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2007年2月25日 - 2007年3月3日

2007/03/03

New Trollsの「コンチェルト・グロッソ III」

Progcittaのオフィシャルサイトでいま、まもなく来日するNew Trollsの噂の新曲「Concerto Grosso III」のプレヴュー・ビデオが見られますよー。2分くらいの演奏。

ProgcittaのNew Trolls特集ページ

しかし、曲そのものは、そんなに魅力的じゃない気がしないでもない...

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2007/03/01

リゾットとポークのビール煮@ステファノ(神楽坂)

昨日のランチはリストランテ・ステファノで。今週のランチ・メニューの中から、プリモ・ピアットに「鴨ローストのリゾット」、セコンドは「豚肉のビール煮込みとマッシュポテト」をチョイス。

Cimg0001_1リゾット。おいしぃ~。かなり塩が利いてて強い味なんだけど、たんに「塩が強くてしょっぱい」のではなく、鴨やチーズその他を含めて全体の味が強いので、バランスがいいのだよな。こういった味の強さって、日本のイタリアンではけっこうめずらしい気がする。どちらかというと薄味でヘルシー・イメージの「お上品な味」のほうが多いよね、たぶん。やたらと塩を利かせて「印象的なお味を心がけております」と勘違いな説明をしてくれるお店はあるけれど。「味付けが強い(濃い)」のと「味が強い(濃い)」のは、違うと思うのだけどねぇ。イタリアに行くと、とくにお手頃価格帯のお店では、味の強い(濃い)料理を出すところがけっこう多いですよね。

Cimg0003_1豚肉のビール煮。うまうまぁ~。柔らかく、だけどほどよい歯ごたえを残す程度に煮込まれた豚肉。ほろほろです。煮込みソースには、ほんのりビールの苦味が残っていて、これが全体の味わいを爽やかにしてくれる。ビール煮はいくつかのお店で食べたことがあるけど、ビールの味がするのは初めて。カメリエーレのH野さんに「ビールの味するよねー、うまぁ~い」と告げたら、「しますよね。でもシェフは『そんなはずはない!』っていうんですよ(^^;)」と返されました。ららぁ? うん、でも、うまいことに変わりはありませんから。ガルニはマッシュポテトの上にニンジングラッセがひとつ、ぽんと載っているだけで、これはちょっと見た目が寂しかったかもー。可愛らしくはあるけれど。

リゾットと肉料理を食べると、もうお腹いっぱいです。パンももりもり食べたし。なのでドルチェはやめにして、代わりに食後酒を。この前はたしかデザートワイン(レチォート・ディ・ソアヴェ)をいただいたので、今日はリキュール系にしましょう。リキュールだと、やっぱり薬草系が好きなのよねぇ(ほかはあまり知らない)。チナールも美味しいし、イエーガーマイスターも魅力的だけど、ひさしぶりにサンブーカ! サンブーカを初めて飲んだのは、いまはなき東京・高田馬場のイル・キャステッロでだったなぁ、たしか。あのときはブラック・サンブーカだったかしら。フェンネルの風味が口をサッパリしてくれる。サンブーカのあとに少し水を口に含むと、口の中に丸い甘みが広がるのが素敵。

最後にエスプレッソをいただいて、トータルで2070円。おいしおいし。ごちそーさま。

リストランテ・ステファノ

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2007/02/28

黒ムツとホタテのポワレ@フレンチ・ダイニング(神楽坂)

昨日のランチは、ステファノもロワズィールもサン・マルタンも満席だったので、フレンチ・ダイニングへ。いつもどおり、スープとメインのランチ・セット1050円を注文。

昨日のスープは、たぶん、サツマイモのポタージュ。説明なしにスープだけ置いていかれたので合ってるかどうかはわからないけど、あの味はたぶんサツマイモだと思う。ほんのり甘く、とろとろっとしてて、ほかほかで、おいしゅうございました。

Cimg0002_2メインは、黒ムツとホタテのポワレ・オリーブとマンゴーのソースをチョイス。しかしこれは... う~ん。そういえばこのお店、魚料理はあまり上手じゃない、というか、少なくとも自分の好みとは違うものを出すことが多いってこと、忘れてました。ホタテはふんわりジューシーに上手に焼けていたけれど、黒ムツのほうは、なんかパサパサ。もしかして一夜干しか何かを焼きましたかといった感じ。焼きすぎなのか、もとからこういう魚なのかわからないけど、口の中でぼそぼそして残念でした。あぁ、以前ビストロ・イデアルで腕を振るっていた黒岩シェフだったら、全体に火が入った瞬間の絶妙なタイミングで調理された魚を出してくれるのになぁ。あらためて黒岩さんの料理が食べたくなりました。どこかでオーナーシェフとしてお店始めてくれないかなぁ。

