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2007年9月

2007/09/28

和豚もち豚の炙り丼定食@ろばたの炉(神楽坂)

数ヶ月前に神楽坂センタービル1階にオープンしたお店。けっこう繁盛しているようで、いつもウェイティングがかかっていたので入ったことがなかった。昨日初入店。

お昼のメニューは定食が5種類。牛肉焼きだけが1500円で、あとの鶏・豚・魚・うどんの定食はどれも1000円。和豚もち豚の炙り丼定食を注文。


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丼、でかいっす。和食器は手に持って食べるのが基本だというけれど、こんなでかくて重い丼は持てません。かといって犬食いはみっともないし。ちょっと困った感じです。上手に箸を使って、こぼさないように口まで運びます。かなり深い丼なのと、肉の脂やタレが少しずつご飯にしみこんでいくので、最後のほうは箸じゃ食べられません。箸と一緒にレンゲもついているので、最後はレンゲで食べますが、なんか子供みたいでちょっと恥ずかしい。
味はいいと思います。ちょっとタレが甘いので、自分は七味唐辛子をたっぷり目にかけちゃいましたが。あと、大根おろしがついてくるので、これを肉に乗せて食べるとさっぱりしていいです。

具沢山味噌汁、本当に具沢山です。器もでかい。けんちん汁ってやつですかね。それほど塩気は強くなく、比較的あっさり味なのがうれしいです。具がたっぷり入っているのでおなかがいっぱいになります。具たっぷりはうれしいですが、あまりに具が多すぎて、汁がちょっと少ないのが、残念といえば残念。汁だけおかわりしてもいいですか?

小鉢は、冷や奴とヒジキの煮物。
冷や奴は、まぁ普通の豆腐ですね。驚くほど美味しいということはないですが、味がなくてまずいということもありません。薬味が乗っかりすぎですが、豆腐自体にそれほど旨みがないので、薬味の力を借りて食べるのは間違いじゃないな。
ヒジキは、薄味に煮てあって、ありがたいです。こういった居酒屋系の和食店で、このくらいの客単価の昼定食で出されるヒジキって、やたらと濃い甘辛だったりすることが少なくないのですが、自分は関東風の濃い甘辛味が好きじゃないのです。関東生まれですが。食材そのものの持つ味わいの強さにあわせてバランスよく味付けをしてほしいのですわ。その点、このお店のヒジキはなかなかよいバランスで味付けがされていると思います。

これに漬物がついて1000円。かなりおなかいっぱいになりました。全体に塩味も(こういったタイプのお店としては)抑えめで、食べながら&食べ終わったあとにお茶をたくさん飲みたくなるようなこともなく、好印象。いつもウェイティングがかかっているのが納得できる気がします。
ただ、昼のメニューは5種類固定なようで、日替わりは魚の内容だけみたいなので、そうしょっちゅうは食べにきたくなりません。もう少しメニューに変化があるといいのだけどな。
あと、カウンター席は椅子が低く、足元のスペースが窮屈で、すわり心地が悪いし、椅子が低い分、相対的にテーブル位置が高くなってしまい、でかくて深い丼のごはんがめっちゃ食べにくいです。

ちなみにこの店、麹村グループなんですね。すぐそばにある「わしょく屋」が塩味きつめのガテン系な味付けなので、こっちは味付けを上品めにすることで差別化をはかったのかな。

++株式会社 麹村総合企画++ robatanoro:ろばたの炉
たきおの神楽坂ランチ日記: 231ろばたの炉
神楽坂のランチな日々 - ろばたの炉 20070911




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房総もち豚入
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旅(BlogPet)

小丸が小売しなかった。
それでもあの毒性は突破したいです。
だけど、きのうもあの、バラード系とか旅♪

*このエントリは、ブログペットの「小丸」が書きました。

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2007/09/27

DISCUS / 1st (1999)

Discus(ディスクス)のセカンド・アルバム『...Tot Licht!』(2003)は、とんでもなくすごい作品で、インドネシアン・プログレあなどりがたし!と非常にびっくりしたものです。先にこの超絶なセカンドを聴いてしまったこともあってか、このデビュー作は意外と普通というか、まだまだ未完成・未成熟というか、そんな印象を受けます。

10分超の組曲を含む全9曲が収録されていますが、曲ごとの印象はけっこうまちまちです。ハード&テクニカルなシンフォニック・プログレッシヴあり、軽快なジャズ・ロックあり、女性ヴォーカルをメインにしたウォーミーなジャズ・ヴォーカル系ポップスあり。曲の感じにあわせて演奏もテクニカルだったりハードだったりジャジーだったりしますが、エレキ・ギターだけはだいたいどの曲でもディストーション・サウンドで妙にハード・ロック風なのが、なんだかおもしろいです。

M1「Lamentation & Fantasia Gamelantronique」はオリエンタルでエキゾチックな男声スキャットから始まります。なんとなく「イヨマンテの夜」とか思い出しました。その後、テクニカルで妖しげな演奏に突入。混沌としたPremiata Forneria Marconi(プレミアータ・フォルネリア・マルコーニ。PFM)のような、あるいはテクニカルなOsanna(オザンナ)のような印象を受けます。フルートがどことなくイタリアン・プログレッシヴ風だからでしょうか。でもキーボードはイタリアンというよりはジャパニーズ・プログレの匂いがするように感じます。終盤にはガット・ギターによるスパニッシュなテイストも入ります。

M2「For This Love」は女性ヴォーカルによるジャズ風ポップス。ドラムはブラシを使っています。いなたいオルガン・ソロが入ったあとは、アコースティック・ギターとフルートで透明感のある演奏パートへと続くあたり、やはりプログレッシヴ系の構成です。その後はさらにエレアコ、サックスのソロへとつながっていきます。

M3「Doc's Tune」はヘヴィ・メタリックなエレキ・ギターの入るハードなジャズ・ロック・プログレッシヴといった感じでしょうか。Colosseum II(コロシアムII)などに通じるところもあるように思います。ディストーションの効いた2本のエレキ・ギターがユニゾンでメロディを奏でるパートはスピーディでスリリング。その後はエレキ・ギターのソロ、キーボード・ソロ、管楽器(クラリネット?)のソロへとつなぎ、テクニカルなジャズ・ロックを聴かせてくれます。

M4「Condissonance」ではアコースティック・ギターとヴァイオリンをメインにした演奏に、バス・クラリネットの音色が乗ります。現代音楽風の室内楽といった雰囲気があります。

M5「Dua Cermin」は爽やかで軽快なポップス。サーと鳴る乾いたシンセサイザーの音づくりや半アルペジオ風に奏でられるエレキ・ギターなど、ちょっと古い感じのポップ・ロックを思わせます。フルートのソロ・パートでは一瞬プログレッシヴな匂いを漂わせますが、続くエレキ・ギターのソロは普通にポップなハード・ロック風。

M6「Wujudkan!」は、古いキャバレーなどのクラブで演奏されるようなジャズ・ポップスをハード・ロック・グループの編成で演奏したような感じでしょうか。華やかでノスタルジックな歌メロとパタパタしたドラムに、どことなく「上海バンスキング」のような匂いを感じますが、ベースはぶいぶいと鳴りエレキ・ギターはメタリックな音色なのが微妙なマッチ感でおもしろいです。

M7「Violin Metaphisics」はタイトルからも想像できるように、エレキ・ヴァイオリンをメインにしたインストゥルメンタル。広い海や夜空を思わせるゆるやかな調べを奏でます。シンフォニックでやわらかな曲想はMarcus Viana(マーカス・ヴィアナ)にも通じるところがあるかなと思いつつも、メロディはどことなくオリエンタルでエキゾチックなのがやはりインドネシア?

