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2007年6月

2007/06/29

PILOT / PILOT (1974)

2007年冬に初の来日公演を行なうらしいイギリスのポップ・ロック・グループ、Pilot(パイロット)のデビュー・アルバムです。当時英米で大ヒットとなった「Magic」が収録されています。ポップでキャッチー。あたたかい明るさにどこか田園風景を思わせるようなのんびりした感じ。素直で印象的なメロディ。良き時代のブリティッシュ・ポップの魅力がたっぷり詰まっています。プロデュースはAlan Parsons(アラン・パーソンズ)。

M1「Just a smile」、M6「Sooner or later」、「M7「Don't speak loudly」は、彼らの代表曲のM2「Magic」と似た雰囲気を持った曲。やわらかな陽射しのように明るくあたたかなメロディが、ほどよく軽快なリズムに乗って歌われます。美しいハイトーン・ヴォーカルも特徴的。M1とM2ではポップ・ロックならではのハンドクラップ(手拍子)も印象に残ります。でも単純なポップ・ロックではなく、たとえばM6ではヴォーカルのバックで演奏されるエレキ・ギターがコード弾きではなくずっとメロディを奏でていたりと、アンサンブル・アレンジにいろいろと工夫が見られます。M7では2本のエレキ・ギターがときどきハーモニー・フレーズを聴かせ、一瞬Wishbone Ash(ウィッシュボン・アッシュ)を思い出したりしました。

M3「Lucky for some」ではアコースティック・ギターのコード・ストロークを中心にしたミディアム・スローの演奏を聴かせます。ちょっと暗い感じで、お得意のハイトーン・ヴォーカルもサビだけ。フルートが入ると少し幻想フォーク風味になります。デビュー当初のころのSupertramp(スーパートランプ)とかとちょっと印象が似てるかも。

M5「Lovely lady smile」ではギターがボサ・ノヴァ風のリズムを刻み、ほんのりラテンやAOR風の哀愁を漂わせます。ストリングスやフルートも入り、小洒落た感じです。落ち着いた喫茶店のBGMとかにもよさそうです。

M9「Never give up」はエレキ・ギターを強調したロック色の強い曲。ほんのりソウルフルなヴォーカルや、ブルージーでいなたいギターのメロディが、このアルバムのなかではちょっと異色な感じです。でもやっぱりサビは明るく素直なメロディをハイトーンで歌うといういつもの感じなのがPilotらしいです。

M10「High into the sky」のイントロは、Umberto Tozzi(ウンベルト・トッツィ)の「Gloria」みたい。曲そのものは「Gloria」とは似ていませんが、派手なエレクトリック・ピアノのコード・カッティングや軽快で華やかな演奏は、「Gloria」などと似た方向性を感じます。その派手さが、ちょっと時代を感じさせ、いまいちです。歌メロがいいだけに、もったいない。

M4「Girl next door」、M8「Over the moon」、M11「Auntie iris」は、いかにもPilotらしいというか、いかにも英国ポップスらしい曲。どことなくのんびりとした田園風景を思わせる、なだらかで美しいメロディが楽しめます。Electric Light Orchestra(エレクトリック・ライト・オーケストラ。ELO)Elton John(エルトン・ジョン)Caravan(キャラヴァン)The Moody Blues(ムーディ・ブルース)などにも通じるたおやかさ。細かいジャンルわけでは違うジャンルになるけれど、どこか同じ匂いがします。人懐こくて、やわらかで、ほどよく明るくて、あたたかい。M8のなんとなく気が抜けたようなラッパの音もいい雰囲気ですし、M11ではホンキートンク調のピアノとほどよくブルージーなエレキ・ギターが入っていなたさも加わり、Procol Harum(プロコル・ハルム)にも似た味わいもでています。

そして、アルバムの最後を締めるM12「Sky blue」。これ、名曲ですね。夢見るようなアコースティック・ギターのアルペジオとやわらかなハーモニー。フォーク・タッチのスローなポップスで、前半はAlan Parsons Project(アラン・パーソンズ・プロジェクト)The Moody Bluesにも似た感じ。サビではPilotらしいあたたかさと明るさのあるメロディが気持ちよく歌われ、バックの演奏も厚くなります。曲の後半ではストリングスやキーボードがおだやかで奥行きのある空間を彩り、シンフォニック・ポップスといった趣が強まります。あぁ、英国ポップスは美しい。

よいメロディと奇をてらわない素直なアレンジがあれば、音楽はいつまでも色あせない。それを実感できるアルバムです。

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2007/06/28

お米のサラダとかヴィゴリとか@ステファノ(神楽坂)

今週のステファノさんの平日ランチ営業は変則です。通常の月曜だけでなく、火曜と木曜もお休み。てことはつまり、水曜と金曜しか平日ランチがないわけです。仕事の都合や満席とかでうっかり食べそびれると悔しい感じなので、早めに行動です。というわけで昨日はステファノへ。

さてさて、今週のランチメニューはどんなかなとメニュー表を見てみると、むむぅ。これは、どうしましょう。プリモにヴィゴリとお米のサラダがあるのです。どっちも食べたい。

とりあえずセコンドは牛のステーキに決めましょう。アンティパストは、どれも美味しそうだけど、どれもいつでも食べられそうな感じというか、すでに何回か食べたことがあるというか。なのでアンティパストはなしにして、問題はプリモです。ヴィゴリ食べたい。でも、お米のサラダも食べたい。ヴィゴリ、お米のサラダ、ヴィゴリ、お米のサラダ...

