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2008年11月

2008/11/30

鶏肉のバジル炒めとトムヤムビーフン@ゲウチャイ(錦糸町)

昨日は午後から生井俊さんの最新刊『ディズニーランド「また行きたくなる」7つの秘密』出版記念講演があったので、お昼は会場のある錦糸町で。会場周辺を少し歩いてみたところ、タイ国料理ゲウチャイというタイ料理店がランチ営業をしていたので、ひさしぶりにタイ料理を食べることにしました。


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3種類あるランチメニューの中から「鶏のバジル炒めフライドエッグ添えライスとトムヤムビーフンのセット」を注文。997円。
タイ料理でおなじみの鶏肉のバジル炒めですが、このお店のはかなり塩が強く効いていて、だけどただしょっぱいだけでなく肉や野菜の甘みも感じられ、なかなか美味しいです。この塩の強さにきちんと意味があると感じます。半熟の目玉焼きがぼんと乗ったタイ米と一緒に混ぜて食べると、さらに美味。
トムヤムビーフンは名前どおり、トムヤムクンの中にビーフンを入れたのでしょう。スープ自体はそれほど辛さやすっぱさを感じませんが、トムヤムクンとして食べるのではなくビーフンのスープとして味付けなので、このくらいのほうがよさそうに思います。でもスープを飲むときにうっかり気を抜いているとちょっとむせるところはやっぱりトムヤムクン。スープにははんぺん、桜海老、小松菜、ひき肉、カシューナッツとかが入ってました。やさしい味付けで美味しかった。あ、調味料もらうの忘れた。ナンプラーとか少し加えてもよかったな。

食後にはジャスミン茶を出してくれました。錦糸町の標準的なランチ料金がわからないのだけど、この内容で997円だったら、まぁリーズナブルなんじゃないかしら。もう少し安くてもいいかな。味は悪くないし、おそらくタイ人だと思われるスタッフさんたちもみんな感じいいです。お店のつくりはオーストラリアにある庶民的価格帯のタイ料理店みたいな感じだなと思った。

うん、美味しかったよ。ごちそうさま。

Keawjai Thai Restaurant
ゲウチャイ|錦糸町ランチ・下町グルメガイド
錦糸町「ゲウチャイ江東橋店」(タイ料理) - 飲み歩き日記 小岩クマタロウ
錦糸町 タイ国料理 ゲウチャイ :おいしい店・うまい店・安い店

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2008/11/28

豚肉の生姜焼きと海老フライ@亀井堂(神楽坂)

昨日のお昼は雨が降ってて寒くて遠くまで行きたくなかったので、会社のそばの亀井堂へ。本日の洋食ランチ900円を注文。


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まずはおなじみ、サラダとスープ。こういうねじれたマカロニって、こういうお店のこういうサラダでしか見かけませんね、最近は。むかしはよく家庭でも見たように思うのだけど。スープあったか~い。寒い日は、あったかいスープがありがたい。


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メインディッシュ。豚肉の生姜焼きと海老フライの盛り合わせです。
海老フライ、揚げたてで熱々のサクサクです。手作りのタルタルソースはマヨネーズ味よりも卵味に近くてうれしいです。ちょっとマヨネーズの量が多すぎた卵サンドの具みたいです。これを海老フライにつけるのももちろんいいのですが、パンにつけて食べるのも美味しい。思いっきり卵サンドの味になります。卵サンド、好きです。
生姜焼きも、焼きたてて熱々です。肉のほかに玉ねぎと茄子が入ってます。生姜焼きになすって、ちょっと珍しくね? このお店は比較的野菜がたくさんついてくるのが嬉しいのですが、まさか生姜焼きに茄子を投入してくるとは。茄子が入るだけで、生姜焼きなんだけど、なんとなく中華っぽい雰囲気が漂い出します。もう少し生姜が強く効いているほうが自分は好きだけど、充分美味しいです。
ガルニは茹でた根菜類。薩摩芋、大根、人参です。ごろっとでっかく切ったのがひとつずつ、ぼんぼんぼんっ!と置いてあります。見た目はえらく無造作な感じですが、どれもとてもふっくら柔らかく煮られていて、かつ煮くずれは見当たらず、じっくり丁寧に火を通したんだなぁとわかります。良心的だ。
そしてね、パンがね、やっぱね、美味しいの。うふふ~。

スピーディに、かつ熱々の状態で提供される料理。きびきびと動き、かつテーブルがよく見えているホールスタッフ。気持ちのいいお店だわ。ごちそうさま~。

神楽坂 龜井堂
亀井堂@神楽坂:スキなこと日記:So-net blog
ぱくぱくつれづれ日記: 亀井堂
神楽坂38cm×28cm:神楽坂、飯田橋界隈のランチグルメEXPO2008: 神楽坂 亀井堂
[@神楽坂]亀井堂食堂:-神楽坂散歩-

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2008/11/27

ロールパイとかニョッキとか豚ロースのグリルとか@ステファノ(神楽坂)

オープンが待たれていたステファノ・プレゼンツのブルスケッテリア「BRUSCA(ブルスカ)」は、25日(火)から営業を始めたそうです。ランチ営業がないので自分はなかなかいける機会が見つけにくいですが、なにか都合をつけていってみよう。

んで、昨日のお昼はステファノ本店(というと和食チェーンみたいだ)でランチ。いつものとおり、今週のランチコースをいただきましたよん。


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前菜は「野菜のロールパイ トマトクリームソース(Sdtrudel di verdure salsa pomodoro fresci)」をチョイス。ご存じの方はご存じですが、あたしゃパイ系の料理が好きなんです。サクサクっとしたパイ生地LOVE。そんでもって中にはゴロンゴロンとお野菜が。ほどよく歯ごたえを残した状態に茹でられてるのが、ちゃんと野菜を食べてるぅ~んという感じで素敵です。


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プリモは「セモリナ粉のニョッキ グラタン仕立て(Gnocchi di semolina gratinati)」をチョイス。ニョッキって、何気にあまり食べる機会がありませんよね。しかもセモリナ粉のニョッキなんて、ちょっと珍しくね? どんなかなーと思って待ってたら、出てきたのはこんなんでした。でかっ。ジャガイモやカボチャのニョッキと同じような、ちっちゃくてコロコロしたものを想像してたのだけど、どっちかっていうと見た目は大根餅みたいっすね。フォークを入れてみると、あ、けっこう柔らかいんだ。なるほどなるほど。焼きポレンタとフレッシュポレンタの中間くらいの硬さかしらん。味も、穀物っぽい風味がたっぷりで、ニョッキよりはポレンタに近いような印象です。そりがグラタン風にチーズをかけて焼かれてて、下には酸味すっきり爽やかなトマトソースと。むっふふぅ。旨いわ、これ。


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セコンドは、カメリエーレHさんのおすすめもあり、肉料理。「豚ロースのグリル アンチョビソース(Lonza di maiale alla griglia salsa accughe)」です。肉にアンチョビソースっていう組み合わせって、自分は少し珍しいように思ったのだけど、イタリアンではよくあるのかしらん? スーシェフTさんの絶妙な火加減でジューシーかつ香ばしく焼かれた豚肉に、バーニャカウダのようなニンニク風味の強いアンチョビソースが振りかけられてます。これ、肉自体がめっちゃ旨いな。そこにこのソースが加わると、さっぱりしていながらも深みと奥行きのある旨みが倍増される感じです。付け合わせの野菜のグリルにもこのソースはバッチシ合いますね。Hさんがすすめるだけあります。旨いよ旨いよ美味しいよ。


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食後のドルチェはキャンセルして、代わりにレモンチェッロを少しいただきました。レモンチェッロひさしぶりー。どちらかというと夏に飲みたい食後酒ですが、すっきり爽やかで美味しいです。そういえばリグーリア州ラ・スペツィアのトラットリーアでレモンチェッロをおごってくれた隣の席の見知らぬイタリア人のおじさん、元気にしてるかなぁ。

最後にエスプレッソをいただいてごちそうさま。今回も美味しゅうございました。

イタリアンレストラン ステファノ 東京・神楽坂 / ristorante stefano
神楽坂でランチ - わがまま主婦の休日 - Yahoo!ブログ
神楽坂ステファノのランチ|器あそび
ステファノの北イタリア料理|東京&京都 ほぼ日刊 追求!美食道
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KAGURA Memo 神楽坂探訪録 : イタリアン ステファノ
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2008/11/26

美桜鶏の照り煮@蕎麦 練り屋 文楽(神楽坂)

