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2007年11月18日 - 2007年11月24日

2007/11/24

会話しなかった(BlogPet)

もあは、会話しなかった。

*このエントリは、ブログペットの「小丸」が書きました。

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2007/11/22

FAITHFUL BREATH / FADING BEAUTY (1974)

のちにヘヴィ・メタル・グループとなったそうで、一般的にはそっち方面での認知度のほうが高いらしいドイツのグループ。『Fading Beauty』は彼らのデビュー作で、このアルバムでの音楽はいわゆるシンフォニック・ロックと呼んで差し支えないものといえるでしょう。十字架の前で祈る少女に十字架上のイエス・キリストから光がそそがれているジャケット・アートが、いかにもユーロ風です。

収録曲はM1「Autumn Fantasia」(2つのパートに分かれてます)とM2「Tharsis」の2曲。どちらも20分超の、組曲風のものです。オルガンやキーボード類を中心にギターをバランスよく配置した素直なシンフォニック・ロックだと思います。演奏面でも構成面でも難しいことはやっていませんが、ロマンティックでメランコリックで美しいメロディを連ねていくスタイルは好感が持てます。

ヴォーカル・パートはあまりなく、M1は女性によるスキャットと混声によるコーラスのみ。この女性スキャットが、なんだか自信なさげな歌い方で、音程もどことなく微妙だし、発声も弱い感じなのだけど、これがかえって儚い美しさを表現しているともいえそうです。こういうのも悪くはないけど、個人的にはもっと力のある歌が聴きたかったかな。コーラスもせっかく混声なのに演奏のうしろでアーアーいってるだけで残念。合唱ロックが好きな自分としては、歌詞つきで、もっと前面に出てきてほしかったです。

M2では男性ヴォーカルによるヴォーカル・パートが増えますが、これまたあまり力のないヴォーカルで、頼りないというか、弱々しいというか。神秘の森の奥で妖精の遊ぶ湖を見ているようなM1にくらべ、M2ではリズムが強調され、どことなく妖しい感じや邪悪な雰囲気すらも漂っているので、ヴォーカルにもそれに見合った意志の強さのようなものを期待したかった。

ヴォーカル面での個人的な不満は少し残りますが、作品そのものはシンフォニック・ロックらしい美しさがあり、好ましいと思います。技巧よりも調和と重厚さを意識しているように感じられる作風も、ジャーマン・シンフォらしい印象です。


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2007/11/21

目鯛のかま煮付け御膳@心(神楽坂)

本多横町にある「心」です。ここのところ肉ばかり食べているので、たまには魚をと思い、4種類あるランチメニュー(どれも980円)のなかから「目鯛のかま煮付け御膳」を注文。


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このぐらいの価格帯の和食屋で魚の煮付けを頼むと、やたら醤油と砂糖の強い、うんざりするくらい味付けの濃いものが出されることが多くて少し心配だったのだけど、ここのお店はいくぶん控えめの味付けでよかったです。それでもちょっと自分には甘みが強すぎるけど(和食としてはたぶん標準的)。
魚はほろほろふわっと煮てあって旨みもあり、美味しいと思います。たっぷりのネギが爽やかです。
サラダは冷やしすぎ。たぶん、ランチが始まる前に小皿に入れた状態にスタンバイしたものを冷蔵庫にストックしているのだろうけど、生野菜を入れるには設定温度が低すぎるのでしょう。お皿の下のほう、氷のように冷たいです。暑い夏場ならこういうのもまた一興かもしれませんが、冬向きではありませんね。ぬるいサラダもいやですが、冷えすぎなサラダも野菜の味がしなくなっちゃうからもったいないです。
味噌汁が、前回ここで食したときよりも味付けが濃い気がします。許容範囲なので問題ないですけど、個人的な好みをいえば、もう少し味噌は薄めでだしが濃い目のほうが好きです。

