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2008年1月

2008/01/31

牛肉と豚肉のシチュー@かなめ(神楽坂)

「本日のサービス定食 牛豚シチュー 750円」という張り紙を見て、ひさしぶりに入りました。


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シチューはちょっとピリ辛で、予想していたものと違いました。シチューというより、この味はあれだな、麻婆豆腐だ。家庭用の麻婆豆腐用ソース(中華三昧とかクックドゥみたいなやつ)を少しスープかなにかでのばしたものでシチュー用の肉を煮込みましたといった感じです。これはこれで美味しい料理だと思うけど、シチューとは違うように思います。ご飯にかけてもりもり食べたいような味ですね。
また、居酒屋さんの昼定食ではよくあることですが、味付けが濃いです。しょっぱい。ご飯がもりもり進む系、もしくは「ビールください」といいたくなる味。こういう味付け、好きな人は多いのだろうけど、自分はそんなにご飯をもりもり食べたくないのです。ビールも飲みたくないし。味噌汁はそれほどしょっぱくなかったのが救いです。

料理の分量や料金は良心的です。おっちゃんとおばちゃんも感じいいし、お店の雰囲気も居酒屋らしいし、料理も居酒屋らしい感じで、雰囲気も含めて居酒屋ぽいランチが好きな方にはいいお店なんじゃないかと思います。自分の好みとはもともとの方向性が違うので、あえて「また行きたい」という気にはなかなかなりませんが。


ぐるなび - 和食居酒屋 かなめ
たきおの神楽坂ランチ日記: かなめ
every little thing in my life: 豚のすき焼き@かなめ(神楽坂)




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寒い季節になりました。アツアツのシチューが食べたくなる季節ですよね。そこで今回は、食卓を楽しく彩る…

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2008/01/30

THEATRE DU CHENE NOIR / AURORA (1971)


フランスのアヴァンギャルド・グループ、Theatre du Chene Noir(テアトル・デュ・シェン・ノワール)のファースト・アルバム。彼らの作品は1977年の『Orphee 2000』を以前に聴いたことがあって、なんだかえらく演劇風というか舞台っぽい音楽だなと思った記憶が残っているのですが、きっとグループ名どおり、もともとは実験的な演劇集団なのではないかと思います。

このファースト・アルバムも、いわゆる音楽としてどうかというと、あまりにアヴァンギャルドというか、少数編成の管楽器とパーカッションを中心にしたプリミティヴな感じの音楽に詩の朗読が乗っているようなものだったりするので、聴き手をかなり選ぶと思います。「音」はあっても「歌」はほとんどない音楽ですから。でも、ある種のシャーマニズムを帯びたその「音」と「声」の連なりには「物語」が感じられ、暗闇に浮かび上がる舞台のイメージが頭の中に広がってきます。Amon Duul(アモン・デュール)などのドイツのグループが持つような呪術性や混沌を感じさせながらも、やはりシアトリカルな表現が得意なフランスならでは音楽といえるのかもしれません。

なお、おそらくこのグループの発祥の地であろうと思われるフランス・アヴィニヨン(Avignon)の劇場、Theatre du Chene Noir d'Avignonはいまも現存するようです。

Theatre du Chene Noir d'Avignon
http://www.theatreduchenenoir.asso.fr/



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豚肉とキャベツとソーセージのトマト煮@さかのうえ(神楽坂)

もともとイタリアンだったのがいつのまにかフレンチに変わっていた「さかのうえ」が、またいつのまにかもとのイタリアンに戻っていました。以前にイタリアンだったときはリストランテを名乗っていましたが、いまはたんに「さかのうえ」。入口にはCucina Italiana(クチーナ・イタリアーナ。イタリア料理)という表示が出てました。

ランチメニューは4種類。前菜、パスタ、ドルチェ、ドリンクで1600円のPranzo A、前菜、メイン、ドルチェ、ドリンクで2100円のPranzo B、前菜、パスタ、メイン、ドルチェ、ドリンクで2600円のPranzo C、そして平日限定で、小さな前菜と本日の一品(パスタまたはメイン)にドリンクがついて1200円の平日限定ランチ。Pranzoシリーズ?はそれぞれ複数ある前菜、パスタ、メイン(肉料理または魚料理)から1品ずつ選べます。平日限定ランチはメニュー内容を選べません。

昨日の平日限定ランチの内容は、前菜がサラダ、一品が豚肉とキャベツとソーセージのトマト煮でした。パスタではなくちゃんとした料理がついて1200円なら自分には理想的なので、平日限定ランチをチョイス。


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まずはサラダ。野菜たっぷりです。このお店は最初のリストランテ時代も野菜たっぷりで好印象が残っています。フレンチ時代のワントレーランチは微妙でしたけど。優しい酸味のドレッシング。美味しいです。2粒添えられたオリーブが、いかにも瓶詰めで安く売られているスペイン産のあれだよね(本当にそうかどうかはわかりません)といった感じのふわふわした歯ごたえなのがちょっと残念。


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メインのトマト煮こみ。熱々です。豚肉ごろごろ。やわらかく煮込まれています。甘いキャベツとトマトの酸味がいい塩梅。ソーセージも美味しいけど、ちょっと家庭の味というか、シャウエッセンとかバイエルンとかのスーパーで売ってるソーセージぽい感じがして、日常に戻されてしまう(たんに自分が家で比較的頻繁にソーセージを食べてるからなんですが)のがちょっと残念。ステファノだったらきっと自家製のサルシッチャを使うんだろうなぁとか思ったりして。でも、味自体は美味しいと思います。

パンはフォカッチャとカンパーニュ系?の2種類。足りなければおかわりを持ってきてくれます。フォカッチャは以前も出してましたね。ちょっと油っぽい(手がべたべたする)けど、塩味が利いてて美味しいです。好み的にはカンパーニュ系のほうの素朴な味が好き。ただ、ちょっと皮の部分が硬かったかな。そういうパンなのか、そうなっちゃったパンなのかは不明。

ドルチェは別料金(200円)でつけられますが、今回はパス。食後のエスプレッソにビスコッティと小さな砂糖菓子がついてたので、自分にはそれで充分です。

うん、美味しゅうございました。平日限定ランチの本日の一品が毎回、パスタではなくなにかしらの肉料理か魚料理を出してくれるなら、自分的にはけっこう魅力的です。カンティーナ・フィレンツェもアルベラータも同価格でパスタランチしか食べられませんから。自分はパスタよりもメイン料理を食べたいので。本日の一品の内容が入店しないとわからないのがちょっと残念です。

