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2008年7月

2008/07/31

RENATO ZERO / VOYEUR (1989)

Renato Zero(レナート・ゼロ)の15枚目のアルバム。

1970年代後半から80年代なかばにかけてリリースしたアルバムがどれもチャート1位を獲得し、人気を磐石なものにしたかに見えたRenatoでしたが、1984年の『Identikit』以降セールスが低迷、ツアーの動員も厳しくなっていました。2枚組アルバムとしては好調期であった1981年の『Artide e Antartide』、翌1982年の『Via Tagliamento 1965/1970』以来の『Zero』を1987年にリリースし起死回生をはかりますが、これもセールスはまったく振るわず。そこで心機一転をはかったのか1989年にロンドンへと飛び、次のアルバムはLucio Battisti(ルーチォ・バッティスティ)Claudio Baglioni(クラウディオ・バッリォーニ)などのアルバム・プロデュースやアレンジャー、キーボーディストとしても著名なGeoff Westley(ジェフ・ウェストリー)とともにつくることにしました。そうしてリリースされたのが『Voyeur』です。

Renatoらしいロマンティックで美しいメロディがふんだんに聴かれるアルバムになりましたが、どこか都会的で爽やかな印象があるのは、Geoff Westleyの影響でしょうか。キーボードによるオーケストレーションをふんだんに使い、生のオーケストラとは違う、どこか乾いた感じの厚みと奥行きを表現しています。ハード・ロック的なギター・サウンドが聴ける曲があったり、エスニックな雰囲気のパーカッションが効果的に使われたりと、イタリアン・ポップスの枠にとらわれない、よりワールド・ワイドな印象のあるアレンジが施されています。シンセ・ベースの多用や、シンセ・プログレなどでよく聴かれるピロピロと鳴るシンセサイザー・サウンドなど、全体にデジタル感が強く感じられるのはちょっとどうかなと思いますが、それもまたRenatoの挑戦だったのかもしれません。同じようなことをイタリア国内でやろうとすると、それまでの彼のアルバムに散見された「安っぽい歌謡曲風のシンセ・サウンド」になってしまったようにも思います。

軽快な曲も多く収録されていますが、歌謡曲ぽい安っぽさが感じられるものはなくなり、より洗練されたポップスばかりになりました。もちろん、ロマンティックなバラード系のスロー・チューンもあり、それらは抑え気味のオーケストレーションをバックに、ほどよい哀愁を持って歌い上げられます。哀愁はあってもべたべたとしつこい感じがしないのはRenatoの持ち味ですね。一方、これもまたRenatoの個性である芝居がかったヴォーカルは、このアルバムではほとんど聴けません。より素直に、なめらかに歌っています。

ドラマティックな構成がRenatoらしいM1「Il canto di Esmeralda」、アコーディオン風に音づくりされたシンセサイザーが哀愁を奏で南伊風の印象を漂わせるM2「Voyeur」、夜空を眺めているようなおだやかでやさしい気持ちになるM4「Accade」、あやしげなイントロと明るく美しいヴォーカル・パートのミスマッチ感がおもしろいM6「Il grande mare」、イタリアらしい素直で流れるようなメロディが魅力的なM9「Talento」、ピアノとオーケストラをバックにやわらかであたたかみのあるメロディをロマンティックに歌い上げるM11「Ha tanti cieli la Luna」など、心地のいい曲が多数収録されています。



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2008/07/30

若鶏の治部煮御膳@心 神楽坂(神楽坂)

いついってもお値段に見合った美味しい料理をきちんと出してくれるのでお昼に迷ったときに安心して入れる「心」。定期的にランチメニューの内容が変わるのも嬉しい。最近またメニューチェンジがあったようで、今回は若鶏の治部煮がメニューに加わりました。


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治部煮って、鶏肉に粉をつけて醤油系の出汁で煮るんだっけ。西日本のほうでよく食べる家庭料理ですよね、たしか。粉で煮汁にとろみがついて具に絡まりやすくなるの。
以前に誰かの家で食べたときの記憶では、けっこう煮汁が少ない料理という印象があったのだけど、この治部煮は意外とたくさん煮汁がある。本当はこういうものなのかな。鶏肉がすごく軟らかく煮えてて美味しい。肉のほかに大きな麩と、あと野菜もちょっと入ってたような。山葵をつけるのが他のいわゆる日本の煮物とは少し違います(七味とか辛子とかが多いよね、ふつう)。この山葵が爽やかな風味を加え、甘辛い味付けに素敵なインパクト。美味しいよ。

メイン以外はおなじみのセット。
昨日の味噌汁は、ちょっとしょっぱかったように思う。それでも「え~もん」などのお手頃価格帯居酒屋系のお店にくらべると充分に塩分控えめだけど。「まゆきら」の味噌汁がなぁ、しょっぱく感じることがぜんぜんなくて美味しかったのだけどなぁ。しょっぱさよりも出汁の旨みや味噌のやさしい風味が感じられる味噌汁が飲みたいです。
マグロの刺身が三切れついてるのはちょっと嬉しいけど、たまには違う魚になるといいな。

ご飯おかわり自由で980円。ごちそうさま。

ぐるなび - 魚・旬菜とお酒 心 神楽坂
「心」(神楽坂/本多横丁) - ドラゴンズが好きな東京の人の話し
たきおの神楽坂ランチ日記: 心
心@神楽坂:-神楽坂散歩-
every little thing in my life : 活け〆かんぱち刺し御膳@心(神楽坂)

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2008/07/29

こいつ(BlogPet)

小丸がもあはバックを解決♪
それで小丸はこいつが想像するはずだったの。
でも、もあで梅ソース転調したよ♪

*このエントリは、ブログペットの「小丸」が書きました。

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スズキのピカタとヒレカツ@亀井堂(神楽坂)

亀井堂の日替わり洋食ランチ、スープとサラダとパンまたはライスがついて900円です。鶏肉や豚肉のピカタはよく見るけれど、魚のピカタって食べたことないよなぁと思って。


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まずはおなじみのスープとサラダ。今回は少しカレー風味のパスタサラダが乗ってました。オレンジ色のドレッシングはたまねぎ系かな。


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メインの、ピカタとヒレカツのコンビネーション。ピカタにはトマトソース、ヒレカツにはとんかつソースがかかってます。魚も肉もふっくらとジューシーに仕上がっていて、どちらも火の入り方がとても上手。このお店のデミグラスソースは自分はあまり好きな味じゃないのだけど、このトマトソースはフレッシュで美味しいな。


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亀井堂はパン屋さんもやってまして(というか、パン屋さんがもともとなのかな)、パンがとても美味しいのです。ふんわり甘いバターロールも美味しいけれど、ちょっと独特の風味のあるバゲット?が自分は好き。

派手なところのない、普通に安心して美味しく食べられる洋食屋さん。ホールのスタッフさんも、けっして丁寧なサービスではないけれど、動きがきびきびしていて無駄がなく、きちんとテーブルの状況も把握できてて、見ていてすがすがしいです。とくに髪型がボブ(っていうんだっけ?)のウェイトレスさんは表情もよく、声をかけるときなどはきちんとお客さんのほうを見て声を出しているのが好ましい。

