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2007年6月17日 - 2007年6月23日

2007/06/22

象の爪きり

30センチも伸びてたなんて!
さぞ歩きづらかったでしょうにねぇ。

十数年ぶり、つめ切ったゾウ…神戸(YOMIURI ONLINE)

しかし、爪を切るのにのこぎり使って2週間って、すごい。

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FABIO CONCATO / FABIO CONCATO (1982)

1977年にデビューし、いまも活動を続けているミラノ生まれのカンタウトーレ、Fabio Concato(ファビオ・コンカート)の4枚目のアルバムです。自分が持っているのは日本盤CDで、ジャケットが日本独自デザインのイラストになっていますが、オリジナルの顔写真アップよりこのほうがいいな。

少しくぐもったような丸くてやわらかくて甘い歌声で、あたたかく美しいメロディを歌います。Fabioの曲って、派手さはないけれど、非常にいいメロディを持ったものが多くあります。そして、やさしいジャズ風味。Paolo Conte(パオロ・コンテ)ほどシリアスだったりSergio Cammariere(セルジォ・カンマリエーレ)ほど感傷的だったりすることなく、Pino Daniele(ピーノ・ダニエーレ)Nino Buonocore(ニーノ・ブォノコーレ)などの南伊シンガーほど地中海風だったりアメリカ風だったりすることもなく、ほどよくロマンティックでほどよくセンチメンタルでほどよくおだやかなジャズ風味がとても心地いいです。

全体に、ひところ日本でも流行ったジャズ・ヴォーカル・ブームのころの音楽に似てる感じがします。阿川泰子とか、マリーンとか、やたらとかかっていましたよね。このアルバムのリリースと年代的にほぼ同じころのようなので、世界的にこういった感じだったのかしら。そうしたソフトなジャズに、AORとイタリアン・ポップスがゆるやかにまじりあっているような、そんな雰囲気。

どの曲もいい感じですが、やはりM1「Domenica bestiale」は名曲だと思います。やわらかなエレキ・ギターのコード・カッティングにのって歌われる、あたたかくおだやかなメロディ。サビでのメロディはいかにもイタリアっぽいおおらかな美しさを持ちつつ、押し付けがましくなくさらりとしているところがFabioの持ち味でしょうか。

M2「Sulla strada romagnola」ではジャジーで軽い演奏が、南洋のリゾートを思わせるようなゆるい楽しさとあたたかみを感じさせます。

M3「Berlacca」は少しダークな雰囲気があって、このアルバムのなかでは傾向がちょっと違うかも。いなたいブルース感覚も見え隠れし、1960年代から70年代あたりのアメリカのロックを思い出したりしました。

M4「Canto」ではアコースティック・ギターのコード・カッティングにピアノのコード・ストローク、ブラシを使ったドラムによるスローなジャズ風の演奏が聴かれます。お酒と煙草と薄暗いバーが似合いそうな曲で、Paolo Conteが歌ったら渋いジャズになりそう。Fabioが歌うと、やわらかくあたたかいジャズ・ヴォーカル風になりますね。

M6「Disonesta」はフォーク・ロック風のリズムと可愛らしいメロディを持ったポップス。かわいらしい花の咲く草原の中を小さな男の子と女の子が手をつないで歩いているような、とことことした音符のつながりが、なんだか微笑ましいです。

M7「Una casa al mare」は、キーボードの使い方や音づくりが1980年代から90年代くらいのアメリカのポップスみたいな雰囲気。派手な音で派手なコードを鳴らしています。Umberto Tozzi(ウンベルト・トッツィ)「Gloria」とかに近いでしょうか。ホーン(シンセのシミュレーションかも)も入り、軽快な曲に仕上がっています。メロディとかもアメリカっぽく、自分の好みとはちょっと違います。

M9「Un piccolo vecchio amore」では、フロント・ピックアップを使ったエレキ・ギター(セミ・アコかな?)の甘いクリーン・トーンが印象的。エレクトリック・ピアノのやわらかな音色と、サキソフォンのおだやかな演奏も、ひだまりのようなFabioのヴォーカルを淡く彩ります。やさしいジャズ・ポップスといった感じで、とても心地よいです。


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2007/06/21

カルパッチォとかイサキのソテーとか@ステファノ(神楽坂)