!!!

ちょっとひらめいて、カメリエーレのHさんにたずねます。

「プリモにヴィゴリ食べたいのね。でも、お米のサラダも食べたいのよ。でね、お米のサラダをね、量とか減らしてアンティパスト代わりにするってことは、できるかしら?」

さっそくシェフのステファノさんにたずねてくれました。そしたらOKだってさ ♥
こういったフレキシビリティはこのお店の魅力のひとつですね、やっぱ。

というわけで、昨日のランチは2600円のPIENO(ランチ・フルコース)をアンティパスト「お米のサラダ」、プリモ「トマトソースのヴィゴリ」、セコンド「牛のステーキ」というチョイスでいただきました。ひさしぶりにデザート(紅茶のパンナコッタと胡桃のケーキ)も食べちゃったぞ(ふだんはデザートの代わりに食後酒にしてもらうことが多いのです)。あ、もちろんグラスで赤ワインもね(^^;)。

わがままをいってアンティパストにしてもらったお米のサラダ。やっぱ暑い季節はこれですね。お米もいい具合にアルデンテにゆでてある。酢のきいたピクルスに、グリーンとブラックの2種類のオリーブ。マヨネーズ風のドレッシングで和えてありました。うちでつくるときはいつもオリーブオイルなのですが、たまにはマヨネーズ系のお米のサラダも美味しいですね。

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ヴィゴリはねぇ、ランチメニューにあるとほぼ間違いなく選んでしまう。太く手持ちもちしててうどんみたいな手打ちのパスタ。美味しいのよねぇ。昨日はハムとオリーブが和えてありましたが、これがまた麺といい感じのはるもにぃ~です。表面のつるっと加減と噛んだときの弾力性が、以前よりもよりつるっとぐにっとなってる気がする。近いうちにディナーでそば粉も混ぜたヴィゴリもつくるつもりとステファノさんがいってましたが、それも気になるところ。

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牛ステーキはね、美味しくないわけないね。きれいにレアに焼けていて、肉の旨み甘みがちゃんと感じられます。付け合せの野菜のグリルもたっぷりめで嬉しいです。

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よっしゃ、今週もステファノさんの料理を食べられたぞ。ごちそうさま。

リストランテ ステファノ
アラジンのごはん日誌っ2 神楽坂のイタリアン「ステファノ」
お気楽主婦の東京食いしん坊日記 STEFANO     神楽坂

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2007/06/27

イサキのグリル@まゆきら(神楽坂)

昨日のお昼は「まゆきら」へ。ランチ営業開始初日に行って以来の、2度目の入店です。たったの2度目、しかも前回は2週間前なのに、なぜかホールのマネージャーとキッチンのコックさんに顔を覚えられていたようで。おいら、キャラ濃いんでしょうか(^^;)。

お昼のメニューは3種類。今週は日替り鮮魚御膳と特製石焼ハンバーグ御膳、鹿児島地鶏の香味グリル御膳となっています。メインのほかに野菜の煮びたしとお味噌汁(アサリたっぷり!)、黒米ご飯がついて、どれも1000円。石焼ハンバーグは前回食べたので、今回は魚をチョイス。昨日はイサキのグリルです。

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ハンバーグと同様、熱々のジュージューに焼かれた石の上に魚が盛られて提供されます。ハンバーグのときと違うのは、魚に火が入りすぎて身が硬くなるのを防ぐためか、魚が石に焦げ付いてしまうのを防ぐためか、それともたんなる付けあわせの意味なのかはわかりませんが、石と魚のあいだに薄切りの焼きナスが1枚はさんであったこと。グリルしたナスは好きなので、ちょっとうれしいです。

魚には醤油系のソース(葱ソースかな)がかかっていて、グリルだけど和風な仕上げ。美味しいのだけど、醤油の味が前面に強く出ているような味付けが自分はあまり好きではないので、これはちょっと残念でした。ブールブラン系とか、レモンメインでさっぱりとか、そういうほうがよかったな。

魚の焼き具合はいい感じで、ふっくらほろっの熱々です。ただ、これまた個人的な好みでいうと、魚臭さが少しあり(わざと残してあるのかもしれません)、ちょっと苦手な魚の扱い方なのと、あと、皮目ね。皮はパリッと焼いてあるのが好き。香ばしくパリッとカリッと焼かれた皮と、ふんわりジューシーに焼かれた身との対比が、楽しみたかった。そういえば、皮目をあまりパリッと香ばしく焼かないのって、和風な調理法なのかな。和食ではあまりない気がする。

そんなわけで、一般的には充分以上に美味しいのだろうと思われるのだけど、自分の好み的には、ここのお店の魚料理は自分の好きなタイプの方向性ではないみたい(多分に、和風)。なので今後、この店では肉料理メインでいきたいと思います。

あ、煮びたしとか味噌汁とかごはんとかは、自分の好みの味付けです。出汁メインで、調味料が控えめの味付けが美味しい。美味しいけど、煮びたしのお皿もときどき内容換えしてもらえるといいなぁ。毎回同じだと、だんだん飽きてきちゃうので。

