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2008/05/07

高原へ行きたい

ずいぶんむかしに放映されたテレビドラマ『高原へいらっしゃい』(佐藤浩一主演のリメイク版のほう)が先日CATVで一挙再放送されたので、録画して、ひさしぶりに観てます。接客サービスの現場が舞台で、接客サービスの仕事そのものが中心テーマの(主人公の恋愛だとか上昇欲とかがテーマじゃない)ドラマって、好きなんです。

以前に観たときは支配人(佐藤浩一)やボイラー技師等の資格を持ってる女性スタッフ(市川実和子)が印象的だったように記憶しているのだけど、今回は副支配人(西村雅彦)がとても好印象。もともと経理一筋で、本社の意向で支配人のお目付け役として初めてホテルの仕事に就かされた彼がいった「人を扱うのは難しい。数字のほうがよっぽど簡単だ」という台詞とか、その前後あたりからホテルに対する想いが少しずつ変化していくところとか、とても印象的。やっぱ西村さんはうまいなと思う。

最近、どこかで見かけて気になった言葉。

「道徳を忘れた経済は罪悪であり、経済を忘れた道徳は寝言である」

二宮尊徳(二宮金次郎)の言葉らしいけど、このドラマを観ててこの言葉を思い出した。サービスの仕事も同じ。お客様に喜んでいただきたい気持ち(道徳)と収益(経済)の両方を常に意識しないと、すぐにどちらかに偏りがちになる。最近、サービス業では“道徳”面ばかりを賛美したがる風潮があるように感じるのだけど、それって違うよ。その点、このドラマでは支配人=道徳と副支配人=経済が、最初は対立する要素として、しかしホテルという接客サービスの場で一緒に働くうちにたがいに歩み寄りを見せるように描かれているのが気持ちいいのだな。

視聴率的に不振だったようで1話カットされたらしいのが残念。いまだにDVD化もされてない。いいお話なのにな。1976年に田宮二郎主演で放送されたオリジナル版のほうも観てみたいのだけど、こっちもDVDはないみたい。重ねて残念。


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コメント

さすがは書を片手に薪担いでるひとの言葉は含蓄がありますな。
私は最近消費期限を改竄する食品会社の気持ちがうっかりすると判っちゃったりして……ヤバイヤバイ

投稿: せの | 2008/05/08 00:15

薪をかつぎながら本を読む以外になにをした人なのか、実は知らない>二宮金次郎(^^;)。

賞味期限の改竄はかまわんが、消費期限はまずいだろー。改竄できてしまう消費期限を設定するのがそもそもまずいのだけど。

なんちゅうかなぁ、おたがいに信用してないんだよな、企業と消費者が。正しい消費期限をつけても守らないで体調壊してイチャモンつけてくる馬鹿消費者がぜったいいると思ってサバを読んだ期限をつけてるし、どうせ企業はサバを読んだ期限をつけてるから切れても1週間くらいはイケて当然と思ってるし。

ま、あれですな。編集者と著者の関係みたいなもんですな。そこに正しいビジネス感覚を持ち込むからおかしなことになるわけで... なんていう感覚が当たり前になっているのがすごくイヤッ!

投稿: もあ | 2008/05/08 08:56

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