おなじみリストランテ・ステファノでのランチです。今週はアンティパストもプリモもセコンドもどれも魅力的なので、ひさしぶりにピエーノ(ランチフルコース)でいただきます。

まずはアンティパスト。「牛肉のカルパッチョ ルコラとグラナチーズサラダ添え」にしようか「温かいナスのパルミジャーナ トマトとアンチョビソース」にしようか、すごく迷いました。どっちも食べたい。で、シェフに「これって、コンビネーションにできるかな?」と聞いたら「できるよ」とのことなので、2種盛り合わせにしてもらいました。メニューそのままの料理でなくても、その場でできることであれば臨機応変に対処してくれる(できないことは「できない」とはっきりいってくれます)ところがステファノさんは素敵です。

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野菜の旨みたっぷりで、しっかり味わいが濃いのだけどほっとするナスのパルミジャーナ。ナスのグラタンですね。前菜はどうしても、とくにいまのように暑い時期には冷たいお皿が多くなってしまうのだけど、自分は温かいお皿が好きです。なので、こういうのとってもうれしい。
そしてカルパッチョ。グラナパダーノのミルク味と塩味が野菜といい塩梅。牛肉もふんわりやわらかく、甘みがあります。かかっているオリーブオイルが、ふだんよりもフレッシュで香りが強く感じられたのはなぜかしら。いつもと同じオリーブオイルだといっていたけど、もしかして開けたてなのかな。

そうそう、せっかくですからグラスで白ワインもいただきましょう。先日友人たちと食事をしたときにボトルを開けたヴェネトの白ワイン、シェネッラ・コッリ・ディ・コネリアノがグラスで出せるというので、それをいただきます。シャルドネとリースリングとソーヴィニヨン・ブランがブレンドされていて、きりっと爽やかな感じが素敵です。リースリングの個性が感じられますね。

プリモは「小エビカルボナーラのペンネ ブロッコリー添え」をチョイス。カルボナーラって、家ではあんまりつくらないので。とろろ~んと濃厚なソースは、ちょっと日本風かしら。卵の味よりもクリームの味が強かった気がする。エビの弾力ある歯ごたえがアクセントになりますね。個人的にはもう少し胡椒がきいてるほうが好きかな。パスタの上にぼんぼんっと盛り付けられたブロッコリーが美味しかった。
ちなみに、となりのテーブルの男性が食べていたフレッシュトマトとオリーブのスパゲッテイも美味しそうだったなぁ。黒オリーブの輪切りがたっぷり入ってて。

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セコンドは魚料理をチョイス。「本日の鮮魚のソテー 白ワインソース グリーンピース添え」ですが、昨日の魚はイサキでした。白ワインソースというからブールブランぽいものとかアクアパッツァ風な見た目のさらっとしたソースかなと思っていたら、まったくの予想外。魚の下にあるソース、これってグリーンピースのピュレですね、きっと。最初はソラマメとかかなとも思ったのだけど、メニューに「グリーンピース添え」とあるから、きっと付け合せのサヤ入りグリーンピースをピュレ状にしたのでしょう。ほんのりアスパラの味もする気がするのは、同じく付け合せのアスパラもピュレに入っているのかもしれません。
ステファノさんはこうした野菜のピュレをよくソースに使うのだけど、これがねぇ、美味しいのですよ。野菜の甘みや旨みがた~んとでてて。調味料をあまり加えず、素材の持つ味を前面に出してる。ステファノさんのつくる野菜のピュレ、おいら大好きです。ただ、白身魚のソースとして一緒に食べるよりも、魚は魚、ピュレはピュレで別々に食べたほうが美味しいかもなぁとかは思いましたけど(^^;)。

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最後はドルチェ... なんですが、予想どおりお腹いっぱいになってしまいました。なのでドルチェはキャンセルし、代わりに小さなグラスでサンブーカを食後酒に。エスプレッソと一緒にサンブーカを飲むの、好きなのです。イタリアではエスプレッソの中にサンブーカをどばどば入れたりもしますね。薬草の香りとほどよい甘みのサンブーカ。あぁ、家にも一本おいておこうかしら。美味しいわぁ。