ちなみにメニューは、魚料理は日替わり、肉料理は月替わりぐらいでとランチ初日にはいっていたのですが、どうやら2種類ある肉料理のうちの1種類は週替わりにすることにしたようです。レジで来月なかばまで掲載されたランチカレンダーをもらったのですが、ハンバーグは毎週提供、もうひとつの肉料理は、今週は鶏の香味グリル、来週は豚の冷しゃぶサラダ、再来週は鶏のペッパーグリルとなってます。冷しゃぶサラダ、美味しそう。来週も食べに行っちゃいそうだな。ハンバーグはこのまま定番としてずっと出し続けるのか、それとも月替わりくらいで別のものになるのか、そこも注目です(いや、べつに注目せんでも...)。

まゆきら 神楽坂レストラン
ぐるなび - まゆきら ~Japanese Fine Grill~
たきおの神楽坂ランチ日記 230まゆきら (2007年06月26日)

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2007/06/26

焼きホッケとメンチカツ@わしょくや(神楽坂)

昨日のお昼は「わしょくや」へ。「今日の肉料理」と「今日の魚料理」が半分ずつ盛り合わせになっている「わしょくや御膳」を注文です。肉と魚の両方食べられて850円。うれしいメニューだわ。

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魚料理はホッケの焼き魚。ほどよく塩気がきいていて、ふっくらとした身に甘みもあります。大根おろしも悪くないお味。半量の切り身ですが、自分としてはこのくらいで充分です。これ以上大きいと、食べてて飽きちゃいそう。

肉料理はメンチカツのドミグラスソース。じゅわっと肉汁のメンチカツに、老舗洋食屋さんのコッテリ系とは違う、野菜の甘みが感じられるあっさりめのドミソースがかかってます。メンチカツなんて食べるのひさしぶり。美味しいわ。これも「今日の肉料理」の半量なのですが、ちゃんとメンチカツがまるまる1個乗っています。てことは、「今日の肉料理」を頼むとメンチカツが2枚つくのだな。それはまず間違いなく自分は途中で飽きちゃいます。

美味しいものでも、同じものを食べ続けてると飽きちゃう。その点「わしょくや御膳」は半量で2種類のメインを出してくれるので、飽きずに食べられます。ほかにも小鉢として、小さな冷や奴(タレをゼリーで固めるのは最近の流行りですかね)、ヒジキの煮物、漬物がつき、もちろん味噌汁(昨日は油揚げの味噌汁でした。お揚げさん、好き)とご飯もつきます。ご飯は、白米、雑穀米、炊き込みご飯からチョイスでき、おかわり自由。

感動するほど飛びぬけて美味しいということはないけれど、居酒屋系和食としては充分に美味しく、お値段もお手ごろ。これでテーブルがもう少し大きければ、さらにいいのだけどなぁ。

わしょくや(神楽坂店)
わしょくや 神楽坂(ぐるなびのページ)
たきおの神楽坂ランチ日記: 104わしょくや

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2007/06/25

スパゲティ サーモンのクリームソース@自宅

土曜日のお昼はひさしぶりにサーモンのクリームソースのスパゲティをつくりました。

ショップ99で買った冷凍のスモークサーモン(1パックで1人前にいい分量)を解凍しておく。最近は暑いので、調理のいちばん最初の段階で室温に放置しておけばすぐとけます。

鍋にたっぷり湯を沸かし、沸騰したら塩をひとつかみ(ひとつまみじゃないよ)入れ、パスタ(今回はバリラのスパゲッティーニ)をねじりながら鍋に投入。

細かくみじん切りにしたニンニクとエクストラ・ヴァージン・オリーブ・オイルをフライパンに入れて弱火にかけ、ニンニクの香りが出るまでゆっくり加熱。

ニンニクがこげる前に、ソースとしてパスタ全体にいきわたるくらいの量の牛乳をフライパンに入れる。この日は牛乳が足りなかったので、スライスチーズと水を少し加えてごまかしましたさ。

主に胡椒でソースの味付け(パスタとサーモンに塩味がしっかりついてるので)をし、少しだけ煮詰める。沸騰させないように注意。ほんのりとろみがでてきた気がしたら、火を止めておきましょう。

解凍されたスモークサーモンを適当な大きさ(2等分~3等分くらい)にざっくり切る。

パスタを、アルデンテよりも少し硬い状態(あと1分ゆでたらアルデンテかなくらい)で鍋の火を止め、麺をソースの入ったフライパンに移す。この時点でフライパンのガス着火(中火)。

中火にかけたフライパンの中で、パスタとソースが全体になじむように充分あえる。味見をして、塩を調整。

パスタ全体にソースがなじんだら、解凍して切っておいたスモークサーモンを散らすようにして加える。

全体を1~2回混ぜ、サーモンがほんのり温まったくらいで火からおろし、お皿に盛って食べましょう。

簡単だけど、あら美味しい。

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Mazzon = Blauburgunder / Tramin = Termeno

No:919
Mazzon = Blauburgunder / Tramin = Termeno
マッツォン = ブラウブルグンダー / トラミン = テルメーノ

産地:イタリア、トレンティーノ・アルト・アディジェ州アルト・アディジェ地域シュッドチロル地区 (Sudtirol DOC)

度数:13.5
葡萄:ブラウブルグンダー(ピノ・ネロ)100%
年度:2002
輸入業者:メイワ株式会社
渋さ:2
酸味:3
重さ:3
香り:3
好き:4
買った日:2005.7.2
値段:1000
お店:樽たるワインいたり屋
飲んだ日:2007/06/24(日)

通常は3200円で売っている。ほんのちょっと赤レンガっぽくなってきた色合い。明るいけれど、けっこう濃い色彩。ピノ・ノワールらしい甘酸っぱく熟した香り。苺よりも少し酸味の強いベリー系の香りが、ブルゴーニュよりもドイツやイタリアのピノ・ノワールぽい感じがする。ほんのり湿った苔のような香りもあるかな。いろいろな香りがする。あっさりとしているけれどけっこう厚みを感じる。やわらかな口当たり。上品であたたかみのあるある味わい。やさしいけれどしっかりした果実の甘みと酸味。やわらかなタンニン。たっぷりした果実味を感じさせつつ、繊細さを失わない。非常に美味しいワインだと思う。


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Casa La Luna = Tempranillo / A.V.S.A.