ちなみに、マンゴー・ソースもオリーブ・ソースも、ソースとしては美味しいのだけど、これが魚介のポワレに合っているのかというと、微妙な感じです。マンゴーとホタテはまぁまぁだったけど、黒ムツはどちらもつけないほうがいい感じだし、オリーブ・ソースはつけあわせの野菜につけるのがいちばんだったように思います。あぁ、そういえば昨日は付け合せ野菜も、ちょっと微妙だったのだよなぁ。カリフラワーとか、これも水気がなくてパサパサで。

そんなわけで、昨日は不調な感じのフレンチ・ダイニングでした。次に行くときは肉料理を選ぼう。

フレンチ・ダイニング

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THE ILLUSION / MIND ILLUSION (1999)

The Illusion(ザ・イリュージョン)は1990年代の後半に結成され、98年ごろにライヴ・デビュー、99年に『Mind Illusion』でアルバム・デビューしたイタリアのグループ。その後、もう1枚くらいアルバムを出したらしいのだけど、現在はどちらも入手困難のようです。ただ、ファースト・アルバムの『Mind Illusion』はオフィシャル・サイト(http://www.theillusion.it)から全曲無料でダウンロードでき、自分の手元にあるのもダウンロードしたものだったりします。CDでリリースされたものとまったく同じ音源なのかどうかは、わかりませんけれど。

タイプとしては、いわゆるシンフォニック・プログレッシヴやポンプ・ロックに近いと思いますが、印象としてははるかにポップです。白玉コードを中心とした、少しざらついた「サァー」という音のキーボードがスペーシーな雰囲気を出し、いくぶんブルージーなギターがかぶさります。90年代終わりの音としては、ちょっと古臭い感じがします。80年代のユーロピアン・シンフォみたい?

彼らの音楽にPink Floyd(ピンク・フロイド)との類似性、とくにRoger Waters(ロジャー・ウォータース)が抜けたあとのPink Floydとの類似性を感じるという声も多いようです。たしかに、スペーシーな音づくりとブルージーなギターというスタイルは、似た部分があるかもしれません。でも、The Illusionの音楽には、Pink Floydほどの「歌心」はないし、ギターも、David Gilmour(ディヴィッド・ギルモア)ほどの鋭い「切れ」はありません。もっと、ずっとイージーで、ポップ感が強く、良くも悪くもあっさりしていると感じます。

自分の受けた印象としては、Pink Floyd風の雰囲気もあるけれど、どちらかといえばIt Bites(イット・バイツ)のほうが感じが似ている気がします。ヴォーカルの声質とかメロディに似たところがあるのかな。シンフォニックな要素はあるのだけど、ポップで、クリアで、哀愁とか情感とかは薄めな感じが、It Bitesぽい。It Bitesをずっと単純にしたら、こんな感じに近づきはしないでしょうか。

ちなみに自分は、Pink Floydは好きなのだけど、It Bitesは良さがよくわからないのです。なのでThe Illusionも、悪くはないのだけど、そんなにいいとも思わなかったりするわけです。

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2007/02/27

AUDIO 2 / ACQUATICHE TRASPARENZE (2006)

Audio 2(アウディオ・ドゥエ)は、Giovanni Donzelli(ジォヴァンニ・ドンゼッリ)とVincenzo Leomporro(ヴィンチェンツォ・レオンポッロ)のふたり(どちらも1961年、ナポリ生まれ)によるポップ・ロック・グループ。1993年にアルバム『Audio 2』でデビューし、以降、だいたい2年ごとくらいにコンスタントにアルバムをリリース。『Acquatiche trasparenze』は彼らにとって7枚目(ベスト盤含む)のアルバムになります。

自分は、彼らのアルバムはこれまでファーストしか持っていなくて、彼らの音楽を聴くのは本当にひさしぶりなのだけど、うん、心地よいです。デビュー作でもそうでしたが、ヴォーカルの声質とか歌い方とか、ときにはメロディ・ラインとかにも、ときどきLucio Battisti(ルーチォ・バッティスティ)の影がよぎります。全体的には軽やかなポップ・ロックといった感じで、都会的な洗練もあるのだけど、そんななかでカンタウトーレ風の、フォークの雰囲気を持ったものがあったり、やわらかなスライド・ギター入りでリゾートぽい雰囲気のものもあったり。

M6「Il treno」はピアノとキーボード・オーケストレーションを中心にした、感傷的だけどベタつかないスローな曲で、Lucio Battistiの初期のアルバムとかにありそう。心の内にはたっぷりあるけど表に出す分は抑えているかのような哀愁があり、カンタウトーレぽい佳曲だと思います。

若いミュージシャンたちの奏でる音楽がどんどん英米化していくなかで、彼らのように軽快さと洗練を持ちつつもイタリアらしいメロディや構成の雰囲気を失わずに楽しませてくれるのは、とても嬉しい。そういう意味では、Stadio(スタディオ)883(オット・オット・トレ)などに通じる部分があるかもしれませんね。