今回はグラスワインも飲んでしまったので、トータルで3700円ほど。贅沢しちゃった。でも美味しかったからいいや。


リストランテ・ステファノ
神楽坂 リストランテ ステファノ - [イタリアンレシピ]All About
神楽坂のをと ―『リストランテ・ステファノ』イタリアン [6丁目]

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2007/06/20

TAI PHONG / LAST FLIGHT (1979)

ヴェトナム出身のヴォーカリストを擁したフランスのグループ、Tai Phong(タイ・フォン)といえば、良くも悪くも「Sister Jane」がやはり代表曲といえるわけで、その強力な哀愁に満ちた甘いメロディとハイ・トーン・ヴォーカルの印象が強く残っている人も多いでしょう。

1975年のデビュー・アルバム『Tai Phong』、翌76年の『Windows』から少し間をおいて1979年にリリースされた『Last Flight』は彼らのサード・アルバムにあたるわけですが、少し間を置いたあいだに、おそらくTai Phongというグループ名の由来の一部なのであろうヴォーカル&ベース&キーボードのTai(タイ)と、演奏面における哀愁の大きな部分を担ってきたキーボーディストのJean-Alain Gardet(ジャン・アレン・ガルデ)がグループを抜けています。それもあってか、このアルバムはそれまでの作品とくらべると、ずいぶんと肌触りが違います。

端的にいって、なんだかとっても明るく爽やか。泣き泣きの哀愁を背負ったTai Phongはいずこへ?といった感じです。M1「End of an end」なんてアコースティック・ギターのスリー・フィンガー奏法にのって爽やかなコーラスでヴォーカルが取られ、Crosby, Stills & Nash(クロスビー・スティルス・アンド・ナッシュ。CS&N)ですかとか思ってしまいました。M6「How do you do」もそうですが、フランスとかプログレとかいうよりも、コーラスのきれいなアメリカのフォーク・ロックやポップ・ロックといった印象で、どことなく西海岸の香りすら漂う気がします。間奏部のギターやキーボードなどはほどよく哀愁があるプログレ風なんですけどね。

そうかと思うとM3「Sad passion」は古いイギリスのポップ・ロックみたいで、明るく軽快なのだけどやわらかく美しいメロディが楽しめます。たぶん自分、Pilot(パイロット)Elton John(エルトン・ジョン)の曲だよといわれたら信じそうです。

そんなわけで、これまでのTai Phongのイメージとずいぶん違うのですけれど、9分を超える大曲2曲、M2「Farewell gig in amsterdam」とM5「Last Flight」には、わずかながらもTai Phongらしい哀愁が残っています。公園かどこかで遊ぶ子供たちの声のSEに導かれてアコースティック・ギターのアルペジオから始まるM2のヴォーカル部にはプログレッシヴ・フォークのような透明な幻想風味がありますし、ピアノの演奏などにはほんのりジャジーな雰囲気とともにやわらかな哀愁が振りまかれていて、シンフォニック・プログレッシヴとしてのTai Phongらしい味わいがあります。M5もエレキ・ギターのコード・カッティングとハイ・トーン・ヴォーカルの組み合わせが往年?のTai Phongを想起させますし、ギター・ソロの哀愁、終盤のキーボード&高音ヴォーカルの組み合わせもTai Phong風。ただ、どちらの曲も、かなり明るい感じではありますが。

全体に、曲自体のメロディやアレンジはけっこういいと思います。ただそれは、哀愁のシンフォ・プログレとしてのよさではなく、やわらかなポップ・ロックとしてのよさです。「Sister Jane」のTai Phongがすごく好きという人や、Tai Phongという名前から哀愁シンフォを期待する人にはすすめにくいですが、プログレ・ポップやシンフォ・ポップなども好きな人なら、けっこう愛情をもって接することができる作品だと思います。


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2007/06/19

週末映画


最近、千原ジュニアの顔がどんどんお兄ちゃん(千原せいじ)に似てきている気がする...