No:918
Casa La Luna = Tempranillo / A.V.S.A.
カーザ・ラ・ルーナ = テンプラニーリョ / A.V.S.A.

産地:スペイン、カステーリャ・イ・レオン地域(Castilla y leon Certificacion de Origin)

度数:13
葡萄:テンプラニーリョ
年度:2005
輸入業者:有限会社カツミ商会
渋さ:3
酸味:4
重さ:3
香り:3
好き:3
買った日:2007.6.16
値段:530
お店:ワインの店 ちどり屋
飲んだ日:2007/06/22(金)

通常は1000円くらいで売っているようだ。濃い赤紫色。少し硬い感じもする甘い香り。堅い木の実や揮発性の香りもあるかな。強い酸味と豊かな果実の甘み。胸の奥まで熱くなるアルコール。ガラスをなめるような舌触り。ミネラルっぽいニュアンスもある。あと口に残る収斂味。力強く厚みもあって、スペインらしいというか、南っぽい味わい。まだ少し若い気もするけど、味にまとまりがあり、それなりにいろいろな味もあって、日常飲みとしては充分な味わい。いくぶん、あと口に粗い感じと雑味が残るのが安ワインぽいけど、このくらいなら許容範囲だろう。


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Alsheimer Rheinblick Riesling Spatlese Halbtrocken / Weingut Peter Balzhauser

No:917
Alsheimer Rheinblick Riesling Spatlese Halbtrocken / Weingut Peter Balzhauser
アルスハイマー・ラインブリック・リースリングシュペートレーゼ・ハルプトロッケン / ヴァイングート・ペーター・バルツホイザー

産地:ドイツ、ラインヘッセン地方アルスハイム地区 (Rheinhessen QmP)

度数:12.5
葡萄:リースリング
年度:2005
輸入業者:株式会社ビッグ・エス
辛さ:3
酸味:4
重さ:2
香り:3
好き:3
買った日:2006.12.2
値段:1700
お店:ビッグ・エス
飲んだ日:2007/06/18(月)

ワインの樹オーナー制度でつくられたワイン。黄緑がかった明るく薄い麦藁色。果実の白い果物のような甘酸っぱい香り。ほんのりミネラルやゴムっぽい香りもある。すっきりと軽やかで、舌の上で溶けて消えていくよう。アタックはきりっとしているけれど、あと口にはやわらかで甘い果実味がふんわり残る。茎をかじったような苦みもあり、アクセントとなっている。あんまりドイツのリースリングっぽくないというか、なんとなくニュージーランドとか上品なオーストラリアとか、そんな感じもする気がする。おだやかな明るさを感じる気分のいいワイン。

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Barbera d'Alba = Sucule' / Lo Zoccolaio

No:916
Barbera d'Alba = Sucule' / Lo Zoccolaio
バルベーラ・ダルバ = スクレ / ロ・ゾッコライオ

産地:イタリア、ピエモンテ州アルバ地区 (Barbera d'Alba DOC)

度数:13.5
葡萄:バルベーラ
年度:2002
輸入業者:有限会社カツミ商会
渋さ:3
酸味:4
重さ:3
香り:3
好き:4
買った日:2007.5.26
値段:1600
お店:アクア・ヴィタエ
飲んだ日:2007/06/17(日)

通常は2980円で売っている。少し黒みがかったワイン色。向こう側かほとんど見えないほど色が濃く、南のワインみたい。ほんのり甘酸っぱい香りは落ち着いている。明るさや華やかさよりも大地のような穏やかさがある。しっかりしているけど穏やかでやわらかい酸味。やさしいタンニン。上品な果実味。余韻もほどよく、味わいにも品がある。それほど複雑な味わいではないけれど、ほどよく広がりがあっていろいろな香りと味がある。落ち着いているけれどどことなく親近感のある感じがイタリアらしい。美味しいイタリアワインです。


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2007/06/24

FABIO CONCATO / FABIO CONCATO (1982)(BlogPet)

きょう小丸は地中海でデビューするつもりだった?