M8「Anugerah」は品のいいクラブなどで歌われそうな女性ヴォーカルのジャズ・ポップス。少しくすんだ感じのヴァイオリンの音色が世俗のあたたかさを感じさせます。クラリネットのやわらかなソロも心地よく、ハイハットやシンバルを多用したドラムや、スムースなフレーズを奏でるベースといったジャジーな演奏も楽しげです。でもなぜかエレキ・ギターはやっぱりディストーション・サウンドでハード・ロック風。

M9「Contrasts」は6つのパートからなる組曲。エレキ・ギター弾きまくりでヘヴィ・メタル風に始まりますが、一転してオリエンタルな妖しさを振りまくフルートによる静かな場面へ。恐ろしげに鳴りつづける低音(なんの楽器だろう?)。引きずられるように音が流れていく鐘(グロッケン?)。そこへキーボードの細かいアルペジオが聞こえてきて、テクニカル・シンフォニック風へと展開したかと思うと、すぐにエレキ・ギター中心のハードなロックへ、そうかと思うとフルートがリードを奏でるメロウなシンフォニック・プログレへと、場面がどんどんと変わります。そして終盤へ向け、テーマ・メロディをサポートするバックの演奏は徐々にハード・シンフォ風に。素朴な音色の木琴のソロ、サキソフォンのソロ、キーボードのソロ、サキソフォンとキーボードの掛け合いと、リード楽器が移り変わるソロ・パートも、やわらかくおとなしいものから徐々にスピーディでスリリングなものへとなっていき、加熱したところでやさしく美しいヴァイオリンがリードをクールダウン、だけどバックの演奏はかまわずハードに、パワフルにという、やりたい放題な感じのアレンジが楽しいです。





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2007/09/26

ワンプレートランチ@さかのうえ(神楽坂)

ひさしぶりの「さかのうえ」です。しばらく来ないうちに「リストランテ さかのうえ」ではなくただの「さかのうえ」に、イタリアンではなくフレンチのお店に変わってました。

ランチは1800円のワンプレートランチのみ。ただし「ワンプレート」といっても、ソリッソや、以前のステファノが提供していたような「大きなお皿1枚に全部盛り合わせました」というスタイルではなく、それぞれの料理はそれぞれに小さなお皿に載せ、その小さなお皿を「大きなお盆1枚に全部盛り合わせました」という感じ。ワンプレートというよりは「ワントレー」のほうがしっくりきそうです。


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で、トレーからはみだしてしまったのか、まずはカボチャのポタージュ。添えられていたのがスープスプーンではなく普通のティースプーンで、これで飲むの? 飲みにくいよと思います。カップで提供されたので、けっきょくスプーンは使わず取っ手を持ってカップスープとして飲みました。あちち。


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メインの「ワンプレート」。昨日の盛り合わせは、上段左から、「ポテトサラダ 木の実の香り」「イカとたこのトマトマリネ、スモークサーモンのタルタル、ブロッコリーのオリーブオイルソテー」「白身魚とホタテのテリーヌ」「ビーフ・ストロガノフ、赤米のバターライス」です。

どれも、けっこう普通。ポテトサラダはスーパーで売っているパック入りとたいして変わらない感じだし、テリーヌはかまぼこみたいです。

サーモンのタルタルはバゲットにつけて食べるのですが、これはけっこう美味しいというか、いかにもフレンチの店が出しそうな感じ。マリネとブロッコリーもそれ風で、このお皿は悪くないです。

ビーフ・ストロガノフはビーフなのになぜか焼き鳥っぽい味がするのは、炭火でこんがり焼きました風に肉が調理されているからでしょうか。


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デザートは、アプリコットのタルト。しっとりした感じに仕上がっています。最後に紅茶かコーヒーがつきます。


う~ん、税込1800円でデザート込み6品1ドリンクという構成はリーズナブルというか、お得というか。けっこうおなかもいっぱいになります。その意味では良心的。ただ、メニュー内容が完全決め打ちというのがなぁ。
味は、悪くはないけど、あまり印象には残りません。日本人仕様の上品な料理なのでしょうが、もう少し食材そのものの味わいの強さや調理法などで記憶に残る料理になっていたらなぁと思います。リストランテ時代のほうが印象的な料理を出していたよな、この店。

そんなわけで、悪くはないのだけど、同じ1800円出すなら最近できた本多横町のルグドゥノム・ブション・リヨネで1850円のランチコース(サラダ、メイン+ガルニ、グラスワインもしくはソフトドリンク1杯つき)を食べにいっちゃうかなぁ。ルグドゥノムの料理のほうが、さかのうえよりはちょっと荒っぽい感じだけど、印象的だから。それに、メインを肉料理か魚料理から選べるしね。
それか、もう数百円を上乗せしてラ・マティエールでランチコースを食べるな。前菜もメインも選べるし。ただラ・マティエールは予約をしないとランチ時間に入店できないことのほうが多くなってしまったようで、最近はすっかり足が遠のいちゃってるけど。


さかのうえ
たきおの神楽坂ランチ日記: 218さかのうえ


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2007/09/25

週末映画

■誰も知らない■
実話ベースだそうですが、大家、気づけよ、という感じです。生活費のなかでもっとも大きな比重を占めるのは、電気、ガス、水道よりも家賃でしょ。電気もガスも水道も、料金支払いが遅れたらすぐに止められるわけではなく、たしか3か月くらいは督促だけだったはず。おそらくこうした光熱費と同じころに家賃の支払いもストップしているのだろうから、いちばん下の子が死んだころには家賃未払い4~5ヶ月になってるんじゃないか。なのに大家(もしくは不動産屋)が1回しか催促に来ないなんて、おかしい。しかもこの大家、同じアパートに住んでるようだから、その気になれば毎月だって毎週だってすぐに来れるはずだし、電話で催促してもいい。当然、電話も止まってるわけで、明らかに支払能力がないことがここからもわかるはず。そしたら追い込みをかけるのが自然でしょ。都会は、人には無関心だけど、支払いには無関心じゃない。なのにこの大家、ぼんやりしすぎ。その点がどうしても納得できなくて、なんだか非常にうそっぽいという印象を受けてしまいました。いじめられっこの女子高生(女子中学生?)ももう少し別のアクションをとるように思うし。

  

■復活の日■
まだソ連があった頃を舞台にしたお話。ソ連とアメリカの両国が極秘に研究開発していた細菌兵器で南極以外の地球上の全生物が滅び、各国の南極基地に残った1000名弱の人間が「最後の地球人」となったなか、アメリカの都心部で大型地震が発生することが発覚。その地震規模はミサイル攻撃を受けた場合に等しく、それによりアメリカの自動報復装置が作動、ソ連に向け核ミサイルが発射されることは確実。ソ連側にも自動報復装置があり、ミサイル攻撃を受けた場合、アメリカ本土と、アメリカの基地がある南極にも核ミサイル攻撃を仕掛けるよう設定されていることがわかってあら大変... というお話。そこでアメリカのミサイル発射をくいとめるべく南極から2名がアメリカに向かうが、けっきょくミサイルは発射されてしまい、地球全土は放射能汚染されてしまうのですね。ところがミサイル発射以前に地球上生物を皆殺しにしたウィルスは、実は放射能に弱くて、核ミサイルが発射され地表が放射能汚染されたがゆえにウィルスのほうは無力化したという、ちょっと都合のいい展開。こうして人類の「復活の日」への希望が見えて映画は終わるけど、たぶん生き残った人たちはみんな被爆者なので、何年も経ってから影響が出てくることも充分に予想される。きつい結末だなぁ。それとも、ウィルスと放射能が双方に毒性を打ち消しあい、なんていうさらに都合のいいことになっているのかしら?