■パイレーツ・オブ・カリビアン / ワールド・エンド■
やっと観てきましたよ、三部作完結編。約3時間弱の長い上演時間を感じさせない迫力とめまぐるしさがありました。前作や前々作は、このシーンとかもっと短くもしくはカットして全体をもう少しコンパクトにしたほうがよかったかもと思ったりもしたのですが、今回はむしろ、もう少し時間をかけてきちんと物語を描写してほしかった感じです。「ワールド・エンド」をさらに前後編に分けてそれぞれ2時間超ずつくらいにしないと、全容や人とエピソードの絡まりあいがわかりづらいし、薄っぺらくなってしまう。ノベライズのほうも読んだのだけど、この3作目に関してはストーリーが重層的な分、ノベライズのほうが圧倒的におもしろかったです。
ただ、映像はやはり大迫力。とくに今回は船のシーンが非常に多いのがうれしいです。1作目のウィル対ジャックやジャック対バルボッサ、2作目のウィル対ノリントン対ジャックといった個人対個人のチャンバラに自分はあまり興味をもてなくて、そういうシーンが続くと眠くなっちゃいます。でも今回は個人対決がほとんどなく、戦闘シーンは基本的に船対船だったのが素敵。パール対ダッチマンとか、やっぱりドキドキします。ブラック・パールはすごく美しい船だと思うし、幽霊船フライング・ダッチマンが海中から海上へざばぁっと浮かび上がってくるシーンはめちゃめちゃかっこいい。幽霊船ではなくなったダッチマンも、やはり非常に美しい。帆船は美しいなぁ。
そして、パイレーツ・シリーズの主要キャラクターのなかでもっとも気に入っているキャプテン・バルボッサが、今回は大活躍です。大きな帽子も、しゃべり方も表情も、むちゃむちゃかっこいい。いちおう大海賊なのだけど、極悪人になりきれない人のよさ、狡猾になりきれない詰めの甘さ、意外と気はやさしくて力持ち的なキャラクター像がとても人間的なのだわ。ジェフリー・ラッシュの演技力にもよるのだろうけれど、バルボッサがいると画面が引き締まるように感じるんだよねぇ。素敵です。
しかし、こうして三部作を見終わってみると、このシリーズって基本的にウィルとエリザベスのラヴ・ストーリーが物語の主軸だったんだということにあらためて気づきます。とくに3作目はそういう色合いが強いのだけど、思い返してみれば1作目からそうだったんですよね。ただ、ジャック・スパロウというキャラクターがあまりに強烈な個性を持っていたので、つい目がそっちにひきつけられてしまっただけで、実はジャックの役割って、いわば狂言回しだったんだな。
お話の最後でふたたびバルボッサにブラック・パールを奪われてしまったジャックは、1作目の最初の登場シーンで乗っていたような小さな漁船で新たな冒険に出かけます(ここで1作目へとループしてる感じがいいですね)。まだ続編ができそうなエンディング。次の続編はぜひ、キャプテン・ヘクター・バルボッサ率いる海賊船対キャプテン・ジャック・スパロウ率いる海賊船の、船同士の戦いがぜひ見たいと思いますです。

  

■0:34 レイジ34フン■
雰囲気ものホラーですね。襲われ役の主人公女性が造形的にあまり美しくないのと性格的にぜんぜん助けたくならないのがこの種の映画としてはかなり致命的な感じがしますが、畸形で力持ちに生まれ地下で育った殺人鬼とか、そいつが人を襲う方法とか、映像もストーリーもなんか既視感いっぱいで、ぜんぜん新鮮味が感じられません。他の登場人物もキャラが弱くて魅力がないし、地下鉄も実はあんまり関係ない感じだし。もっと地下鉄の坑内という舞台を生かして、どうにかできなかったんだろうか。残念です。

  

■コントロール■
わかりやすくていいです。映画内では「プラシーボはすごいな」という結論(そうなのか?)を登場人物が口にしていましたが、すごいのは実はプラシーボじゃなくて「糖分」だったんじゃないか、彼は極度の糖分不足だったんじゃないか、などと自分は思ってしまうのでした。って、そういう感想でいいのか、この映画?

  

■モンスーン・ウェディング■
インド社会はたいへんだ。インドの音楽を聴いてるとカレーが食べたくなる。以上。

  


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2007/06/17

って言ってたよ(BlogPet)

もあは
もあはEaglehawk=Sauvignon/MaurelVedauとか考えてたよ。
って言ってたよ。

*このエントリは、ブログペットの「小丸」が書きました。

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