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2007/09/05

RALPH VAUGHAN WILLIAMS / SYMPHONY No.7 "SINFONIA ANTARTICA"

イギリスの作曲家、Ralph Vaughan Williams(レイフ・ヴォーン・ウィリアムス)が作曲した『南極交響曲』Sir Adrian Boult(サー・エイドリアン・ボールト)指揮、London Philharmonic Orchestra(ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団)演奏のものを聴きました。

う~ん、あんまり盛り上がらないなぁ。合唱つきの言葉にひかれて聴いたのだけど、合唱が入るのって第1楽章の最後のところにちょっとだけ、しかも女声合唱だし(自分は男声か混声が好き)。

南極がテーマなだけあってか、非常にシンフォニックで雄大な感じの曲調だけど、なんだかずっと同じ調子というか、雄大さ垂れ流しといった印象を受けてしまった。楽曲としての盛り上がりとか緩急に乏しいのかな。

もともとは映画のための音楽らしく、いわれてみるとたしかにクラシックの交響曲というよりは映画音楽的な印象。第3楽章で突然鳴り響くパイプ・オルガンのところなんて、もう少しドラマティックに感じられてもいいはずなのだけど、たとえばYes(イエス)「Close to the Edge」などとくらべてもまったくワクワクしないのだなぁ。

それぞれの楽章の前にナレーションが入ったりするところはどことなくプログレッシヴ・ロック作品(Rick Wakeman?)みたい。


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コメント

もあさん、今晩は。

もあさんが、「ラルフ」と呼ばないところは、さすがです。
この曲は「南極」と言うには寒い感じが今一つせず、
私は合唱のところでいつも、眠ってしまいます。

やはり、20世紀イギリス最大の作曲家であり
ホルストとともに「イギリス音楽のルネサンス」を築いたウィリアムズの
親しみやすいメロディ「揚げひばり」を、一度聴いてみてください(合唱なしですが)。


合唱曲「制覇」なら、やはり各作曲者の「レクイエム」からではいかがでしょう?

投稿: ムーン・フェアリー・ヒロコ | 2007/09/05 20:47

ライナーに書いてあったんです。ラルフともラーフとも読めるけど、本人はレイフという発音にこだわってたって。

レクイエム制覇、考えてみます(^^)。ちなみにウェブ上に合唱入り器楽曲リストみたいなものを見つけまして、それも参考に、少しずつつぶしていこうかなと思ってます。

投稿: もあ | 2007/09/07 08:57

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