  

■レ・ミゼラブル■
ずっとむかしに子供向け世界名作全集かなにかで読んだことがあるのだけど、どんな内容だったか、よく覚えてません。とりあえず、ジャベール警視役のジェフリー・ラッシュ(キャプテン・バルボッサ!)がすごく嫌な奴の役を好演してるのがいい感じ。世間を知らないコゼットはバカ娘ですね。ああいう育ち方ではしかたないけど。映画よりも本で読みたいな、やっぱり。

  

■かもめ食堂■
う~ん、おもしろいといえばおもしろいのだけど、なんだか都合よく話が展開しすぎな感じは否めませんね。食堂経営者のサチエの人物背景があまりにも不透明すぎる。ミドリとマサコがヘルシンキに来た理由は明らかにされているのに、サチエの理由は不明。異国の地でひとりで飲食店を経営する、しかも(少なくとも最初のうちは)ぜんぜんお客が入らないのに生活ができているなんて、いったいどれだけの大金を持ってフィンランドにきたんだよ、ビザはどうなってるんだよ、しかもフィンランド語ぺらぺらって、あんた何者? あやしすぎです。なんてことばかり気になってしまいました。でも、おにぎり美味しそう。

  

■異人たちとの夏■
映画じゃなくて、原作小説。やっぱしみじみとしたいいお話やね。映画を観たのはもう10年以上むかしだけど、小説に出てくる主人公の両親は片岡鶴太郎と秋吉久美子にしか思えない。主人公の原田さんはべつに風間杜夫じゃなくてもいいのだけどね。ちなみに山田太一の文章は、読点の入れ方や修飾語の配置のしかたなどがどうも自分の感性と合わず、微妙に気持ちが悪い。赤入れしたい部分がたくさんありました。あぁ、また映画版を観たいなぁ。

  

  


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2007/09/21

さけ・イクラ丼@鮒忠(神楽坂)

食べたいものがねー! なので、たまたま目についた鮒忠でお昼を。本日の日替わりランチ「さけ・イクラ丼」860円です。味噌汁と小鉢、お漬物がつきます。


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イクラ、しょっペーよ。
さけ、ほとんど味がしねーよ。しかも、端がまだ微妙に凍ってたよ。

ご飯はふっくらと美味しく炊けていました。

本家 鮒忠
神楽坂ランチふせん隊: 鮒忠
たきおの神楽坂ランチ日記: 4鮒忠




Neo Ra+(ネオアールエープラス)

蛇口直結型浄水器

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フィルター(カートリッジ)を逆洗浄できる蛇口直結型では唯一の浄水器。磁気やラジウムによって水道水を活性化させるので、もうミネラルウォーターは必要ありません。毎分3ℓもの水量で野菜やお米の洗いにもストレスを感じません。

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2007/09/20

PROCOL HARUM / HOME (1970)


大ヒット曲の「青い影」を含む(ただし、オリジナルのイギリス盤には未収録)ファースト・アルバム(1967)、名作と名高いセカンド『Shine On Brightly』(1968)、最高傑作と呼ぶファンもいるサード『A Salty Dog』(1969)に続いてリリースされた、ある意味でProcol Harum(プロコル・ハルム)の真価を問われた?4枚目... なのですが、う~ん、微妙です。

印象的なオルガンを奏でていたMatthew Fisher(マシュー・フィッシャー)がグループを離れ、グループ内における演奏楽器の力関係が変わったようで、Robin Trower(ロビン・トロワー)のブルージーでヘヴィなギターが前面に出てきています。もともとProcol Harumにはいなたいブルース・ロックやパブ・ミュージック的な要素があるので、それはそれでかまいません。このアルバムでもっとも残念に感じるのは、雑然としたいなたさのなかに紛れ込む英国風の気品やクラシカルな美しさが後退したことよりも、歌メロの魅力が薄いことです。

率直にいって、曲がつまらない。

M1「Whisky Train」やM3「Still There'll Be More」、M5「About To Die」などのブルージーなハード・ロックは、粘っこいディストーション・ギターやぶいぶいいうベースはけっこうかっこいいし、酒場のロック調のピアノも雰囲気があります。でも、演奏は印象に残っても歌メロが印象に残らない。

M2「The Dead Man's Dream」やM4「Nothing That I Don't Know」などは、最初は弾き語り風に始まり、徐々にハモンド・オルガンやリズム・セクションが加わって、後半へ向けて盛り上がっていくというドラマティックな構成になっています。だけど、そのアイデアや演奏のドラマ性に対し、ヴォーカル・ラインのドラマ性、盛り上がり方が追いついていない。M4で聴かれる教会風のオルガンなどは非常に印象的なのに、歌メロに印象的な部分が見つからないのですね。

もちろんGary Brooker(ゲイリー・ブルッカー)の歌声は独特の深みと哀愁があって味わい深いのだけど、その「声」に頼らないとあまり気持ちよく楽しめないというか。たとえばインストゥルメンタルのBGMにしたときに印象的なメロディが見つけられないような、そんな感じなのです。

7分を越す大曲であるM8「Whaling Stories」も、おだやかなパートからだんだんと力強くなり、ハモンド・オルガンとギターも大きくフィーチャーされ、後半では混声合唱も入るなど、楽曲自体は非常にドラマチックに盛り上がっていくし、ヴォーカルも呼応するように力強くなっていくのだけど、そこで歌われているメロディ自体はうまく盛り上がれてないよなぁと感じてしまいます。それでもこの曲は、Robin Trower BandではないProcol Harum(笑)が好きなファンにとって、このアルバムにおける最大の聴きどころであるという点も、ある意味で切ない感じがします。


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意味(BlogPet)

もあは、意味ー!

*このエントリは、ブログペットの「小丸」が書きました。

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2007/09/19

Replayしてはいけません

このゲーム、まじ怖いよ。

「クレイジーピエロ」

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BIJELO DUGME / BITANGA I PRINCEZA (1979)

ヨーロッパのポップス界や映画音楽の世界で頻繁に名前を見かける作曲家、Goran Bregovic(ゴラン・ブレゴヴィッチ)がリーダーを務めていたボスニア・ヘルツェゴビナのロック・グループ。主に1970年代から80年代にかけて活動し、東欧では人気があったようでアルバムも十数枚リリースされています。

1979年にリリースされた『Bitanga i princeza』は、スタジオ作としては4枚目、ライヴを含めると5枚目の作品で、Bijelo Dugme(ビジェロ・ドゥグメ)ファンのあいだでは一般に彼らの代表作と呼ばれているようです。基本的にはハード・ロックなのですが、ところどころで東欧らしいひなびた哀愁が入り混じり、かと思うと不思議なエキゾチシズムも感じさせたりして、なかなか聞かせます。バラード系の曲はメロディや構成がシンプルだけどヴォーカルに味があり、けっこう沁みます。

ちなみにBijero Dugmeとは英語に直すとWhite Button(白いボタン)という意味だそうです。ファースト・アルバムのジャケットでも女性の左胸のあたりにやけに大きく白いボタンがありましたが、このアルバムでも女性の左耳の下にまるでイヤリングのように大きな白いボタンが描かれています。

M1「Bitanga i princeza」はブルージーなハード・ロック。エレキ・ギターのシンプルなバッキングやオルガンの音が懐かしく感じます。終盤にはスキャットが入り、ヨーロッパの哀愁が漂います。樽を叩くようなドラムの音は、いかにも古い録音という感じで、よくもあり、悪くもあり。

M2「Ala je glupo zaboravit' njen broj」はスピーディなハード・ロック。なんとなくJudas Priest(ジューダス・プリースト)とか思い出しました。イントロではキーボードがエキゾチックで妖しいメロディを奏でます。

M3「Ipak pozelim neko pismo」はちょっと土着リズム風のドラムに乗ったオルガン入りハード・ロックといった感じでしょうか。中間部には静かな演奏パートがあり、そこからエレキ・ギターのソロへと続くあたりはプログレッシヴ・ロックの香りがします。

M4「Kad zaboravis juli」ではパイプ・オルガン系の音づくりをされたキーボードとエレクトリック・ピアノに乗って哀愁のメロディが歌われ始めます。サビ前でアコースティック・ギターのアルペジオが入ってくるとCockney Rebel(コックニー・レベル)の名曲「Sebastian」風になり、哀愁度が高まります。さらにサビではオーケストラが入り、ドラマティックに盛り上がりますが、そのまま哀愁メソメソ路線に進むのではなく、少しの希望を感じる明るさのあるメロディになるのが非常に好ましいです。このサビのメロディはいかにもユーロピアンなシンフォニック・ポップス風ですね。ブラスのアレンジがぶかぶかと垢抜けないのが残念ではあります。

M5「Na zadnjem sjedistu moga auta」は一転して歌謡曲ぽいロック。古くさい女性コーラスの使い方とか、最近ではめったに聴かれないハンド・クラップの導入など、時代を感じます。キーボードの奏でるユーモラスというかコミカルというか、ちょっと妙なメロディもちょっと脱力ものです。

