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2007年1月14日 - 2007年1月20日

2007/01/18

鴨胸肉のロースト香草風味@ステファノ(神楽坂)

ビストロ・イデアルなきあと、お昼休みの1時間で確実に美味しい料理を楽しめる職場近くのレストランとして自分の中では不動の1位をキープしているリストランテ・ステファノ。ほぼ毎週1回のペースで食べにいってたりするのですが、今年に入ってからはまだいってなかった。そんなわけで昨日のランチはステファノへ。

最近はアンティパストとセコンドだけとか、プリモとセコンドだけとか、アラカルトから1品とか、そんな注文のしかたばかりしてたのだけど、今年最初の訪問だし、ひさしぶりにPieno(アンティパスト、プリモ、セコンド、ドルチェ、カフェのコース。2600円)を省くことなしにいただきましょう。

Cimg0023_1まずはアンティパスト。4種類あるなかから「メカジキのカルパッチョ西洋わさび風味、ブロッコリとプチトマト添え」をチョイス。ステファノに納品している魚屋さんは、ビストロ・イデアルに納品してたのと同じ魚屋さんだそうで、つまりこのお店の魚は品質がよく美味しいものが多いのです。なので安心して注文できるのです。ですが... 昨日のメカジキは、ちょっと水っぽかったかな。ふだんはもっとシャキッとして味のしっかりあるカルパッチョを出してくれるのですが、昨日のカルパッチョはあまり魚の味がせず、ちょっと微妙でした。西洋わさびソースの味はよかったのだけど、魚自体がもうひとつだったな。

プリモは、パスタ2種類、リゾット1種類、スープ1種類からのチョイス。どれも美味しそうで、ひとつだけなんて選べない! ということで、シェフにお願いして、「ゴルゴンゾーラチーズとほうれん草のクリームソースペンネ」と「イイダコラグーとグリーンピースのフェットッチーネ」を盛り合わせにしてもらいました。できればリゾットも盛り合わせてもらいたかったのだけど、リゾットはやわらかくて流れちゃうからちょっと無理だそうで。ステファノのリゾットは美味しいだけに残念。でもパスタ2種類も、やっぱり美味しい。イイダコの甘みとトマトの酸味もいい塩梅だし、クリームソースも濃厚だけど重たくなくていいお味。2種類の盛り合わせにしてもらったので、口の中が同じ味になってしまうこともなくて(実は自分、パスタって一皿の中で味に変化がないので、食べてる途中で飽きちゃうことが多いのだ)、これまたグッド。

Cimg0025セコンドは、肉料理か魚料理。アンティパストで魚を食べているので、「鴨胸肉のロースト香草風味 カリフラワーグラタン添え」をチョイス。う~ん、シンプルだけど美しい盛り付け。やわらかくて風味のいいかも肉も美味しいけど、このソースがなんともやさしく、しかししっかりと味わい深く、素敵。やっぱステファノは美味しいなぁ。

かなりおなかいっぱいだけど、がんばって最後のドルチェへ。チョコのムースと、木の実の入った自家製ケーキの盛り合わせだったかな。ほどよい甘さ。ケーキが美味しかったな。

いや、まじで腹いっぱいです。最後にエスプレッソを飲んで、12時50分。今日もきちんと1時間以内で最後までいけました。しかも、せかされている感じもなく、ほどよくゆったりと楽しんで。料理提供のタイミングがいいからなんだよな。「リストランテさかのうえ」もこのくらいのタイミングで提供してくれるといいのだけどなぁ。

はい。今年も美味しゅうございます。また通わせていただきます。

リストランテ・ステファノ

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VINICIO CAPOSSELA / CANZONI A MANOVELLA (2000)

Vinicio Capossela(ヴィニツィオ・カポッセラ)の音楽って、どういう人が聴くのかなぁ。ベースはジャズ風のカンタウトーレなのだろうけれど、他のジャズ風カンタウトーレのように洒落た感じや渋いかっこよさがあるわけではないし、常にジャズっぽいわけでもない。ノスタルジックなジャズ・ポップス風だったり、優雅なサロン音楽風だったり、場末の酒場音楽風だったり、妙に前衛的だったり。さまざまな要素が入り混じって、独特のVinicio音楽をつくってる。

こういうの、いわゆるポップス・ファンやジャズ・ファンには、どう感じられるのだろう。ポップスやジャズのファンが好む音楽の範疇からはみだしちゃっているように思うのだけど。こういった「なんでもあり」な音楽を好むのは、プログレ系のファンかなぁとも思うのだけど、プログレ・ファンはプログレ・ファンで「プログレ」じゃないと興味を示しにくい部分があるから、やっぱり好む音楽の範疇からはみだしちゃってるように思う。