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2007/02/26

週末映画

■妹の恋人■
劇場で鑑賞。ジョニー・デップが出演している、15年くらい前の映画。ジョニーがまだ坊やの顔をしてる。丸っこくて可愛い。チャップリン映画へのオマージュなども取り入れつつ、心やさしい登場人物たちを描いてる。あたたかい、やさしい気持ちになる話なのだけど、映画の最後における彼らの「いい状態」はけっこう危うい現実の上にあり、それをいつまで続けることができるのかと考えると、少し哀しくもなる。それでも、いまの「いい状態」を大切に喜ぶことが、きっと大切なのだろうな。むかしの映画らしい、よい映画。

  


■マリー・アントワネット■
劇場で鑑賞。ソフィア・コッポラ監督の映画は、『ロスト・イン・トランスレーション』がいまいち自分に合わなかったので、ちょっと警戒気味。事前情報でも、とくにストーリーとかに盛り上がりがなく、こういった映画が合わない人には退屈このうえなし、といった評判だったし。でも実際は、なかなか素敵な映画だった。たしかにストーリー的にはたいした盛り上がりもなく、舞台も「マリー・アントワネット」というタイトルから多くの人がイメージするであろうフランス革命の激動に巻き込まれる時期ではなく、マリーがフランスに嫁いできてから革命が起きる少し前までというのも肩透かし気味ではある。でも、まだ少女といっていい年頃に家族とはなれ、故国を捨て、愛犬とも別れ、たった一人で異国に政治の道具として嫁がされ、異国の風習に戸惑い、異国人として好奇&軽蔑の目で見られ、夫に顧みられず、寂しさやつらさを浪費とバカ騒ぎでしか埋めることができなかったのであろうマリーを思うと、哀しく感じられる。生まれた家や場所や時代が違えば、友人や知人に愛され、よい伴侶と出会い、年老いるまで幸福な日々を過ごせたかもしれないのにと。短い生涯の中でマリーが追い求めた美しい時間の一部を切り取った映画。キルステン・ダンストがとても可愛く撮られていたのが印象的。




■メゾン・ド・ヒミコ■
最初のうちは年取ったオカマのバカ騒ぎ振りにキツさを感じ、ひいてしまうのだけど、だんだんそれがあまり気にならなくなってくるのが素敵。ただ「人」として、安心できる場所、気の置けない友人、おだやかで落ち着いた日々を、望んでいるだけ。たまたま、ある意味でマイノリティだったがために、その意味でのマジョリティから軽視され、迫害もされるけれど、そこに見えるのはマジョリティの強さではなく、個々が弱いからマジョリティにすがりたがる、マジョリティ側の恐れ。違いはたんに違いでしかなく、悪ではない。それに、表面的には違っているところもあるけれど、本質的にはたいした違いがない。世の中の多くのことも、きっとそうなのだろう... などと思う。趣と余韻のある素敵な映画。

  

■大停電の夜に■
よく計算された、だけどよくありがちな物語。いくつかのエピソードがそれぞれに関連を持ちひとつの点に収束していく展開は、早い段階で読めた。それぞれの関連性も、おおよそ想像どおり。その点で、たいした驚き等はないけれど、逆にいえば、安心して見ていられる内容。インスタント・コーヒーのBlendyが協賛しているようで、途中に原田知世がBlendyを入れるシーンがあり、原田知世が出ているBlendyのCMを強く思い出させられるのは、スポンサー的にはありだろうが、映画的にはどうなの?

  

■チャーリーとチョコレート工場■
まるでディズニーランドのアトラクションような、チョコレート工場内のシーンは楽しい。でも、観ているあいだは楽しいのだけど、観終わったあとにはとくに余韻等が残らない。露骨に教訓めいたお話で、そのあたりがちょっと勘弁といった感じ。リスのシーンはやっぱり可愛い but 怖いよ。

  

■エクソシスト・ビギニング■
エクソシスト・シリーズ(?)も、2004年につくられるとこういう形になるわけね。見た目に派手なスプラッター&ホラーになってて、痛かったりグロかったりはするけれど、べつに怖い感じはしない。そもそも『エクソシスト』も、怖い映画という印象ではないのだなぁ、自分にとっては(むしろ笑った)。エクソシスト・シリーズって、たぶん美意識の点で自分の好みと方向性が違うのだろうな。当時いろいろあったオカルト系ホラーのなかでは、やはり『オーメン』『サスペリアII (赤い深淵)』が好き。『エクソシスト・ビギニング』ではナチスがらみのエピソードを挿入しているのだけど、いかにもとってつけた感じで、かえって物語の深みをなくしてるというか、安っぽくしてしまった印象。

  


■時をかける少女■
原田知世がめちゃ若い。お肌つるんつるん。いかにも青春映画という感じで、甘酸っぱい気分になれるのだけど、しかしみんな芝居ヘタだなぁ。台詞回しも変な言葉遣いだし。エンディング・ロールで床に倒れた原田知世がむっくり起き上がってテーマ曲を歌い始めるシーンは、やっぱり笑える。「ももくり三年 かき八年」の歌は名曲。筋肉少女帯のカヴァー・ヴァージョンも素敵だよ。

  


  


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