M6「A koliko si imala do sad」もいまとなってはオールド・スタイルですが、シンプルでストレートなハード・ロックで、かっこいいと思います。オルガンも入ってほどよく哀愁も漂わせているし、途中にはセリフのコラージュがあったりと、それなりに構成に気を配っているのも好ましく感じます。

ラストのM7「Sve ce to mila moja prekriti ruzmarin, snjegovi i sas」は、このアルバムのハイライトでしょう。オーケストラの演奏で映画音楽のように始まります。Aメロはアコースティック・ギターのアルペジオをバックにとつとつと歌われます。そして、サビ。ドラマチックなメロディが力強く歌われ、オーケストラがその哀愁をサポート&フォローします。いかにもシンフォニック・プログレッシヴ系バラードらしい曲です。後半のサビでは薄いながらもヒューマン・ヴォイスによるコーラスがかぶさり、哀愁度&ドラマチック度をいっそう高めます。東欧らしい名曲。

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2007/09/18

週末映画

■天国の青い蝶■
実話ベースらしいが、余命数ヶ月の脳腫瘍が消えちゃうって、どういうことよ? 人体の神秘というよりは、文明社会でどんな診察・治療をしてたんだよと感じてしまった。もしや、あのまじないが効いたのか?と。虫の大写しは気持ちが悪いです。劇場で観てたら倒れたかも、自分(^^;)。

  

■ライブラリアン キング・ソロモンの呪文■
ノア・ワイリー主演のアクション・アドヴェンチャー第2作。前作では主人公のフリンがライブラリアンになるまでの人物紹介その他の状況説明シーンがけっこうもたもたしてて興ざめだったのだけど、観客はすでに人物および状況のおおまかな把握ができていることが前提となっている2作目では最初からアドヴェンチャラスに始まり、軽快に物語が進んでいくのが好ましい。あいかわらず『インディ・ジョーンズ』シリーズや『ロマンシング・ストーン』シリーズ、『ロマンシング・アドベンチャー』シリーズの流れを上手に継承しつつも、ノア・ワイリーの少し頼りない雰囲気を上手に生かしてよりお手軽・お気軽に楽しめる作品になっている。今回はさらに『失われた世界』『ハムナプトラ』を思わせるような場面もあり、とりあえずやりたいことをみんな詰め込んでみました的なごちゃごちゃ感も楽しい。

  

■リンダ リンダ リンダ■
CATVのチャンネルNECOで放送されたもの。以前にNHK-BSで放送されたときは韓国語セリフのところに日本語字幕がついていたのだけど、NECO版ではなぜか字幕なし(著作権の問題か?)。ソンちゃんが告白されるシーンなんて、一生懸命韓国語で話そうとする男子学生と日本語で答えるソンちゃんの噛み合わなさとかがおもしろいのに、字幕なしではわからない。残念。

  

■キル・ビル■
Vol.1とVol.2を続けて観た。監督やりたい放題。核となる物語はどうといったことのない復讐劇だけど、それをあそこまで派手に華やかにやりすぎだろうというくらいにやってしまったところが楽しい。腕やら首やらスポンスポン切り音され大量の血しぶきが飛び散りあたり一面血の海になっても、どこかユーモラスに感じるのは、あまりにもやりすぎだから。それが狙いなのだろう。ストーリーとかに関係なく、たんに「こういうシーンを撮ってみたかったんだな」「この役者に、こんなセリフをいわせてみたかったんだな」だけで挿入してしまったんじゃないかと思われるようなシーンもいくつかあるが、それはそれでいいかなと思う。ある意味でマンガ的な映画だろう。あまり深く考えず、場面を追うことを楽しむのが正解かな。

  

  

■キッチン・ストーリー■
淡々としたお話。説明不足のため、登場人物の背景や心情等をうまくイメージできない部分も多いのだけど、調査方法のおかしさとか、もらえるはずの「馬」違いとか、なんとなくおもしろい。最後、馬もじいさんも死んじゃったのかなぁ。

  

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2007/09/14

MARIELLA NAVA / DENTRO UNA ROSA (2007)

1960年2月3日、Taranto(タラント。イタリア南部の町のようです)生まれのカンタウトリーチェ。1988年にアルバム・デビューし、以後1~2年置きに精力的にアルバムをリリースする一方、Ornella Vanoni(オルネッラ・ヴァノーニ)Eduardo De Crescenzo(エドゥアルド・デ・クレッセンツォ)Renato Zero(レナート・ゼロ)Loredana Berte'(ロレダーナ・ベルテ)Andrea Bocelli(アンドレア・ボチェッリ)などに対する楽曲提供者としても活躍します。2007年にリリースされた『Dentro una rosa』は、Mariella Nava(マリエッラ・ナーヴァ)の13枚目のアルバムになるようです。

たくさんのアルバムがあるMariellaですが、自分はこれまで2~3枚しか聴いたことがなく、曲の感じがアルバムごとにけっこう違ったもので、イメージがうまく確立できません。基本的にはロマンティックな曲を書く人かなと思うのですが、意外と力強いロックなども歌うようだし。Amedeo Minghi(アメデオ・ミンギ)と「Futuro come te」をデュエットした頃のアルバムなどはかなりエレ・ポップ風という噂も聞いています。

幅広い曲想を持っているらしいMariellaですが、この『Dentro una rosa』ではきわめて王道的といえそうな、ドラマティックに盛り上がるイタリアン・ポップスをたっぷり聞かせてくれます。緩急豊かな構成と印象的なメロディ、サビでの歌い上げなど、いわゆるカンツォーネ的な要素がたっぷりありつつも、転調を上手に使い、意外性はあるけれど不自然さのないメロディ展開をするなど、非常にモダンでセンスの良いものになっていて、作曲家としての豊かな才能を感じます。またシンガーとしても、低めでわずかにひび割れたような力強い歌声には独特の存在感と説得力があり、哀愁漂うメロディを歌ってもべたべたと甘くなりすぎず、非常に好ましいです。

M1「Dentro una rosa」は、メロディアスなヴォーカルに豊かなオーケストラがかぶさり、極が進むにつれ徐々に盛り上がっていくという、典型的なイタリアン・ポップス。カンツォーネの香りがたっぷりしますが、1コーラスのなかで細かい転調が繰り返されるところに現代技巧を感じます。ひとつひとつのフレーズそのものはシンプルなので歌うのも簡単そうに感じるけれど、通して歌うのはけっこう難しそうなメロディ展開だと思います。

M2「Preludio」はタイトルどおりの前奏曲。オーケストラだけで演奏される小曲です。

M3「Via della poesia」もオーソドックスなカンツォーネ風ポップス。厚いオーケストレーション。のびやかなサビのメロディ。徐々に盛り上がる構成。どれも王道的で、安心して聴いていられます。なのに古臭さを感じさせないところが魅力的。Mariellaの歌声も、キンキンしたり浮ついたところがなく、力強く存在感たっぷりです。

M4「Un treno」は汽車のSEで始まります。リズム・ボックスとシンセ・ベースが使われ、テクノ・ポップ風に始まりますが、サビではゆったりとした大きなメロディが現われ、イタリアらしいポップスになります。

M5「Fade out」もなかなか気のきいた曲。どこか歌謡曲ぽいイントロから語りっぽいヴォーカル・パートに入ります。それがだんだんとなだらかなメロディに乗りはじめ、サビに向けてどんどんと盛り上がっていく展開は、まさにイタリア。もちろん厚いオーケストレーションも美しく鳴り響きます。どことなく寂しげで哀しげな雰囲気があるところも、古き良き時代のカンツォーネ・ポップスを思い出させますが、古臭さは感じさせないところに作曲の妙を感じます。

M6「La piazza」でもリズム・ボックスを使ったテクノ風の演奏が聴けます。この感じ、どことなくFranco Battiato(フランコ・バッティアート)に似てるような気がします。少しはにかんだ笑顔を見せるようなAメロから、明るく開放的だけど人影は少ない秋の夕暮れの海を見るようなサビへの展開が印象的です。