でも最近、自分は気に入っているのだな、Vinicioの音楽。

この『Canzoni a manovella』にも、なんだかとらえどころのない、つかんだと思ったらすでに違うところへ逃げていたような、不思議なVinicioの魅力がたっぷり。基本は少しノスタルジックな雰囲気を漂わす、ジャズの要素が残った「古き良き時代」のポップス風なのだけど、曲によってはオーケストラを導入し、優雅に、クラシカルに、古のヨーロッパ社交界のイメージ(あくまでも自分にとってのイメージ)を醸したり、軽快なマーチ風だったり、なぜか「青い山脈」を思い出すフレーズがあったり、アヴァンギャルドやプログレッシヴな雰囲気を匂わせつつ実はのんびりと楽しげなカントリー風だったり、どことなく「踊るリッツの夜」風だったり、猥雑で世俗感たっぷりの酒場音楽風だったり、古いテレビのミステリー・ドラマの挿入歌風だったり、舞踏会風だったり。こういった要素が、曲ごとに披露されるのではなく、1曲の中で数種類が組み合わさって、独特の個性をつくりだしてる。ヴォーカルも、渋いジャズ・ヴォーカル風かと思えば酒場のシンガー風でもあるし、なぜか蛙のようなゲロゲロした声で歌ってたりすることもあるし。

とらえどころがないのだけど、でも、彼の歌に「人を拒絶するような感じ」はまったくなくて、むしろ心はいつも開かれているような感じを受ける。向こうから積極的にこちらには寄ってこないかもしれないけれど、こちらから寄っていけばいつだってすんなりと受け入れてくれそうな、そんな感じ。そこがまた、自分には可愛らしく、好ましく思われるのだなぁ。おもしろいアーティストだし、おもしろいアルバムだと思います。

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2007/01/17

豚ヒレ肉と生ハムのソテー カレーソース@シシリア(神楽坂)

しばらくランチ営業をしていなかったように思うのだけど、昨日、店の前を通りかかったら営業していたので、ひさしぶりにシシリアでランチ。そういえば、改装後に来るのは初めてかもしれない。以前は厨房もホールもそこそこ年齢のいった男性従業員しかいなかったのだけど、昨日はホールにおばちゃんふたり、厨房はよく見えなかったけど、けっこう若めのお兄ちゃんがひとりかふたりいたような感じ。ホールのおばちゃんAは働きだして間もないのか、思いっきり「不慣れです」オーラを発散してました。

店内の様子や従業員の雰囲気は少し変わったけれど、料理のほうはあいかわらず... かな。「イタリア料理店」を名乗ってはいるけれど、少なくともランチに関しては、イタリアンというより「古くからある町の洋食屋さん」といった感じ。昨日のランチメニューはパスタとチキンとポークの3種類。改装前はランチメニュー以外の料理も頼めばつくってくれたのだけど、いまはランチメニューのみの提供だそうだ。

Cimg0021_23種類のなかから、豚ヒレ肉と生ハムのソテーをチョイス。ポークはやわらかくて、ほんのり甘い感じのカレーソースもやさしい味で、普通に美味しい。生ハムは、生ハムですか?普通のスライスハムのような味わいでしたけど。少なくともイタリアやスペイン産の生ハムではないな。国産の、調味料をいろいろ使った生ハム風の加工肉だと思う。ガルニは、茹でたキャベツ(だったか?)とブロッコリー。真ん中には味噌味の何か。正しく「安い洋食屋さんのランチ」といった一皿でございましたさ。すごく美味しくはないけど、まずくもない。普通の美味しさ。でも、改装前の料理のほうが、よりいっそう洋食屋っぽく美味しかったように思う。イタリアンとしてとらえるつもりは毛頭ないけれど、町の洋食屋として、気軽にランチが食べられる飲食店として、なんとなく微妙な感じは残るな。

料理のほかに、サラダと、パンまたはライスがついて850円。うう~ん。

シシリア(livedoor 東京グルメのページ)

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2007/01/16

野菜のオーブン焼き@ソフラ(神楽坂)

昨日のお昼は毘沙門さんのわきにあるトルコ料理店「ソフラ」で。ドネルケバブのBランチにも気をひかれたのだけど、「今週のランチ」は野菜のオーブン焼きと聞いて野菜を食べたい口になったので、週代わりランチをいただくことに。

まずはオレンジっぽい色合いのクリームスープ。下のほうにお米のようなクスクスのようなものが入っているのだけど、以前はこれ、もっとたくさん入ってた気がする。たんにレードルですくうときの誤差かしら。ちょっとグーラーシュぽいのかなぁ。やわらかなスパイスの味がして、けっこう好きです。塩が強すぎに感じることも多いのだけど、昨日はいい具合の塩味だった。

Cimg0019_1メインの、野菜のオーブン焼き。オーブン焼きなはずだけど、見た目は野菜のシチューとあまり違わない気がする。食感も、焼いたというよりは茹でた感じが強いような... 味的にはおなじみのトマト系にほんのりスパイス風味。プレートの端に盛られたサワークリームを適宜混ぜながら食べるのが好き。というか、このサワークリーム美味しいな。右端に少しだけマトンの煮たものも載ってる。左側にはライスが少し。ソース、サワークリームと一緒にライスを食べると洋食屋さんの味? このソース、ライスよりもパンにつけたほうが好きかな。