*このエントリは、ブログペットの「小丸」が書きました。

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2007/06/22

象の爪きり

30センチも伸びてたなんて!
さぞ歩きづらかったでしょうにねぇ。

十数年ぶり、つめ切ったゾウ…神戸(YOMIURI ONLINE)

しかし、爪を切るのにのこぎり使って2週間って、すごい。

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FABIO CONCATO / FABIO CONCATO (1982)

1977年にデビューし、いまも活動を続けているミラノ生まれのカンタウトーレ、Fabio Concato(ファビオ・コンカート)の4枚目のアルバムです。自分が持っているのは日本盤CDで、ジャケットが日本独自デザインのイラストになっていますが、オリジナルの顔写真アップよりこのほうがいいな。

少しくぐもったような丸くてやわらかくて甘い歌声で、あたたかく美しいメロディを歌います。Fabioの曲って、派手さはないけれど、非常にいいメロディを持ったものが多くあります。そして、やさしいジャズ風味。Paolo Conte(パオロ・コンテ)ほどシリアスだったりSergio Cammariere(セルジォ・カンマリエーレ)ほど感傷的だったりすることなく、Pino Daniele(ピーノ・ダニエーレ)Nino Buonocore(ニーノ・ブォノコーレ)などの南伊シンガーほど地中海風だったりアメリカ風だったりすることもなく、ほどよくロマンティックでほどよくセンチメンタルでほどよくおだやかなジャズ風味がとても心地いいです。

全体に、ひところ日本でも流行ったジャズ・ヴォーカル・ブームのころの音楽に似てる感じがします。阿川泰子とか、マリーンとか、やたらとかかっていましたよね。このアルバムのリリースと年代的にほぼ同じころのようなので、世界的にこういった感じだったのかしら。そうしたソフトなジャズに、AORとイタリアン・ポップスがゆるやかにまじりあっているような、そんな雰囲気。

どの曲もいい感じですが、やはりM1「Domenica bestiale」は名曲だと思います。やわらかなエレキ・ギターのコード・カッティングにのって歌われる、あたたかくおだやかなメロディ。サビでのメロディはいかにもイタリアっぽいおおらかな美しさを持ちつつ、押し付けがましくなくさらりとしているところがFabioの持ち味でしょうか。

M2「Sulla strada romagnola」ではジャジーで軽い演奏が、南洋のリゾートを思わせるようなゆるい楽しさとあたたかみを感じさせます。

M3「Berlacca」は少しダークな雰囲気があって、このアルバムのなかでは傾向がちょっと違うかも。いなたいブルース感覚も見え隠れし、1960年代から70年代あたりのアメリカのロックを思い出したりしました。

M4「Canto」ではアコースティック・ギターのコード・カッティングにピアノのコード・ストローク、ブラシを使ったドラムによるスローなジャズ風の演奏が聴かれます。お酒と煙草と薄暗いバーが似合いそうな曲で、Paolo Conteが歌ったら渋いジャズになりそう。Fabioが歌うと、やわらかくあたたかいジャズ・ヴォーカル風になりますね。

M6「Disonesta」はフォーク・ロック風のリズムと可愛らしいメロディを持ったポップス。かわいらしい花の咲く草原の中を小さな男の子と女の子が手をつないで歩いているような、とことことした音符のつながりが、なんだか微笑ましいです。

M7「Una casa al mare」は、キーボードの使い方や音づくりが1980年代から90年代くらいのアメリカのポップスみたいな雰囲気。派手な音で派手なコードを鳴らしています。Umberto Tozzi(ウンベルト・トッツィ)「Gloria」とかに近いでしょうか。ホーン(シンセのシミュレーションかも)も入り、軽快な曲に仕上がっています。メロディとかもアメリカっぽく、自分の好みとはちょっと違います。

M9「Un piccolo vecchio amore」では、フロント・ピックアップを使ったエレキ・ギター(セミ・アコかな?)の甘いクリーン・トーンが印象的。エレクトリック・ピアノのやわらかな音色と、サキソフォンのおだやかな演奏も、ひだまりのようなFabioのヴォーカルを淡く彩ります。やさしいジャズ・ポップスといった感じで、とても心地よいです。


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2007/06/21

カルパッチォとかイサキのソテーとか@ステファノ(神楽坂)

おなじみリストランテ・ステファノでのランチです。今週はアンティパストもプリモもセコンドもどれも魅力的なので、ひさしぶりにピエーノ(ランチフルコース)でいただきます。

まずはアンティパスト。「牛肉のカルパッチョ ルコラとグラナチーズサラダ添え」にしようか「温かいナスのパルミジャーナ トマトとアンチョビソース」にしようか、すごく迷いました。どっちも食べたい。で、シェフに「これって、コンビネーションにできるかな?」と聞いたら「できるよ」とのことなので、2種盛り合わせにしてもらいました。メニューそのままの料理でなくても、その場でできることであれば臨機応変に対処してくれる(できないことは「できない」とはっきりいってくれます)ところがステファノさんは素敵です。

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野菜の旨みたっぷりで、しっかり味わいが濃いのだけどほっとするナスのパルミジャーナ。ナスのグラタンですね。前菜はどうしても、とくにいまのように暑い時期には冷たいお皿が多くなってしまうのだけど、自分は温かいお皿が好きです。なので、こういうのとってもうれしい。
そしてカルパッチョ。グラナパダーノのミルク味と塩味が野菜といい塩梅。牛肉もふんわりやわらかく、甘みがあります。かかっているオリーブオイルが、ふだんよりもフレッシュで香りが強く感じられたのはなぜかしら。いつもと同じオリーブオイルだといっていたけど、もしかして開けたてなのかな。

そうそう、せっかくですからグラスで白ワインもいただきましょう。先日友人たちと食事をしたときにボトルを開けたヴェネトの白ワイン、シェネッラ・コッリ・ディ・コネリアノがグラスで出せるというので、それをいただきます。シャルドネとリースリングとソーヴィニヨン・ブランがブレンドされていて、きりっと爽やかな感じが素敵です。リースリングの個性が感じられますね。