ご馳走様でした。

神楽坂 龜井堂
ぱくぱくつれづれ日記: 亀井堂
たきおの神楽坂ランチ日記: 亀井堂
神楽坂38cm×28cm:神楽坂、飯田橋界隈のランチグルメEXPO2008: 神楽坂 亀井堂

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2008/07/28

週末映画

■ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密~銭形姉妹への挑戦状■
もともとはテレビドラマだそうです。なんで自分はこんなのを観てるんだか。
4姉妹の女子高校生(末の妹は中学生)刑事のいちばん上の姉が誘拐され、犯人から残りの3人に3つの殺人事件の挑戦状が届く(事件を解決できたら姉を解放)というのが基本ストーリー。1事件が30分弱でテンポよく解決していくオムニバス風のつくりは気楽に観る分には楽しいといえば楽しい。比較的単純なトリックで犯人もわかりやすく、いわゆる刑事ものとしての謎解きのおもしろさは薄いけれど、まぁ、よくできたアイドルドラマといった感じか。
主演の3人の女の子のなかでは、堀北真希がとびぬけて魅了的。他のふたりとは格が違うオーラを発揮していた。新体操のリボンを意味もなくクルクルするシーンはどうしていいかわからんかったけど、3種類のダンスを踊るシーンはめちゃめちゃかわいかった。


  


■ケータイ刑事 THE MOVIE2 石川五右衛門一族の陰謀~決闘!ゴルゴダの森■
引き続き、なんで自分はこんなのを観てるんだか。
THE MOVIEの1作目に出ていた末の妹と、そのいとこという設定の女子高校生(中学生?)が今回の主役。しかし、これはきつかった。前作は上映時間が100分足らずで、しかも3つの事件+αのオムニバス風なつくりが軽快なテンポを出していたから楽に観ることができたけれど、この2作目は120分の上映時間をひとつのストーリー(事件)で引っ張ったためか、えらく冗長。ギャグの入れ込みもやりすぎだし、おもしろくない。主演のふたりもそんなにかわいくないし、芝居もヘタだし。敵役の星野真理のほうが圧倒的に魅力も存在感もあった。
観終わって、疲れた。


  


■千里眼■
地上波で放送されたもの。なんとなく、超能力系のホラー(?)なお話かと思ってたんだけど、違うんだ。巨大な陰謀を企てるテロリストのお話なのね。水野美紀ががんばってた。


  


■悪いことしましョ!■
主人公?のエリオットがともかくムカつくというか、鬱陶しい。こいつの思考形態や行動を見ているだけでうんざりしてくる。それに対する悪魔のなんとキュートで美しいことよ。ぜったいヒロイン役のアリソンより、悪魔のほうが数倍素敵だぞ。
この悪魔を演じるエリザベス・ハーレーという人はもともとモデルさんだったそうで、そのあまりにも美しいルックスとプロポーションにクラクラです。


  


■吸血鬼ゴケミドロ■
1968年の映画だというから、しょぼい地球侵略ものSFかと思いきや、思いのほか観れてしまった。映像自体は時代を感じてしまうけれど、それはそれでノスタルジックな雰囲気があって悪くない。
わかりやすくエゴむき出しの人間たちによる殺し合い、最終的にはおそらく誰も助からないのであろうペシミスティックなエンディングなど、最近のお気楽なホラーやSF映画にはなかなか見られない素直に真面目な視点が好ましい。


  


■吸血髑髏船■
『吸血鬼ゴケミドロ』の次につくられた松竹製作の怪奇特撮映画第二弾だそうだ。タイトルからゴケミドロとの関連性、あるいは少なくとも吸血鬼ものを想像したのだけど、ぜんぜん別の物語。吸血鬼というよりはむしろゴースト・ストーリーだな。
モノクロの映像は、雰囲気はあるけれど見づらく、コアとなるストーリーは単純なはずなのになんだか流れがわかりづらく、観たあとに非常に疲労感が残った。

  


■輪廻■
これ、意外とおもしろいと思うんだよなぁ。登場人物が多い割には、それぞれの描写や役割が薄いのと、せっかくの怖がらせアイテムである人形の使い方が適当な感じなので、散漫で安っぽい印象を与えてるようには思うけど、基本のアイデアとか、いかにもな映像とか、優香演じる主役の杉浦渚がどんどん精神的に追い詰められていくところとか、追い詰めるのがこの手の役をやらせたらぴったりの椎名桔平だったりするキャスティングとか、なかなかポイントを押さえてあるように思う。これ、むしろテレビドラマで1クール、じっくりと背景などを描いてつくったらもっとおもしろかったかも。
惨劇の舞台となった「赤い屋根のホテル(尾野観光ホテル)」に使われた建物って、いまも残ってるんですね。数年前に営業を停止したホテルだそうです。怖いよ。そのホテルに向かう古い町並みのロケは九州で行なわれたそうですが、そのシーンで店名と電話番号が一瞬映るお店も現存してました(Googleで調べちゃった。調べるな)。

  

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2008/07/25

トントロの炙り定食@土間土間(神楽坂)

懐具合が寂しいときは土間土間! ご飯のおかわり無料(しないけど)、ドリンクバーつき(種類を変えて3杯くらい飲みます!)で900円程度なのが嬉しいです。昨日はトントロの炙り定食を注文。通常は880円ですが、店の外で配っているチラシをもっていけば100円引きで780円。たすかるぅ~ん。


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小鉢三種盛り?は、筍と、こんにゃくみたいなの(クラゲ?)と、漬物。以前は筍がたしか2つ載ってたのだけど、1つになってるのがちょっと寂しい。代わりに?柴漬けが筍の横に(^^;)。
炙りトントロはけっこうたくさん。トントロの下にはサラダがたっぷり。野菜と一緒にトントロを紫蘇で巻いて、わさびマヨネーズか梅甘酢ソースにつけて食べます。自分はわさびマヨのほうが好きですが、梅ソースも甘酸っぱくて夏にはいいかも。
ここのランチ、野菜がたくさん食べられるのがいいですね。野菜野菜ー。
味噌汁も、出汁の味はそれほどしませんが、味噌やら塩やら入れすぎでしょっぱいようなことはなくて、嬉しいです。味噌汁おかわりしたいー。

店員の眼鏡の兄ちゃんとはなんだか顔なじみになっちゃいました。
ごちそうさま。次回はロール寿司とかきあげそばの定食を食べよかな。

ぐるなび - 土間土間 神楽坂店
土間土間 神楽坂店のランチ|真帆のLucky Days
土間土間(神楽坂) 2008/6/19 - 三毛猫ランチ

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2008/07/24

RENATO ZERO / LEONI SI NASCE (1984)