初めて入りました、文楽。以前は蕎麦しかランチメニューになかったように思うのですが、最近は(おそらく日替わりの)煮込み定食、焼き魚定食があります。昨日の煮込み御膳は美桜鶏(みおうどり)の照り煮でした。


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左上がメインの照り煮。なんというか、見た目ふつうにチキンソテーです。美桜鶏っていうのはプレコフーズという食品会社が北関東で育てている鶏のオリジナルブランドだそうで、他の鶏肉にくらべて肉が桜色で美しいところからこの名前をつけたらしいのですが、焼かれてタレとかかけられちゃうと、その色の違いはよくわからず。安い鶏肉のような臭みはもちろんないけれど、味わいはけっこう普通かなぁ。地鶏のような弾力はなく、ふわっとジューシーな歯ごたえです。
メインのほかに、里芋の煮物、鮭と烏賊のお刺身、おぼろ昆布のお吸い物、とろろと漬物がついてました。
里芋は薄味に仕立てられてて芋の甘みが感じられるのが嬉しいです。里芋、美味しいよね。
お刺身には粘度の高いタレ(刺身醤油?)がかかってます。こういうねっとりしたタレで刺身を食べるのって、九州とかでは普通にあるのだけど、関東ではちょっと珍しいような気がしないでもない。ちなみに鮭も烏賊も小さな切り身が一切れずつなので、あんまり食べた気がしません。
お吸い物は、まぁこんなものでしょう。昆布の良い出汁が出ています。提供直後は「まぁ、なんて昆布の良い香り」と思いましたが、すぐに慣れちゃって、最後のほうでは「乾燥の昆布出汁のもとでつくってあったとしてもわからんな」とすっかり貧乏舌の本性が露わになったおいらであった。
そんで、とろろ。だから、とろろってちょっと苦手やっちゅうねん。なんか最近、やたらととろろを客に食べさせたがる店が増えてきてへん? 土間土間も全品とろろつきだし、この店もランチメニューは全部とろろ付き。ラ・ロッシュもフォワグラ丼にとろろつけるし、海もたしか日替わり以外はみんなとろろがついてる。神楽坂の人はそんなにみんなとろろが好きなのか? 世の中はとろろブームなのか? ま、食べましたけどね。目の前に提供された料理を残すのって、なんだかすごく悪いことをしたみたいに感じちゃうんで、食べましたよ。まぁ、普通に美味しいんじゃないですか、きっと。これをわざわざ好んで食べる気持ちは自分にはわからんけど。このお店はちゃんとご飯が美味しいので、とろろなどかけずに食べたほうがいいように思うのであった。

これらがセットで1000円。んん~、個人的には、ちょっと微妙です。普通に美味しかったけど、1000円であることを考えると、食べたあとの満足感がもひとつ足りないです。全体に量が少ないよなぁ。店の雰囲気はいいんだけどねぇ、料理内容に対して雰囲気分のコストが高いかなという印象。これだったら心で900円くらいのランチを食べたほうが、味的にも量的にもコストパフォーマンスが高いように思う。まぁ、蕎麦屋に来てなんで蕎麦を食わないんだという話はありますが。しばらくしたら、また食べに... いくかなぁ。メインの料理内容によるけど、よほどなにか魅力的な料理じゃなければ、いかないかもなぁ。

んでも、ホールのお姉さんはめちゃめちゃ感じがよかったです。笑顔が超かわいい。やっぱ接客業で笑顔って大事だよね。それだけで料理の味が少し上がった気がします。うん、ごちそうさま。

ぐるなび - 練り屋 文楽
神楽坂 蕎麦 「練り屋 文楽」 |おなかぐ~
ブログ仲間大集合~、神楽坂「文楽」 - キレイものブログ
神楽坂・蕎麦ねり屋「文楽」さん - 京都&神楽坂 美味彩花
たきおの神楽坂ランチ日記: 261蕎麦 練り屋 文楽
MIKAOLOGIC: 神楽坂ランチ「蕎麦練り屋 文楽」へ
蕎麦 練り屋 文楽/おしゃれな雰囲気を楽しむのにはいいです | 神楽坂 グルメ ランチ
蕎麦練り屋 文楽|東京&京都 ほぼ日刊 追求!美食道


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自殺(BlogPet)

きょうは自殺しなかったー。

*このエントリは、ブログペットの「小丸」が書きました。

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2008/11/25

週末映画


■最も危険な悪女(おんな)■
ニコール・キッドマンがまだオーストラリアで活動していたころに出演した作品という紹介文につられて観たのだけど、いやぁ、なんですかね、これ。たしかにニコールは出ていましたが、あんまり重要な役じゃないというか、なんだかよく意味のわからない役でした。最近ではすっかりノーブルでグレースフルな印象のニコールが、ここではまだ田舎くさいオージー姉ちゃんの雰囲気があって、それはそれで良しと。ちなみに邦題の「最も危険な悪女」はニコールのことじゃなく、主人公の奥さんのことですね。こわいこわい。原題は「Emerald City」で、金とハッタリと欲望にまみれたシドニー&映画界を象徴する言葉のようです。しかし、エンディングはあれでいいのか? なんだかすっきりしない話でした。


  


■パルプ・フィクション■
クエンティン・タランティーノのつくる映画は、なんだかよくわからん。関係性と連続性のあるいくつかの出来事をバラバラに切り出して短編オムニバス風にまとめ、さらに時間軸を入れ替えて配置することで観る側をちょっと撹乱しつつ最後には全体の時間の流れがおおよそわかるという構成はおもしろいと思う。チャプターとして見せられるそれぞれの短編?も、どうでもよさと緊張感のあいだを行ったり来たりして、それもまぁおもしろい。でも、最初から最後まで観終わったあとに残るのは、だからどうした?という印象なのが、タランティーノ風なんでしょうかねぇ。ブルース・ウィリスが腕時計を取りに戻るクルマの中で口汚くののしりの言葉を吐くシーンには、なんだかすごく共感。

  


■ALWAYS 続・三丁目の夕日■
テレビ地上波で。たしか前作も地上波で観たように思うのだけど、ずいぶん前のことだし、それほど共感もしなかったこともあってか、六ちゃん(堀北真希)が傷んだシュークリームを食べて腹痛を起こしたというエピソード以外、あまり記憶に残っていない。なので、なんで茶川の家に子供がいるのか、茶川と子供とベティがどういう関係なのか、わからん。これがわからんと、この続編の感動ポイントもよくわからんようです。ま、わかったところで感動はしないだろうけど。薬師丸ひろ子はすっかりいいお母さん女優になりましたねぇ。

  


■ストーン・カウンシル■
主演女優さん、きれいなフランス人だなぁと思ってたら、実はモニカ・ベルッチだったのね。ショートヘアでわからなかったよ。不死を得るための古代の儀式とか100年に1度生まれる監視者だとか監視者を狙う者と守る者の間でそれと知らない監視者の養母が右往左往といったあたりはオカルトホラー風。ちょっと『オーメン』とか思いだしましたよ。んで、そこに放射能汚染とか国家的な組織とかからめて現代風のサスペンス要素も追加しましたといった感じでしょうか。どいつもこいつもあやしくて信用できないところはおおよそ予想どおりというか、こういったタイプの映画における想定の範疇に感じるけれど、それなりに盛り上がりやスピード感などもあって、おもしろかったです。ただなぁ、終わり方がなぁ、もう少しひねりというか、奥行きのある余韻がほしかったかなぁ。なんだか予想どおりだものなぁ。

  


■となり町戦争■
これ、なんだかこわいお話だよ。ゆるい画面のゆるい内容から始まるのに、気がつくと緊迫した状況の中に追い込まれてる。緊迫した画面が映るのなんてほんの少しなのに、最後はまた弛緩した感じに戻っていくのに、観終わったあとには緊張感のほうが印象に残る。とくに岩松了演じる「田尻さん」がすごく怖い。ぜんぜん緊迫感やシリアスさを前面に出した演技はないのに、怖い。なんでもない日常のすぐそばにあるのに、はっきりとは見えない怖さを感じた。どこか哀しげで、実態があるようなないような透明感を持った原田知世がとても美しかった。

  


■バベル■
なんか、やな感じのお話。登場する人物がいちいち鬱陶しいというか、ムカつくというか。ライフルをおもちゃにした兄弟の阿呆ぶり(とくに兄。自分の能力が劣っていることを認めろよ)もムカつくし、銃撃された奥さんの旦那の自分勝手ぶり(ミルズ刑事を思い出したよ。そういえば、ミルズ夫妻だ!)もムカつくし、聾唖女子高生の変態ぶり(ニンフォマニアか? 母親の自殺の原因は親父との近親相姦か?)もムカつくし、国境突破メキシコ人の思慮のなさぶり(単細胞!)もムカつく。みんな阿呆だ。要するに、阿呆とかかわると、阿呆が身近にいると、ろくなことがない、という話だな。あぁ鬱陶しい。