プリモは「小エビカルボナーラのペンネ ブロッコリー添え」をチョイス。カルボナーラって、家ではあんまりつくらないので。とろろ~んと濃厚なソースは、ちょっと日本風かしら。卵の味よりもクリームの味が強かった気がする。エビの弾力ある歯ごたえがアクセントになりますね。個人的にはもう少し胡椒がきいてるほうが好きかな。パスタの上にぼんぼんっと盛り付けられたブロッコリーが美味しかった。
ちなみに、となりのテーブルの男性が食べていたフレッシュトマトとオリーブのスパゲッテイも美味しそうだったなぁ。黒オリーブの輪切りがたっぷり入ってて。

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セコンドは魚料理をチョイス。「本日の鮮魚のソテー 白ワインソース グリーンピース添え」ですが、昨日の魚はイサキでした。白ワインソースというからブールブランぽいものとかアクアパッツァ風な見た目のさらっとしたソースかなと思っていたら、まったくの予想外。魚の下にあるソース、これってグリーンピースのピュレですね、きっと。最初はソラマメとかかなとも思ったのだけど、メニューに「グリーンピース添え」とあるから、きっと付け合せのサヤ入りグリーンピースをピュレ状にしたのでしょう。ほんのりアスパラの味もする気がするのは、同じく付け合せのアスパラもピュレに入っているのかもしれません。
ステファノさんはこうした野菜のピュレをよくソースに使うのだけど、これがねぇ、美味しいのですよ。野菜の甘みや旨みがた~んとでてて。調味料をあまり加えず、素材の持つ味を前面に出してる。ステファノさんのつくる野菜のピュレ、おいら大好きです。ただ、白身魚のソースとして一緒に食べるよりも、魚は魚、ピュレはピュレで別々に食べたほうが美味しいかもなぁとかは思いましたけど(^^;)。

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最後はドルチェ... なんですが、予想どおりお腹いっぱいになってしまいました。なのでドルチェはキャンセルし、代わりに小さなグラスでサンブーカを食後酒に。エスプレッソと一緒にサンブーカを飲むの、好きなのです。イタリアではエスプレッソの中にサンブーカをどばどば入れたりもしますね。薬草の香りとほどよい甘みのサンブーカ。あぁ、家にも一本おいておこうかしら。美味しいわぁ。

今回はグラスワインも飲んでしまったので、トータルで3700円ほど。贅沢しちゃった。でも美味しかったからいいや。


リストランテ・ステファノ
神楽坂 リストランテ ステファノ - [イタリアンレシピ]All About
神楽坂のをと ―『リストランテ・ステファノ』イタリアン [6丁目]

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2007/06/20

TAI PHONG / LAST FLIGHT (1979)

ヴェトナム出身のヴォーカリストを擁したフランスのグループ、Tai Phong(タイ・フォン)といえば、良くも悪くも「Sister Jane」がやはり代表曲といえるわけで、その強力な哀愁に満ちた甘いメロディとハイ・トーン・ヴォーカルの印象が強く残っている人も多いでしょう。

1975年のデビュー・アルバム『Tai Phong』、翌76年の『Windows』から少し間をおいて1979年にリリースされた『Last Flight』は彼らのサード・アルバムにあたるわけですが、少し間を置いたあいだに、おそらくTai Phongというグループ名の由来の一部なのであろうヴォーカル&ベース&キーボードのTai(タイ)と、演奏面における哀愁の大きな部分を担ってきたキーボーディストのJean-Alain Gardet(ジャン・アレン・ガルデ)がグループを抜けています。それもあってか、このアルバムはそれまでの作品とくらべると、ずいぶんと肌触りが違います。

端的にいって、なんだかとっても明るく爽やか。泣き泣きの哀愁を背負ったTai Phongはいずこへ?といった感じです。M1「End of an end」なんてアコースティック・ギターのスリー・フィンガー奏法にのって爽やかなコーラスでヴォーカルが取られ、Crosby, Stills & Nash(クロスビー・スティルス・アンド・ナッシュ。CS&N)ですかとか思ってしまいました。M6「How do you do」もそうですが、フランスとかプログレとかいうよりも、コーラスのきれいなアメリカのフォーク・ロックやポップ・ロックといった印象で、どことなく西海岸の香りすら漂う気がします。間奏部のギターやキーボードなどはほどよく哀愁があるプログレ風なんですけどね。

そうかと思うとM3「Sad passion」は古いイギリスのポップ・ロックみたいで、明るく軽快なのだけどやわらかく美しいメロディが楽しめます。たぶん自分、Pilot(パイロット)Elton John(エルトン・ジョン)の曲だよといわれたら信じそうです。

そんなわけで、これまでのTai Phongのイメージとずいぶん違うのですけれど、9分を超える大曲2曲、M2「Farewell gig in amsterdam」とM5「Last Flight」には、わずかながらもTai Phongらしい哀愁が残っています。公園かどこかで遊ぶ子供たちの声のSEに導かれてアコースティック・ギターのアルペジオから始まるM2のヴォーカル部にはプログレッシヴ・フォークのような透明な幻想風味がありますし、ピアノの演奏などにはほんのりジャジーな雰囲気とともにやわらかな哀愁が振りまかれていて、シンフォニック・プログレッシヴとしてのTai Phongらしい味わいがあります。M5もエレキ・ギターのコード・カッティングとハイ・トーン・ヴォーカルの組み合わせが往年?のTai Phongを想起させますし、ギター・ソロの哀愁、終盤のキーボード&高音ヴォーカルの組み合わせもTai Phong風。ただ、どちらの曲も、かなり明るい感じではありますが。

全体に、曲自体のメロディやアレンジはけっこういいと思います。ただそれは、哀愁のシンフォ・プログレとしてのよさではなく、やわらかなポップ・ロックとしてのよさです。「Sister Jane」のTai Phongがすごく好きという人や、Tai Phongという名前から哀愁シンフォを期待する人にはすすめにくいですが、プログレ・ポップやシンフォ・ポップなども好きな人なら、けっこう愛情をもって接することができる作品だと思います。


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2007/06/19

週末映画


最近、千原ジュニアの顔がどんどんお兄ちゃん(千原せいじ)に似てきている気がする...