神楽坂 さかのうえ
シネマごはん。 『さかのうえ』@神楽坂
神楽坂のをと ―『さかのうえ』イタリアン [岩戸町]




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2008/01/29

穴子の一本揚げ天丼とハーフうどん@まめ半(神楽坂)

ひさしぶりの「まめ半」です。京湯葉うどんの店でしたっけ。うどんとご飯ものを組み合わせたランチ・セットのなかから、穴子の一本揚げ天丼とハーフうどんのセットを注文。1000円。


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小ぶりの天丼とうどん。両方食べれば、まぁおなかいっぱいです。ほかに漬物と小鉢(これ、なんていうのだったっけなぁ、ねばねばした海草みたいなの。めかぶ?)がつきます。

天丼には穴子のほかにゴーヤの天麩羅も載っていました。しかし、あいかわらず天麩羅はあまり上手じゃないなと思います。だいぶ以前に天麩羅・天丼を食べたときもそうだったのだけど、なんか衣がぼてっと重いんですよね。粘っこいというか。こういうのが好みの方もいらっしゃるとは思いますが、自分はもっとサクッと軽く揚がっているほうが好きです。まずくはないのだけど、あまりたくさんは食べられないというか、穴子一本でもう充分ですという感じです。

うどんはスープのお出汁がいいお味。うどん自体はそんなに特徴がないというか、これといってとくに美味くもなければとくにまずくもないと思います。あまり個性も主張も感じませんが、天麩羅で重たくなってしまった口をさっぱりさせるにはいい味なのかもしれません。

う~ん、やっぱり以前と印象が変わらないなぁ。まずくはないけど、とりたてて美味しくもない。食べたくない味でも食べに行きたくない店でもないけれど、わざわざ食べにきたいとも思わない。うどんが食べたいときは花びし茶屋にいってしまうかなぁ、自分。


まめ半/ホットペッパー.jp
桜庭 幸子 美は一日にしてならず: まめ半@神楽坂
Time and Tide : まめ半 京ゆばうどん@神楽坂




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2008/01/28

週末映画


■間宮兄弟■
う~ん、微妙。ところどころにくすっと笑えるところはあるのだけど、映画全体としてはとくに印象や記憶に残る部分が少ない。寝てるときにビクッとするっていう描写も、最初は「そういうこと、あるある」とおもしろく感じたけど、その後も何度も出てきて、しつこいし、鬱陶しい。“弟”の持つ性格もしつこいし、鬱陶しくて、こういう人がそばにいたら率直にいって気持ちが悪い(容姿がではなく、性格が)。
意外と多くの登場人物が出てくるが、それがあまり有機的に機能していないように感じるのも残念なところ。とくに前半に複数回登場する“薬屋のおばちゃん”は意味ありげだったのに、その後のフォローなしでほったらかしかよって感じだし、野球青年も、不倫同僚も、不倫同僚の妻も、ぼったくりバーも、間宮兄弟の母も、すべてが断片的なかかわりで、もう少しコアとなるドラマと密接にかかわるアイテムとして描かれてもよかったのではないかなぁと思った。

  

■コレリ大尉のマンドリン■
タイトルのわりにはマンドリンがあまり効果的に使われてなかったと思う。終盤で送られてきたレコードもマンドリンではなくギターの演奏だったし。しかし、1度も人に銃を向けたことのない大尉が率いる実戦経験のないイタリア部隊って、どうよ。しかも、歌ってばかり。そんなだからギリシャの少数戦力に打ち負かされたうえ、同盟国のはずのドイツにもなめられるんだよ。あきらかにイタリアは組む相手を間違えたとしか見えない。そしてあいかわらずドイツ人は悪者扱いですね。コレリにとどめを刺せなかったドイツ軍のグンターは、ドイツ人ではなくオーストリア人だったし。
とりあえず、島の景色とペネロペ・クルスは美しかったと。医者のじいちゃんもいい表情だった。

  

■ブレイン・スナッチャー■
人間に寄生するエイリアンのかたちとか、そのエイリアンが生まれる卵のかたちとかが、映画『エイリアン』とそっくりなんですけれど。もともとはハインラインの小説らしいので、原作はこっちのほうが先なのだろうけれど、映像作品としてはどっちが先なんだろう? 見た目の映像のチープさからすると、こっちが先で、『エイリアン』のほうが雰囲気を似せたのかしら。まぁ、どっちでもいいけれど。
最初のほうではエイリアンに寄生された人間はすごい怪力になり喧嘩もめちゃめちゃ強くなるのに、終盤ではその設定がかなり曖昧になっている気がする。エイリアンに寄生されると寄生された人間がもともと持っていた身体機能的な不足分(目が悪いとか、足が悪いとか)が補われるという設定も、あんまり効果的には使われてなかったように思う。最後のほうで局長がいきなり杖を使わずにすたすた歩き出したことで寄生を見破るというシーンのつじつまあわせのために、それ以前に説明的なシーンを無理やり入れておいたといった感じ。というか、いきなりあんなにすたすた歩き始めたら、その時点で気がつこうよ。


■セブン■
これは、何回観てもいいな。ノベライズもなかなかいいできだけど、映画の持つ独特のよどんだ雰囲気がいい。頭脳よりも感情の、わかりやすく子供っぽい馬鹿さ加減を持ったミルズ刑事を、ブラッド・ピットが非常に上手に演じている。いままで見たことのある彼の役柄のなかでも、ミルズ刑事役はもっともはまっている役のひとつではないかと思う。モーガン・フリーマン演じるサマセット刑事も、ケビン・スペイシー演じるジョン・ドウも、それぞれにぴったりの雰囲気で演じられていて、非常に引き込まれる。
宗教上の「戒め」を理由にした殺人も、そして「神、もしくはそれに近い偉大なる力に選ばれた」と自分で信じているはずのジョン・ドウ(特定不能の人)が「仕事(殺人)を楽しんで」いるのも、何百年もむかしからいまだに地球上で続いていること。これからもきっと変わらないのだろうな。
地上波で観たのでカットが何箇所かあったし、途中でCMが入るたびに集中力が途切れたのが残念。CATVで放送されることを期待しよう。

  


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2008/01/27

小丸(BlogPet)

小丸は程度アレンジしないです。
でも、もあは辛口は中断したよ♪
だけど、もあは、参加したかったの♪
だけど、会計ー!

