シンガポールの年末年始 (4)
2008/01/01(火) 曇り
10時過ぎに起床。今日は天気があまりよくない。厚い雲に覆われていて、さすがの強い日差しもこの雲は突き抜けられないようだ。
12時頃にホテルを出て、とりあえずアラブ・ストリート方面に向かう。元日なので町が機能しているかわからないが、機能していれば美味しい昼食が食べられるだろうし、機能していなくても歩いて行ける距離なのでそれほどショックが大きくない。
有名な?アラブ・ストリートには飲食店がなく、その周辺の道沿いにいくつかの店が出ている。ニュー・イヤーズ・デイだからか開いていない店も多かったが(日本語で「お好み焼きー」と声をかけてくる怪しげな?店は開いていたが)、カンダハル通り沿いのBUMBUという店で食事をとれた。
Belachanというチャーハンのセット(8S$)、コーヒー・フレーバーのチキン・ロースト(8.80S$)とライス(1S$)、自家製のBarleyとかいうドリンクと、Ayamなんとかというバジルシードの入ったピンクのドリンク(どちらも1.80S$)を注文。サービス・チャージが10%ついて全部で23.54S$。チャーハンは皿に盛り合わさっているものすべてを混ぜ合わせて食べると美味しい。チキンはコーヒーの香りがする照り焼きチキンのような味だった。ドリンクはあまり飲んだことのないような味。アロエのジュースに少し似てるといえば似てるか。ほんのり甘いのがスパイシーなチャーハンといい相性で、飲むとほっとする。
食事のあと、アラブ人街を少し散策。アラブ人街というけれど、以前に来たときよりも中国系の進出がかなり進んでいる印象で、モスクがある以外でアラブのイメージはあまりなくなってしまった気がする。
アラブ・ストリートのそばにある乾物マーケットのようなところを見物。ナマコや貝、エビ、イカ、タコなどさまざまな魚介の乾物に混じり、日本産のどんこ(椎茸)がたくさんあったのが印象的。
ブギス駅からMRTに乗り、ハーバー・フロント駅へ。ケーブル・カーに乗り換えてセントーサ島へ行く。ずっと以前に行ったときは微妙に盛り上がり切らないテーマパークといった感じだったのだが、ここ数年でリゾート開発が進んだようで、いまではシンガポールの重要な観光&滞在スポットになっている。マーライオンもできたし。
熱帯雨林内を散策するドラゴン・ウォークを歩き、それからマーライオンを見物。そのあとビーチを少し見たのち、セントーサ・エクスプレスというモノレールでハーバー・フロントへ戻る。以前はセントーサに渡るにはケーブルカーかフェリーしかなかったのだが、いまはモノレールがあって便利になったようだ。
ハーバー・フロントのショッピング・センター内にあるフード・コートを冷やかす。中華系の料理が多いが非常に大きなフード・コートで魅力的。ただ、まだ夕方6時でお腹がすかないので、冷やかすだけにする。
MRTでシティ・ホールに戻り、いったんホテルへ帰る。お茶を飲んで一休み。
7時半過ぎに部屋を出て、初日の夜に食べたマリーナ・ベイそばのホーカーズへ。Roti Johnというインド風のハンバーガー(4S$)とSoto Ayamという肉のスープ(3.80S$)、ココナッツ・ジュース(2.60S$)を購入。ハンバーガーはほんのりスパイシーなトマトソースをつけて食べると脂っこさが中和されていっそう美味しくなる。肉のスープには粉でつくった餅が杯っていて、やわらかな歯ごたえが楽しい。ココナッツは昨日ナイト・サファリで飲んだものよりも身が大きく、ジュースがたっぷり入っていた。
ちょっとだけ量が足りなかったので、インドネシア風の春巻きのようなもの(名称を忘れた。ポピアとか、そんなような感じ)を追加。2本で3.80S$。クレープで肉と魚介に野菜も巻いたようなもので、ちょっぴりピリ辛でとても美味しい。
この春巻きもどきでビールを飲みたい口になったので、マリーナ・スクエアにあるセブン‐イレブンで缶ビールをふたつ購入。名前を聞いたことのない値段の安いもの2種類を選んだ。自分らの前にやはりビールを買った日本人観光客が、レジで戸惑っていた。端数を小銭でぴったり支払おうとしているのだが、レジのおばちゃんのいうことには、どうやら1セント硬貨とかはいまでは使用されていないらしい。ということを伝えようとしているのだが、お客のほうにうまく伝わっていないようだ。自分らは別のレジだったのでそのまま帰ってしまったが、1セント硬貨、今日の昼にアラブ・ストリートで使ったけどな、自分。
ビールを持ってホテルに戻り、風呂あがりに飲む。楽しい正月だな。
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