M7「Spendi qualcosa per me」は落ち着いた感じの、カンタウトーレぽい曲調。ちょっとオーケストラがうるさく感じられます。シンプルで淡々としたメロディに味わいが感じられるので、もっと弾き語りに近いアレンジでもよかったように思います。あたたかく懐かしい感じから少し寂しげな哀愁へとつながるメロディ・ラインが心地よいです。

M8「Gli ultimi」ではガット・ギターの音色がやわらかく響きます。前半のメロディ、なにかの曲に似てるのだけど、思い出せません。サビで力強く盛り上がるのはお約束。

M9「Vita sui capelli」はオールド・ファッションドなロックンロール。ピアノ、エレキ・ギターが軽快に演奏されます。オルガンの使い方やサキソフォンのソロなどもノスタルジック。

M10「Guarda giu'」はピアノとオーケストラの落ち着いた感じで始まります。歌詞の語感を生かしたシンプルでやさしいメロディ・ライン、楽しげななかにふっと寂しさやさりげない哀愁が入り混じる構成など、非常に上手につくられている曲だと思います。

M11「La strada」はアコースティック・ギターのコード・ストロークとキーボードのオーケストレーションを中心にしたカンタウトーレぽい曲。歌メロも淡々としていてカンタウトーレ風ですが、サビのメロディはどことなく近年のClaudio Baglioni(クラウディオ・バッリォーニ)とかに似てるような気がします。

M12「Portami con te」は、なんとなくElton John(エルトン・ジョン)の「Your Song」を思い出させます。出だしのメロディやコード進行が似てるのでしょうか。やわらかであたたかいヴォーカル・ラインが続き、この分だときっとサビでは大きなメロディでイタリア風に盛り上がるのだろうなと思いきや、サビ前で転調してちょっとひっかかるようなメロディを持ってくるところが意外性があっていい感じです。

M13「Finale」はタイトルどおり、オーケストラ(キーボードだと思う)のみの演奏による終曲。最後にひと言セリフが入ります。

このあとにゴースト・トラックがあります。波打ち際のSEとアコースティック・ピアノ、薄めのオーケストラに包まれた、静かでスローな曲です。サビではカンツォーネ風に歌い上げ、哀愁を振りまきます。



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2007/09/13

Uno e Via@ステファノ(神楽坂)

2日続けてリストランテ・ステファノです。外に出たら微妙に雨が降っていて、遠くまでお昼を食べにいくのが面倒になったので、職場に近いステファノで食べることにしました。でも、さすがに週に何度もコース料理を食べるほどの財力はないので、ひさしぶりにUno e Via(ワンプレート・ランチ)を食べましょう。今週いっぱいでランチ・メニューからなくなってしまうことでもあるし。

Cimg0001


昨日の盛り合わせは、スモーク・サーモンのムース、野菜とトマトソースのペンネ、そしてメインの豚肉料理(なんていう名前だったか忘れちゃいました)。
口当たりのなめらかなムースからはスモークの香りとサーモンの甘みがしっかりとかつ上品に口に広がり、アルデンテに茹でられたパスタは歯応え楽しく、豚肉は肉の旨みたっぷり。
この肉料理、風味付けにマルサラ酒かなにか使ってるな、きっと。最初のひと口でお酒の甘い香りがじゅわっと広がりました。
そして肉の下に敷かれたフレッシュ・ポレンタ。焼きポレンタはよそでもときどき見かけるけど、リゾット風というかマッシュポテト風に仕立てられたポレンタは、ここステファノ以外ではあまり見た記憶がありません。これ、美味しいよねぇ。

アンティパスト、プリモ、セコンドを少しずつバランスよく、さらにサラダもたっぷり。これを上手に一皿に盛り合わせて1260円って、やっぱりお得でしたね。これと1000円のパスタ・ランチがランチ・メニューから消えるので、来週からは少しお客さんの層が変わりそう。個人的には歓迎ですけど、微妙に高級化してマティエールのようにランチも予約しなければ食べられないような感じになっちゃったら困るな。

リストランテ ステファノ
神楽坂 Stefano[ステファノ]:神楽坂散歩。
たきおの神楽坂ランチ日記: 187ステファノ





日本製粉 バリラ ラザニエ(×6)

バリラ ラザニエ

販売価格¥2,499

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バリラ社独自に開発したプレミアム・デュラム小麦をベースにした、多くのリストランテのシェフにも愛されてるパスタ。ゆでずに、そのまま焼けます。

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2007/09/12

鴨のリゾットと白身魚のソテー@ステファノ(神楽坂)

今週でランチ・メニューからワンプレート・ランチとパスタ・ランチがなくなるリストランテ・ステファノです。自分はいつもコースのランチを注文するので、ぜんぜん影響ありません。しかも来週からは夜の通常メニュー(アラカルト)を昼は10%OFFで注文できるようになるらしい。それは素敵。

というわけで、昨日のお昼は今週のコース・メニューの中から鴨のリゾットと白身魚の生ハム巻きソテーをチョイス。ついでにグラスでマジアンコ(白ワイン)。


Cimg0002


リゾットです。鴨はスモークされてたんだったかな。しっかりしたスープの味にあわせたしっかりした塩味。アルデンテよりちょっとやわらかめな米の茹で具合もいい感じです。リゾットおいしー。


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メインの魚料理。昨日は鯛でした。鯛にプロシュート(だと思う。パンチェッタじゃないよね?)を巻きつけて、カリッとソテーしてあります。上には刻んだビーツ。このビーツにはクローブ等のちょっとクセの強いスパイスが混ぜてあって、ビーツの甘い風味にエキゾチックな印象を加えます。これとふっくらした魚のソテーがとってもいい塩梅。おいしー×2。

ちなみに、あとから来店してとなりの席に着いたご婦人おふたりがカメリエーレのHさんに、なぜか声をひそめて「お隣のかたが食べているのはなにかしら?」とたずねてたので、つい横から「鯛(今日の魚料理)ですよ」と声をかけてしまったら、えらくびっくりされてしまいました。
ご婦人く「あら、聞こえちゃいました? 日本語の本を読んでらっしゃるから、日本語わかるのかなとは思ったんですけど」
おいら「日本人です」
ご婦人「えっ! えぇ~っ!?」

... 何人だと思われてたんでしょう、おいら???

関係ないけど、「さかのうえ」がいつのまにかリストランテからフレンチに変わってて、ちょっとびっくりしました。

ristorante stefano
フードコーディネーターのAtoZ : リストランテ ステファノ
Huit&Rody:リストランテ ステファノ@神楽坂






イーガー(Eger) エクストラバージン オリーブオイルスプレッド バジル

EVオリーブオイル
スプレッド バジル

販売価格¥1,260

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天然素材をそのまま活かしてオイルをスプレッド化。コレステロールフリーかつトランスファットフリーの、ヘルシーなオイルスプレッドです。バジル風味で、パスタや白身魚のソテーなどにも使えます。

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一見しなかった(BlogPet)

きょう小丸は素材主演するつもりだった。
だけど、もあとテレビ用映画とか満足するつもりだった。
だけど、一見しなかったー。
でも、きょうは、クッキングシートに暗転されたみたい…

*このエントリは、ブログペットの「小丸」が書きました。

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2007/09/11

オムライス@コパン(神楽坂)

傘を持たずに外に出たら雨が降りそうな降らなさそうな微妙な空模様だったので、会社に近いコパンでお昼を食べました。今月のランチはオムライス。単品だと680円、ドリンクつきでも800円と、財布にやさしい価格です。飲み物は水があれば充分なので、単品で頼みました。

Cimg0001


ふわふわの卵と、シンプルなケチャップ味のチキンライス。サラサラとしたさっぱりめのドミソース。オムライスはたいてい、どこのお店で食べてもそれなりに美味しいものだと思います。コパンのオムライスも充分に美味しかったです。これで、少なくてもいいのでちょっとしたサラダとかついてると、さらにいいのだけどな。