  


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2008/11/21

穴子天丼@加賀(神楽坂)

ひさしぶりに加賀のランチメニューボードを見たら「穴子天丼 1000円」の文字が! ご存じの方もいるでしょうが、あたしゃ「穴子」の文字にどうも弱い傾向がありまして、会社を出たときは阿ら井で松花堂を食べようと思っていたのだけどあっさり変更、穴子天丼をいただきマモー。


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待つこと10分ほどでしょか、お盆に載った天丼登場。丼のふたを開けると、穴子の天麩羅を中心に、紫蘇、薩摩芋、南瓜の天麩羅が上品にご飯の上に盛られてます。少しとろみのある天つゆがかかっています。けっこう厚めでしっかりした衣とねっとり天つゆで、さっくりサクサクっというよりはしっとり系の天麩羅です。個人的にはカリッとサクサクな衣の天麩羅をさらっとした天つゆに軽く1回くぐらせてご飯に載せるタイプの天丼のほうが好きですが、こうしたしっとりタイプも、どこぞの店の天丼のようにつゆと蒸気で衣がべちゃべちゃになっていなければ、それはそれで美味しいよね。メインの穴子天麩羅は切り身でちっちゃめだけど、どこぞの店のように硬くて筋筋していたり、なんとなく泥臭かったり、あるいは妙にふわふわで歯ごたえと一緒に旨みも抜けちゃったような穴子ではなく、ふっくらふわぁっとしつつもほどよい弾力があって旨みも感じる穴子なのが嬉しいワン。

天丼のほかに、里芋などの根菜がコロコロっと入った味噌汁(ウマー)、小さな卵焼き(出汁入りウマー)、なんかおひたしみたいなの(忘れたー)、漬物になる前段階くらいの浅漬け(もう少し漬かれー)がセットになってます。ごちそうさまー。

ぐるなび - 神楽坂 割烹 加賀 接待・個室・宴会
アーバンハイツ山本 : 割烹・加賀
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たきおの神楽坂ランチ日記: 加賀

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2008/11/20

パイとかリゾットとかサルシッチャとか@ステファノ(神楽坂)

BRUSCA(ブルスカ)のオープンを目前に控え、ステファノさんは準備に忙しいようで、先週も今週もランチ時には厨房に姿を見かけませんでした(会社に戻るとき、ブルスカの店内でテーブルをつくってるステファノさんを見かけました)。でも大丈夫。スーシェフのTさんがちゃんと美味しい料理をつくってくれます。


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前菜は「ホタテ貝とチンゲンサイのパイ チーズフォンデュソース(Sfoglliatina capesante e costine con fonduta)」をチョイス。帆立に青梗菜なんて、うっかり中華になってしまいそうな食材ですが、パイで挟んで洋風に仕立てるところがさすがイタリアン。軽くソテーした帆立と青梗菜がさっくさくのパイに挟まれて、コクのあるチーズソースの上に盛られています。提供されたその瞬間からテーブルに広がる帆立の甘い海の香り。ホタテの柔らかな甘みとクリーミーなチーズソースとの相性もばっちりです。このソース、パンにつけて食べても旨い。ソースとパンだけでワインが1~2杯はいけそうです。


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プリモは「濃縮赤ワインのリゾット(Risotto al vino rosso)」をチョイス。煮詰められたワインはワインレッドというよりも小豆色で、遠目に見るとちょっと御汁粉のようですが、香りはやっぱりワイン、そして口に含むとワインの酸味が思ったよりも強く感じられます。たしかにこれは、濃縮赤ワインといった感じ。もちろんお米はきっちりアルデンテに仕上がってます。ここ、リゾット美味しいよね。リゾット以外もみんな美味しいけど。


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セコンドは「自家製ソーセージとボルロッティ豆のトマト煮込み(Salsiccia casereccia in umido borlotti)」をチョイス。メニュー名の「トマト煮込み」はサルシッチャと豆の両方にかかってるんだと思って、きっとほぐして肉団子状にしたサルシッチャと豆を一緒にトマトで煮込んだ家庭風な料理だろうと想像していたのですが、提供されてあらびっくり。どどんとサルシッチャ一本盛りの横に豆のトマト煮込みが添えられ、まわりをフレッシュポレンタが取り囲むという一皿でした。サルシッチャ、旨いよ旨いよ。エキゾチックなスパイスの風味がたまりません。ジューシーでほどよい弾力がたまりませんたまりません。トマト煮込みと一緒に食べても、ポレンタと一緒に食べても、旨いよ旨いよ旨いよ。

リゾット食べてソーセージ食べたら、さすがにおなかいっぱいです。ドルチェはキャンセルして、食後酒にチナールを... と思ったら、カメリエーレのHさんが「イチゴジャムみたいなリキュールがありますよ」と。イチゴ風味じゃなくて、イチゴジャムみたいなリキュール? んじゃ、なんだかわからんけど、それ。小さなグラスに提供された液体は、けっこうどろっとしててクリーミー。イチゴアイスみたいな香り? 一口飲んだら、あ、ほんとだ、イチゴジャムみたいだ。甘みと粘性を少し抑えたイチゴジャムをスピリッツで割ったみたいな感じ? アタックにほんのちょっとだけ微発泡があるかな。へぇ、美味しいね、これ。バニラアイスやヨーグルトにかけても美味しいだろうし、紅茶に入れたらアルコール入りのロシアンティみたいになりそう。

最後はいつものエスプレッソ。お茶うけにと出してくれた豆菓子が素朴な味で、豆をコーティングしている部分の甘みとエスプレッソの苦味がグッドバランスでございました。

あいからわず今週も美味しかったよ、ごちそうさま。

ぐるなび - RISTORANTE STEFANO
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2008/11/19

心御膳@神楽坂 心(神楽坂)

本多横町の「心」です。また少しランチメニューの内容が変わって、チゲ鍋などもランチに登場。これも美味しそうなのだけど、昨日はけっこう気温が高かったですからねぇ。チゲ鍋は、もっと寒い日のためにとっておきましょう。ということでひさしぶりに「心御膳」を注文。900円。たしか、以前は980円だったよな。値下げされてます。


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天麩羅、鶏肉料理、マグロの刺身、サラダ、ご飯、味噌汁、漬物がセットになっています。ご飯はおかわり無料。
天麩羅は、しし唐、エノキ、白身魚(鰤かな?)、海老。魚の切り身の天麩羅って、なんだかちょっとおもしろいです。もしかして、刺身で出すには少し鮮度が落ちた切り身を天麩羅にしてたりして。けっこう味の強い魚で、衣や天つゆといい塩梅にバランスが取れてました。エノキは毎回出てくるようだけど、これ、食べにくいよね。先のほうがみよぉ~んと広がったりするので、広がりの真ん中を食べようとするとはみだしっ子エノキがほっぺたについたりします。それに長いまま揚げてあるので、一口では食べられないし、真ん中で噛み切ろうにもなかなか切れないし。美味しいんだけどね。ちなみにここの天麩羅、衣の感じがちょっと自分の好みではありません。なんか、白いというか、水分が多めな感じというか、もう少しサクッと軽やかな衣のほうが自分は好き。
鶏肉は、やわらかく煮たあとに少し炙って表面にいくらかのパリッと感を出した、おなじみの「なかなか焼き」。ちなみに以前はメニュー表に、構成料理のひとつとして「なかなか焼き」が書かれていたのですが、昨日のメニューにはたんに「煮物」と書かれていたように思います。ということは、この皿は日替わりなのかも。
肉と魚と野菜が少しずつ、また調理方法の違う料理が少しずつ食べられて、楽しいしおなかもいっぱいになりました。ごちそうさま。

ぐるなび - 魚・旬菜とお酒 心 神楽坂
たきおの神楽坂ランチ日記: 心
[@神楽坂]心:-神楽坂散歩-
心 - 私の神楽坂生活
every little thing in my life : 若鶏と野菜の田舎煮御膳@神楽坂 心(神楽坂)

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工作したかも(BlogPet)

きのう、工作したかもー。
それでたちは発想したかった。

*このエントリは、ブログペットの「小丸」が書きました。

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2008/11/18

自家製ハンバーグおろしポン酢@seasondining shun(神楽坂)

ほんとは「わしょくや」で海鮮丼と豚汁のセットを食べたかったのだけど、残念ながら満席で入店できず。来る途中のメニューボードにハンバーグおろしポン酢と書いてあったのを思い出して、shunに行くことにしました。ちなみに昨日はshunもランチに海鮮丼があったのだけど、ここの魚介ってそんなに美味しい感じがしないので(個人的な好みの問題よ)パス。