Renato Zero(レナート・ゼロ)の12枚目のアルバム。

1979年にリリースした6枚目のアルバム『Ero Zero』からこの『Leoni si nasce』までは、すべてのアルバムがヒット・チャートで1位を獲得しています。しかし同年にリリースされた新録・新アレンジのベスト盤『Identikt』が16位、1986年の『Soggetti smarriti』は2位までのぼったものの翌1987年の『Zero』は13位となり、以後しばらくアルバム・セールスの低迷が続きます。その意味では、Renato Zeroの最初の最盛期の最終部分に当たる作品かもしれません。実際、このアルバムそのものはチャート1位を獲得したものの、アルバム・ジャケットと同じライオンのコスチュームをまとい4人のアボリジニーとともにローマの動物園からスタートしたコンサート・ツアーは観客の入りが悪く、商業的に失敗。以後、これまでの高人気を後ろ盾にアリーナ級・スタジアム級のコンサートを開く一方で、地方の小都市では町の広場やディスコでほとんど無料で歌うといったドサまわりを余儀なくされたようです。

さて、この作品。イントロとフィナーレにオーケストラによるドラマティックなシンフォニーをバックにしたMCを配してあることからも、おそらくストーリーを持ったコンセプト・アルバム、あるいはポップ・オペラ的な作品なのでしょう。冒頭から美しいオーケストラが聴け、このままロマンティック&ドラマティックな世界が展開されるかと期待させます。しかしM2以降は意外とポップで軽快な曲が多く、このころの彼のアルバムにありがちな歌謡曲チックなアレンジも散見されます。ただ、歌謡曲チックさがありつつもそんなに安っぽい印象を感じないのは、Renato Serio(レナート・セリオ)によるツボを押さえたオーケストラ・アレンジと、楽曲の持つ素直でなめらかなメロディの魅力によるところが多いのだと思います。これといって飛びぬけた名曲は見当たりませんが、全体に粒の揃ったポップ・ソング集となっていて、愛らしいアルバムだと思います。

M2: Da uomo a uomo
ゆったりとした8ビートを刻むエレキ・ギター。おだやかでなめらかなメロディ。やさしさと奥行きを表現するキーボード・オーケストレーション。あたたかみのあるミディアム・テンポのポップス。

M3: Si gira
リズムを強調した軽快で少しコミカルな雰囲気のあるポップ・ロック。バックのアレンジ、とくにホーンの使い方が歌謡曲風。メロディも素直なものだけど、媚びた感じがないので、安っぽい歌謡曲もどきにはなりません。

M4: Per non essere cosi'
ヴィブラフォンとオーケストラによるやわらかなイントロに続き、少し寂しげなヴォーカル。もの哀しげなヴァイオリンも入ります。しかしBメロからはメジャー・キーに転調し、やさしくおだやかでゆったりしたメロディに。セカンド・コーラス以降はあまり派手にならない程度に厚みのあるオーケストラも曲を盛り上げます。サロン・ミュージック系ポップスというか、Kryzler & Kompany(クライズラー&カンパニー)を思わせるような部分もあります。終盤ではRenato Zeroらしい芝居がかったヴォーカルも聴けます。

M5: Sospetto
女性の悲鳴(叫び声)から始まりますが、曲自体はべつに危険だったり怪しい香りがするわけではなく、むしろ明るく、どこか楽しげで、なんだかそぐわない感じです。ミュートしたエレキ・ギターのアルペジオはThe Police(ポリス)の「Every Breath You Take」を思い出させます。やわらかなオーケストラも入る、おだやかなポップス。

M6: Pelle
少しシリアス&ミステリアスな雰囲気があります。クリーン・トーンによるエレキ・ギターのコード・カッティングとエレクトリック・ピアノが都会の夜を思わせます。歌メロもマイナー調で、愁いを秘めた感じで始まります。しかしサビからはメジャーに転調し、伸びやかで美しいメロディになります。場面転換がはっきりしていてわかりやすい曲です。終盤はオーケストラが入り、ほどよく華やかでメロディアスな雰囲気に包まれます。

M7: Frenesia
イントロのエレキ・ギターの演奏がThe Doobie Brothers(ドゥービー・ブラザーズ)の「Long Train Runnin'」に似ています。軽快なリズムにコンガやホーン、細かいフレーズを奏でるヴァイオリンの入った華やかな演奏。途中では子供のコーラスも入り、いくぶん歌謡曲ぽい印象もあります。リズミカルながらもきちんとメロディがある、良質のポップスになっています。

M8: Oscuro futuro
エレキ・ギターのアルペジオとエレクトリック・ピアノのやわらかな音色。ほどよく明るくなめらかでやさしいメロディを、おだやかなオーケストラがバックアップします。ホーンのアレンジが歌謡曲風だけど、素直で美しい歌メロが安っぽくなるのを防いでいます。オーケストラの入り方やアコーディオン風のキーボード?ソロなどに夢見るような雰囲気があるのも素敵です。

M9: Il leone
ハード・ロック風のディストーション・ギターがコードを刻み、派手でチープなホーンとRenato Zeroの少し芝居じみたヴォーカルがのります。ロック・オペラのような雰囲気です。サビで入るコーラスで、The Who(フー)『Tommy』で繰り返される「See Me Feel Me...」のところを思い出しました。

M10: Il prezzo
少しミステリアスで陰のある感じから徐々に盛り上がる構成は、わかりやすくドラマティック。サビではメジャー・キーに転調し、素直に美しいメロディをオーケストラがバックアップします。ロマンティックな明るさとやさしさを感じます。

M11: Giorni
シンセサイザーによる軽快なリズムとエレキ・ギターのコード・カッティングにのって歌われる、おだやかな明るさのあるポップス。歌メロに無理がなく、シンプルだけどなめらかで美しいのが好感を持てます。少し歌謡曲ぽいながらも終盤に向けてシンフォニックに盛り上がるオーケストラもいい感じ。


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2008/07/23

ル・ロワズィール@(神楽坂)でランチのはずが...(ToT)

昨日はひさしぶりに「わしょくや」で松花堂弁当でも食べようと思ったのだけど、残念なことに満席で入れず。それではと、すぐ近くにあるル・ロワズィールをのぞいてみたら店内ガラガラでお客さんが2~3組しか入っていなかったので、そんならフレンチにすっかなぁと入店したのが12時10分頃。

なんか、メニュー数が少なくなった? 以前のロワズィールって、前菜もメインも4~5種類くらいからのチョイスだったと思うのだけど(13時近くなるとその半分以上が品切れのことも多かった)、昨日は前菜3種類、メインは肉料理と魚料理が1種類ずつの2種類しかなかった。前菜も、炙った帆立が乗ったサラダと、マリネしたカツオが乗ったサラダ、それにヴィシソワーズで(要するに魚介のサラダか冷たいスープの2択)、なんだかあまり選択する楽しみがない。メインを魚料理の真鯛のポワレにしたかったので、前菜は魚ではない、ヴィシソワーズを選ぶことにした。


