ブルスケッタとか肉と野菜のグリルとか@ステファノ(神楽坂)
おなじみリストランテ・ステファノのランチですよー。昨日はひさしぶりにアンティパスト、プリモ、セコンドの三点全部食べました。
まずはアンティパスト。「冷製野菜のスープとブラックタイガーのボリート添え」と「ポルケッタ(豚のスパイシーロースト)とキノコのブルスケッタ」、どちらも美味しそうだなー、シェフはとくにブルスケッタをおすすめしてたなー、とか悩んでたら、盛り合わせにしてくれました。素晴らしい。
ボリートってのは「茹で調理」のことで、要するにヴィシソワーズとかガスパチョみたいなやつに茹で海老が入ってるんだろうと思ってたので、出てきたのを見てちょっとびっくり。スープはどこへ? あぁ、盛り合わせにしたから、スープは乗らなかったのかな。まぁいいや。どれどれ... って、海老の下にあるこの赤いゼリーみたいなのが野菜のスープなんだ! わぉ、酸味が効いててすごくさっぱり。海老の甘みといいバランスですね。見た目がちょっとエビチリみたいで中華風ですが、味もソースが甘酸っぱいところがなんとなく中華風に感じたり、感じなかったり。あと、スイカが入ってたのがなんだか素敵。今年初スイカだよ、自分。
そして、シェフおすすめのブルスケッタ。旨いよ、これ、旨いよ。ふんわりサクッとしたパンの上にポルケッタたっぷり。ポルケッタとパンのあいだにキノコもこんもり。ほんのり温められていて、肉の旨み、キノコの旨み、スパイスの風味が口の中を満たす。そして、とても香りのいいオリーブオイルがふわわんと。いや、まじ旨いッす。このブルスケッタと冷えたスプマンテを持ってピクニック・ランチとかしたらすごく楽しそう。芝生のうえで食べたいわぁ。
プリモは「手打ちキターラ 白いアマトリチャーナソース」。キターラっていうのは断面が四角いロングパスタ。このかたちがギター(イタリア語でキターラ)の弦に似てるからこの名前がついたらしいのだけど、ギターの弦って四角くないと思う。アマトリチャーナは玉ねぎとパンチェッタを入れたトマトソースがふつうらしいのだけど、今回のは白いアマトリチャーナですから、トマトが入っていません。炒めた玉ねぎとパンチェッタのオイルソースといった感じ。素朴な味わいですね。キターラの弾力のある歯ごたえが楽しいです。小麦の味もしっかりするし。
ちなみにネットでちょっと調べたところ、トマトを使わないアマトリチャーナは、実はトマト入りよりも古いレシピらしいです。そういう料理をなんでもない顔をしてぽんと出すところがステファノさんらしい感じですね。なお、本当はパンチェッタじゃなくてグァンチャーレ(豚の頬やあごの肉の塩漬けだそうです)を使うんだそうですが、もしかしたら昨日の料理でもグァンチャーレを使っていたのかしら。わからんかった。
セコンドは「本日の肉と野菜のグリル」(正式名称忘れた)。昨日はチキンとビーフ、それにサルシッチャ(自家製ソーセージ)の盛り合わせでした。野菜はズッキーニ、南瓜、ネギ、あとなんだったかな。全体に火が通った絶妙なタイミングのチキンも、やわらかくジューシーなミディアム・レアに焼かれたビーフも美味しかったですが、なによりもサルシッチャですよ。エキゾチックなハーブの風味と肉の旨みのハーモニー。旨いよ、旨いよ。ほんと旨いよ。
最後にバローロ・キナートとエスプレッソをいただいて、今回も大満足のランチなのでした。ごちそうさま。
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