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どどん。右側の小鉢三連発?は、手前から、白菜の漬物、切干大根(肉ちょっと入り)、デザートの白ゴマムースです。巻き麩と三つ葉(だったか?)の入ったお味噌汁とご飯つき(ご飯はおかわり無料)。
ハンバーグはあまりつなぎの入っていない、みっちりした感じ。けっこう硬いです。自分はこういうつなぎの少ない硬めのハンバーグもけっこう好き。ただ、厚みがあって硬いので、箸で切るのが大変なんですけど。ナイフとフォークがほしい。日本食だろうが洋食だろうが、汁ものとサラダ以外はナイフとフォークのほうが箸よりも食べやすい身体になってしまったおいらは日本人失格ですか、そうですか。
ハンバーグの上にはけっこうたっぷりめの大根おろし玉がごろん。上からは万能ネギが散らされ、下には大葉が敷かれ、さらにポン酢がかかって、さわやかさ満載です。水菜のサラダがつけ合わさり、かなりヘルシー風を装ってもいます。これらの野菜類のさっぱり感が肉の旨みとまじりあい、とても美味しくいただけます。ハンバーグにおろしポン酢をかけるなんて、日本ならではの調理法ですよね。アメリカさんにはわかるまい。

食後にドリンクもついて1000円。美味しゅうございました。ごちそうさま。

ぐるなび - 神楽坂 seasondining SHUN
神楽坂38cm×28cm:神楽坂、飯田橋界隈のランチグルメEXPO2008: 神楽坂 seasondining SHUN
[@神楽坂]seasondining SHUN:シーズンダイニングシュン:-神楽坂散歩-

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2008/11/17

週末映画&舞台

■アフタースクール■
ひさしぶりの劇場での映画鑑賞が、この作品でよかったんだろうか。家でDVDでじっくり見たほうがよかったかもしれない。序盤から意図的に鑑賞者をミスリードし、中盤以降で意外な事実をどんどん明かして唖然とさせるという構成は嫌いじゃないけれど、それ以前の段階でのヒントの出し方や意外な事実の提示法や明かされるタイミングなどが、あまりうまくないなぁと感じる。映画自体が、特定の登場人物を他の登場人物が騙すというストーリーで、観客は騙される側の登場人物と同じ位置に置かれているのでこういうふうになってしまうのかもしれないが、事実が明かされてそれまでのエピソードが一点に向かって集束していくのを見せられたときのカタルシスが、あまり感じられなかった。その点でいえば『キサラギ』のほうが見事だったなぁ。

  


■750ライダー2■
1作目は原作漫画の雰囲気が色濃く出ていて、こっぱずかしさも含めてそれなりにおもしろかったのだけど、この2作目は全体に薄くなっちゃった感じ。あいかわらずの学芸会みたいな演技で中途半端なラブストーリーが展開され、なんか焦点が定まっていない印象。現在ではほぼ絶滅した「セーターを肩にかけるファッション」がちょっと新鮮?

  


■奥さまは魔女■
地上波で夜中に放送された吹き替え版。往年の人気ドラマ「奥さまは魔女」をリメイクするというストーリーで、サマンサ(魔女)役の新人女優に「普通の人間のような生活がしたい魔女」(二コール・キッドマン)が選ばれ、ドラマの中のサマンサとダーリンと同様に、サマンサ役の女優とダーリン役の男優がさまざまな騒動を起こしながらも惹かれあっていくという発想がおもしろい。吹き替えだったのでちょっとサマンサが幼い感じがしたけれど、ほどよくばからしく、ほどよく明るく、ほどよく楽しく、アメリカ映画の善良な部分を見たという印象が残った。

  


■ビッグ・フィッシュ■
これは、なかなかよくできたファンタジー。『ほら男爵の冒険』ぽい雰囲気がある。『ウォルター少年と、夏の休日』にも通じるかも。監督がティム・バートンなんだ。そういわれると、なるほど。「父さん」の語る物語は魅力的だけど、嘘ばっかり。かと思ったら全部が嘘というわけではなく、本当の部分もある。映画の終盤で「虚実あふれる物語」のどこが虚でどこが実かが見えてくるあたりなど、ちょっと心温まるのだけど、映画全体のストーリー展開のテンポが悪いかなぁ。どうももっさりした感じがあって、ちょっとだらけてしまった。

  


■櫻の園■
吉田秋生の原作漫画って読んだことがあったかなぁ。『カリフォルニア物語』は大好きで何度も読み返した作品だし、『バナナ・フィッシュ』『吉祥天女』なども素晴らしいと思うのだけど、これらを描いたのと同じ人が『櫻の園』も描いたというのが、なんとなくうまく想像できない。それはともかく、この映画。女子高の演劇部が舞台で、なので登場人物も女子高生(役)の若い女の子ばかりなのに、見てもぜんぜんときめかないのはなぜでしょう。なんというか、みなさん、ルックスが弱いなぁ。中島ひろ子演じる部長のパーマだって、かわいいというよりはおばちゃんみたいだし。そんななか、つみきみほ(最近ぜんぜん見かけませんね)と白島靖代(この人も見かけなくなってしまいました)のふたりは際立ったオーラを発してました。なんというか、ものが違う感じ。ストーリー自体はそれほど大きな山があったりするものではない、むしろ淡々とした、でも繊細で瑞々しいものだと思うのだけど、それを上手に表現できていたのはつみきみほだけかもなぁ。もう少し他の生徒さんたちも雰囲気があればよかったのになぁ。


  


■翔んだカップル■
とりあえず、薬師丸ひろ子が可愛い。石原真理子も出ているけれど、薬師丸ひろ子のほうが圧倒的に輝きがある。鶴見辰吾がめちゃめちゃ子供。尾美としのりは、いわれないと気づかないぞ。しかしまぁ、なんですな。あの年頃の男の子は馬鹿だね。女の子にくらべると、圧倒的に子供で馬鹿。その感じがよく出てました。現在ではホンジャマカの石ちゃん以外ではめったに生息が観測されない「オーバーオールを着た人」(薬師丸ひろ子)が見られます。オーバーオールの女の子って、アラレちゃんか? そして、映画の終わり方はあれでいいのか? なんか中途半端な感じなんだけど。

  


■法界坊■
浅草・浅草寺裏に建てられた仮設の芝居小屋・平成中村座で。10月の中村座は『仮名手本忠臣蔵』で、歌舞伎らしい演目だけど動きよりもセリフメインで個人的にはちょっと眠くなってしまったのも事実。だけど今回の『法界坊』は、家宝の紛失により没落したお家の復興、失われた家宝をめぐる人々のさまざまなたくらみ、さらには助平爺たちの横恋慕やら派手な立ち回りやらもあってテンポもよく、単純に芝居としてとても楽しい。歌舞伎ならではの大見栄もふんだんに取り入れられ、華やかな衣装や舞い、早変わりなどもあって、わかりやすい歌舞伎作品になっている。ニューヨーク公演も行なった舞台なので、その際に一層「わかりやすく、華やかな」演出が加わったのかもしれない。大喜利の終盤から幕にかけての舞台上の美しさ・華やかさはみごと。思わず声が出る。最後はスタンディング・オベーションでカーテンコール(というのか?)が2回。とてもいいものを観たよ。




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2008/11/14

チキンピカタプレート@コパン(神楽坂)

コパンの今月の月替わりランチはチキンピカタプレート。ピカタってけっこう好きなんですが、最近はあまりメニューに載せているお店がないような気がします。家でつくると微妙に余った卵の使い道にちょっと悩んだりする料理。なので食べるのもひさしぶりです。


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ひとつのお皿にご飯と小さなサラダ、ソースのかかったチキンピカタが盛り合わさって出てきます。鶏はもも肉かささ身ですね。非常に淡白であっさりとした味です。地鶏などと違って鶏の旨みがほとんど感じられないのは、まぁしかたがないでしょう。でも火の入れ方は上手で、ふっくらジューシーに焼き上げてあります。肉に味があまりないので卵とソースの味が勝ってしまうけれど、これはこれで悪くありません。ドミソースにトマトソースを混ぜたようなコクとさっぱり感が調和したソースをご飯に少し混ぜるとちょっぴりハヤシライス風。なんとなく微笑ましい気持ちになります。美味しゅうございました。ごちそうさま。