■パイレーツ・オブ・カリビアン / ワールド・エンド■
やっと観てきましたよ、三部作完結編。約3時間弱の長い上演時間を感じさせない迫力とめまぐるしさがありました。前作や前々作は、このシーンとかもっと短くもしくはカットして全体をもう少しコンパクトにしたほうがよかったかもと思ったりもしたのですが、今回はむしろ、もう少し時間をかけてきちんと物語を描写してほしかった感じです。「ワールド・エンド」をさらに前後編に分けてそれぞれ2時間超ずつくらいにしないと、全容や人とエピソードの絡まりあいがわかりづらいし、薄っぺらくなってしまう。ノベライズのほうも読んだのだけど、この3作目に関してはストーリーが重層的な分、ノベライズのほうが圧倒的におもしろかったです。
ただ、映像はやはり大迫力。とくに今回は船のシーンが非常に多いのがうれしいです。1作目のウィル対ジャックやジャック対バルボッサ、2作目のウィル対ノリントン対ジャックといった個人対個人のチャンバラに自分はあまり興味をもてなくて、そういうシーンが続くと眠くなっちゃいます。でも今回は個人対決がほとんどなく、戦闘シーンは基本的に船対船だったのが素敵。パール対ダッチマンとか、やっぱりドキドキします。ブラック・パールはすごく美しい船だと思うし、幽霊船フライング・ダッチマンが海中から海上へざばぁっと浮かび上がってくるシーンはめちゃめちゃかっこいい。幽霊船ではなくなったダッチマンも、やはり非常に美しい。帆船は美しいなぁ。
そして、パイレーツ・シリーズの主要キャラクターのなかでもっとも気に入っているキャプテン・バルボッサが、今回は大活躍です。大きな帽子も、しゃべり方も表情も、むちゃむちゃかっこいい。いちおう大海賊なのだけど、極悪人になりきれない人のよさ、狡猾になりきれない詰めの甘さ、意外と気はやさしくて力持ち的なキャラクター像がとても人間的なのだわ。ジェフリー・ラッシュの演技力にもよるのだろうけれど、バルボッサがいると画面が引き締まるように感じるんだよねぇ。素敵です。
しかし、こうして三部作を見終わってみると、このシリーズって基本的にウィルとエリザベスのラヴ・ストーリーが物語の主軸だったんだということにあらためて気づきます。とくに3作目はそういう色合いが強いのだけど、思い返してみれば1作目からそうだったんですよね。ただ、ジャック・スパロウというキャラクターがあまりに強烈な個性を持っていたので、つい目がそっちにひきつけられてしまっただけで、実はジャックの役割って、いわば狂言回しだったんだな。
お話の最後でふたたびバルボッサにブラック・パールを奪われてしまったジャックは、1作目の最初の登場シーンで乗っていたような小さな漁船で新たな冒険に出かけます(ここで1作目へとループしてる感じがいいですね)。まだ続編ができそうなエンディング。次の続編はぜひ、キャプテン・ヘクター・バルボッサ率いる海賊船対キャプテン・ジャック・スパロウ率いる海賊船の、船同士の戦いがぜひ見たいと思いますです。

  

■0:34 レイジ34フン■
雰囲気ものホラーですね。襲われ役の主人公女性が造形的にあまり美しくないのと性格的にぜんぜん助けたくならないのがこの種の映画としてはかなり致命的な感じがしますが、畸形で力持ちに生まれ地下で育った殺人鬼とか、そいつが人を襲う方法とか、映像もストーリーもなんか既視感いっぱいで、ぜんぜん新鮮味が感じられません。他の登場人物もキャラが弱くて魅力がないし、地下鉄も実はあんまり関係ない感じだし。もっと地下鉄の坑内という舞台を生かして、どうにかできなかったんだろうか。残念です。

  

■コントロール■
わかりやすくていいです。映画内では「プラシーボはすごいな」という結論(そうなのか?)を登場人物が口にしていましたが、すごいのは実はプラシーボじゃなくて「糖分」だったんじゃないか、彼は極度の糖分不足だったんじゃないか、などと自分は思ってしまうのでした。って、そういう感想でいいのか、この映画?