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なんのヴィシソワーズっていってたかなぁ。ほんのり緑色で、枝豆かなにかだったと思う。中に胡桃とヒヨコマメが入ってる。口当たりはとてもなめらか。丁寧に裏ごししてるんだろうな。クリームの味が控えめなのも好み的には嬉しい。ま、野菜の味もあまりしない感じではあるけれど。塩は強め。汗をかきやすい夏だからあえてこういうはっきりした味付けなのか。にしても、ちょっとしょっぱいと思う。スープだけを飲み続けるのが少しきつい。パンをください、パンを。あと、カップ入りとはいえ、ティースプーンで飲むのはけっこう飲みづらいというか、なんかコーヒーの底にたまった砂糖をなめる子供みたいで、こっ恥ずかしいです。小型のスープスプーンはないのかしら。

さて、続いて、メイン... メイン...は? スープが下げられてからもう10分くらい経ちますが? 新規のお客さんが2組ほど入店したから、そっちの前菜作りで手が回らないのかな。まぁ、本でも読みながら待ちましょう。

えっと、メインはまだかしら。もう12時40分を少しすぎたのだけど。そろそろ請求しましょうかね。ギャルソンさん、まだかかりそう? あ、そうですか。もう少しでできるのね。わかりました。そしたらもう少し待ちます。

あのぉ、あれからさらに10分経ちました。もう12時50分をすぎてしまったのですけど。おいらのお昼休み、13時までなんですけど。いまから出されても、もう食べてる時間がないんですけどぉ~。

というわけで、メインをキャンセル。大急ぎで会社に戻ったのでした。

1か月ほど前に食べに来たときも料理提供が遅くてすごくぎりぎりだったけど、今回はついに間に合わず。なんであの程度のお客さんの入り(満席率50%にも満たない、しかも時間差入店なので要求される提供タイミングも重なっていないはず)で、料理提供にあんなに時間がかかるんだろう? 昔から料理提供が遅めの店ではあったけど、ここまで遅くはなかったんだけどなぁ。これでは、お昼休みにランチを食べにいくのはあまりに危険。というか、無理。ここのところお客さんがあまり入っていない(らしい)理由が、なんとなくわかった気がする。

けっきょく昨日のお昼はカップに入ったヴィシソワーズとバゲット一切れだけだったよ。
すごくお腹がすいたよ。
ばかぁ(ToT)。

ぐるなび - ル・ロワズィール
たきおの神楽坂ランチ日記: ル・ロワズィール
編集者しま子の神楽坂ランチおすすめブログ:ル・ロワズィール

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2008/07/22

感じも影響したかも(BlogPet)

きょうもあは、感じも影響したかもー。
だけど、きょう、お昼が予約するはずだったの。
でも、もあでアレンジされた。
それでパンに統一するはずだったみたい。
だけど、きょう、もあともあで一緒しなかったー。

*このエントリは、ブログペットの「小丸」が書きました。

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2008/07/18

サラダとか白身魚のクネルとか@ルグドゥノム・ブション・リヨネ(神楽坂)

昨日は美味しいもの好きの知人(美味しくないと機嫌が悪くなる)とお昼の約束をしていたので、本多横丁のルグドゥノム・ブション・リヨネへ。本当はラ・マティエールが希望だったのだけど、予約が取れなかったのよ。そしたら次はルグドゥノム・ブション・リヨネしかないかなと。そんなわけで、サラダとメインとドリンクがついて1850円(だったか)のセットを注文。


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まずはサラダ2種。
このお店の定番、レンズ豆のサラダは、あいかわらずめちゃ旨です。やわらかな酢と豆の甘みのコンビネーションがたまりません。これだけで食べても美味しいし、グリーンサラダに混ぜても美味しいし、パンに乗せても美味しい。
そうそう、パンもめちゃめちゃ旨いんですよね、ここ。自家製じゃないのだけど、フランスから輸入した冷凍パンをお店で焼いて出してるらしい。このパン、うちに持って帰りたいわぁ。
グリーンサラダは自分にはちょっと酢が強すぎで、むせそうでした。フランス製のワイン・ヴィネガーって、なんかイタリア製のより酢が強いよね。家ではふだんイタリア製を使ってるからなぁ。


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メインのクネル。白身魚のすりおろしを団子状にして、ザリガニのソースをかけたものだそうです。このお店の人気料理らしい。クネルっていう料理、自分は知らなくて、注文のときにたずねたら、ギャルソンさんは「はんぺんみたいな感じです」といってたのだけど、いや、これ、すごいよ。とてつもなく舌触りがなめらかでふわっと軽やかでだけど旨みがたっぷりの超高級なはんぺんといった感じです。
このはんぺん?自体は比較的あっさりした味なのだけど、ソースの濃厚なことこのうえなし。いわゆるアメリケーヌ・ソースというやつなんだと思うのだけど、すっごく海老だ。いや、ザリガニか。このソースをはんぺん?にたっぷりつけて食べると、もうどうしましょ。あぁ、ワイン飲みたい。濃厚な白ワイン飲みたいよ。
つけあわせ?にバターライスが別容器で提供され、これをソースと一緒に食べると簡易リゾットもどきで、これまたたまらん。もちろん、パンにつけて食べたらもう天国です。このソースと、このパンと、白ワインがあったら、もうそれだけでいいかも。


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デザートは別料金なのですが、連れが甘いもの好きな方なので、追加で注文。といっても自分は甘いデザートはあまり好きじゃないので、ババ(サヴァラン)を注文。バニラの香りがするクリームと、大振りなケーキがごろんとお皿に載って出てきます。
サヴァランといえば、ケーキのラム酒漬け(違う!)。ラム酒は小さな入れ物で別添えされます。ギャルソンさんは「お好みで」といってましたが、かけないはずがない。というか、このまま飲んじゃってもいいですか? ケーキにかける前に少しだけ直接味見。あ、思ったより上品な、味も香りもあまりクセのないラムなんですね。飲むんだったらもっとクセのあるラムのほうがいいな。ケーキにはこのくらいのほうがいいのかな。とりあえず、全部かけちゃいましょう。はい、ケーキがラムでびしゃびしゃです。やっぱこうじゃないとね。
クリームもけっこう甘み控えめで、さすが大人の味です。全体に、とてもお品のいいサヴァランでしたわさ。

食後に紅茶をいただいて、ごちそうさま。美味しかったー。お腹いっぱい。

lyondelyon.com
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2008/07/17

RENATO ZERO / SOGGETTI SMARRITI (1986)

Renato Zero(レナート・ゼロ)の14枚目のアルバム。

1984年にリリースした前作『Identikit』はベスト選曲にRenato Serio(レナート・セリオ)による統一感のあるオーケストラを全曲に配した再アレンジ新録盤で、派手さはないものの、非常にしっとりと落ち着いた、聴き心地のいいものでしたが、残念なことにセールス的には振るわず、アルバム・チャートで最高16位と、1979年以降続いていた連続1位の記録を止めてしまいました。それを反省したのか、それとも前作でお金がかかりすぎたのかはわかりませんが、このアルバムではオーケストラの導入はなく、主にシンセサイザーがオーケストラ・セクションの代わりを務めています。