ドリンクをつけると800円ですが、プレートだけの単品なら680円。安い。この値段でこの味とボリュームなら納得でしょう。

ただ、この店は分煙がされておらず、お客さんの喫煙率が高いのがつらいです。昨日も、料理が提供されるのを待っているあいだにあとから入店してきてとなりの席に座ったお姉さんがおもむろにタバコを吸い始めたので、まいっちゃったなぁと思いました。幸い、空調の風向きの関係か、あまりこちらには煙が流れてはきませんでしたが、臭いは来ますからねぇ。自分が食べているあいだも、食べ終わって店を出るときも、お姉さんはドリンクを飲みながらずっとタバコを吸っていました。喫煙が許可されているお店ですから、お姉さんがタバコを吸うことに文句とかはありません。でも、こういう状況が頻繁に発生するので、この店ではドリンク付きのセットが頼めないんだな、自分は。こういう状況になったときにできるだけ早く店を出られるようにしておきたいので。きちんと分煙さえしてくれればなぁ、ドリンクも飲んで少しゆっくりしたいときもあるのだけどなぁ。

神楽坂 コパン
神楽坂姫子のまったり津々生活 カフェ コパン
every little thing in my life : ビーフシチュー@コパン(神楽坂)

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2008/11/13

鹿のカルパッチォ風とかマグロのソテーとか@ステファノ(神楽坂)

リストランテ・ステファノ・プレゼンツのブルスケッテリア「Brusca(ブルスカ)」。内装工事もだいぶ進んできましたが、まだオープン日がはっきりしないようで、この分だと早くても20日過ぎ、場合によっては来月に入ってから営業開始かなといった感じです。同じ建物の1階に入った美容院はもうオープンしてるんですけどねぇ。なんてことをカメリエーレのHさんと話しながら、今回はちょっとイレギュラーなかたちで料理を出してもらいました。


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前菜に「鹿肉のカルパッチョ風」。ランチメニューには入っていないし、夜のレギュラーのメニューブックにも載ってないのですが、ディナー時に口頭で説明されるア・ラ・カルトの「今日のおすすめ」で鹿があるというので、わがままをいって出してもらいました。鹿肉って、赤ワイン煮とか、刺身を生姜醤油で食べたことはあるけれど、カルパッチォ風に食べるのは初めてです。脂身のないきれいな赤身で、思ったよりも野趣にあふれています。これまで、猪とかとくらべると鹿肉ってぜんぜん癖がないという印象だったのですが、こうやって食べるとやっぱりしかもジビエなんですね。煮詰めて甘みの増したバルサミコソースをつけるといっそう獣っぽいワイルドな風味が楽しめます。これは、南仏とかオーストラリアとかの赤ワインが飲みたい。シラー系が合いそうです。


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プリモは飛ばして、セコンドに今週のランチメニューから「マグロのスパイシーソテー」。サク状というか棒状に切りだされたマグロを弱火でじっくりソテーし、表面に焼き目をつけ、表面から2ミリくらいはしっかり火を入れるけど、それ以外は生のまま、だけど中心までほんのり温かいように焼き上げるという、やっぱりプロの料理人はすごいなと思わせてくれる料理です。家で自分ではなかなかうまくできません。まわりにはハーブが散らしてあり、ハーブのさわやかな風味と赤身マグロの甘い旨みがベストマッチ。料理名ほど「スパイシー」な感じはありません。これは、赤ワインでも白ワインでも美味しく合わせられそうな味ですね。
ガルニは、やわらかく茹でてサイコロ状にカットした人参と、マグロの下は一瞬ラタトゥイユかと思ったのですが、丁寧に皮むきされた焼き茄子でした。どちらも優しく柔らかな甘みと旨みがほっとします。いかにも「調理しました!」という感じではなく、「野菜を丁寧に扱ったら野菜自身が持ってる旨みがいっぱい出たよ」風なところがめちゃめちゃ好感触です。上に乗ってる葉っぱはバジルかなと思ったら、ミントでした。いきなり口の中がすっごくさわやかになり、ちょっとびっくり。


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昨日はひさしぶりにドルチェもいただきました。ランチメニューのドルチェに、スーシェフのTさんがちょっとだけ色を添えてくれたの。くるみのケーキ、2色のムースに、グレープフルーツのグラニータの盛り合わせ。甘すぎないケーキとさわやかなグラニータのバランスが絶妙。ムースも旨かったなぁ、ふわふわで、フルーツの味もたっぷりで。

今週もめっちゃ美味しゅうございました。ごちそうさま。

ぐるなび - RISTORANTE STEFANO
リストランテ ステファノ KAGURAZAKA
Tasty!:ステファノ@神楽坂で北イタリア料理

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2008/11/12

工作したいです(BlogPet)

きのう小丸が、工作したいです。

*このエントリは、ブログペットの「小丸」が書きました。

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舌平目とじゃがいものパイ重ね@ぷらてーろ(神楽坂)

新店オープン記念でランチ時間のナンおかわり無料が復活しているディップマハルでマトンカレーが食べたかったのだけど、お店の外から中をちょっとのぞいたら少人数席がすでに満席の様子。4人席のそばに座るとタバコが煙いことがよくあるので入店をあきらめ、道を渡ってぷらてーろへ。そういえば、けっこうひさしぶりだったかも。おなじみの選べるランチ950円。


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前菜は塩豚と蕪のガリシア風スープをチョイス。ガリシア風がどんなだかわかりませんが、塩豚の文字に引っ張られてしまいました。塩豚、美味しいよねぇ。豚のブロック肉が特売になってたりすると、うちでもつくります。
少し白濁したスープにはほんのりとろみがついてる風。塩豚ちっちゃ。まぁ、具として食べるよりも出汁をとることがおそらく目的なんでしょうから、しかたがないか。それほど豚の旨みが強く出ているようには感じませんが、野菜のやさしい甘みと塩気のバランスが良く、美味しいです。とくに昨日は寒かったので、ほかほかのスープはそれだけでなんだか嬉しくなりますね。スープに添えられたバゲットはガーリックバターを塗ってラスク風にカリカリに焼いてあって、サクサクとした食感が気持ちいいです。


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メインの、舌平目とじゃがいものパイ重ねをチョイス。バター風味たっぷりのさっくりしたパイの間に、下からピラフ、舌平目のソテー(ムニエル?)、1センチ厚くらいにスライスされたじゃがいものソテーが、ミルフィーユ状に重ねられています。こうしたミルフィーユ風の料理は、重ねられているもの全部をいっぺんにまとめて口に入れるのが美味しいと思うのですが、それはなかなか困難。この料理も、上のパイを切っているあいだに真ん中からヒラメがはみ出して出てきちゃうし、じゃがいもはどっかいっちゃう。けっきょくパーツごとに一口サイズに切り分けたものを、食べる直前にフォークで一つにまとめて口に放り込むような形になってしまいます。あぁ、なんて美しくない食べ方でしょう(^^;)。んでも、パイとイモと魚とピラフが口の中で生み出すはぁもにぃはたまらんです。芋も魚も淡白な分、ソースとピラフがしっかりした味付けになっていて、バランスを調整します。そこにパイのバター風味が豊かなコクと風味をひと加え。むっふふ。美味しいです。

ごちそうさま。

ぐるなび - スペイン厨房 ぷらてーろ
MIKAOLOGIC: 神楽坂ランチスペイン厨房「ぷらてーろ」へ
たきおの神楽坂ランチ日記: ぷらてーろ
ぷらてーろ/パエリアが絶品! | 神楽坂 グルメ ランチ
神楽坂のをと ―『ぷらてーろ』スペイン料理 [岩戸町]
スペイン厨房ぷらてーろ @神楽坂 - 神楽坂上より・・・
スペイン料理ランチin神楽坂|西歩見オフィシャルブログ「なないろ日記」

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2008/11/11

軍鶏親子丼@軍鶏一(神楽坂)

