンにつけてもブォーノブォーノ。パンにたっぷりしみこませていただきましたさ。

今回もたいへん美味しゅうございました。ごちそうさまー。

イタリアンレストラン ステファノ 東京・神楽坂 / ristorante stefano
おきらく人生~思いっきり楽しませていただきますっぅ:神楽坂!いえい!ステファノ!いえい!
神楽坂姫子のまったり津々生活 リストランテ ステファノ

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2008/05/13

TRIANA / LLEGO EL DIA (1983)

1974年に結成されたスペインのロック・グループ、Triana(トリアナ)の、6枚目のアルバム。このアルバムをリリース後、グループはいったん解散しますが、1990年代に再結成され、4枚くらいの作品をリリースしているようです。

いまでこそ、英米以外でも電気やガスといったインフラストラクチュアが整った都市生活をおくれる国であればおそらく世界中どこにでもロック・ミュージックはあるだろうと、当たり前のこととして感じられますが、ほんの20年くらい前までは、イタリアといえばカンツォーネ、フランスといえばシャンソン、ソ連といえばロシア民謡くらいしかイメージできなかったわけで。また、そうした国で生まれたロックには、どことなくそれらのイメージに近い雰囲気をきちんとまとっていました。つまり、イタリアのロックであればカンツォーネの香りがしたり、フランスであればヴォーカルがやっぱりシャンソン風であったり。大衆音楽であるロックと、そうした地域性を感じる音楽が入り混じったところが新鮮であり、まだ見ぬ国への想像力をかきたてたものです。

では、スペインといえば? そう、フラメンコです。

イタリアやフランス、ドイツのグループにくらべ、スペインのグループが日本に紹介されたのは遅かったように思います。量的にも、ずいぶん少ないのじゃないでしょうか。これまでにあまり聴いたことのない「スペインのロック・グループ」からどんな音が出てくるのか、やっぱりフラメンコ・テイストたっぷりのロックなんじゃないだろうか... しかし、その期待にストレートに応えてくれるグループは、意外と少ないのが実態です。フラメンコチックなギターがちょこっと顔を出すことはあっても、全体にはもっと軽快ですっきりとしたロック、フュージョンぽいなめらかさや軽やかさを持った曲が多く、スペイン&フラメンコのイメージを強く持つグループは、実はあまり見当たらないのです。むしろスペイン国外のグループのほうが、よりスパニッシュ・フレーバーなロックを演奏しています。たとえば、Santa Esmeralda(サンタ・エスメラルダ。ポルトガル系アメリカ人を中心にフランスで結成されたグループ)や、Carmen(カルメン。出身はアメリカだけど、主にイギリスで活動していたグループ)、Gipsy Kings(ジプシー・キングス。南仏のプロヴァンス出身で、主にフランスで活動)などのほうが、よほどスペインぽい感じです。

そんななか、きっちりと「スペイン出身」を感じさせてくれるスペインのロック・グループが、このTriana。分厚いキーボードのオーケストレーションにスパニッシュ・フレーバーたっぷりなガット・ギターの演奏が絡み、独特の哀愁を振りまく歌メロが乗る。まさにイメージどおり、スペインでしかありえないと素直に感じられるスパニッシュ・ロックを演奏するグループ。とくにファースト、セカンドの哀愁度、完成度は素晴らしく、スパニッシュの名盤といえます。

当初はキーボードを使ったシンフォニックな要素も多かったのですが、その後、徐々にキーボードの比重が減っていったようで、6枚目となるこの『Llego el dia』ではかなりシンプルな演奏になっています。ピアノやオルガンのクラシカルな響きが心地よく、ポップ度を増したけれど埃っぽい哀愁のきちんと残ったスパニッシュな歌メロが楽しいです。ときおり地中海プログレっぽい印象を見せたり、古い芝居小屋っぽい雰囲気を漂わせたりすることもあり、野暮ったくも味わい深いアルバムと思います。

M1: Desnuda la manana
フラメンコの香りのする歌メロ。ソレアレス風味のあるアコースティック・ギター。エレキ・ギターはツインでハーモニーを聴かせ、ほどよい洗練を感じます。

M2: Perdido por las calles
フラメンコというよりはラテン・ポップス風でしょうか。レゲエっぽいリズムにスペインらしい哀愁を持ったメロディがのります。明るい感じがするのに哀愁も混じってるところがスペインぽいように思います。歌のバックで四分音符の三連を刻むキーボードのコート・ストロークが印象的。

M3: De una nana siendo nino
ピアノによるイントロはベートーヴェンの「月光」風でしょうか。8分の6拍子によるミディアム・スローの曲で、オルガンのひなびた響きも印象的。少しざらついたあたたかみのあるキーボードの音色には、どことなくPremiata Forneria Marconi(プレミアータ・フォルネリア・マルコーニ。PFM)を思い出したり。メロディを奏でるように動き回るベースをバックに哀愁のメロディが歌われます。エレキ・ギターはちょっとブルージーな感じ。

M4: Aires de mi cancion
スペインらしいフラメンコ風のガット・ギターで始まります。歌メロもスペインらしい、どこか野暮ったい感じのする哀愁。しかしバックはテクニカル・プログレのような雰囲気があり、そこに南欧や地中海の香りが混じって、どこかPFMにも通じるような印象を受けます。

M5: Llego el dia
クラシカルなコード進行を奏でる古色ゆかしいオルガンの響きにProcol Harum(プロコル・ハルム)を思い出したり。シンプルなメロディですが、サビではコーラスが入り、ほどよい哀愁があるところはTrianaらしい味わいです。静かなオルガンの上に抑えたギターと子供たちの歌が入る間奏はシンフォニックな味わいで、その後のリズム隊が入ったパートとともにプログレッシヴ・ロックらしい感じがします。

M6: Querida nina
リズムの強調されたミディアム・テンポのロック。いまとなってはキーボードの使い方がちょっと古くさく野暮ったい感じがしますが、味わいのあるヴォーカル・ラインはTrianaらしいです。

M7: Como el viento
ミュートをつけたホーンのくすんだ音色が、スペインというよりは、どことなく大正浪漫風。古い芝居小屋めいた、どことなく怪しく胡散臭い感じが漂います。


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