« 活け〆かんぱち刺し御膳@心(神楽坂) | トップページ | KHATSATURJAN / ARAMED FORCES OF SIMANTIPAK (2006) »

2008/05/27

松花堂弁当@阿ら井(神楽坂)

ひさしぶりの「阿ら井」です。このお店はメインストリートではなく、奥まった位置にあるためか、店の前も、食べにくるお客さんも、わさわさした感じがないのがいいです。お昼のメニューは松花堂弁当しかないけれど(事前予約をすれば小会席も出してくれます。あと、オフィシャルサイトによれば、かき揚げ丼もあるらしいのだけど、食べてる人を見たことがない)、料亭らしいお料理が4皿に味噌汁と小さなデザートがついて1050円ですから、とてもお得だと思います。


Cimg0001


昨日のお弁当の内容は、野菜の煮物、揚げ茄子、肉や魚の焼き物と玉子焼き、それにいつもついてる茶碗蒸し。

茶碗蒸しって、高級店は別にして、あまり出してくれるお店がありませんよね。この価格のお弁当に熱々の茶碗蒸しがついているだけでも、とっても得した気分ですし、またこれが美味しいんだ。ぷるんぷるんで、出汁の味と卵の甘みがいい塩梅。椎茸と鶏肉が少しずつ入っています。

野菜の煮物も出汁の味がしっかり感じられて美味しい。和食なので当然、醤油と砂糖(味醂かな)を使って甘辛い味付けがされているのだけど、その甘辛さがとても上品で尖ったところがなく、和食の甘辛味が苦手な自分でもぜんぜん気にすることなく食べられます。居酒屋系のお店だといかにも「醤油!」「砂糖!」という味が主張しがちで、食べててすぐに飽きちゃうし、口の中が濃くなっちゃうし、だから嫌になっちゃうことが多いのだけど、さすが神楽坂の割烹料理屋さんですね、味付けはあくまでも食材の味を引き立てるためのもの、といった意識がうかがわれます。こういう味付けであれば、自分も和食がもっと好きになれそう。

揚げ茄子も、食べるのひさしぶり。いい塩梅に揚げられて温かい茄子が、醤油系のお出汁に浸かっています。ふっくらとした旨みとお出汁の甘辛味がいい塩梅。丁寧におろされた大根おろしと一緒にいただくと口がすっきりさわやかになり、次のひと口がまたほしくなります。

肉料理は、鴨のスモークかな、薄切りになってます。魚は、タレかなにかに漬け込んだ切り身を焼いたような感じのものが2種類。種類はよくわからないや。そして、玉子焼き。これ、旨ぁ~。砂糖で甘く味付けたタイプのものだけど、この甘さがね、なんとも上品。出汁や卵の旨みや甘みを引き立たせてる。砂糖で甘いのではなく、砂糖が入ったことで卵の甘みがより強く感じられる、といった感じです。だから、お菓子みたいな感じにはならなの。いい砂糖を使ってるんだろうなぁ。

ここの味噌汁は、毎回思うのだけど、いったいなにで出汁をとってるんだろう? なんか、ちょっと不思議な味がします。あまり他の店では飲んだことのないような風味。どことなく漢方ぽいのかなぁ。美味しいのだけど、いつも「これ、なんの味なんだろう?」と思ってしまいます。今度、仲居さんに聞いてみよう。

むかし懐かしいゆかりが少し添えられたご飯と、ほどよく漬かったお漬物、そしてデザートはゼラチンで作ったと思われる牛乳ゼリー。満足です。美味しかったです。また食べにきましょう。

ごちそうさま。

神楽坂・和食・阿ら井
たきおの神楽坂ランチ日記: 163阿ら井
美味求具「阿ら井」(神楽坂/小栗横丁) - ドラゴンズが好きな東京の人の話し


|

« 活け〆かんぱち刺し御膳@心(神楽坂) | トップページ | KHATSATURJAN / ARAMED FORCES OF SIMANTIPAK (2006) »

グルメ・クッキング」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/33532/41336618

この記事へのトラックバック一覧です: 松花堂弁当@阿ら井(神楽坂):

« 活け〆かんぱち刺し御膳@心(神楽坂) | トップページ | KHATSATURJAN / ARAMED FORCES OF SIMANTIPAK (2006) »