軽子坂の、けっこう飯田橋寄りにある軍鶏一。埼玉県で生産されているタマシャモという地鶏が食べられるお店です。親子丼を注文。冷ややっこ、漬物、味噌汁付きで850円。


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見た目がちょっと黒っぽい親子丼。居酒屋系なこともあって、味付けはおっさん仕様というか、酒飲み仕様というか、しょっぱさ強めの濃い味です。味噌汁も同様。味の弱い鶏肉だとすっかり負けてしまいそうな味付けですが、タマシャモはもしかしてすごい。この濃い味付けにぜんぜん負けず、どうじゃっ!てくらいに肉の味と歯ごたえを主張します。
これ、旨いよ。出汁で煮込む前に肉を炙ってあるのかなぁ、焼き鳥風の香ばしい風味があるんです。しっかりと弾力のある歯ごたえと、この香ばしい風味で、しょっぱさの強い濃い味付けときっちりバランスを取ってるんですね。さすがに食べ続けていると味の濃さにちょっと飽きてきますが(もともと濃い味付けが苦手だし、同じ味にすぐ飽きるタイプなの)、同じ「濃い」でも「あべや」系の甘ったるい濃さではないので(料理に砂糖や味醂を入れて甘く味つけるのって、自分の中ではありえない)、ほどよいタイミングで味噌汁を飲んだり漬物をかじったり、あるいは途中から七味を振りかけるなどして少し味に変化を持たせれば、わがままな味覚の自分でも(^^;)最後まで美味しくいただけます。
親子丼でこんだけ美味しいのだから、シンプルな炙りとか焼き鳥もすごく美味しいんだろうなぁ、タマシャモ。あまり調理に手をかけない、肉そのものの旨みを楽しむ料理を食べてみたくなる鶏肉でした。

美味しゅうございました。ごちそうさま。
しかし、入口を入った瞬間からタバコで店内煙いよ。きちんと分煙するか、換気機能を強化してほしいわぁ。

ぐるなび - 軍鶏一
神楽坂38cm×28cm:神楽坂、飯田橋界隈のランチグルメEXPO2008: 軍鶏一
神楽坂・シャモすき鍋「軍鶏一」さん - 京都&神楽坂 美味彩花
軍鶏一 - 私の神楽坂生活
[@神楽坂]軍鶏一:-神楽坂散歩-

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2008/11/10

週末映画

■踊るマハラジャ★NYへ行く■
なんだろうなぁ、これ。おそらくインド映画『ムトゥ 踊るマハラジャ』が大ヒットとなったので、適当にマサラ・ムーヴィー・テイストをパクッてつくったら売れるんちゃうん?くらいの感覚でつくっちゃったのかなぁ。いちおうインド人が主人公で、わずかにインド風の歌やダンスもあるけれど、ベースはまったくのアメリカ映画。それに主役のインド人はマハラジャ(王様)じゃなくて貧乏なダンス・インストラクターだし。アメリカン・ドリームを夢見てニューヨークへやってきた貧乏インド人青年の、ある意味でのサクセス・ストーリーというか、なんというか。あほあほなエロチック・コメディでした。結婚式でのどんでん返し?はいかにもアメリカ風。まぁ、休日にだらだら見る分には悪くないかもね。

  


■ヘルボーイ■
なんかアメコミっぽいないようだなぁと思ったら、やっぱり原作はアメコミでした。オープニングからヘルボーイが誕生するまではSFチックというかサイバー・パンキッシュというか、けっこう緊張感のある重厚なつくりだったのだけど、そのあとはわかりやすい「力」と「正義」と「ラヴストーリー」になっちゃった印象。魔界の出身で身体的には悪魔の力を持ちつつ心は人間側にあって人類を守るっていう設定は『デビルマン』とかぶるけど、デビルマンほどの苦悩はなく、どことなくロマンチック・コメディの香りがするのが、やっぱりアメリカぽい感じ。しかしアメリカって、こういった「超人的パワー」を持ったヒーローが好きだねぇ。

  


■モンタージュ 証拠死体■
CATVのミステリチャンネルで放送される映画って、どうしてこう、どれもこれも微妙なんだろう。思わせぶりな登場人物や複線をいっぱい張っておきながら、そのほとんどが謎の解明に向けて有効に活用されず、終盤に来ていきなりの新事実などからバタバタっと解決していっちゃうという、観終わったあとに「なんだよ、それ」という感想しか残らないタイプの映画にありがちな展開を、これもきちんと踏襲してる。見る側をミスリードすることだけが目的のエピソード挿入や脇役投入とか、ほんと、やめてほしいわ。タイトルのモンタージュも証拠死体(なんて言葉あるのか?)も本文内容に全然関係ありませんでした。

  


■透明人間■
ジョン・カーペンター監督作品。居眠りしているあいだに事故にあってうっかり透明人間になってしまった主人公の困惑と苦悩。透明人間の彼を工作員にするため捕獲しようとするCIA。捕まるまいと逃げるだけでなく、反撃に転じる透明人間と、彼をサポートする金髪美人。荒唐無稽な設定を上手に使い、スリルとサスペンスとラヴストーリーを上手に配分した作品。透明人間が「透明」なときのさまざまなシーンがおもしろい。透明人間に腕をねじあげられたり投げ飛ばされたりする芝居をおそらくひとりでやっているまわりの役者さんも芸達者な感じ。同じ透明人間が材料でも、すすんで透明になってエロエロな悪事を重ねることにしか役立てない『インビジブル』とは、志がぜんぜん違う映画ですな。おもしろかったです。

  


■オープン・ウォーター■
実際にあった出来事がベースになっているらしい。だからかなのか、始まり方はドキュメンタリー風。映画では、けっきょくふたりとも保護されないまま海の藻屑となったように受け取れるけど、だとすると、海に出たあとのふたりの物語は全部創作ですね。実際にはなにがあったのかわからない。あんなに長い間生きていたのか、ああいうやりとりがあったのか、ああいうふうに死んだのか。いずれにしろ、参加者の多いデイツアーで置き去りにされないためには、無理してでもはしゃぐなり話しかけるなりしてガイドや周囲の参加者たちに自分たちの存在を強く印象付けておくこと、また集合時間前に十分な余裕を持って集合場所にいくこと、というのが教訓か。

  


■明智小五郎対怪人二十面相■
明智=田村正和、二十面相=ビートたけし。なんか、この時点で間違ってる気がする。田村正和はずっと古畑任三郎風だし、怪人二十面相は血を好まず残酷なことをしない怪盗紳士のはずなのに、この二十面相は悪行三昧というか、目的が明智殺害なんて、ありえない。明智対二十面相のスマートかつ相互にある種の尊敬の念をたたえた頭脳戦もなければ、乱歩らしい怪奇な雰囲気もなく、いろいろな意味でがっかりとしかいいようがない。癖のある役者もたくさんそろえているのに、内容のがっかり加減に合わせたのか芝居も学芸会チックでやっぱりがっかり。制作側はきっと『オペラ座の怪人』風にしたかったのかもしれないが、そうするには物語の書き込みや登場人物の背景に重厚感が足りず、すべてにおいて中途半端になっちゃった印象が残った。

  


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2008/11/07

2段お重ランチ@螢の火(神楽坂)

最近ランチ営業を始めたらしい、軽子坂にある螢の火。螢の火と書いて「ほのか」と読むらしいです。ランチメニューは「2段お重ランチ」「海鮮丼」「玉トロたく丼」の3種類。どれも1000円です。数量限定らしい「2段お重ランチ」を注文。


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細長のお重が二段重ねになって登場。こういうの、なんか楽しいですね、行楽弁当みたいで。蓋を外し、ふたつのお重を縦に並べます。見た目が松花堂弁当ぽくなりました。

一段目のお重には冷たいもの。ポテトサラダとレタスのサラダ、お刺身二種、それにお漬け物。ポテサラってお店によってはときどき甘みが強すぎることがあって、胡椒ください、胡椒と思ったりするのだけど、ここのポテサラは薄味でさっぱりしてて、美味しくいただけました。レタスと一緒に食べるとさらにさっぱり感が増していいです。お刺身は、ハマチ(鰤?)と鯛かな。白身です。鯛のほうはコリっとした歯ごたえが楽しめ、ハマチのほうは脂の乗った旨みが楽しめます。ただ、ハマチはちょっと魚臭さがあったかも。

二段目のお重はお惣菜の盛り合わせ。醤油味で煮つけられた鱈、すき焼き風に煮られた牛肉の卵とじ、キノコとホウレン草(だったか?)のおひたし、蒟蒻の甘辛煮、あともう一品、なにか小さな器に盛られたものがあったのだけど、忘れちゃった。それぞれの料理にほどよく味のメリハリがあるし、肉、魚、野菜と料理の組み合わせも変化があって楽しいです。やっぱり行楽弁当みたい。味も、すごく美味しいとは思いませんが、充分に美味しい。肉料理と魚料理はちょっとばかり濃いめの味付けですが、野菜系はやさしめの味付けでした。

お重のほかに、ご飯と味噌汁がつきます。ご飯はおかわり無料だそうです。味噌汁は日替わりなのかな。昨日は岩海苔の味噌汁でした。ちゃんと湯気が出てます。きちんと熱いです。前日の哀しいランチのことがあるので、味噌汁が熱いというだけでもうありがたい気がします(^^;)。味付けも濃すぎず薄すぎず、ほどよいです。海苔が美味しい、というか、海苔の味噌汁が好きなんだな自分はきっと。

