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2008/01/28

週末映画


■間宮兄弟■
う~ん、微妙。ところどころにくすっと笑えるところはあるのだけど、映画全体としてはとくに印象や記憶に残る部分が少ない。寝てるときにビクッとするっていう描写も、最初は「そういうこと、あるある」とおもしろく感じたけど、その後も何度も出てきて、しつこいし、鬱陶しい。“弟”の持つ性格もしつこいし、鬱陶しくて、こういう人がそばにいたら率直にいって気持ちが悪い(容姿がではなく、性格が)。
意外と多くの登場人物が出てくるが、それがあまり有機的に機能していないように感じるのも残念なところ。とくに前半に複数回登場する“薬屋のおばちゃん”は意味ありげだったのに、その後のフォローなしでほったらかしかよって感じだし、野球青年も、不倫同僚も、不倫同僚の妻も、ぼったくりバーも、間宮兄弟の母も、すべてが断片的なかかわりで、もう少しコアとなるドラマと密接にかかわるアイテムとして描かれてもよかったのではないかなぁと思った。

  

■コレリ大尉のマンドリン■
タイトルのわりにはマンドリンがあまり効果的に使われてなかったと思う。終盤で送られてきたレコードもマンドリンではなくギターの演奏だったし。しかし、1度も人に銃を向けたことのない大尉が率いる実戦経験のないイタリア部隊って、どうよ。しかも、歌ってばかり。そんなだからギリシャの少数戦力に打ち負かされたうえ、同盟国のはずのドイツにもなめられるんだよ。あきらかにイタリアは組む相手を間違えたとしか見えない。そしてあいかわらずドイツ人は悪者扱いですね。コレリにとどめを刺せなかったドイツ軍のグンターは、ドイツ人ではなくオーストリア人だったし。
とりあえず、島の景色とペネロペ・クルスは美しかったと。医者のじいちゃんもいい表情だった。

  

■ブレイン・スナッチャー■
人間に寄生するエイリアンのかたちとか、そのエイリアンが生まれる卵のかたちとかが、映画『エイリアン』とそっくりなんですけれど。もともとはハインラインの小説らしいので、原作はこっちのほうが先なのだろうけれど、映像作品としてはどっちが先なんだろう? 見た目の映像のチープさからすると、こっちが先で、『エイリアン』のほうが雰囲気を似せたのかしら。まぁ、どっちでもいいけれど。
最初のほうではエイリアンに寄生された人間はすごい怪力になり喧嘩もめちゃめちゃ強くなるのに、終盤ではその設定がかなり曖昧になっている気がする。エイリアンに寄生されると寄生された人間がもともと持っていた身体機能的な不足分(目が悪いとか、足が悪いとか)が補われるという設定も、あんまり効果的には使われてなかったように思う。最後のほうで局長がいきなり杖を使わずにすたすた歩き出したことで寄生を見破るというシーンのつじつまあわせのために、それ以前に説明的なシーンを無理やり入れておいたといった感じ。というか、いきなりあんなにすたすた歩き始めたら、その時点で気がつこうよ。


■セブン■
これは、何回観てもいいな。ノベライズもなかなかいいできだけど、映画の持つ独特のよどんだ雰囲気がいい。頭脳よりも感情の、わかりやすく子供っぽい馬鹿さ加減を持ったミルズ刑事を、ブラッド・ピットが非常に上手に演じている。いままで見たことのある彼の役柄のなかでも、ミルズ刑事役はもっともはまっている役のひとつではないかと思う。モーガン・フリーマン演じるサマセット刑事も、ケビン・スペイシー演じるジョン・ドウも、それぞれにぴったりの雰囲気で演じられていて、非常に引き込まれる。
宗教上の「戒め」を理由にした殺人も、そして「神、もしくはそれに近い偉大なる力に選ばれた」と自分で信じているはずのジョン・ドウ(特定不能の人)が「仕事(殺人)を楽しんで」いるのも、何百年もむかしからいまだに地球上で続いていること。これからもきっと変わらないのだろうな。
地上波で観たのでカットが何箇所かあったし、途中でCMが入るたびに集中力が途切れたのが残念。CATVで放送されることを期待しよう。

  


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