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2008/04/23

TIMORIA / SENZATEMPO - DIECI ANNI (1998)

1988年にデビューしたロック・グループ、Timoria(ティモリア)が、デビュー10周年を記念してリリースしたベスト盤のようです。M1「Cuore mio」とM14「Terra senza eroi」の新曲のほかに、別ミックス、初CD化(当時)音源、未発表ライヴ・ヴァージョンなどが多くあり、過去のアルバムからの音源をそのまま収録したものは4分の1程度。たんなる寄せ集め的なベスト盤ではなく、人気のある曲をアルバムとは別ヴァージョンで聴ける、Timoriaファンにとってはうれしい企画だと思います。また、グループの看板ヴォーカリストであったFrancesco Renga(フランチェスコ・レンガ)が在籍した最後のアルバムでもあります。

これまでTimoriaのアルバムってほとんど聴いたことがなく、Francesco Rengaが以前在籍していたグループ程度の知識しかないままに聴いたのですが、なかなかパワフルでかっこいいロックを演奏するグループなのですね。ベスト選曲だからということもあるかと思いますが、どの曲もシンプルで魅力的なメロディや構成を持っています。演奏はハード・ロック/ヘヴィ・メタルの要素が強いけれど、歌自体はソロになってからのFrancesco Rengaの作品にも通じるところのある、伸びやかで素直なメロディがけっこう多いように感じます。ほとんどがリーダーのOmar Pedrini(オマール・ペドリーニ)が書いた曲ですが、Omarのソロ・アルバムで聴ける曲よりも、Francescoのソロ・アルバムで聴ける曲のほうに似ているように感じるのは、ヴォーカルの個性の違いのせいだけなのでしょうか。なんだか不思議です。

全体的にハード・ロック的な印象が強いですが、M1「Cuore mio」ではなぜか中近東チックで妖しげなアコースティック・ギターが入ってなんとなくKingston Wall(キングストン・ウォール)を思い出させたりしますし、M3「L'uomo che ride」の歌メロにはどことなくPremiata Forneria Marconi(プレミアータ・フォルネリア・マルコーニ。PFM)の「Impressioni di settembre (The World Became The World)」ぽいところを感じたりもします。M4「La nave」できれいなア・カペラによるコーラスを楽しんだかと思うと、M5「Sud europa」はレゲエ風のリズムに乗ったラップにNina Hagen(ニナ・ハーゲン)の「African Reggae」を思い出したり。M8「Lasciami in down」はパンキッシュなギターのコード・カッティングが小気味よく、M18「Mi manca l'aria」は思いもしなかったデス声ヴォーカルのデス・メタル。なかなか演奏の幅が広いです。M10ではGianna Nannini(ジァンナ・ナンニーニ)とのデュエットでNomadi(ノマディ)の「Io vagabondo」をカヴァーしています。



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