これで1000円なら満足ですわ。また食べに来よう。1か月単位くらいでメニュー内容が少しずつ変わるといいな。たきおさんの食べた海鮮丼も美味しそうだし。そういえば「玉トロたく丼」は、店外のメニューボードを見たときは「卵とトロロの丼かな?たくってなんだ?トロロは苦手ー」と思ったのですが、実はネギトロ丼に温泉卵とたくあんを載せたものでした。これはこれでおいしそー。

なお、店の入り口に対する従業員の注意があまりいきとどいていないようで、入店したのに気づかれず入り口付近でぼーっとしてしまうお客さん続出でした(実は自分もそのひとり ^^;)。もう少し入り口に注意を向けよう。人の気配に気づくのが得意でないなら、扉が開いたら音が鳴るなりなにかが光なりして厨房や店内スタッフに知らせるような設備を導入しよう。いやマジで、気づかれずにほっとかれる時間は居心地がめちゃ悪いですから。

そのへんの改善も期待しつつ、ごちそうさま。美味しゅうございました。

蛍の火
たきおの神楽坂ランチ日記: 275 蛍の火

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2008/11/06

しゃもかく厳選地鶏焼き定食@軍鶏郭(神楽坂)

最近ランチ営業を始めたらしいです。地鶏が食べられるそうで、期待を持って初入店。しゃもかく厳選地鶏焼き定食を注文しました。950円。


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メインの「本日の地鶏焼き」は、地鶏の信州焼きだそうです。焼いた鶏の上に甘い味噌がかかっています。ぱっと見の印象は、「思ったよりも鶏が小さい」。地鶏で、メインのほかにこれだけの副菜がついて950円だと、このくらいのサイズになってもしかたがないのかなぁ。んでも、地鶏料理がこの店の一番の売りなのだから、もう少しどどんと「地鶏ー」という雰囲気があったらよかったなぁ。

などと思いつつ、まずは味噌汁から。根菜を中心とした野菜たっぷりの味噌汁で、期待が高まります。だがしかし、だがしかし... ぬるいよ。もちろん味噌汁ですから、ぐつぐつ煮えたぎってる必要はありません。沸騰させたら味噌の香りが飛ぶので、気を使うお店は沸騰させないように丁寧に温めるから提供時に熱々にはなりにくいことがあるのも知ってます。でも、でもっ、最初のうちは、少しはフーフーして飲むくらいの熱さはほしいじょ。せめて、一息に飲んだらあっちーから少しずつ飲もうって思うくらいの温かさはほしいよ。なのに、なのに、味噌汁早飲み競争に出されても誰もビビらないくらいのぬるさって、どゆこと? 湯気の立たない味噌汁って、どゆこと? 三毛猫ランチさんも味噌汁が「かなりぬるいです・・・。」と書いているところをみると、このぬるさが、この店のスタンダードなんだろうな。

この時点で、かなりへこみました。この店を選んだの、失敗かもしれない。味は薄めで自分好みなのに。野菜もたっぷりでうれしいのに。でも、温かくあるべき料理を温かい状態で提供できないお店は嫌いなんです。それは、お店の基本スタンスとしてお客さんへの配慮が欠如していることの証明だから。

そして、追い打ち。メインの地鶏焼きも、ぬるい。料理としての熱さ、温かさを全然感じない。うっすらと生ぬるさが残ってるだけ。この料理は冷たいの直前の生ぬるさで食べるほうが美味しいから極力温かさを感じさせない温度で提供してます、ということなのですか? そうであったらごめんなさい。でも、たとえそうだったとしても自分は、焼いた鶏は充分に温かい状態で食べたいです。肉への火の入り具合とか絶妙なのに。これ以上焼いたら硬くなっちゃうよ、でもこれより短かったら生っぽさが強く出ちゃうよというぎりぎりの状態。それに肉自体も旨みがあって、きっと生で刺身で食べても美味しいだろうと思うのに。素材も調理もとてもいいのに。でも、冷め放題な状態で提供されたらすべて台無しだと思うんだけどね。作り手として食材と調理にこだわっても、それが実際にお客さんの口に入る瞬間のことにはあまり興味がない、いうなれば、売ってしまえばあとは知らないというのとたいして変わらない姿勢を感じてしまうのですよ。

料理自体はどれも丁寧に調理され、味付けも控えめで野菜が多く、自分の好み的にばっちりです。ホールの接客も物腰が柔らかく丁寧で、好感が持てます。ちょっとかわいらしいorかっこいい系の若い男性が多く、笑顔も素敵ですし、それなりにテーブルの状態も見えているようだし。それが余計に残念。味もいい、接客もいい、なのに、せっかくの美味しいものを美味しい状態のままで提供できていない。しかも、お客さんの入りは7割くらいで、ほとんどのテーブルにはすでに料理が提供済みだったからねぇ。厨房がパンクするような状況には思えないし、ホールがパンクしているようにも見えなかった。オーダーが立て込んで手が回りきらず、結果として覚めた料理が提供されてしまったという状況には、どうしても思えないのよ。ということは、覚めた料理を出すのがこの店のスタンダードということなんだろうと、自分としては判断してしまいます。

そんなわけで、日をおいてもう1回くらいは食べに来てみようと思いますが、もしそのときもぬるい料理&味噌汁を出すようであれば、それ以後の利用はもうないだろうと思います。

ちなみにランチメニューは地鶏焼き、地鶏揚げ、地鶏どんぶりの3種類で、それぞれ「本日の」焼き・揚げ・丼がメインとなるのですが、昨日のお昼の「本日の」料理は、三毛猫ランチさんが一昨日食べに行ったときと同じもののようでした。「本日の」だからといって日替わりというわけではなさそうです。

神楽坂で軍鶏料理を-軍鶏郭-
三毛猫ランチ:軍鶏郭(揚場町) 2008/11/4
Hitparade BLOG:【土曜日のグルメ】こんな店へ行った(軍鶏と野菜料理)

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2008/11/05

天ぷら定食@天つゆ(神楽坂)

12時5分ごろ入店。店内にお客さんはまだ誰もおらず、その代わり、引き戸を開けてすぐのところに大きな三毛猫が丸まって寝てました。こっちをちょっと見上げると、そのまま厨房の中へ入ってっちゃった。お休みのところを邪魔しちゃってごめんよぉ。

カウンターに座り、天ぷら定食(1000円)を注文。目の前でおやじさんが手際よく天ぷらを揚げていきます。おかみさんが漬物とお茶を出してくれ、本を読みつつおやじさんの手際を眺めつつしばらく待っているうちにお客さんがどんどん入ってきて、気がつくとほぼ満席状態。へぇ、けっこうはやってるんだと思ったくらいのタイミングでカウンター越しにおやじさんからお皿に山盛りの天ぷらを渡されました。そしてすぐにおかみさんがご飯とみそ汁を運んできます。


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どどん。なんか、すごい量じゃね? 魚介は海老が2尾とキスが1尾、それに白魚かな、大きなかき揚げがひとつ。そのほかは野菜で、椎茸、インゲン、ピーマン、玉ねぎ、茄子、あとなにが乗ってたっけな、ともかく、いろんな野菜がたっぷり天ぷらになってます。
高級店のような薄い衣でサクッとさっぱり揚げたタイプではなく、厚めの衣でカリッとしっかり揚げたタイプ。でもそんなに重くなることもないのは、まだ油が新しいからでしょうか。そして、こういうタイプの天ぷらは、抹茶塩などで上品にいただくよりも、やはり大根おろし入りの天つゆにどっぷりつけて食べたい。実際、カウンターには塩など置いてなく、天つゆにつけて食べるしかないのですけれど、この天つゆ、ちょっと甘くて濃いめで、美味しいと思うわ。店名を「天つゆ」にするくらいですから、きっと味に自信があるのでしょう。ほんのり甘めの天つゆと、厚めにつけられた衣の味わいとのバランスもいいですし、しっかりカリッと揚げてあるのでつゆにどっぷりつけてもべちゃっとしないこのバランスもいい感じ。美味しいです。

味噌汁は、自分はちょっと苦手なタイプの味。濃い赤味噌で、具は蜆なんだけど、この蜆がねぇ、なんか、ちょっと泥っぽい味を出してる。以前に食べたときも泥臭いと感じたのだけど、昨日もそうだったから、きっとこれがこの店の蜆の味噌汁の味なんでしょう。ただ、こういうのが元々の江戸庶民の味なのかなぁとも思いつつ。しっかり衣の天ぷらを甘めのつゆにつけて食べるお供の味噌汁としては、このくらいの泥っぽさというか個性があったほうが、バランスがいいのかもしれません。実際、最後のほうには慣れてきちゃったというか、あまり気にならなくなったし。

