週末映画
■天国の青い蝶■
実話ベースらしいが、余命数ヶ月の脳腫瘍が消えちゃうって、どういうことよ? 人体の神秘というよりは、文明社会でどんな診察・治療をしてたんだよと感じてしまった。もしや、あのまじないが効いたのか?と。虫の大写しは気持ちが悪いです。劇場で観てたら倒れたかも、自分(^^;)。
■ライブラリアン キング・ソロモンの呪文■
ノア・ワイリー主演のアクション・アドヴェンチャー第2作。前作では主人公のフリンがライブラリアンになるまでの人物紹介その他の状況説明シーンがけっこうもたもたしてて興ざめだったのだけど、観客はすでに人物および状況のおおまかな把握ができていることが前提となっている2作目では最初からアドヴェンチャラスに始まり、軽快に物語が進んでいくのが好ましい。あいかわらず『インディ・ジョーンズ』シリーズや『ロマンシング・ストーン』
シリーズ、『ロマンシング・アドベンチャー』
シリーズの流れを上手に継承しつつも、ノア・ワイリーの少し頼りない雰囲気を上手に生かしてよりお手軽・お気軽に楽しめる作品になっている。今回はさらに『失われた世界』
や『ハムナプトラ』
を思わせるような場面もあり、とりあえずやりたいことをみんな詰め込んでみました的なごちゃごちゃ感も楽しい。
■リンダ リンダ リンダ■
CATVのチャンネルNECOで放送されたもの。以前にNHK-BSで放送されたときは韓国語セリフのところに日本語字幕がついていたのだけど、NECO版ではなぜか字幕なし(著作権の問題か?)。ソンちゃんが告白されるシーンなんて、一生懸命韓国語で話そうとする男子学生と日本語で答えるソンちゃんの噛み合わなさとかがおもしろいのに、字幕なしではわからない。残念。
■キル・ビル■
Vol.1とVol.2を続けて観た。監督やりたい放題。核となる物語はどうといったことのない復讐劇だけど、それをあそこまで派手に華やかにやりすぎだろうというくらいにやってしまったところが楽しい。腕やら首やらスポンスポン切り音され大量の血しぶきが飛び散りあたり一面血の海になっても、どこかユーモラスに感じるのは、あまりにもやりすぎだから。それが狙いなのだろう。ストーリーとかに関係なく、たんに「こういうシーンを撮ってみたかったんだな」「この役者に、こんなセリフをいわせてみたかったんだな」だけで挿入してしまったんじゃないかと思われるようなシーンもいくつかあるが、それはそれでいいかなと思う。ある意味でマンガ的な映画だろう。あまり深く考えず、場面を追うことを楽しむのが正解かな。
■キッチン・ストーリー■
淡々としたお話。説明不足のため、登場人物の背景や心情等をうまくイメージできない部分も多いのだけど、調査方法のおかしさとか、もらえるはずの「馬」違いとか、なんとなくおもしろい。最後、馬もじいさんも死んじゃったのかなぁ。
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