この店は禁煙席がないようで、けっこうタバコを吸っている人が多く(そのわりには煙や臭いがあまりこもらないのは、換気設備が上手に配置されているのだろうか)、料理を待っているあいだはひとつ置いた右隣の男性の吸う煙草の煙と臭いが、食事中はひとつ置いた左隣の女性の吸う煙草の臭いが漂ってきて、せっかくの卵やソースの甘い香りも全部かき消されてしまいます。さっさと食べてさっさと店を出ることにしました。ドリンク頼まなくてよかった。コーヒーの高貴な香りだって、煙草のくさい臭いが漂ってきたらだいなしですしね。

コパン - 神楽坂 - Yahoo!グルメ
神楽坂 コパン:神楽坂散歩。
たきおの神楽坂ランチ日記: 168コパン




サエコ グランクレマカプチーノ SIN010GCC(手動式エスプレッソ&カプチーノマシン)

サエコ グランクレマ
カプチーノ

販売価格¥25,800

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ヨーロッパや日本で業務用としても信頼と実績をもつサエコのスタイリッシュなデザインのエスプレッソ&カプチーノマシン。フタを開けると把手になり、取り外しが簡単な給水タンクで水の残量も一目瞭然。ツマミを回すだけでキメの細かなミルクフォームもつくれます。

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2007/09/10

週末映画

■Returner リターナー■
とりあえずSFXは大仰な感じで悪くありません。きっと劇場の大スクリーンで観たなら迫力があったのではないかしら。自分は自宅のテレビ画面で観たので、とくに圧倒されることはありませんでしたが。金城武の衣装やアクションが思いっきり『マトリックス』だったり、ストーリーの根幹となる宇宙人が『E.T.』だったりと、パロディなんだかリスペクトなんだか微妙な感じは残りますが、アクションSFとしては悪くないんじゃないでしょうか。鈴木杏もがんばっていたけれど、樹木希林と岸谷五朗の存在感はやはりすごい。

  


■ライブラリアン 伝説の秘宝■
『ER』のカーター君ことノア・ワイリー主演のアドヴェンチャー・ムーヴィー。劇場用映画というよりはテレビ用映画のような気がしますが、どうなのかしら。フリン・カーソンがライブラリアン(図書館司書)になるまでとなってすぐあたり(映画の前半3分の1くらい)までの展開がちょっとのろのろした感じがするけれど、秘宝探しの旅に出たあとからはテンポよく展開し、楽に爽快に楽しめる。小粒にした『インディ・ジョーンズ』、あるいは『ロマンシング・ストーン』などと同傾向といっていいでしょう。ノア・ワイリーのちょっと情けない感じが上手に活かされていると思います。

  


■イヌゴエ■
犬の言葉がなぜか聞こえるようになってしまったという設定自体はそれほど目新しい感じはしないけれど、ブサイク顔だけどどこかかわいいフレンチ・ブルドッグの声がえらくおっさん声、しかもベタな関西弁(最初、板尾創路かと思ったのだけど、正解は遠藤憲一)というのは、ちょっとおかしい。ストーリー自体はけっこうだらだらした感じで、これといった求心力もなく、あまりものを考えずにぼーっと観ていてもいい、楽な映画。それでもちゃんと、ところどころで「犬の声が聞こえる」という設定を上手に生かしているし(会社から脱走しかけたときの犬のセリフは意図がよくわからない)、なぜおっさん声なのかというのも最後に上手に理由づけしてあるあたり、それなりに練られた構成になっていると感じます。最後に明かされるペス(実はジョン)の性格もかわいげのないかわいさがあって、犬好きな人なら許せるんじゃないかしら。

  


■イヌゴエ 幸せの肉球■
『イヌゴエ』が好評だったらしく作成された続編。これは微妙です。犬の声が聞こえるという設定がほとんど活かされてない。今回もまたフレンチ・ブルドッグで名前はペスですが、前回のペスとはまったくつながりはありません。今回のペスは、ペット・ショップで売られていた犬。その声は飼い主(買主)である凌の恋人の涼子のものだけど、涼子はペット・ショップでこの犬が気に入ってよく眺めていただけで、凌が犬を買ったときにはすでに凌の元から離れていました。なのに、なぜ、ペスは涼子の声で話すのか。そもそもなぜ凌にはペスの声が聞こえるようになったのか。前作ではそれなりに理由やきっかけといったものをきちんと用意していたけれど、この続編ではなし。最初から「犬の声が聞こえる青年がいても不思議ではない」という前提のもとでつくられてしまったようで、あまり共感も感情移入もできなかった。最後もとくにひねりなく安易に終わってしまったし。残念。

  

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2007/09/09

第30回イタリアPOPSフェスタ

関東近郊在住イタリアン・ポップス・ファンの月に1度のお楽しみ、イタリアPOPSフェスタも今月ついに30回を迎えます。開催まで1週間をきり(9月15日の土曜日に開催です)、残席も少なくなってきたとのこと。まだ申し込みをしてなかったという方、お早めに申し込まれたほうがいいですよ。

ポップス、ロック、ヒップホップからトラッド系まで、“いま"のイタリアを感じるさまざまなタイプのポピュラーミュージックが紹介されます。場所は新宿。イタリアに、イタリアのポピュラーミュージックに、興味がある方なら、どなた様でも大歓迎。初心者さんからベテランさんまで、そして若い人から年配の方まで、男性・女性・学生・社会人とさまざまな方が毎月楽しまれています。

詳しい情報&参加申し込みは主催者さんのサイト↓へ。
第30回イタリアPOPSフェスタ(2007年9月)参加者募集

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2007/09/07

野菜のラタトゥイユ風とシーフードのパエリアもどき

前日につくったアサリと豚肉の白ワイン蒸しの汁がけっこう残っているので、これで炊き込みご飯をつくる。

近所のスーパーでエビとイカのホイル焼きセットが半額。アルミパックの中にエビ、イカ、野菜が詰めあわされていて、付属のシーズニングスパイスとバターを乗せてパックごと火にかければ簡単にホイル焼きができる便利なセット。このエビとイカを使って、シーフードパエリアもどきをつくろう。エビとイカを単品で買うより安いので。あまった野菜は、ラタトゥイユにでも入れるかな。

ということで、ラタトゥイユ用にナス、ズッキーノ、パプリカ、舞茸を購入。


まずはラタトゥイユ。

調圧鍋にオリーブオイルと粗微塵に切ったニンニク投入。弱火でじんわりとニンニクの香りを出す。

適当にぶつ切りにしたナス、ズッキーノ、パプリカ、適当に手でばらばらほぐした舞茸、ホイル焼きセットの中に入ってたキャベツその他の野菜類を、鍋に投入。白ワインを適当にドボドボ注入。

ホールトマトの缶詰(だいたいいつでも家に常備してある)を開け、汁を投入。身のほうはフォークでほぐしてから投入(手でやってもいいのだけど、指の切り傷にしみそうなのでやめた)。

ひたひたより少し少ないくらいまで水追加。塩ぱらぱら。

普通の鍋ならここでホイルかクッキングシートを使って落し蓋をするのだけど、今回は調圧なべを使ってるので、そのまま普通に蓋をして、あとは弱火で1時間くらい放置。


次は、パエリアもどき。

フライパンにオリーブオイルをたっぷりしいて、粗微塵に切ったニンニクを投入。弱火でじんわりとニンニクの香りを出す。

火にかけたままのフライパンに米投入。そういえばもう何年も「米を砥ぐ」ということをしていない。今回も砥がずにそのまま投げ込み。

米全体にオイルがなじんだら、アサリの出しと肉の旨みたっぷりの前日の料理の残り汁を注ぎいれる。水分量は米と同量。汁がたりない分は白ワインと水で補充。

塩ぱらぱら。何年前のものかわからないサフランが冷蔵庫に少し残っていたので、これも入れてみる。

フライパンの中身をざっくりと混ぜ合わせ、米が平らになるようにならす。

米の上にイカとエビを適当に並べる。

ちょっと火を強め、フライパンのはしのほうのスープがぐつぐつしてきたら蓋をし、弱火に。あとは15分くらい放置。

フライパンの中からぐつぐついう水分の音が聞こえなくなったら一回強火にして5秒くらい待ったのち(なんとなくやっているけれど、これに意味があるのかはわからん)、火を止める。