*このエントリは、ブログペットの「小丸」が書きました。

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2008/01/25

薩摩若鶏の石焼@まゆきら(神楽坂)

おなじみの「まゆきら」です。今週の肉料理は薩摩若鶏のソテーです。


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おなじみの熱々に焼かれた石の上で鶏肉がジュージューいっています。皮はパリッと、中はふんわりジューシーに焼きあがっています。旨みがしっかり感じられる肉ですね。ソースはトマト系です。

ナイフとフォークではなくお箸で食べる店なので、最初からそれなりの大きさに肉が切ってありますが、ひと口で食べるにはちょっと大きいです。それに、石のうえで熱々になっているのでひと口で食べると火傷をします。たぶん。かといって、箸では肉を切れないので、歯で噛み切るしかないのですが、箸で挟んだものを歯で噛み切るのがちょっと苦手です、自分。ふだんはナイフとフォークを使っての食事が主で、あらかじめひと口大に切ってから口に入れるので、口元にもっていった食物を歯で噛み切らなくてはならないようなことはめったにないのです。箸での食事だと、口元に持っていったものをひと口では食べきれない、かといって皿のうえで箸で切り分けることもなかなか難しい、という料理がときどきあり、困ってしまいます。

それはともかく。味はいつもどおり美味しいです。いつでもちゃんと美味しい料理が出てくるので、このお店は安心して入れます。1000円という料金もリーズナブル。ごちそうさま。


まゆきら 神楽坂レストラン
まゆきら@岩戸町:-神楽坂散歩-
たきおの神楽坂ランチ日記: 230まゆきら






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2008/01/24

ROSALINO CELLAMARE / ESPERIENZE (1975)


1953年8月13日、ミラノ南部にあるドルノ(Dorno)という町で生まれたRosalino Cellamare(ロザリーノ・チェッラマーレ)。1970年にNada(ナーダ)とともにサンレモ音楽祭に出場し「Pa' diglielo a ma'」を歌ったのがカンタウトーレとしてのスタートでした。1971年には夏のレコード祭(Un disco per l'estate)に「Il gigante e la bambina」で参加。地道な音楽活動を続け、1973年にRCAレーベルから全曲自作のデビュー・アルバム『Il bosco degli amanti』をリリースします。同年にセカンド・アルバム『Dal nostro livello』をリリース。そして1年あいだをあけた1975年にリリースされたサード・アルバムが『Esperienze』です。

1980年リリースのフォース・アルバム『Una citta' per cantare』以降、アーティスト名をRon(ロン)と変え、数年ごとにコンスタントにアルバム・リリースを続け、これまでに20枚くらいのアルバムがあります。いまも現役で活動中ですが、Rosalino Cellamare名義でリリースされた1970年代のアルバムはたぶん、まだ1度もCD再発されていないと思います。自分もRon名義のアルバムは数枚聴いたことがあるのですが、Rosalino Cellamare名義のアルバムを聴くのはこれが初めてです。

“Ron”の音楽に対しては、メロディが綺麗で破綻がなく、上手にまとまっているようには思うし、少しかすれた歌声も味わいがあるとは思うけれど、あともう一歩のところでドラマ性や奥深さのアピールが足りないというのが自分の印象でした。しかし“Rosalino Cellamare”のこのアルバムは、なかなか聴かせてくれます。1970年代半ばのリリースだからということもあるのでしょうが、同時期にリリースされたLucio Battisti(ルーチォ・バッティスティ)Claudio Baglioni(クラウディオ・バッリォーニ)、あるいはClaudio Rocchi(クラウディオ・ロッキ)などにも通じるような「プログレッシヴな雰囲気」がそこかしこに漂っているのです。時代の音なんでしょうね。

前半は比較的淡々と歌い、サビあたりから力強い歌唱になる曲のスタイル。いくぶんサイケデリック・フォークがかったアコースティック・ギターのアレンジ。ドラマ性、ストーリー性を感じさせるオーケストラやコーラス。LPのB面に配置された10分を超える組曲。自分がとても気にいっていた「イタリアの音」、以前は「これがイタリアの典型的なカンタウトーレ・スタイルだ」と思っていた音楽が、ここにはふんだんにあります。Rosalinoの歌い方も緩急があり、最近の彼よりもずっと表情豊かに感じます。バックにSchola Cantorum(スコラ・カントルム)が参加していて、いかにも彼ららしいコーラスが聴けるのも自分にはとても好ましい。ハープのアルペジオをバックに寂しげに歌われる曲で余韻を残してアルバムが終わるのも、いかにもあの頃の美意識ぽくて、自分は好きです。

カンタウトーレとして、ポップ・シンガーとしての人気は“Ron”になってからのほうが高いし、おそらくイタリアン・ポップスのファンの多くも“Ron”の音楽のほうが好きでしょう。でも自分には“Ron”の音楽よりも“Rosalino Cellamare”の音楽のほうがずっと魅力的に聴こえるようです。“Ron”にはほとんど興味がない自分ですが、“Rosalino Cellamare”のアルバムはぜひ聴いてみたい。1970年代の初期3枚がCD再発されることを期待したいと思うに充分な作品でした。

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2008/01/23

クレープ、リゾット、ラムチョップ@ステファノ(神楽坂)

今日の昼にラ・マティエールで知人と食事をする約束があったので、今週はステファノにはいくつもりがなかったのです。さすがに週に2回も2500円超えのランチをするのは懐的に厳しいので。でもでも、このメニューを見てしまったら、どうしても食べに行きたくなってしまった...