しかし、このシンセサイザーの音づくりがとてもチープというか、いかにも時代を感じさせるもの。1980年代のRenato Zeroの曲は、90年代以降のたおやかさを感じさせるものがある一方で、いま聴くといかにも古くさい歌謡曲チックなものも多いのですが、このアルバムは歌謡曲チックなものを中心に構成されています。そして、その歌謡曲ぽい安っぽさを感じさせるもっとも大きな要素が、シンセサイザーの音づくりと、そのシンセを中心にした演奏アレンジでしょう。いきなり飛び出す派手な金管シミュレーションのシンセ・サウンドとか、なんだか恥ずかしくて泣けてきます。それでもこのアルバムはファンに受け入れられたのか、残念ながらチャート1位に返り咲くことはできませんでしたが、2位を獲得しています。

全体に軽快で歌謡曲チックなポップス/ロックで、ヴォーカルにはRenato Zeroらしいいくぶん芝居がかったシャウトなども入るのですが、自分にはあまり魅力的に感じられません。演奏アレンジの安っぽい派手さとか、けっこうつらい。M4「Donna donna donna」、M7「Ostinato amore」、M9「Problemi」といった、イタリアらしい美しさ、Renato Zeroらしいロマンティシズムを感じさせるメロディを持った曲もあるのだけど、これらもアレンジの平凡さ、安っぽさが曲の魅力を制限している感じです。これがRenato Serioの深みのあるオーケストラ・アレンジだったら、かなり聴かせる曲になっただろうに。残念です。



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2008/07/16

カツオのちらし寿司@うまい魚 海(神楽坂)

ランチは魚と麦とろがメインのお店。自分はとろろがあまり好きじゃなく、また醤油味の煮魚とかもあまり好きじゃないので、これまで入る機会のなかった店です。昨日は日替わり定食(1000円)がカツオの散らし寿司だったので、初めて入ってみました。


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ご飯の上に、カツオの刺身がたっぷり。それほど旨みが濃い感じはしませんが、かといって安いカツオのように味がスカスカだったりすることなく、充分に美味しいと思います。切り身の厚さもそれなりにあるし、一切れもけっこう大きめ。

汲み上げ豆腐は豆乳の味たっぷりで美味しいな。醤油とかかけたらもったいないです。そのままで、できればちょっとだけ岩塩をふりかけていただきたい。
味噌汁は海苔入りでした。どうせなら、もっと旨みと香りの強い岩乗りだともっとよかったのだけど。塩気はけっこう強いけど、旨みはそんなに強くない味噌汁でした。
きゅうりの漬物はめちゃ旨。自分はあまり「白いご飯」に興味がないのですが、この漬物はぜひ上手に炊かれた炊き立ての白いご飯と一緒に食べたいと思いました。

店内は明るく、比較的ゆったり。カウンター席も、価格設定の安い和食系のお店にありがちな「身を小さくして食べなくちゃいけない窮屈さ」がなく、これならまた来てもいいかなと思いました。となりでおじさんが食べてた焼き魚も美味しそうだったし。注文のときに、とろろはなし、もしくは味見程度にひと口分だけ、ってお願いすればいいかな。

ごちそうさまでした。


ぐるなび - うまい魚【海】神楽坂
Twinkle Cleator* : うまい魚 海 神楽坂
神楽坂。 うまい魚 海

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2008/07/15

SITI NURHALIZA / TRANSKRIPSI (2006)


1979年1月11日生まれ、マレーシアのパハン州トュルムロー村出身の女性シンガーだそうです。シティ・ヌールハリザと読むらしい。アルバム・デビューは1996年で、以後、ほぼ毎年1枚のペースでアルバム・リリースを続けています。マレーシアなどの東南アジア音楽も女性シンガーも自分の守備範囲ではないのですが、イタリアン・ポップス仲間で女性シンガー好き(女性好き?)のP君が「これ、いいですよ」とCDを貸してくれたので聴いてみました。

うん、良くも悪くも女性シンガー好き(女性好き)のP君が好みそうな音楽。

伸びやかな歌声。おおらかで美しいメロディ。やわらかな哀愁。ほどよく盛り上げるオーケストラ。東南アジア的なエキゾチックさはほとんど感じないけれど、歌い回しでときどき独特のコブシが入ります。このコブシの入り方がなんとなく、南イタリアぽい感じがすると思うのは自分だけ? Nino D'Angelo(ニーノ・ダンジェロ)とかのナポレターナ系ポップス・シンガーの歌い方に似てると思うのだけど。

サビなどの歌い上げるところでは、素直で伸びやかな歌声を聴かせてくれます。この感じはLaura Pausini(ラウラ・パウジーニ)とかに似ているかも。というか、全体に「ときどき南伊ぽいコブシの入るLaura Pausiniがアメリカのチャート・インを狙ったスロー・チューン主体の女性ポップス・アルバムをつくりました」という印象が、アルバムを聴きすすめていくうちに自分の中でどんどん強くなりました。

で、Lauraのアルバムを聴いたときによく感じるのと同じ印象を、Siti Nurhalizaのこのアルバムにも感じてしまったのだな。つまり、曲(歌メロ)はいいし、ヴォーカルも素直で伸びやかで上手なんだけど、歌い方があまりに優等生的でつまらない。もっと曲によって、パートによって、違う表情を見せてくれたり、瞬発力・爆発力があればいいのに。たとえばこれを、Antonella Ruggiero(アントネッラ・ルッジェーロ)が歌ったなら、Silvia Mezzanotte(シルヴィア・メッツァノッテ)が歌ったなら、最近のGianna Nannini(ジァンナ・ナンニーニ)が歌ったなら、もっとシンガー独自の魅力を曲に加えられただろうに... と思ってしまうのでした。

大半はやわらかな哀愁を持った美しくスローなポップスですが、Earth, Wind & Fire(アース・ウィンド&ファイア)の「Fantasy」に少し似たサビを持ったM1「Siti Situ Sana Sini」、バックの演奏はアメリカン・ハードロックぽいのに歌メロは歌謡曲ぽいM3「Destinasi Cinta」、尺八のような木管の音とほんのりアラブ風のエキゾチズムが印象的なM5「Hidup Penuh Bicara」、やわらかく軽快なボサ・ノヴァのリズムに乗った女性ジャズ・ヴォーカル風のM9「Rupanya Kita Serupa」など、印象を少し変える曲がバランスよく配置され、聴きやすいと思います。声や歌い方に強い個性やクセがないのも、BGM的にリラックスして聴く分にはかえっていいのだろうな。

P君、せっかく貸してくれたのにこんな感想でごめんな。



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週末映画(BlogPet)

もあの「週末映画」のまねしてかいてみるね

■アメリカだというか、もしかして日本で勝手に重大なシーンを演じたかな影響を乗り切ったの超亜流ドイツ製アドヴェンチャー・ムーヴィー。

*このエントリは、ブログペットの「小丸」が書きました。

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2008/07/14

週末映画

■ロスト トレジャー 伝説の赤いルビー■
『インディ・ジョーンズ』の超亜流といった感じのドイツ製アドヴェンチャー・ムーヴィー。かなりいまいち。謎解きも、探している宝も中途半端だし、宝探し競争に参加する人間たちもみなぜんぜん魅力的じゃない。古い伝説に書かれた失われた財宝を探す悪役には悪役なりの魅力があってほしいのだけど、ただのゲス野郎だし、主人公?で罠にはめられた若い女性考古学者もただのムカつく身勝手女、その相棒となるおばさんも鬱陶しい勘違いセレブといった感じで、まったく共感できず。終わり方も唐突で、なんだこれ。同じ『インディ・ジョーンズ』の亜流作品ならノア・ワイリー主演の『ライブラリアン』シリーズのほうがなんぼかましですな。しかし、ケルンの大聖堂は美しいな。いつか見に行ってみたい。