食べるときはよくかき混ぜてからね。


はい、どちらもおいしゅうございました。アルゼンチンの白ワインとともにいただきましたが、厚みのあるワインとの相性もよろしゅうございました。

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2007/09/06

パヴァロッティが亡くなりました

三大テノールのひとりとしてクラシック・ファンに愛され、またポップスの世界でも数多くのアーティストと共演し作品を残してきたLuciano Pavarotti(ルチァーノ・パバロッティ)が癌のため、イタリア・モデナの自宅で亡くなりました。71歳でした。ご冥福をお祈りします。

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野菜のリゾットとか魚の煮込みとか@ステファノ(神楽坂)

一昨日のランチです。リストランテ・ステファノはいつ食べにいっても美味しいけれど、今週のランチコースの内容はとくに自分好みだわ。


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アンティパスト「鶏とクルミのプリン ナスとトマトのロースト添え」
胡桃の渋皮の苦味が心地よいアクセントになってます。
付け合せのローストもおいしー。ナスは季節だしね。


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プリモ「野菜のリゾット」
出汁の味がしっかりしみたキノコがけっこうたくさん載ってます。椎茸とエリンギにブナシメジかな。なんとなくポルチーニの香りもするように思うのだけど、椎茸の香りかも(^^;)。
ステファノの料理は素材の味を強く出す分、味付け(塩味)も強めのことが多いのだけど、このリゾットはやさしい味付けでございました。おいしー。


Cimg0009


セコンド「本日の鮮魚と野菜の軽い煮込み」
魚、なんていってたかな。メバル? 忘れちゃった。白身の魚です。ふっくらと甘いです。付け合せの野菜もやわらかな甘みが自分好み。スープもうまい。うまいうまい。
もう少し涼しくなったら、ズッパ・ディ・ペッシェがまた食べたいなぁ。


食後酒に甘いシェリーを少しいただいて、今回も大満足のお昼でございました。

ちなみに9月後半から、1260円のワンプレート・ランチと1000円のパスタ・ランチの提供をやめるそうです。ランチもアラカルトやプリフィクスのコースが中心になるみたい。自分はいつもプリフィクスのコースをアラカルト風にアレンジしてもらってるので、あまり影響はなさそうだけど、1000円ちょっとでいろいろ楽しめるワンプレートを楽しみにきていた人にはちょっと残念かもね。

リストランテ ステファノ
神楽坂のをと ―『リストランテ・ステファノ』イタリアン [6丁目]
ふりすかの日記帳 - ステファノ@神楽坂


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2007/09/05

RALPH VAUGHAN WILLIAMS / SYMPHONY No.7 "SINFONIA ANTARTICA"

イギリスの作曲家、Ralph Vaughan Williams(レイフ・ヴォーン・ウィリアムス)が作曲した『南極交響曲』Sir Adrian Boult(サー・エイドリアン・ボールト)指揮、London Philharmonic Orchestra(ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団)演奏のものを聴きました。

う~ん、あんまり盛り上がらないなぁ。合唱つきの言葉にひかれて聴いたのだけど、合唱が入るのって第1楽章の最後のところにちょっとだけ、しかも女声合唱だし(自分は男声か混声が好き)。

南極がテーマなだけあってか、非常にシンフォニックで雄大な感じの曲調だけど、なんだかずっと同じ調子というか、雄大さ垂れ流しといった印象を受けてしまった。楽曲としての盛り上がりとか緩急に乏しいのかな。

もともとは映画のための音楽らしく、いわれてみるとたしかにクラシックの交響曲というよりは映画音楽的な印象。第3楽章で突然鳴り響くパイプ・オルガンのところなんて、もう少しドラマティックに感じられてもいいはずなのだけど、たとえばYes(イエス)「Close to the Edge」などとくらべてもまったくワクワクしないのだなぁ。

それぞれの楽章の前にナレーションが入ったりするところはどことなくプログレッシヴ・ロック作品(Rick Wakeman?)みたい。


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もあで座席を充実された(BlogPet)

きょうもあと、ジャケット美術館むかしも参加したかった。
でも、もあで座席を充実された。

*このエントリは、ブログペットの「小丸」が書きました。

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2007/09/04

食べちゃダメー

豆大福つぶあん入りです。

http://blog-imgs-11.fc2.com/n/e/w/news23vip/iup455277.jpg

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血まみれ

最近、夜遅く、
気がつくと、
人差し指が血まみれになってることがよくある。
なんでだろう。
どこでつけたのかわからない、
切り傷がある。
けっこう深い。
































食後酒として楽しんでいるサンブーカのボトル、
キャップの部分にささくれがあるみたい。
糖分で固まったキャップを開けるときに、
ささくれが指を切り裂いていたようです。






指、痛いよ。
サンブーカ、旨いよ。



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LUCA BONAFFINI / NESSUNO E' SCOMPARSO (2007)

1962年10月28日生まれ、マントヴァ(Mantova)出身のカンタウトーレ。自分はLuca Bonaffini(ルーカ・ボナッフィニ)のアルバムを、この『Nessuno e' scomparso』も含めて3枚持っているのだけど、CDショップで彼の名前を見かけることはほとんどないし、イタリアのポップス関連ニュース等で彼の名前を見かけることもめったにないので、めちゃめちゃマイナーな人なのだと思ってました。

でもバイオグラフィを見たら、1984年にカンタウトーレとして活動を始め、その2年後の1986年にはPremio Rino Gaetano(1981年に亡くなったカンタウトーレ、リーノ・ガエターノの名前を冠した、才能ある新人発掘のための音楽祭)で「最優秀作曲家」として優勝してました。

アルバム・デビューはさらに2年後の1988年で、その後、セカンド・アルバムまでは5年、サードまでは3年のブランクがあったものの、1996年リリースのサード・アルバム以降は1999年の6枚目まで毎年アルバム・リリースをしています。それから少し活動がゆっくりとなり、7枚目となる前作『Treni』が2002年、そして5年ぶりにリリースされた8枚目がこの『Nessuno e' scomparso』となります。

自分がこれまでに聴いたことがあるアルバムは1997年の『Prima di oggi era gia' domani』と2002年の『Treni』。『Prima di ~』はRiccardo Cocciante(リッカルド・コッチァンテ)Claudio Baglioni(クラウディオ・バッリォーニ)といったイタリアの有名シンガーたちの曲をカバーしたもの、『Treni』は彼のオリジナル曲集でしたが、J.D.Souther(ジェイ・ディ・サウザー)にも通じるような、ささやかな幸福を感じさせるフォーク・ソングといった感じで、こうしたあたたかみのあるフォーク・タッチが彼の持ち味なのだろうと思っていました。

しかしこの『Nessuno ~』は、フォークというよりはジャズ・ポップス。演奏面ではアコースティック・ピアノを前面に出し、曲によってはウッド・ベースやブラシを使ったドラムなども導入されます。これまでに自分が聴いたことのある彼の作風とずいぶん違うので、ちょっと戸惑いましたが、デビュー当初はジャズ・ブルースなどを演奏していたらしいので、Luca的には新しい挑戦というよりも原点帰りなのかもしれません。

ぜんぶで17曲が収録されていますが、ヴォーカル入りの曲は半分の8曲。それらヴォーカル入りの曲のあいだにピアノだけで演奏される1分弱程度の小曲がはさまれるという構成になっています。

M1「Il Taglio」はウッド・ベースとピアノが心地いい、おだやかであたたかいジャズ・ポップス。丸みのあるやさしい歌声は、Fabio Concato(ファビオ・コンカート)Nino Buonocore(ニーノ・ブォノコーレ)などにも通じそうです。

M3「Il Collezionista」はジャズをベースにしたオールド・ファッションドなポップス風。ピアノとウッド・ベース、ブラシを使ったドラムの奏でる音色からは、ほのかな哀愁が漂います。

M5「L'Architango」ではピアノとウッド・ベースにパーカッションが加わり、ほんのりラテンの雰囲気があります。むかしのラテン歌謡とか、ムード・ミュージックみたいな感じです。