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まずはアンティパスト。「ちりめんキャベツと自家製スモークモッツァレッラ のクレープ包み トリュフ風味のマッシュルームソース」です。クレープの中にはキャベツがたっぷりで熱々です。ときおり広がるスモークのいい香り。キノコの旨みと香りたっぷりのソースもたまりません。旨い。
となりのテーブルの人が食べていた「魚介の前菜盛り合わせ」も美味しそうだったなぁ。フリットとか載ってて。


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プリモは「ローズマリー風味のリゾット マダコ、サフランとトマトのラグー添え」をチョイス。非常にいい塩梅のアルデンテに仕上げられてて歯ごたえが楽しい。ラグーはタコの旨みがたっぷり。あと口にサフランの上品な香りが残ります。旨い旨い。


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セコンドは「リコッタチーズとクルミを包んだラムチャップ ゴルゴンゾーラチーズソース」。やわらかいラムの中にリコッタチーズと何種類かの野菜の刻んだものが入っているのかな。ときおりクルミのごろっとした歯ざわりがあり、アクセントになります。ゴルゴンゾーラのソースも、野菜のピュレかなにかと和えてあるのでしょうか、ソースというにはしっかりとしたペースト状のものが肉の下にあり、それとほんのり甘くて茶色い液状ソースを混ぜながらいただきます。ゴルゴンゾーラの甘くも癖のある風味がたまりません。旨い旨い旨い。
魚料理の「メカジキのホワイトソースとトマトグラタン」も美味しそうだったなぁ。


リゾットを食べてしまうとお腹がいっぱいになってしまいます。なのでドルチェはキャンセルして、いつものように小さな食後酒にチェンジ。今回はひさしぶりにサンブーカにしました。最近アメリカとかで流行っているらしい、コーヒー豆を1粒浮かせる飲み方でいただきました(通常はこれに火をつけるらしい)。よい香り、よい風味。サンブーカとコーヒーって合うんですよね。

とってもとっても美味しゅうございました!

ristorante stefano
ドナドナの日々(さすらいのランチ探し): 神楽坂「リストランテ ステファノ」~イタリア料理
Back to Back : ステファノランチオフ@神楽坂


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2008/01/22

ビーフシチュー@コパン(神楽坂)

今月のスペシャルメニュー。ライスつきで680円、ドリンクもついたセットだと800円。


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いかにも「レトルトのシチュー」。小ぶりな肉は、一瞬「やわらかく煮込まれている」感じの歯ごたえなのだけど、噛めば噛むほど紙のようになっていき、最後は残った筋だけを飲み込まなくちゃいけません。まぁ、本格的な厨房設備があるはずのない喫茶店で、しかも神楽坂で、この価格で提供されるのだから、ブロック肉を切って煮込むところから店内調理がされているはずなどなく、業務用のレトルト食品が提供されるのだろうなぁと想像はしていたのだけど、あまりにもレトルトシチューそのままの味のものを食べるのがひさしぶりだったので、ちょっとびっくりしました。業務用でも、もう少し高い売価で提供される用のレトルトは、肉の塊も大きいし、紙みたいにはあまりならないのだけどなぁ。これってもしかして、普通に100円ショップとかでも売ってるような家庭用レトルトじゃないかしら。

でも、すべての具材がちゃんと熱々になるように加熱されているし(以前にイコブで出されたボルシチとは大違い)、たんにレトルトを皿に移しかえるだけでなく、上にコーヒーミルクを少しかけてみたりといったカフェらしい工夫もあって、神楽坂で喫茶店でこの価格で食べられるビーフシチューとしては上々なんじゃないでしょうか。新製品だというお菓子の試食も1枚つけてくれました。


神楽坂 コパン
神楽坂「コパン」のダイナミックサンドを食べてみた!
copan:コパン@神楽坂:-神楽坂散歩-





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寒い季節になりました。こんな日はアツアツのシチューが食べたくなる季節ですよね。そこで今回は、食卓を楽しく彩る…

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2008/01/21

Barbaresco / Rivata = Casa Vinicola Morando

No:965
Barbaresco / Rivata = Casa Vinicola Morando
バルバレスコ / リヴァータ = カーザ・ヴィニコラ・モランドー

産地:イタリア、ピエモンテ州バルバレスコ地区 (Barbaresco DOCG)

度数:13.5
葡萄:ネッビオーロ
年度:2004
輸入業者:富士貿易株式会社
渋さ:3
酸味:4
重さ:3
香り:2
好き:3
買った日:2008.1.4
値段:1180
お店:アクア・ヴィタエ
飲んだ日:2008/01/20(日)

通常は1900円くらいで売られている。輝きのある赤レンガ色。香りはあまり強くないけれど、酸を感じさせる赤い果実の香り。しっかりしているけれど柔らかで口当たりのいい酸味。あと口にほどよく感じられるタンニン。優しい果実味。バルバレスコとしては力強さや深み、複雑さがあまりないが、それなりに上品さと繊細さがあり、飲み心地のいいイタリアワインの味がする。以前は普通に買っても1300円くらいの激安バルバレスコだったが、いまはけっこう値上がりしている。でも、バルバレスコとはいえ1300円程度がリーゾナブルな価格に思う。


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Single Vineyard Reservado = Riesling / Anakena = A.F.Arco Iris

No:964
Single Vineyard Reservado = Riesling / Anakena = A.F.Arco Iris
シングル・ヴィンヤード・リゼルヴァード = リースリング / アナケナ = A.F.アルコ・イリス

産地:チリ、ラペル・ヴァレー (D.O.Rapel Valley)

度数:13
葡萄:リースリング
年度:2004
輸入業者:中部貿易株式会社
辛さ:4
酸味:3
重さ:3
香り:2
好き:4
買った日:2007.12.25
値段:309
お店:虎屋リカー
飲んだ日:2008/01/17(木)

通常は1039円で売っている。明るい干し草色。ほんのり蜂蜜の香り。アタックには発泡したニュアンス。きりっとした辛口で、あと口にはふんわりとした果実の甘い風味がしっかり残る。しっかりしているけれど上品で繊細な味わい。リースリングらしい青い果実風の旨みとミネラル感。茎をかじったようなわずかな苦みも心地よい。チリワインにはパワフルで甘すぎるイメージがあるのだけど、このワインはヨーロッパ的なきめの細かさと上品さを感じ、とても美味しいワインだと思う。


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Petershof = Niersteiner Riesling Classic / Weingut Karl-Peter Huff

No:963
Petershof = Niersteiner Riesling Classic / Weingut Karl-Peter Huff
ペテルスホフ = ニアシュタイナー・リースリング・クラシック / ヴァイングート・カール・ペーター・フーフ

産地:ドイツ、ラインヘッセン地方ニアシュタイン地区 (Rheinhessen Classic)

度数:13
葡萄:リースリング
年度:2006
輸入業者:株式会社ビッグ・エス インターナショナル
辛さ:4
酸味:4
重さ:3
香り:2
好き:3
買った日:2007.12.22
値段:1800?
お店:ビッグ・エス
飲んだ日:2008/01/09(水)

ラインヘッセンの葡萄の樹3本のオーナー制度でつくられたワイン。この制度に参加するのはたしかこれで3年目だったと思うが、葡萄農家との契約期間満了にともない今年で最後だそうだ。