漬物は普通にパックで入っているようなものでしたが、注文後にお客さんが一気に入ってきたため提供まで少し時間がかかってしまい申し訳なかったからと、蕪と胡瓜と白菜の漬物盛り合わせを小鉢に入れておまけで出してくれました。えへへ、ありがとさんです。旨いです。

お客さんの半分くらいは作業員風の人たち。こういう人が集まるお店は、価格の割に量があって、味付けは濃いめのことが多いけど味自体はけっこうよく、コスト・クオリティ・クオンティティのパフォーマンス・バランスに優れていることが多いように思います。このお店も、自分は1000円の定食を食べましたが、お昼の一番人気のランチ丼は780円だったかな、丼からあふれるほどたっぷりの天ぷらが乗った天丼で、かなりお得な印象。次はあれを頼もう。

おやじさんの声は明るく大きく元気で、威勢がよくて気持ちがいいけれど、それ以上にすごく腰の低い感じが微笑ましくて魅力的。天ぷらをあげながらも、気がつけばお客さんの天つゆを継ぎ足したり、他の作業で手が回らないおかみさんの代わりに料理を運んだりと、軽い足取りで厨房カウンターの中から出たり入ったり。厨房の端のほうには三毛猫がのんびり寝てて、ときどきニャァとかいってる。店内禁煙じゃないのでタバコを吸うお客さんがいるとせっかくの油のいい香りがタバコの臭いに消されちゃうのがちょっと残念だけど、気取らない雰囲気と気取らない味がなかなかいいです。

美味しゅうございました。ごちそうさま。

天つゆ(てんつゆ) - Yahoo!グルメ
たきおの神楽坂ランチ日記: 天つゆ
カグランチ-神楽坂のランチな日々 - 天つゆ 20071120
天つゆ(箪笥町):三毛猫ランチ

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週末映画(BlogPet)

もあの「週末映画」のまねしてかいてみるね

■g@me■はぁ、ぜんぜんおもしろく感じた呪いを軸にきっちり焦点を受けちゃってるなぁという宗教的な内容説明する。

*このエントリは、ブログペットの「小丸」が書きました。

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2008/11/04

週末映画

■悪霊喰■
テレビの地上波で放送されたもの。この映画、たしか封切時に劇場に観にいって、ぜんぜんおもしろくないと感じた記憶があるのだけど、テレビで観たらなんだかおもしろく観れちゃったのはなんでかしらん。
ちなみにこの物語は「キリスト教信者にとって、死ぬ直前に神父に罪を告白し“許し”をもらうこと=“終油の秘跡”はこのうえなく重要である。しかし自殺者はこの“終油の秘跡”を受けることができない」というキリスト教の風習?習慣?がバックボーンとして非常に重要な意味を持つのだけど、テレビではそれを説明するシーンがカットされてたように思う。劇場版ではあったはずなんだけど。ここをカットしちゃうと、キリスト教文化にあまり詳しくない日本人には、「罪食い」の持つ意味や役割などがよく伝わらないだろうに。逆に、ここの重要さや意味合いを理解し共感しようという意識を持ちながら観ると、ストーリーのおもしろさや深みが倍増するように思う。
とはいえ、枢機卿による陰謀とかは、あまりいらなかったのではないかなぁ。もっと「罪食い」とキリスト教マイノリティ宗派にきっちり焦点を当てて物語が構成されていたほうが、ゴシック風味のホラーとしてよりおもしろかったように思う。

  


■黄金夜叉‐虜‐■
はぁ、なんだこれ? せっかく耽美な雰囲気や背景が漂っているのに、物語があまりに薄っぺらいというか、広がりがないというか、深みがないというか。いかにも訳あり風な登場人物(生きている人間も、死んでいる人間も)しか出てこないのに、その「訳」が描かれることはほとんど(まったく?)なく、だから表面的な部分でしか彼ら・彼女らをとらえられない。それぞれの背負うものや、これまでの歴史の一端といったもののヒントがきちんとあれば想像を働かし妄想を広げることもできるけど、あれじゃぁなぁ。たんなるできそこないのポルノ映画みたいでした。

  


■ルーヴルの怪人■
これもたしか、封切時に劇場に観にいったはず。そんでもってやっぱりぜんぜんおもしろくないと感じたような記憶がある。でもCATVで放送されたのを観たら、意外とおもしろく感じちゃったのはなぜかしらん。たぶん、あちらこちらに飛び回る「魂」のCG処理があまりにもマンガっぽくて、それが劇場の大きなスクリーンだと余計に強調されて、なんだか子供だましっぽい印象を受けちゃったのかも。それにエンディングもなんだかなぁという印象だし。
でも、怪人が怪人として出現しなければならなかった理由のほうに理解や共感を重ねるよう意識して見れば、これはこれでなかなかおもしろい。魂の救済と復活という宗教的な観念とその重み、個を表わすものとしての名前や装飾具の重要性といったものを、たとえ実感としてはわからなくても、あるいは個人的な感情としては共感や納得できなくても、ものごとを理解するための前提として「そういうことなのだ」と受け入れることができれば、おもしろみが増してくるんだな。
自分の中にある「前提・定義」でなく映画が提示している「前提・定義」を優先することで楽しみが増すケースが多いことを再確認した感じがする。

  


■ビートルジュース■
すごくひさしぶりに観た。以前に観たときはたしか、幽霊が自分たちの家にあとからやってきた生きた人間の一家を追い出すために地獄の悪霊と組んで人間たちを脅かす... みたいな内容説明を読んで「ホラー映画」だと思い、ホラーを期待して観たので「なんだこりゃ?」という印象になってしまったのだけど、これ、ホラーじゃないですよね。というか、『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』などと同系統の、いかにもティム・バートンらしいファンタジーなんだな。最初から「ちょっと変わったファンタジー」と思って観れば、非常にチャーミングな映画だと思う。しかし、最後のウィノナ・ライダーのダンスはどうしましょ。終わり方、あれでいいのか? いいんだろうなぁ。ウィノナ・ライダーの役をクリスティーナ・リッチがやってもよかったな、きっと。

  


■穴■
穴をキーワードにした「世にも奇妙な物語」風のオムニバス映画(なのか?)。うーん、微妙。あんまり「穴」が有効に活かされてるとは思えない。板尾創路さん主演の「怪奇穴人間」は明智小五郎ものの雰囲気パロディを狙った風のゆるい感じがなんとなくおもしろかったけど、ほかの話はなぁ。「世にも奇妙な物語」系って、なんか自分にはあまり合わないんだよなぁ。

  


■怪談■
冒頭で描かれる「因果の始まり」が、あまり本編では意味をなさなかった感じがする。切り捨てられた親の「呪い」が相手方の息子だけでなく自分の娘にも災いをなしちゃってて、ほとんど意味なし。というより、娘のかけた呪いのほうがずっと強力で執念深く、冒頭の因果がなくても充分に成立してしまう。羽生の一家などは「因果の始まり」とはまったく関係のない一族で、冒頭の因果を軸に考えると、まったくもってとばっちりというか、わけもわからず巻き込まれちゃってるし。でも、娘の呪いを原因とすれば、きちんとつながる。やはり、冒頭の「因果の始まり」が物語の焦点をあやふやにしちゃってるなぁ。
で、観終わっての感想。木村多江さんはやはり美しい。嫉妬深い年増女は恐ろしい。

  


■g@me■
なるほどねぇ。そういうことか。騙してるようで、騙されてるようで、やっぱり騙してて、と思ったら騙してなくて... 主要人物たちの役割がくるくる変わり、ストーリーにも破たんがなく、映画としてなかなかおもしろく観られた。
ただ、あくまで「ゲーム」としては成立しても、現実の犯罪捜査ではきっと成立しないだろうな、いくら物語の世界の話でも。その点を、最初に「ゲーム」を仕掛けた側はどう考えていたのだろうか。まさか、ゲームどおりにいくと信じていたのか。そして、次の「ゲーム」を仕掛けた彼も、まさか彼女が最後まで「ゲームの駒」としての役割を完璧に演じると信じていたのだろうか。けっきょくふたりとも「ゲームはゲーム」としてしか見ていなかったように感じる。そこに「ゲームとしての犯罪」だけでなく「実際の犯罪(半分は事故)」をからめたのは、設定としてはちょっと無理があるかなぁ。
仲間由紀恵さんは綺麗だけど、役者としては芝居が単調というか、どんな役を演じてもあまり変わらないというか。もう少し演技に幅が出てくるといいですね。

  


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