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2008/12/15

週末映画&舞台

■学校の怪談2■
前作より怪談らしい内容になっていると思う。しかも今回はちょっぴりタイム・スリップ&パラレルワールド風の味付けもあり、なかなかおもしろい。冒頭に学校関係者が一人被害者となるのは前作と同じだけど、今回は被害者である校長先生(岸田今日子)がその後のストーリーにも登場し、岸田今日子らしい?素敵な妖怪として活躍。なぜ校長が被害者となったのか、なぜ懐中時計がいまだに保管されていたのかなど、つながりのよくわからないところもあるけれど、あまり深く考えないほうがこういう話は楽しめるだろう。
前作では妖怪騒動に巻き込まれるぼやっとした教師役で出演していた野村宏伸が、今回はちょっと間抜けな泥棒役で登場、やっぱり妖怪騒動に巻き込まれる。このへんはお約束なのか。校舎内で子供たちが出会う「知らない子」や、同じ恐怖を体験する憎めない大人(というか、野村宏伸)とのあいだにほどよい信頼関係が生まれるという展開も前作同様。ただ、今回のほうがノスタルジックだな。
前作では、子役の中で印象的なかわいさをもった女の子が岡本綾だとわかって少しびっくりしたが、今回も印象的なかわいさのある子がいて、もしかしてのちに有名になったかと思ってエンドロールを見ていたら、前田亜季だった。やっぱり。

  


■ファイナル・デスティネーション■
ひさしぶりに観た。爆発前に飛行機から降りた学生たちの中のひとり、地味でパッとしない感じの女子生徒って、アリ・ラーターだったんですね。『HEROES』でニキ・サンダース(&ジェシカ)だった人。ぜんぜん気づかなかった。とくに最初のほうは金髪じゃないし。
運命論的というか、決められた「死の筋書き」と人知の戦いというアイデアが、やはりいいですね。その「死」をもたらすものをあえて「悪魔」とは呼ばずたんに「死(もしくは死神)」と呼ぶのが素敵です。「死」も含めた「人間の運命」をつかさどるのはけっきょくのところ「神」ですから、これは実は「神対人間の戦い」を描いた、ある意味で宗教的な内容だと思います。
などと難しく考えず、「奇妙な偶然」で「奇跡の生存者」たちがえぐく死んでいく様を見て喜ぶという悪趣味な楽しみ方をするのがよろし。


  


■デッドコースター■
これ、封切時に劇場で観たんだよな。邦題はこんなですが、原題は『Final Destination 2』、つまり『ファイナル・デスティネーション』の続編です。今回はハイウェイでの大事故を幻視により事前に知ったことで元々の「死の筋書き」から逃れた人々が、前作同様、新たな「死の筋書き」により一人また一人と「奇妙な偶然」でえぐく死んでいきます。前作よりもえぐさ倍増。
ここでもまた「死の筋書き」から逃れるための戦いがあるのですが、そこに前作での唯一の生き残りが深く関与します。つまり、前回よりも人間側の「知」のレベルが上がっていると。そしてついに、動き始めた「死の筋書き」を無効にする方法も見つかり... だけどきっと「人間」は「神」を超えられず、さらに新たな「筋書き」を用意されという、古代から延々と続く神対人間の知恵比べの様相がいっそう濃くなった気がします。
今回は「生存者」たちに「たまたまその場に居合わせた」以外の接点がなく、そのため人物の背景よりも「死に方」に焦点が当たっていて、前作以上に悪趣味になっているので、前作以上に悪趣味な楽しみ方をするのが正解でしょう。エアバッグのシーンとか、ありゃひどいな。

  


■蝋人形の館■
テレビ地上波で。これ、封切時に劇場で観たんだよな。独特の薄気味悪さが漂っていて、なかなかおもしろい作品です。
首にナイフが刺さったり、頭に杭が刺さったり、大型ナイフ2本で首が切り落とされたりと、派手でグロいシーンもありますが、自分としてはハサミでアキレス腱をぷちっと切ったり、ニッパーで指先をぷちっと切り落としたりの、地味に痛いシーンのほうが具合が悪くて気に入ってます。そういえばパリス・ヒルトンの頭に杭が刺さって死ぬシーンは、テレビではカットされてたな。地上波には向かない映像という判断なのでしょうか。ニッパーのシーンのほうがよっぽどリアルに痛くて具合悪いと思うのだけど。
圧巻なのはエンディングの、蝋人形の館が炎に包まれドロドロと溶けていくシーンなのですが、これはやはり劇場の大スクリーンで観たほうが圧倒的な迫力でいいですね。

  


■ア・ラ・カルト■
この時期になると毎年青山円形劇場で行なわれる「ア・ラ・カルト」に、今年も行くことができました。なんでも今年で20周年だそうで、劇場外の壁にはこれまでの19回の「メニュー」と写真が貼り出されていました。自分がこの舞台を知ったのが3年前。おととしはチケットが取れずにいけなかったのだけど、去年はその分?2回観て、今回で4回目の鑑賞になります。
クリスマス前のフレンチ・レストランを舞台に、ささやかだけれど心温まるショート・ストーリーと心地の良い音楽が提供されます。それぞれのストーリーをアントレ、メイン、デセールといったア・ラ・カルトのメニューに見立て、テーブルに着くお客様とメートルやギャルソンが心地よいひと時をつくっていきます。何年にもわたって来店(登場)する常連さん(キャラクター)は少しずつ「時」を積み重ね、初めて来店するお客様(その年のゲスト出演者)は初めてのレストランで初めての料理と初めての雰囲気を楽しむ。レストランのしあわせな姿がここにはあります。
ショータイムに白井晃演じる「ペギー富岡」へのお花贈呈が今年からなくなったのは少しさびしくもありますが、相変わらずのクオリティの高い音楽としゃれたストーリー、出演者たちの安定した演技力が堪能でき、今年もいいものを観たなぁという気分で劇場をあとにしました。来年も観られるといいなぁ。

  

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