アタックに感じられる発泡感。きりっとした辛口で、レモンや柑橘系のさわやかな風味。リースリングらしいリンゴっぽいニュアンスもある。すっきりしているけどやわらかな果実の旨みがある。Classicカテゴリーのワインは美味しいものが多いと思うのだが、これも美味しいワインでした。


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Casale Vecchio = Luna Bianca / Farnese

No:962
Casale Vecchio = Luna Bianca / Farnese
カサーレ・ヴェッキオ = ルナ・ビアンカ / ファルネーゼ

産地:イタリア、アブルッツォ州キエティ市周辺 (Terre di Chieti IGT)

度数:12
葡萄:ソーヴィニヨン・ブラン、トレッビアーノ
年度:2004
輸入業者:株式会社稲葉
辛さ:4
酸味:4
重さ:3
香り:3
好き:4
買った日:2007.12.22
値段:514
お店:ワイショップ アミ
飲んだ日:2007/12/27(木)

通常は1500円くらいで売られている。ほんのり緑がかった明るい麦藁色。洋梨や桃、青リンゴのようなフルーティな香り。しっかりした酸。きりっとした辛口。レモンのような味もある。だけどそのなかに蜂蜜のような甘い風味が漂う。サラッとしているけどほんのりオイリーで丸い舌触り。あと口にはほのかにタンニンを感じる。すっきりとしたフルーツの風味も感じられ、とても美味しいワインだと思う。


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2008/01/20

もあはオープンしたいなぁ(BlogPet)

きょうはもあは経由しなかった?
それできょうはもあは多用したかったみたい。
でも、もあはオープンしたいなぁ。

*このエントリは、ブログペットの「小丸」が書きました。

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2008/01/18

RAINBOW THEATRE / THE ARMADA (1975)


1973年に結成されたオーストラリアのプログレッシヴ・グループ、Rainbow Theatre(レインボウ・シアター)のファースト・アルバムです。ずいぶん以前に「名盤」と名高いセカンド・アルバム『Fantasy Of Horses』を聴いたことがあるのだけど、ラッパがぶかぶかとうるさいジャズ・ロック程度の印象しか残っていなくて、実はあんまり興味のあるグループじゃありませんでした。でもこのファースト・アルバムは「合唱入り」らしいということで、ちょっとだけ期待して聴きました。

やはり、ぶかぶか鳴るラッパが主張するジャズ・ロックといった印象も強いのですが、妖しく冷たい響きのメロトロンが鳴り出すと一気に空気が変わり、シンフォニックな印象が強まります。一瞬にして印象を変えることができるメロトロンって、やっぱりすごい楽器だなと思います。

期待していた「合唱」も、混声が多用されていてうれしいです。ただ、大人数で歌詞を歌い上げる合唱ではなく、メイン・ヴォーカルのうしろでスキャット・コーラスをするだけなのが残念。混声合唱による「歌」をもっと聴きたかったです。また、おそらくこのグループの「売り」であろうと思われるホーン・セクションの演奏技術が微妙に低いところも残念に思います。

メイン・ヴォーカルはときどきクラシック風な歌唱をまじえますが、印象としてはイギリスのファンタジック系シンフォニック・グループにありそうな感じです。というか、演奏も含め全体的にブリティッシュぽい感じがします。オーストラリアというとどうしてもSebastian Hardie(セバスチャン・ハーディ)のような「おおらかな印象」を自分は思い浮かべてしまうのですが、Rainbow Theatreの音楽には大陸的なおおらかさを感じません。

アルバムの最初と最後に15分程度の組曲を置き、そのあいだに小曲3曲をはさむという構成はいかにもプログレ的です。組曲では、ジャズ・ロックやシンフォニック・ロック、ファンタジックなヴォーカルなどが聴けますが、それらの要素がすべて渾然一体となって力強い相互作用を見せるということはなく、たんに順番に並べただけのように感じてしまうところが黎明期のプログレというか、アート・ロックの残り香というか、そんな感じです。ですが、こういった感じは嫌いじゃなかったりするので、けっこう楽しめてしまいました。ブラス・ロック・パートはあまり自分の好みではありませんが、やはりメロトロンと合唱の魅力には逆らえません。


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2008/01/17

旬彩ランチ@花かぐら(神楽坂)

このお店でお昼を食べるのって、たしか5回目くらいだと思うのだけど、前回に来たのはたぶん1年くらい前。あるいはもっと前だったかもしれません。今回も、週の前半と後半で盛り合わせの内容が変わる旬彩ランチ(900円)を注文しました。


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少しスパイシーに味付けされたドミグラスソースのかかったハンバーグ。蛸の入った魚の練り物と里芋に蟹入りの餡をかけたもの。小海老のたくさん入ったシーフードと野菜のサラダ。そしてアサリの味噌汁とご飯にお漬物とバナナのムース。これだけが盛り合わさって900円。量もちゃんとあり、とてもリーズナブルです。建物も落ち着いた感じで雰囲気があるし。

なのに、まったく満足感がない。むしろ、失望感のほうが大きい。

以前とまったく変わりません。1年も経てば少しはよくなっているかもと淡い期待をしたのですが、おそらく、経営者や料理長、あるいは業態そのものを変えないと、よくはならないのかもしれないな。

以前からそうなのですが、ここの料理は温かくないのです。見た目はこんなに美味しそうなのに、きちんと湯気が立つ程度に温かい状態で出てこない。ちゃんと温かいのはお茶だけです。

焼き上げてから何十分常温放置してあったんだよと思うくらい硬くなりごくわずかにしか温かさが残っていないハンバーグに、最終調理をしてから何時間常温放置してあったんだよと思うくらいまったく温かみのないキノコを乗せ、火を止めてから何十分経ってるんだよと思うくらい生ぬるい温かさのソースがかかっています。練り物と里芋の餡かけは「温かい料理」であることをとっくに放棄しています(もしや冷菜としてつくられたものでしょうか?)。蓋を開けた味噌汁碗から湯気が立ち上ることはなく、一気飲みできる程度のぬるさ。レンジで温めたけど加熱時間がぜんぜん足りていない、もしや「解凍モード」になっていたのを気づかないまま温めた、つくり置きの弁当を食べさせられているような、そんな気分になってきます。

