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2008/12/24

休日映画


■ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ■
設定というかシチュエーションは荒唐無稽でありえない。そこにこだわってしまうと現実感のない作り話でしかなくなり、子供だましのゲームっぽい内容に思ってしまうかもしれない。でも、不死身のチェーンソー男が現われた理由や、彼と毎夜戦わないといけない意味を、登場人物たちの内にある形のない抽象的な想いなどが実体化したものととらえることができれば、違ったストーリーが見えてくる。身近な人物の突然の死により刺激された潜在的な死への憧れと恐怖。誰かやなにかのせいにすることなく自分で選んで生きていくことへの漠然とした不安。そうした若者らしい感覚や想いに向き合い、自分なりに折り合いをつけていく成長物語であり、ある種の自己啓発ストーリーでもある青春映画。なかなかおもしろかったです。以前の大槻ケンヂとかが好きそう。

  


■サウスバウンド■
映画内で本人がいっていたけれど、このお父さん、極端すぎる。正しいと思うことのために戦うのはかまわないけれど、戦い方が自分勝手というか、戦うための手段の選び方に柔軟性がない。これだと、正しいことのために戦っているのでもなければ、正しいことを伝えるために戦っているのでもなく、たんに戦うことが好きだから戦っているようにしか見えない。彼の口にする正義とかも、自分の戦いを正当化するための口実にしか思えない。大きなことをいっているようで、実はすっごくちっちゃい人物に思えてしまう。そのためなかなか共感を持ちづらく、その彼に心酔しているお母さんにも共感できず、こんなめんどくさい両親を持って子供たちは大変だなぁくらいの感想しか残らなかった。

  

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