でもまぁ980円でこのくらいのものが食べられれば満足でしょう。量も充分だし、いまのところ店内も落ち着いてて雰囲気がいいし。

2階にしか入ったことがありませんが、各テーブルに灰皿が置いてあるところを見ると、とくに禁煙・分煙はしていないのでしょうか。たまたまタバコを吸うお客さんがいないなかで食事ができているけれど、すぐそばにタバコを吸う方がいらっしゃるようだと、ちょっとやだなぁ。ぜひ禁煙席の設置を期待したいです。

そうそう、ランチ営業開始からこれまで、ランチメニュー4種類はずっと同じものでしたが、近々メニューの一部入換を考えているそうです。だいたい1ヵ月半ごとくらいに変更していくつもりだとか。新しいメニューが楽しみです。


たきおの神楽坂ランチ日記: 245心
every little thing in my life : 天麩羅とか刺身とか鶏肉とか@心(神楽坂)




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2007/11/20

チキンのチーズカツ@ル・ミディ(神楽坂)

先週は、神楽坂ブーム以来レベルの低下が著しい某ビストロに、ついに耐え切れず「もう来ません」宣言をしてしまいました。以前はあんなじゃなかったんだけどな。予約なしでふらっと寄れて、1000円でそれなりのサービスを受けそれなりのメインがランチで食べられるフレンチの店、少なくなっちゃったなぁ。

そんなわけで、昨日は数少ない1000円フレンチの店、ル・ミディへ。メインとドリンクのセット1050円です。メインは4種類くらいのなかからチョイスで、今回はチキンのチーズカツを選びました。


Cimg0002


いわゆるミラノ風カツレツですね。フレンチじゃないじゃん(^^;)。でも、お味的には安心できますね。特別なことはしてないけれど、飽きのこない「日本の洋食」ぽい美味しさ。キッチン内ではときどきシェフから見習いの人?に叱責が小声で飛んでますが、店内はおだやかで落ち着いていて、ゆったりできます。昨日はコーヒーも、いつもよりいい感じの濃さで美味しかったなぁ。

ごちそうさまでした。

ビストロ ル・ミディ
神楽坂でフレンチ|神楽坂ポジティブ生活
ビストロ・ル・ミディ-格安フレンチ&ライブを探求しつつ節約生活を送る『DNA』

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2007/11/19

週末映画&舞台

■DOG STAR ドッグ・スター■
これ、封切時に劇場でも観たのだけど、なんだかなぁという印象。CATVでひさしぶりにあらためて観たけど、やっぱりなんだかなぁといった感じでした。ただ、劇場で観たときは豊川悦司も井川遥も「この芝居って、どうなのよ?」と思ったのだけど、テレビで観たら犬の豊川悦司はすごく犬っぽくて、実はけっこうよい演技をしていたのだなと認識を改めました。
しかしなぁ、これってけっきょく、死ぬ直前の犬の妄想なんですよね。一瞬、転生かなとも思ったのだけど、それだと時間軸が合わない。まさか憑依? でもそうすると泉谷しげるの辻褄があわないからなぁ。やっぱり妄想、夢オチなんだろうなぁ。でもなぁ、そこに落としちゃうかぁ。

  

■スクリーム■
アメリカらしい?軽快なホラー。犯人がやたら怪力だったり痛みを感じなかったり殺しても死ななかったりする怪人ではなく、殴られたり蹴られたりすると普通に「うっ」とかいって痛がる生身の人間なのが楽しい。生身の人間の殺人者なのに、連続殺人の動機が「おもしろいから」以外にとくにない(実際はちょっとあるけど)のも、むしろリアルに感じるし。あそこまでうまく犯罪計画を実行してきたのに、締めで、始末すべき人物を始末する前になぜ偽装工作を先行させちゃうかなぁというバカさ加減も、あのくらいの年齢の犯人にはありそうな感じだし。
後半で、多くのホラー映画に共通するルールをあえて登場人物に台詞としていわせ、かつそのルールにのっとってストーリーを展開するというのも、ホラーに対する自虐的な愛情を感じて好ましい(この傾向はたしか、パート2以降でさらに強まるのだったように記憶している)。
ほどよくショッキングで、ほどよくミステリーで、ほどよくサスペンスで、ほどよくスプラッターな、なかなかよくできた娯楽作品だと思う。