味自体はたぶん、悪くはないのではないかと思います。きちんと「温かい料理は温かい状態で」提供されていたなら、充分に美味しいのではないでしょうか。しかし残念ながら、自分はこの店でこれまでに1度も「温かい料理は温かい状態で」提供されたことがありません。こうなるともう、その日のお店のコンディションの関係でたまたま満足のいかない料理が提供されたのではなく、お店としての姿勢、もしくは根本的なオペレーションに問題もしくは失敗があるとしか、自分には思えません。

会計時に毎回、ランチで使えるドリンク券をくれるのですが、そんなものいりません。そんなものに引かれて再来店したいとも思いません。それよりも、ちゃんと温かい料理を出してくれ。温かくあるべき料理は湯気が立つ状態で出してくれ。でも、そんな気はないのだろうなぁ、この店に。

というわけで、今回で見切りをつけました。もう食べに行くことはないでしょう。ビストロ・エリゼ、トラットリア・オッジと並び、お好きな方もいらっしゃるでしょうが、自分はもう行きたくない・行く気がおきない・行ったら損した気になるお店に個人的に認定してさしあげます。

ぐるなび - 花かぐら
たきおの神楽坂ランチ日記: 花かぐら
カグランチ-神楽坂のランチな日々 - 花かぐら 20071004




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2008/01/16

イナダと帆立のムニエル@アルモワール(神楽坂)

ひさしぶりのアルモワール。ランチは肉料理と魚料理が1種類ずつなのはあいかわらずで、肉料理がやっぱりポークソテーなのもあいかわらず。でも魚料理はおなじみのサーモンではなく、昨日はイナダという白身魚のムニエルでした。帆立の貝柱もついてた。


Cimg0002


まずはおなじみのサラダとスープ。サラダはいつもと同じグリーンサラダで、派手さはないけど好ましい。スープは日によって出るものが違うけど、昨日はポタージュでした。ふんわりとろっとあったかくて、これも派手さはないけど好ましい味だと思います。


Cimg0004


メインディッシュ。焦がしバターに少し醤油も入ってるのかな、こんがりと香ばしい香りとふくよかな甘い香りがします。魚は皮目をしっかりパリパリに焼いてあり、でも身のほうはふんわりふっくら。よい焼き加減です。帆立もやわらかく焼けています。ガルニはおなじみ、ニンジングラッセとホウレン草のバターソテーで、量も充分、味付けもいい具合。美味しゅうございました。

これで900円は、やっぱりリーズナブルですよね、とくに神楽坂周辺では。またこよう。

それと、このお店、今年から店内全席禁煙になったそうです。これはうれしい。小さいお店なので、ひとりでも煙草を吸う人がいるとすぐに店中にタバコの匂いが広がってしまっていましたから。せっかくの料理のいい匂いが全部かき消されてしまいます。3人連れくらいのグループでいっせいにタバコを吸われた日には、食事を中断してすぐに店を出たくなるほどでした。服や髪に煙草の匂いがついたらすごく嫌ですから。なので以前は入店時に店内の状況を見渡し煙草を吸っている人がいないことを確認、入店後は他のお客さんや新規入店客に「煙草吸わないでくださいねー」という念をひそかに送り続ける(^^;)ような状況だったのですが、これからは安心して入店・食事ができますわ。

神楽坂ランチふせん隊: ランチ&ディナー アルモワール
たきおの神楽坂ランチ日記: ARMOIRE
every little thing in my life : マナカツオのソテー@アルモワール(神楽坂)




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2008/01/15

IL MITO NEW TROLLS / TR3 (2007)

主に1970年代から80年代にかけて精力的に活動していたNew Trolls(ニュー・トロルス)ですが、1990年代になると活動が途切れがちになり、1996年のサンレモ音楽祭に参加しアルバム『Il sale dei New Trolls』をリリースしたあとにグループが分裂。以後、Nico Di Paro(ニコ・ディ・パーロ)率いるIl Mito New Trolls(イル・ミト・ニュー・トロルス)と、Vittorio De Scalzi(ヴィットリオ・デ・スカルツィ)率いるLa Storia dei New Trolls(ラ・ストーリア・デイ・ニュー・トロルス)というふたつのグループが「New Trolls」の名前を掲げ、New Trollsの曲を演奏するグループとしてライヴ活動を続けていたようです。

La Storia dei New Trollsのほうは2001年に、1998年に行なったベスト選曲的なライヴと、2000年に行なったオーケストラ入り「Concerto Grosso」再現ライヴをCDでリリースし、日本のファンにも存在をアピールしたのですが、Il Mito New Trollsのほうは活動そのものはいくらか伝わってくるものの、具体的な音源が日本にまで届くことはありませんでした。そのかわり届いたのが、Nico Di Paroがクルマで大事故にあい、半身不随になったという噂。これにより、Il Mito New Trollsもそのまま消滅かと思われたのです。

ところが2007年にVittorio De Scalzi率いるNew Trollsが前年に続き2回目の来日公演を行なうことがアナウンスされ、そこで新曲「Concerto Grosso 3」を披露することが発表されました。しかも、そのステージには懸命なリハビリにより音楽界に復帰したNico Di Paroが同行するとも。そして日本のファンは初めて、La Storia dei New Trollsではない、NicoとVittorioのふたりが同じステージに立つ本物の「New Trolls」を観ることができたのです。

分裂していたふたりのリーダーが再度(再再度?)手を取り合い、11年ぶりにニュー・アルバム『Concerto Grosso - The Seven Seasons』をリリースしたNew TrollsLa Storia dei New Trollsが本家を受け継いだ形になり、Nico Di Paroを正式に?失ったIl Mito New Trollsはどうなるのかと思いましたが、彼らにも意地があったのでしょうか、同じ2007年にグループとして初の一般販売用公式音源(デビュー・アルバム)を発表しました。それが『TR3』です。デビュー作なのに「3」というタイトルがついてる意味は、わかりません。

このアルバムには6曲の新曲(CDのみ)と、2004年に彼らが行なった「Concerto Grosso」再現ライヴ(CDおよびDVD)の両方が収録されています。もともとは新曲だけのCDリリースが予定されていたはずなのですが、曲数が揃わなかったのか、本家への対抗意識なのかはわかりませんが、半分以上が「Concerto Grosso Live」となり、アルバムとしては非常に中途半端なものになってしまいました。

でも、1980年代以降のポップス・グループとしてのNew Trollsは、Vittorio(& Nico)のいる本家にではなく、もともとのリーダー格を失ったIl Mito New Trollsが受け継いでいるように、自分には思えます。新曲に「Concerto Grosso」の新作を持ってきた本家New Trollsよりも、コーラス多用の美しいポップスを持ってきたIl Mito New Trollsこそが、New Trollsらしい魅力を持っているように感じるのです。