  

■ロスト トレジャー2 失われたミイラ伝説■
『インディ・ジョーンズ』の超亜流ドイツ製アドヴェンチャー・ムーヴィー第2作? だけど前作との関連性はまったく見つけられず。製作年が同じようで、もしかして日本で勝手に「ドイツ製のアドヴェンチャー・ムーヴィー=『ロスト トレジャー』シリーズとして売り出そう!」とタイトルをつけたのかも。キリスト教異端派の隠された財宝を探すというテーマや、グレゴリオ聖歌風のコーラスを使ったテーマ曲、多少なりとも共感を持てる主人公たちなど、前作よりは魅力的な要素を用意してあるのに、やっぱり謎解きは適当な感じだし、なによりも物語の破綻具合というか、主人公たちの人間関係や生き方に重大な影響を与えているはずのシーンをきれいにすっ飛ばす展開が、すごすぎるというか、ありえない。冒頭の思わせぶりな海の事故でなにがあったのかもけっきょくわからず、最後の脱出シーンもどうやって危機を乗り切ったのかけっきょくわからず、なんですか、この終わり方。ドイツ、おそるべしすぎる。

  

■獄門島■
古谷一行が金田一耕介を演じた2時間テレビドラマ。もう、このころは放送倫理が厳しくなっていたのか、「きちがいじゃがしかたがない」の台詞は出てこず。ここ、素敵な、かつ重要なシーンだと思うんだけどな。残念。釣鐘のトリックは、石坂浩二or上川隆也が金田一を演じた劇場版・テレビ版とは違ってて、これだけが偽釣鐘を海に落とさないのだけど、原作はどうなっていたっけ。読んだのはずいぶん昔なので、もう覚えていない。自分としては、やっぱり海に落とすほうがいいように思うのだけど。その他、千万太が死ぬタイミングとひとしの戦死広報が届くタイミングとか、登場人物たちの関係性とかが、石坂版・上川版となんだか微妙に違うような気がするのだけど、どうだったかな。

  

■ウェス・クレイヴン's カースド■
アメリカらしい元気なアクション・ホラー? アメリカって狼男伝説、好きですよね。物語のきっかけとなる事故が起きる場所が「マルホランド・ドライブ」なのがちょっと素敵。そこから見える夜景の星型が、いちおうそのあとの伏線にもなっていたのか、それともたんなる偶然か。クリスティーナ・リッチの魅力があんまり生きてない気がするけれど、ジョアニ役の女優さん(『ハード・キャンディ』とかに出てた人だよね?)はなんだか素敵だったな。大ヒットTVドラマ『HEROES/ヒーローズ』のピーター・ペトレリ役で大活躍のマイロ・ヴェンティミリアが本筋にはあまり関係ないけどおもしろみのある役で出てました。しかし、こんなエンディングでいいのか? 途中に出てきた意味ありげないろいろはほとんど投げっぱなしのまま終わっちゃいました。アメリカだから、いいか。

  


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2008/07/11

肉のテリーヌとサーモンソテー@ぷらてーろ(神楽坂)

そういえば1か月近く行ってなかった気がするぷらてーろでひさしぶりにランチです。おなじみ、選べるランチ950円。


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前菜は肉のテリーヌをチョイス。スパイスはあまり強くなくて、比較的やさしめな味。でも肉の旨みはたっぷりよ。あぁ、カバ飲みてぇ。


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メインはサーモンソテーをチョイス。表面をカリッと焼いたサーモンに、とってもいい海の香りがするソースがかかってる。なんだろうなぁ、このソース。魚介の出汁と、少しクリーム? サフランかなにかも入ってる? ソースめちゃ旨です。サーモンの上にはきのことトマトを軽く炒めたものがたっぷり。インゲンが山盛り載った付け合せのバターライスもよいお味。あぁ、ビノ・ブランコ飲みてぇ。

食後に紅茶をいただいて、ごちそうさま。

会計のとき、おなじみの「店長ぽいおじさん」にソースめちゃ旨かったけどなんのソースなんですかねぇとたずねたら、「なんだろう? キノコのソース?」とかいってました。いや、そうじゃなくて、ソースの出汁がなにかを知りたかったんだけど... きいたアタイがバカでした。

ちなみに今回、料理は前菜もメインも厨房の方がきりっとかっこよく感じよく持ってきてくれまして、少なくとも料理運びに関してはホール専任スタッフ with 店長ぽいおじさんがやるよりもこの厨房スタッフさんにまかせちゃったほうがお店の印象がよくなるんじゃないかと思ったのでした。

ぐるなび:スペイン厨房 ぷらてーろ
たきおの神楽坂ランチ日記: プラテーロ
スペイン厨房 ぷらてーろ(牛込神楽坂) - ドラゴンズが好きな東京の人の話し

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2008/07/10

RICK WAKEMAN / THE MYTHS AND LEGENDS OF KING ARTHUR AND THE KNIGHTS OF THE ROUND TABLE (1975)

正式タイトルがすごく長くて覚えられません。邦題はシンプルに『アーサー王と円卓の騎士たち』でした。タイトルどおり、イギリスの古典?「アーサー王伝説」がテーマのコンセプト作のようです。

神話とか伝説をモチーフにしたイギリスのシンフォニック系作品って、ヴォーカルがファンタジックで弱っちいものが多いように思うのですが、このアルバムでのヴォーカルはなかなかにパワフルです。妖精も神秘の森も浮かんできません。むしろパワフルすぎて、ときにラテン民族を思わせたり、ソウルフルにも感じたり。これがテーマや曲想に合っているのかどうか、微妙に思います。自分には、あまり魅力的には感じられません。

M1「Arthur」で登場する、おそらくアーサー王のモチーフ、M3「Guinevere」で登場する、おそらく王妃グィネヴィアのモチーフが、他の曲でも繰り返し現われて、トータル・コンセプト・アルバムとしての印象を強く感じさせます。とくにグィネヴィアの(と思われる)モチーフはメロディが美しく印象的。一方、アーサー王の(と思われる)モチーフはファンファーレ風の華やかさや力強さを持ったメロディがさまざまなアレンジで、ときには勇猛に、ときにはもの悲しく演奏され、アーサー王の心の動きや葛藤を感じさせます。

