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2008/04/18

MASSIMO GIANGRANDE / APNEA (2008)

ローマ出身のカンタウトーレだそうです。1998年にPunch & Judy(パンチ・アンド・ジュディ)というロック・グループを結成し、2004年に『La cura migliore』でデビュー。そのかたわら、プロデューサーとしての活動や、Pino Marino(ピーノ・マリーノ)Tiromancino(ティロマンチーノ)など他のアーティストの作品への参加、さらにはMassimiliano Bruno(マッシミリアーノ・ブルーノ)の『Zero』やPaola Cortellesi(パオラ・コルテッレージ)の『Ancora un attimo』といった舞台演劇用の音楽提供などを経て、2008年に『Apnea』でソロ・デビューとなったようです。

自分はこれまで、彼のことをまったく知らなかったし、ジャケットもとくに気になるものでもないのに、なんでこのCDを買ったのか、ぜんぜん覚えていません。ほんの2か月ほど前のはずなのに。でも、買って正解でした。自分の好みの作品です。

主にアコースティック・ギターとピアノが中心の、淡い演奏と曲調。少し高めの声で歌われるヴォーカルは、とくに緩急があったりドラマティックに高揚したりすることはなく、比較的淡々としたなかに、ほどよい浮遊感や、ときに儚さを感じさせます。効果音的に使われるキーボードやエレキ・ギター。淡くやわらかなポップスをベースに、エレクトロニクスを抑えめに散りばめた音響系ミュージックともいえそうですが、その背後にうっすらと靄がかかったようにサイケデリック・フォーク、幻想フォークの影が感じられます。曲の感じも演奏スタイルもぜんぜん違うのに、ときおりむかしのPink Floyd(ピンク・フロイド)を思い出したりもしてしまいます。力強いロック風なところや、エロティックかつノスタルジックな妖しい雰囲気をのぞかせるときもあり、ひと言では表現しにくい、どこかふわふわとつかみどころのない個性が、非常に魅力的に自分には感じられます。

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