もし、このままIl Mito New Trollsが活動を続けるなら、次は全部を美しいポップスで埋め尽くした、正しく『Il sale dei New Trolls』に続くアルバムを期待したいし、それができるのではないかなと思わせるだけの魅力が、この『TR3』に収録された新曲からは感じられます。率直にいって、『Concerto Grosso - The Seven Seasons』よりも、この『TR3』のほうが自分は好きだし、New Trollsの音楽として、よりふさわしいようにも感じています。

M1: Dove sei
軽やかなリズム。明るくあたたかくやわらかいメロディ。さわやかで美しいコーラス。1980年代以降のポップス・グループとしてのNew Trollsの姿がここにあります。メインのヴォーカル・ラインの合間にハイ・トーンのヴォーカルが入るスタイルなど、いかにもNew Trollsらしくてうれしいです。

M2: Hey fratello
なぜかアフリカっぽい?掛け声で始まります。だからといって民俗音楽系ポップス風になるわけではなく、曲自体は明るくさわやかであたたかいNew Trollsらしいポップスです。フランジャー(ジェット・マシーン)のかかったエレキ・ギターが印象的。ヴォーカルの持ち回りや美しいハーモニーといったお家芸?ももちろんあります。キーボードの音づくりや短いオルガンのソロに華やかさを感じます。最後のほうにもエスニックな掛け声が入りますが、意図はわからず。

M3: Due parole
アコースティック・ギターのアルペジオにのって弾き語り風に始まります。そこへゆったりとしたバックの演奏が加わり、イタリアらしい美しく少し愁いを帯びたメロディが歌われます。字余り的なカンタウトーレ風の前半と、なめらかに歌われるサビとの対比も心地いい、おだやかなスロー・ポップスです。

M4: Un vento forte dal mare
ミディアム・スローのポップス。Pooh(プー)などにも通じる、素直で美しいイタリアらしさにあふれたヴォーカル・ラインが楽しめます。New Trollsならではのコーラス・ワークも堪能できます。

M5: Prendi le mie mani
エレキ・ギターとキーボードのユニゾンで始まり、そのままエレキ・ギターのリフ風につながるイントロが、1980年代から90年代くらいにかけてのアメリカン・ロックぽい感じ。軽快なポップ・ロックですが、バックの演奏がやや軽い感じです。エレキ・ギターがディストーション・サウンドを聞かせてくれればハード・ロックにも聞こえるタイプの曲だと思うのですが、根がやはりポップス・グループなのでしょうか。メロディの魅力もちょっと薄いかな。

M6: Solo un bel ricordo di te
ミディアム・テンポのポップ・ロックで、これもちょっとアメリカっぽい感じです。エレキ・ギターとアコースティック・ギターを上手に組み合わせたバックのアレンジに工夫を感じて楽しいのですが、リズムが単調に思います。メロディ展開や構成も素直で聞きやすいけれど、盛り上がりに欠けるため、軽快なリズムに流されちゃっている気がします。M5やM6のようなロックぽい感じは、彼らにはあわないのかもしれません。

M7以降は「Concerto Grosso I/II」の再現+「Una notte sul Monte Calvo(禿山の一夜)」のライヴです。「Concerto Grosso」という曲(とくに“I”)の旬はとっくに過ぎていると自分は思っているので、あまり興味が持てません。La Storia dei New Trollsのライヴ盤にくらべると、ちょっとビートが弱いというか、あまり「ロック」を感じさせないかなという気がします。その点でもIl Mito New Trollsは「ロック」ではなく「ポップス」のグループなのかもしれないなぁと感じます。



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2008/01/12

もあもほしいかな(BlogPet)

小丸は締めがほしいな。
もあもほしいかな?

*このエントリは、ブログペットの「小丸」が書きました。

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2008/01/11

鰯のパイ包み焼きとカスレ@ル・クロ・モンマルトル(神楽坂)

このお店、来るのすごくひさしぶりです。1年か、それ以上前だな、最後に来たのって。少なくともランチの価格が値上がりしてからは来てない。

ちなみに現在は、前菜、メイン、グラスワイン(冷たいソフトドリンクに替えることもできます)のセットで1785円。さかのうえやルグドゥノム・ブション・リヨネの1800円ランチにかぎりなく近づいてる。

ただ、ル・クロ・モンマルトルの場合は前菜もメインも4~5種類のなかから選べるのがポイント高いです。さかのうえもルグドゥノム・ブション・リヨネも、メインを肉にするか魚にするかくらいしか選べませんから。そんなわけで今回は、鰯のパイ包みとカスレをチョイスしました。


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まずは鰯のパイ包み焼き。運ばれてきたお皿から、鰯のよい匂いが香ばしく立ち上っています。アンチョビ風の小さい鰯がパイ包みになってるのかなと思っていたのですが、ぶつ切りされた大きな鰯が中に入っていました。ペースト状になったものも一緒に入れてあります。さくさくのパイとふっくら鰯がとても美味しい。サラダが一緒に載っているのもポイント高いです。


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メインのカスレ。豆と肉を煮込んだ南仏の料理ですね。ちょっと小洒落た店で頼むと浅い皿にきれいに盛り付けられたものが提供されたりもするのですが、もともとは深い大鍋に煮込んだ材料を入れてオーブン焼きにするものらしいです。ル・クロ・モンマルトルのカスレはそのスタイルを踏襲しているようで、さすがに大鍋では出ませんが小ぶりの壷のような入れ物に材料を入れてオーブン焼きにされたものが提供されます。美味しいんだな、これが。熱々で、肉やソーセージの旨みがしっかり出て濃厚で、だけどくどくなくて。そういえば、この店で前回、最後に食べた料理もカスレだった気がします。

うん、美味しかった。またときどきこよう。

そういえば、以前からいる白髪のフランス人(オーナーさん?)のほかに、昨日はもうひとり、少し若いフランス人スタッフがいたのだけど、彼、どこかで見たことがあるような気がします。もしかして、メゾン・ド・ラ・ブルゴーニュかフレンチ・ダイニングで以前働いてた人かも。

ル・クロ・モンマルトル / フランス料理 - livedoor 東京グルメ
ル・クロ・モンマルトル @神楽坂 - Amiの日常 - Yahoo!ブログ
MIKAOLOGIC: 神楽坂フレンチ・ランチ「ル・クロ・モンマルトル」


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2008/01/08

STEVE HARLEY & COCKNEY REBEL / LOVE'S A PRIMA DONNA (1976)

年末年始の旅行から帰国後、「のだめ」漬けになっていたら、もう七草粥の日もすぎちゃいましたが、みなさんお元気でしたでしょうか。いまさらですが、あけました、おめでとう?