全編に大編成のオーケストラが配置され、混声合唱の導入比率も高いのだけど、あまり荘厳でクラシカルという感じはなく、意外と爽やかで力強い劇伴風な印象です。M2「Lady of the Lake」や、M5「Merlin The Magician」とM6「Sir Galahad」の導入部では合唱のみで聖歌風の雰囲気もありますが、M4「Sir Lancelot and the Black Knight」はむかしの冒険活劇映画のテーマ曲風だったりしますし、M5の中間部ではラテンぽかったりカントリー・フレーバーだったり、さらにはカートゥーン風のコミカルな印象もあったり。アルバム・ラストのM7「The Last Battle」ではおなじみのモチーフを繰り返し散りばめ、さまざまな場面転換をしながら合唱とオーケストラで終幕へ向けて盛り上がり、ついには大団円を迎えます。派手で大仰な作風ですね。これでもっと歌メロとヴォーカルに魅力があったならなぁと思います。




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2008/07/09

ひじき入り鶏つくねの照り焼きハンバーグ@土間土間(神楽坂)

土間土間のランチです。ご飯とドリンクおかわり自由で900円程度という値付けが嬉しいです。

今回は、ひじき入り鶏つくねの照り焼きハンバーグ880円を注文。これ、前回食べにきたときに、感じがよくて可愛らしいホールスタッフの女の子(もずさん、だったかな)が「私、ランチメニューのなかではこれがいちばん好きなんですっ! 次回はぜひっっ!!」と力説してたんです。


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けっこう大きなつくねハンバーグが2個、鉄板に乗って提供されます(あいかわらずシズル感はなし ^^;)。鉄板には温泉卵と野菜。照り焼きソースを敷いた上にハンバーグとガルニを乗せたかたちで、見た目がちょっとすき焼きっぽい。甘辛の照り焼き味って実はあんまり好きじゃないんだけど、温泉卵をつぶしてソースと一緒にハンバーグにつけると、ほどよく抑えの効いた味になります。いっそうすき焼き風?
つくねハンバーグは軟骨入りで、ところどころコリッとしてて食感がいい。お味もいいと思います。ひじきの味は、よくわからん...
ソースの味が濃いので、付け合せの野菜はもう少したくさんほしかったかなぁ。
でも、三種の小鉢(漬物含む)と味噌汁、ご飯、ドリンクつきでこの価格ですから、やっぱりお得だと思います。ドリンクはホットコーヒーのほかに4種類くらいのコールドドリンクが用意してあるし、料理もちゃんとふつうに美味しいし。それにスタッフさんも感じいいし。

ちょっと残念だったのは、昨日は厨房のスタッフが不足気味だったのか、料理提供までずいぶん時間がかかったこと。15分か20分くらいかかってた。ほかのテーブルでも請求が出てたし、となりの席のサラリーマン風の人もけっこうイライラしてたな。こういうタイプのお店だと、やっぱりスピーディな提供が期待されるからね。
そしてなによりも、このメニューを推薦してくれたホール女子が昨日はいなかったこと(^^;)。約束どおり食べたよー。美味しかったよー。ごちそうさま。

次はなに食べるかなぁ。数ヶ月ごとに少しでもいいからメニュー内容が変わるといいなぁ。


ぐるなび - 土間土間 神楽坂店
土間土間 神楽坂店のランチ|真帆のLucky Days
土間土間(神楽坂) 2008/6/19 - 三毛猫ランチ
たきおの神楽坂ランチ日記: 266土間土間

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2008/07/08

ハンバーグステーキと冷製サーモン@亀井堂(神楽坂)

昨日の昼は雨が降りそな降らなさそうな微妙な天気だったので、会社のそばの亀井堂で手早く簡単に。日替わりランチ900円です。

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サラダとスープ。今回はマカロニではなくシェルパスタのサラダが載ってました。

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メインディッシュ。サーモンのワイン蒸しは冷製仕立てになってます。クリーム系のソースがかかってますが、これももちろん冷たいの。オードブルっぽいですね。
ハンバーグの上にはオレンジ色の厚みのあるチーズ。チェダーかしら。なんか、このチーズ部分が不思議な歯ごたえです。空気の入ったスポンジみたいな、ふわっ、すかって感じ。ハンバーグも分厚くジューシーで、ほどよくやわらかな歯ごたえがあります。昔ながらの洋食屋さんのハンバーグって感じで好ましい。ただ自分、このお店のドミソースの味があんまり好きじゃないんだよなぁ。なんかちょっと焦げたようなニュアンスがあって。ソースの味はお店ごとの個性なので、味わいに特徴があるのはいいことだし、ここのソースもまずいわけじゃなくてたんに好みもしくは相性の問題なのだけど、たとえばこれがツバメグリルのドミソースだったら、とか、昔すかいらーくグループで使ってたドミソースの火入れ直後のものだったら、とか思ってしまうのでした。

神楽坂 龜井堂
神楽坂姫子のまったり津々生活:神楽坂の亀井堂
ぱくぱくつれづれ日記: 亀井堂

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2008/07/07

もあで塩梅しなかった(BlogPet)

きょう、もあで塩梅しなかったー。
それでもあとサビもチェンジしなかったよ。

*このエントリは、ブログペットの「小丸」が書きました。

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2008/07/04

お米のサラダとか冷製カッペリーニとか手作りソーセージとか@ステファノ(神楽坂)

リストランテ・ステファノ、今週のランチコースです(食べに行ったのは一昨日。このメニューは来週火曜まで)。


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まずはアンティパストに「サンダニエレ生ハムとイタリア産お米のサラダ」をチョイス。お米と一緒にケーパーやモッツァレッラチーズ、細かく刻んだ野菜が和えられたサラダをセルクルでかたどって、上に生ハムがたっぷり乗せられています。お米のサラダが出てくると、あぁ、もう夏になるんだなぁという気がします。
斜め向かいの席に座ったお客さんが食べていた「メカジキのスモーク バルサミコ風味のサラダ添え」も美味しそうだったなぁ。

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プリモは「冷製カペリーニ ギリシャ風」をチョイス。刻んだトマトとハム、モッツァレッラ、茄子、フレッシュなオレガノ(といっていたと思う)をオリーブ・オイルであえてあります。この組み合わせが全体的になんとなくギリシャ風なんだそうです。細くてもきちんとアルデンテに茹でられたパスタの食感がいいです。野菜とオイルも爽やかで、暑い日に食べるのはぴったり。パスタを冷やして食べるっていうのはもともとイタリアにはない調理法だったと思うけれど、日本の夏にはなくてはならないメニューのひとつになりましたね。

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セコンドは「自家製ソーセージと季節野菜のグリル」をチョイス。ソーセージがぐるぐるです。楽しい。テーブルに置かれただけでフォトジェニック。もちろんお味もスパイスの風味がたっぷりで美味しい。野菜もきちんと載ってます。

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ふだんだとドルチェはキャンセルして食後酒に替えてもらうのだけど、今回はシェフとカメリエーレからのおすすめもあって、お酒の入ったドルチェをいただくことに。アマレットとマスカルポーネのセミフレッド、ていってたかな。マスカルポーネチーズにアマレットを混ぜあわせたものを型に入れて、アイスクリーム状に凍らせたようです(そのまんまだ)。口に入れるとアーモンドの風味がふわぁっ。凍っているのだけど凍っていない弾力や口の中で溶けていく感じが楽しい。マスカルポーネをすっごくたっぷり使ってあるそうですが、感じとしてはチーズやアイスというよりもひんやり冷えて湿ったクッキー? 甘すぎず、さっぱりしてるけど濃厚です。まわりのソースはバニラとチョコとコーヒーのクリーム。うん、たまにはドルチェもいいな。