  

■ギルバート・グレイプ■
若き日のジョニー・デップとレオナルド・ディカプリオが共演しています。多くの苦悩や愛情を抱え込んだジョニーの抑えた演技がいい感じだし、知能障害者を演じるレオナルドも台詞回しや表情の変化などに非凡なものを感じます。
物語的には、なんということもないかなぁ。たぶん、あのときにクルマが故障しなければ、彼女は町のはずれにとどまることもなく、ギルバートの生活も変わることがなかったでしょう。ずっと母と弟の面倒を見続け、あの町の小さな世界の中で生涯を終えたのでしょう。でも、クルマは故障し、彼女は町のはずれにとどまった。外からの小さな影響が、ギルバートと周囲の関係に大きな変化をもたらす、というお話ですね。小さな田舎町ではありそうなことのように思います。そしてやっぱり自分は小さな田舎町では暮らせないと思いました。
ジョニー演じるギルバートの友人で、家の修理を手伝ってくれたりハンバーガー店に勤める役の人って『ギャング・オブ・ニューヨーク』でアイリッシュの警官をやっていた人ですよね。彼とギルバートの会話、「最近、お母さんはどうだい?」「太ってるよ」はおかしかった。もうひとりのギルバートの友人は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でジョージ・マクフライだった人だな。



■カリギュラ■
小栗旬主演、蜷川幸雄演出の舞台。渋谷のシアター・コクーンにて。小栗君のことを蜷川さんが大絶賛という前評判だったので、けっこう期待して観にいったのだけど、あれあれぇって感じでした。11月7日に初回が始まって、もう14回目の公演になるのですが、その間に喉をつぶしちゃったのでしょうか、ガラガラと不明瞭な声で終始がなっているだけで、セリフはよく聞き取れないし、感情の起伏の表わし方とかもなんだか一本調子。最初から最後までテンションあがりっぱなしで間のない若手漫才師と似た印象を受けました。小栗君演じるカリギュラを取り巻く主要登場人物、エリコン、シピオン、ケレア、セゾニアがそれぞれに深みのある芝居をしているなか、カリギュラだけが浮ついて見えてしまう。もう発声からしてぜんぜん違うし。とくにエリコンが出てくると、すべての注意はそっちにいってしまいますね。
芝居では、舞台上にカリギュラと誰かもうひとりのふたりが神や論理や不可能や愛や憎しみその他もろもろのテーマについて語り合う場面があり、ここでの台詞のやりとりが、カリギュラの持つ苦しみや哀しみ、人として生きる意味や人間と神との関係といった、この物語のテーマといえるものを把握し理解するための重要なヒントとなっているはずだと思うのですが、そこでのカリギュラの台詞が非常に聞き取りにくいため、雰囲気的に、情緒的に流れを推測するしかできず(カリギュラ自身は「論理的であろう」としているにもかかわらず)、「カリギュラ」という作品本来の魅力に近づけていないのではないかという気がします。カミュの原作を読んでいないので詳しい内容がわからないのですが、おそらく、神の行為を否定することで神の存在自体は認めてしまう屈折した有神論者的なカミュらしい作品なのだろうなということは推測できます。きっと、気まぐれな神の起こす不条理の前でなすすべもなく右往左往する人間の姿が描かれているのでしょう。精神的なコンディションのいいときに、原作を読んでみたいと思います。
ともかく、小栗君自身の持つポテンシャルがどれだけのものかはわかりませんが、少なくとも自分が見た日の公演は、期待に大きく及びませんでした。とりあえず発声・発音をしっかりしてほしい。あの程度の演技でスタンディング・オベーションが起きる状況に甘んじず、役者としての基礎と表現力に磨きをかけることを常に心がけ、よい役者さんに育ってくれるといいなと思いました。人を魅きつけるオーラは充分にあるのだから。

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