さて、今年最初は「Pensiero! 別館Blog」のサブタイトルにふさわしく?アルバム紹介から。でも明日からはきっとまた昼ごはん紹介が中心になってしまうのだろうな...(^^;)。

1951年2月27日、ロンドン南部のデットフォード(Deptford)で生まれたSteve Harley(スティーヴ・ハーレイ)率いるCockney Rebel(コックニー・レベル)が1976年にリリースした5thアルバムです。デビュー当初のグループ名はたんにCockney Rebelだったのですが、このころにはSteve Harley & Cockney Rebelという名称に変わっています。

グラム・ロック・グループのひとつとして認識されている彼らの音楽は、ポップでキッチュでキャッチーでカラフルでちょっとエロチックでときにドラマチックでどこか素直じゃなくて、変態じみたブリティッシュ・ポップが好きな人にはたまらなく魅力的な愛らしいものだと思います。そしてこのアルバムは、彼らの変態さ加減がいかんなく発揮されている作品だといえるでしょう。いきなり混声合唱入りで始まるのも驚きますし、あいかわらずのひねったポップ作品の合間に、ほとんどクラシックとしかいえないようなオーケストラによるインスト曲はあるし、原曲の面影のない「Here Comes The Sun」のカバーもあるし。なんだかもう、やりたい放題、好き放題です。なのにアルバム全体の構成に破綻を感じないのが素敵です。

そして、Steve Harleyの独特の味わい深いヴォーカル。味わい深いといっても、たとえばGary Brooker(ゲイリー・ブルッカー)のように懐の深さや感情の機微を感じさせるような味わい深さではなく、なんというか、愛すべきダメ男? 個性的というか、クセのあるヴォーカルなので、苦手な人もいるかもしれませんが、このヴォーカルがあってこそ、Cockney Rebelの変態ポップが輝くのでしょう。きっと。ほんとか?

M1: Seeking A Love
M2: GI Valentine
M3: Finally A Card Came
この3曲はメドレーのようにつながっています。いきなりの混声合唱入りブリティッシュ・ポップスで始まり(M1)、ギター類がせわしない演奏をするポップ・ロックを経由して(M2)、のほほんとしたホーンの音色が印象的で、ホンキートンク・ピアノも導入されて雑多な感じの演奏の上にやけにソウルフルなハード・ポップ風のヴォーカルが乗る曲へとつながります(M3)。そして締めは一瞬の「ハレルヤ・コーラス」。なんだこれ? おかしくてたまりません。

M4: Too Much Tenderness
ほどよく都会的な洗練がありながら、どこかユーモラスで、はずした感じがします。こういったねじれ加減、変態加減が魅力的です。

M5: (Love) Compared With You
ピアノをバックに、弾き語り風に始まります。美しいメロディを持ったバラードです。2コーラスめからはリズムとヴァイオリン、コーラスも入ります。やわらかく、あたたかく、やさしい空気が広がるラヴ・ソング。

M6: (I Believe) Love's A Prima Donna
Electric Light Orchestra(エレクトリック・ライト・オーケストラ。ELO)Procol Harum(プロコル・ハルム)なども持っている、イギリスの猥雑な、パブ・ミュージックにも通じる雰囲気のあるポップ・ロック。世俗的な感じと、どこか飄々としたヴォーカルが魅力的です。かと思うと突然オルガンとコーラスで荘厳になってしまったり。得体の知れない変態構成がたまりません。

M7: Sidetrack II
オーケストラによるクラシック? 弦とフルート、木管が美しく響きます。たおやかなシンフォニー。後半ではティンパニと混声コーラスが入り、力強く、ドラマティックに盛り上がります。

M8: Seeking A Love (Part II)
可愛らしいポップス。イギリスらしいキャッチーさがあります。混声のコーラスが入り、どことなくゴスペルっぽくも感じます。

M9: If This Is Love (Give Me More)
スローな三連符のリズムで演奏されるロッカ・バラード。ドゥーワップなコーラスが入り、少しソウル風でもあります。M7でいきなりクラシック・シンフォニーになったアルバムを、M8で少しクラシック・テイストのあるポップスに移行し、このM9でクラシック色を払拭した元のポップスに引き戻しました、といった感じでしょうか。ルーズなエレキ・ギターのソロが心地いいです。

M10: Carry Me Again
オルガンのやさしい響き。どこかユーモラスなベース・ライン。10cc(テン・シー・シー)などにも通じそうな、少しひねったポップ感や、コーラスの使い方などが、とてもブリティッシュ。

M11: Here Comes The Sun
The Beatles(ザ・ビートルズ)の有名曲のカバーです。原曲とはずいぶん違う感じになってます。ベースがうにょうにょ。オルガンはカラフルなパッセージを奏で、ほぼ全編にコーラスが配置されていて、けっこうリッチな感じですが、変なポップスになってます。

M12: Innocence And Guilt
エレクトリック・ピアノのアルペジオ。おもちゃのラッパやぜんまいのような音。これは夜のおもちゃ箱の世界でしょうか。子供たちが寝静まった夜の闇のなかで息を吹き返したおもちゃたちがそっと動き出したような雰囲気があります。しかしヴォーカル、というかナレーションが入る後半からはがらっと空気が変わり、子供というよりはむしろ大人の、どことなくエロティックでサスペンスフルで秘密めいた妖しい夜の雰囲気です。B級のエロティック・バイオレンス映画でかかっていそう。そして最後は実験音楽風に終わります。

M13: Is It True What They Say?
1950年代頃のセレナードというかバラードというか、スロー・ポップス。8分の6拍子のリズムで、優しく甘く、ノスタルジックでロマンティックなメロディが歌われます。Perry Como(ペリー・コモ)とかの時代の曲のようです。夜空に浮かんだ丸い月を眺めているような、古い映画にありそうなそんなシーンが浮かびます。




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2008/01/05

きょうはもあでヒットー(BlogPet)

きょうはもあでヒットー!
だけど、きょう小丸は画面っぽい公開♪

*このエントリは、ブログペットの「小丸」が書きました。

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