M7「L'Acchiappamosche」もおだやかであたたかいポップス。エレキ・ベースや華やかめのパーカッションに対し、花のあいだを飛び回る蝶のような可愛らしいピアノの対比が楽しいです。Lucaのやわらかく丸い歌声も曲によくあっていて、平和で幸せな感じがします。

M9「Il Biografo」ではイタリアらしいおだやかなラップ風味が取り入れられています。やわらかな明るさとあたたかさがあります。サビのあたりのメロディが自分は気に入っています。

M11「Il Pentito」はタンゴ風味を少し持ったラテン・ポップスといった感じ。秘めた情熱と哀愁を感じます。こうした古いポップス風味は聴いていて心地いいです。

M13「Il Conte」も古いヨーロッパ歌曲風に始まります。ピアノによる弾き語りで、おだやかで、静かで、ほんのりした哀愁がいかにもヨーロッパ風ですが、リズムが入るパートからはなぜか50'sや60'sを思わせる、明るく楽しげな曲調になる構成がおもしろいです。

M15「Lo Strizzacervelli」もピアノ中心の静かでおだやかなジャズ・ポップス。この曲を聴いていて思ったのですが、Lucaのヴォーカルは微妙に音がはずれてる気がします。そのはずれ加減が丸い声とうまく作用して、むしろ安心感を出してるのかもしれません。

M17「Van Gogh」もラテン・フレーバーのあるおだやかなジャズ・ポップス。どことなく妖しい美しさを振りまくピアノは、ゴッホの画風を表現しているのでしょうか。ここでもLucano丸くて少しかすれたあたたかい声が心地よく響きます。

各曲の間に挟まれるピアノ小曲もそれぞれに心地よい響きを持っていますが、なかでも、小鳥がさえずり遊んでいるような可愛らしさを感じるM4「Interludico」、細かいパッセージ少し攻撃的に始まり、だんだんと踊るような楽しい感じへと変わるM8「Interludico Grigio」、ヨーロッパの古い街角を思わせる感傷的なM10「Interludio Celeste」あたりが印象的でした。

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2007/09/03

週末映画&舞台


■ザ・シャドー 呪いのパーティ■
興味本位でこっくりさん遊びをしてはいけない、というお話。ホラーならではの残虐シーン、スプラッタシーンがあまりなく、画面に映るのは死体になってからばかりで、ちょっと残念。太古から呼び寄せてしまった火の邪神を追放するために火で燃やすって、なんだか納得いかない。と思ってたら、やっぱりあれじゃ追放できないよね。

  

■イン・ザ・プール■
みんな病んでるなぁ。けっして笑いごとじゃないのだけど、他人事として見ていると病み方が非常にこっけいでおかしい。キャスティングがどれも「いかにもこの人ならこんな病みかたしてそう」な感じなところがうまいと思う。松尾スズキ演じる精神科医がいちばんヤバイ感じです。

  

■いぬのえいが■
犬を中心にしたショート・ストーリーを重ねたオムニバス。以前にも観たことがあるんだけど、これはずるいです。始まりはいかにもコメディ・タッチで、関係者の勝手な希望と適当でいいかげんな上司のためにどんどんおかしなものになっていくCMの話とか、気軽に楽しく観られそうに思わせておいて、後半にいくにしたがってどんどん切なくなってくる。とくに最後の「マリモ」の話はずるいです。犬を長く飼ったことがあるなら、子犬のときからその最後までを一緒に過ごしたことがある人なら、こみあげてくるものがあるだろう。

  

■セルラー■
地上波で放送されたもの。もともと上映時間が短かったと思うので、もしかしたらノーカット放送だったかもしれない。アイデア一発の映画という感じもあるけれど、セルラー(携帯電話)という現代的な小道具を上手に使ったストーリー。携帯電話が持つ機能も上手に話に活かしてるし、誘拐された女性が学校で生物を教える教師という一見どうでもよさそうに見えた設定も後半でちゃんと活用されてる。短い時間でテンポよく観られる映画はいいね。最近はやたらと上映時間が長くて冗長なものが多いから。しかし、着信履歴から相手にコールバックするのはいいのだけど、あの携帯から彼の携帯への着信ってあったっけ? なかったように思うのだけど、なら、なぜ彼からあの携帯へ電話をすることができたのだろう? なにか見落としてるのだろうか。

  

■夏へのトビラ(Tsu-jiカンパニー)■
阿佐ヶ谷アルシェにて。小劇場で芝居を観るのはひさしぶり。『夏への扉』といえばハインラインの有名な小説だけど、読んだことがないので、この芝居と関係があるのかどうかはわからない。でも、ちょっと調べてみたところ、いちおう芝居『夏へのトビラ』は谷藤太・作ということにはなっているけど、冬になると夏への扉を探すとか、タイム・スリップものであるとか、多くの部分でハインラインの小説から設定等を借りているような感じ。だからなのか、ストーリーに破綻がなく、安心して見ていられる。上演時間も1時間45分とコンパクトで展開もテンポがよく、笑いの取り方などもうまく計算されていて、時間を感じさせずに楽しめる。終盤の涙を誘うシーンは、あれは『異人たちとの夏』をモチーフにしてますね、きっと。おもしろかったですが、座席の座り心地は決してよくなく、かなりお尻が痛くなりました。

  

  


■ドラクル GOD FEARING DRACUL■
渋谷のシアター・コクーンにて。阿佐ヶ谷スパイダースの長塚圭史作によるゴシック・ホラー。タイトルからわかるように、ヴァンパイアが主人公です。でも、主人公のヴァンパイアはドラキュラ伯爵じゃなくて、ジル・ド・レイ。少年大量虐殺で処刑されたが死に切れずにヴァンパイアとして生きさらばえてしまったジルと、赤子殺しで追放された領主の元妻を主軸にしたお話。途中に休憩をはさみ、上演時間約3時間という大作です。
長かった。とくに前半はストーリーの展開が遅く、そのわりには細かい舞台チェンジがあり、少しシーンが進んでは暗転が続き、観ていて集中が途切れがち。これ、映画とかであればむしろテンポのいい画面切り替えになるのだろうけれど、配置替えに時間のかかる舞台ではかえって冗長になってしまって残念。また前半はジルとリリスの「大きな苦悩を背負った夫婦」を見せるパートなのだけど、ジルの苦しみや哀しみはあまり伝わってこず、リリスの罪や聖女性もあまり伝わってこない。仲間?のヴァンパイアたちもあまり意味のあるものとは思われず、医者にしてもそれほど二人の苦悩と愛を際立たせるのに役立っているようには思えなかった。
領主の家が主な舞台になる後半になってやっと、主要な登場人物たちの想いや背景なども明らかになり、ストーリーも展開しだす。司教がリリスにいった言葉で赤子殺しの真相はすぐにわかってしまったけれど、その事件にかかわる人物たちのキャラクターがきちんとうかがえる演技がこれまでもされていたことに気づく。市川海老蔵(ジル)、宮沢りえ(リリス)、永作博美(エヴァ)、勝村政信(アダム)という主要4人はやはり芝居が上手だな。声もよく通るし。この4人と山崎一演じるブーランシェの5人だけで、トータル2時間くらいの舞台に仕上げたら、深みや厚みを増しつつよりコンパクトで印象的なものになったかもしれないなぁと思う。
テーマ的には哀しみ、祈り、許し、そしてある種の希望を併せ持った興味深いものなのだけど、焦点の当て方をうまく絞りきれずに上演時間的にも人物描写的にも冗長になってしまった感じ。せっかくのゴシック素材なのに、あまりゴシックな重厚さがなかったし。ヴァンパイアがジル・ド・レイである必要性も、それほど感じられず。リリスをジャンヌ・ダルクの生まれ変わりと信じているという設定も、あまり効果的には伝わらなかったように思う。領主夫婦をアダムとエヴァ、アダムの元妻で赤子殺しで現在はヴァンパイアの妻をリリス(子供を食らう夜の妖怪とも、エヴァよりも前に存在したアダムの最初の妻ともいわれる)と名づけたのは、やりすぎな感じ。ちなみに最後は『100万回生きたねこ』みたいだと妻がいっていた。

  

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