最後にエスプレッソをいただいてごちそうさま。やっぱりステファノはいつ来ても美味しいです。

イタリアンレストラン ステファノ 東京・神楽坂 / ristorante stefano
神楽坂のをと ―ステファノ vol.6 ランチタイム
every little thing in my life : ブルスケッタとか肉と野菜のグリルとか@ステファノ(神楽坂)

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2008/07/03

THE ALAN PARSONS PROJECT / EVE (1979)


The Alan Parsons Project(アラン・パーソンズ・プロジェクト)の4枚目のアルバムで、「女性」をテーマにしたコンセプト作らしいです。デビュー作ではエドガー・アラン・ポー、セカンドはアイザック・アシモフの『I Robot』と、小説がテーマのコンセプト作、そしてサードのテーマはピラミッドで、この4枚目は女性。だんだんテーマの求心力が下がってきている気がします。

ひさしぶりに聴いたのだけど、意外とデジタルっぽいというか、いかにもシンセサイザーぽい音が多かったんですね、この作品。もっと生音に近いシミュレートかと思ってた。でも、ほんのりシンセ臭さの残るブラス・サウンドとかは、聴いた瞬間に「いかにもAPPらしい」と思ってしまいました。

M1「Lucifer」はミステリアスな雰囲気を持ったイントロにモールス・コードのSE、混声コーラスなど、ミステリー&サスペンスな映画に使われそうな感じで、もしやこのままプログレッシヴ風に展開するのかと思いきや、その後はやわらかくあたたかな、そしてけっこう軽快なポップスになっていきました。

と思っていたらM5「Winding Me Up」のイントロと中間部でいきなりRondo' Veneziano(ロンド・ヴェネツィアーノ)かよ、みたいなバロック・アンサンブルが飛び出し、びっくり。だけど、ヴォーカル・パートの雰囲気とはあっていないし、アルバム全体の雰囲気からも浮いていて、なんだかなぁという感じです。

M9「If I Could Change Your Mind」は、なかなかの佳曲。やさしいピアノとやわらかなオーボエの音色、印象的なメロディ、美しいオーケストレーション、コーラスの使い方やチャーチ・オルガンの厚みのある和音など、自分好みな要素の多い曲でした。

そのほかは全体に印象が弱く、聴いている最中はAPPらしい演奏や音づくりだなぁなどと思うのですが、聴き終わるとどんな曲だったか忘れてしまいました。



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2008/07/02

ポークソテー バターとセージのソース@さかのうえ(神楽坂)

サラダ、おまかせの肉料理(たぶん日替わり)、パン、ドリンクで1200円の平日限定ランチです。

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まずはサラダ。おなじみ葉ものメインですが、昨日はアンチョビが一切れ載っていました。上にかかってるのはグラーナパダーノのスライスかな。

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昨日のメイン料理。ポークソテーをセージの風味をつけたバターソースで。ふっくらと焼かれた豚肉に、濃厚なバターの味と爽やかなセージの風味がいい塩梅です。食べ始めはちょっとバターが重くて途中で飽きるかなと思ったのだけど、セージがくどくなりすぎるのを抑えてるんですね。
ガルニはインゲンやブロッコリー、そしてアスパラなど。ホワイトアスパラが1本載っているのが嬉しい。季節的にはそろそろ(もう?)終わりじゃないかと思うのだけど、やっぱり美味しいよね、ホワイトアスパラ。

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食後にエスプレッソ。小さなお菓子がひとつつきます。
ごちそうさま。


神楽坂・イタリア料理レストラン|さかのうえ
神楽坂姫子のまったり津々生活 イタリアン「さかのうえ」
さかのうえ|ティーブレイク*コーヒーブレイク
karah's -ハワイと雑貨と普通の毎日のお話- 【さかのうえ】かわいいイタリアンランチ@東京/神楽坂
我楽多工場分室 : さかのうえ/神楽坂ランチ

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2008/07/01

DARK MOOR / THE GATES OF OBLIVION (2002)

スペインのグループだそうです。アルバム・デビューは1999年だけど、グループの結成は1993年頃らしいので、途中でメンバーチェンジはあったものの、もう15年くらい続いている中堅グループのようです。

こういうヘヴィ・メタル、ひさしぶりに聴きました。最近では「クサメタル」とか呼ぶらしいですが(クサい哀愁メロディを奏でるヘヴィ・メタルという意味らしい)、自分が学生だったころはメロディック・スピード・メタルと呼んでいたタイプのものですね。Helloween(ハロウィン)とかGamma Ray(ガンマ・レイ)あたりが元祖の。ほどよく哀愁のある美しいメロディをパワフルでスピーディなリズムに乗せて展開するヘヴィ・メタル。

パワフルさやラウドさが前面に出るようなヘヴィ・メタルは、最近は聴いてると疲れてしまうのだけど、このアルバムは疲れを感じずに聴けるのは、やはりメロディがしっかりあるからでしょう。高速クラシカルな要素を持ったギター、シンフォニックなキーボード・オーケストレーション、意外とおおらかなヴォーカル・ライン、それぞれが魅力的です。

ヴォーカリスト、女性なんですね。気づかなかった。男性ヴォーカル+女性ゲスト・ヴォーカルかと思ったら、どちらもひとりの女性だった。なかなかの力量と表現力を感じるヴォーカルです。そしてバックには合唱。個人的に、ツボです。ヴォーカルのバックでコーラス風に使われることが多いのが少し残念だけど。M12「Dies Irae(Amadeus)」のように、メイン・ヴォーカルとは違う合唱が前面に出るパートを用意するなど、もっと大胆に合唱を使った曲が多ければ、さらに好みだったのですが。

シンセサイザーによるクラシカル・シンフォニー風のインスト小曲をいくつかはさみ、その前後は疾走するシンフォニックなスピード・メタルという構成も好ましいです。M9「Your Symphony」の少しトラッド風味の入った曲はアメリカの女性ポップ・バラードみたいで微妙ですが。あと、キーボードの音づくりにもう少し厚みと深みがあれば、オーケストレーションがさらにドラマティックになったと思うのだけどな。M3「The Gates Of Oblivion」とかは、生オーケストラ使ってほしかった。

でも、高速様式美メタルのような雰囲気は美しくかっこよく、基本16ビートでツーバスをどこどこ踏むリズムの疾走感も爽快で、Aメロ・Bメロは哀愁気味だけどサビはけっこう明るくおおらかな歌メロも美しく、あぁ、ロックって、ヘヴィ・メタルって、やっぱいいなぁとあらためて思い出させてくれるに充分なアルバムでした。M7「By The Strange Path Of Destiny」とか、めっちゃ好きなタイプです。


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