これだけだと、量的にはけっこう微妙というか、たぶん、たくさん食べる男性などには足りないでしょう。んでもこの店は、ブラック・オリーブの入ったトルコパンなるものをけっこう多めに出してくれるので、これをたいらげればお腹いっぱい。なんとなく、料理よりもパンで腹を膨らませてやろうという魂胆が見える気もする(^^;)。でも、このパンもけっこう好きな味なので自分的にはOK。

最後にトルコティー(紅茶に少しだけなにかのスパイスが入ってるのかな)つき。ただし、提供のタイミングは悪い。お客のテーブルの進行具合に合わせて出すのでなく、スタッフの作業の合間に出してる。だから、すでに食べ終わってしばらく経っているテーブルにも、まだ食べている途中のテーブルにも、ちょうど食べ終わったテーブルにも、いっぺんにドリンクが提供される。ちなみに自分はけっこう待ちました。ひとつはさんだとなりのテーブルは食べてる最中に出されてました。このお茶、飲みきるとおかわりもくれるのだけど、おかわり提供のタイミングもお店側の都合次第な感じで、飲めたり飲めなかったりで微妙。

940円という売価を考えれば充分な味と量で、味付けも悪くないのだけど、全体的には自分にとってちょっと微妙な店。ランチ・メニューのバラエティの少なさ、各料理における味わいのバラエティの少なさゆえに、頻繁に訪れたい気持ちにならない(メニューを見るたび、今日もまたあの料理・あの味かぁ~とか思っちゃう)。日本人女性従業員(お店の偉い人?)の、急いでるけれど空回り気味に見える、ゆえに雑な印象を受けるサービス・スタイルも、きれい目に仕立てられたお店の雰囲気とあまり合ってない気がするし、テーブル・セッティングが乱れたままの席にお客を通したりするし。それになにより、料理を運ぶ、クックコートを着た外国人(トルコの人かしら?)従業員が、料理提供の合間にデシャップ台のところでタバコを吸ってた! 客席に運ばれる料理やその材料が置かれるような場所でタバコを吸うことを許す飲食店は、自分は大嫌いです。大事に残したい、長く付き合いたいお店なら「それはいかんよ」と指摘するところなのだが、この店に関してはべつになくなっちゃっても自分としては困らないので、黙って代金払って出てきましたとさ。

ソフラ(ぐるなびのページ)

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2007/01/15

WHITE FANG / CRIMSON WAVES (1990)

をひさしぶりに聴きながら通勤電車に乗ったのだけど、M3「Crimson Waves」の途中で電池切れになってしまいましたぁ... しかし、M1「(In the East of) The Mediterranean Sea」はかっこいいなぁ。

このグループ、ヴォーカルがいいよね。日本のプログレ系グループって、どうもヴォーカルが弱いというか、歌謡曲っぽかったりフォークぽかったりするグループが多くて、じゃなければメタル系になっちゃったりして、普通に「かっこいいロック」なヴォーカルを聴かせてくれるグループが少ないように思うのだけど、White Fangは「かっこいいロック・ヴォーカル」なんだよなぁ。演奏も、ヘヴィ・メタルじゃない伝統的な力強いロックの匂いが強くするし。

ただ『Crimson Waves』は、彼らのアルバム(ミニ・アルバムだけど)としては唯一の作品なのだけど、これ自体の出来はあまりよくない気がする。電池切れで聴けなかったM4「Everything You Do」がどんな曲だったか覚えてないのだけど、全4曲収録のうちのM2、M3がすでに小粒というか、メロディ自体はいいものもあるけれど曲構成や展開のしかたが平凡で、率直にいってつまらないと感じてしまって、つまりこの時点でアルバムの1/2はつまらないわけで...

『Prospective Faces』だったっけ、当時のジャパニーズ・プログレッシヴ・グループがいくつか紹介されたオムニバス・アルバムがあって、そこに収録されたWhite Fangの曲(「La Luna」とかいうタイトルだった気がする)がすごく気に入ってた。ハード・ロック的な骨太の演奏に哀愁を帯びたメロディとドラマティックな展開があって。その後に手に入れたカセット作品に収録されていた「Only Love Can Help」(のちにジャパニーズ・プログレ・バンド・ライヴ・イヴェントみたいなCDにライヴ・ヴァージョンが収録されてましたね)もロックな感じがかっこよくて。メジャー・デビューの話があると聞いてすごく気になるグループだったのだけど、けっきょくmade in japanからのリリース止まりだったなぁ。

でも、『Crimson Waves』を聴くと、楽曲クオリティにばらつきがあってフル・アルバム作成にまで至らなかったのかなぁとか思う。「La Luna」や「Only Love Can Help」はもしかしたら、特別に良くできた曲だったのかなぁ。この曲くらいのクオリティで全体が構成されたアルバムがリリースされていたらなぁ... などと思いながら出勤したのでした。

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