  

■モンスーン・ウェディング■
インド社会はたいへんだ。インドの音楽を聴いてるとカレーが食べたくなる。以上。

  


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2007/06/17

って言ってたよ(BlogPet)

もあは
もあはEaglehawk=Sauvignon/MaurelVedauとか考えてたよ。
って言ってたよ。

*このエントリは、ブログペットの「小丸」が書きました。

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2007/06/15

Eaglehawk = Riesling / Wolf Blass

No:915
Eaglehawk = Riesling / Wolf Blass
イーグルホーク = リースリング / ウルフ・ブラス

産地:オーストラリア

度数:11.5
葡萄:リースリング
年度:2005
輸入業者:メルシャン株式会社
辛さ:4
酸味:4
重さ:3
香り:3
好き:3
買った日:2007.5.7
値段:858
お店:ピーコック
飲んだ日:2007/06/14(木)

黄緑がかった色合い。すっきりとしたリンゴのような香り。とろんとした舌触り。アタックにはほんのりシュワッとしたニュアンス。シトラスのようなすっきりした酸。酸味も辛みも強いけれど、花のような甘い風味と熟した果実の甘みもある。リースリングらしいミネラル感。たっぷりしているけどすっきりしている。あと口が少し雑っぽい感じがするけれど、きりっとして美味しいワイン。


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Wild River = Pinot Noir / Yering Station

No:914
Wild River = Pinot Noir / Yering Station
ワイルド・リヴァー = ピノ・ノワール / イエリング・ステーション

産地:オーストラリア、ヴィクトリア州ヤラ・ヴァレー (Yarra Valley)

度数:13.5
葡萄:ピノ・ノワール
年度:2001
輸入業者:大丸興業株式会社
渋さ:3
酸味:4
重さ:3
香り:3
好き:3
買った日:2007.5.28
値段:880
お店:ピーコック
飲んだ日:2007/06/11(月)

ほんのり赤レンガ色。甘酸っぱい香り。少しインクっぽい揮発臭もあるか。強い酸味。豊かな果実味。タンニンもしっかり。匂いにもそうだけど、味わいにも少しブランデー風なニュアンスがある。販売店(の倉庫)での保管がもうひとつだったのかもしれない。イエリング・ステーションはきちんと美味しいワインをつくるつくり手で、低価格帯のラインも評判がいいのだけど、ピーコックでお買い得価格になる少し古いヴィンテージのピノ・ノワールはどうも上手に熟成していないというか、味わいが壊れてしまっていることが多いように感じる。ワインは信用できる販売店で買わなくてはいけないな、やはり。

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Taurasi = Radici / Mastroberardino

No:913
Taurasi = Radici / Mastroberardino
タウラージ = ラディチ / マストロベラルディーノ

産地:イタリア、カンパーニア州タウラージ地区 (Taurasi DOCG)

度数:13.5
葡萄:アリアニコ
年度:1998
輸入業者:サントリー株式会社
渋さ:3
酸味:3
重さ:3
香り:3
好き:4
買った日:2006.12.24
値段:2200
お店:葡萄酒蔵ゆはら
飲んだ日:2007/06/10(日)

ほんのり赤レンガっぽくなってきている色合い。ジャムや果物、カカオ、タバコ、濡れた落ち葉など、いろいろな香りがする。丸くやさしい口当たり。豊かな果実の甘み。強いけれどやわらかい酸。おだやかで品のいいタンニン。ほんのり塩味。熟した果実のたっぷり感。南らしい甘い風味が強い。明るく親しげな印象。さまざまな味がバランスよくまとまっている。余韻も長い。美味しいです。


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Monteregio di Massa Marittima = Soldimela / Tenuta Moraia

No:912
Monteregio di Massa Marittima = Soldimela / Tenuta Moraia
モンテレジォ・ディ・マッサ・マリッティマ = ソルディメラ / テヌータ・モライア

産地:イタリア、トスカーナ州モンテレジォ・ディ・マッサ・マリッティマ地区 (Monteregio di Massa Marittima DOC)

度数:12.5
葡萄:サンジョヴェーゼ主体
年度:2002
輸入業者:大酒販株式会社
渋さ:3
酸味:4
重さ:3
香り:4
好き:4
買った日:2007.5.26
値段:611
お店:ウメムラ Wine Cellar
飲んだ日:2007/06/07(木)

通常は1000円くらいで売られているようだ。きれいなルビー色。甘酸っぱい果実の香りと花のようなやさしい香り。苔のような、湿った土のような香りもあるかな。グラスを伝う涙はけっこうねっとりした感じ。ガラスを嘗めるようななめらかな舌触り。まとまりのある爽やかな酸。やわらかなタンニン。若々しい果実味もありながら、落ち着いた上品さもある。ほどよい硬さがサンジョヴェーゼらしいのかな。初めて飲むDOCだけど、ほどよく力強さもあり、旨みもあり、余韻もあり、味わいのバランスもよく、コスト・パフォーマンスのいいワインだと思う。美味しいです。

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2007/06/14

PFM / SERENDIPITY (2000)

PFMといえばいまも活動を続けるヴェテランであり、ユーロ・プログレおよびイタリアン・ロック界におけるトップ・グループのひとつです。だけど自分にとっては、あまり興味を持てないグループのひとつであったりもします。『Per un amico』とか『Chocolate Kings』とか、好きなアルバムもいくつかあるにはあるのだけど、たとえば新譜が出たり来日が決まったからといって、ワクワクそわそわドキドキするグループではありません。

その理由のひとつには、ヴォーカルの弱さがあるのかなと思っています。歌メロ自体があまり魅力的じゃないし、専属ヴォーカリストがいないこともあってかヴォーカルそのものも弱め。演奏力は高いしアレンジもいいのだけど、あまりヴォーカル=歌には力を入れていないという印象があるんです。そのため、高い演奏力とアレンジ力を活かしたプログレッシヴ・ロックをやらせたら上手だけど、ポップ・センスはかなりきつい、という印象も持っていました。とくに『Miss Baker』とか、自分にはどうしたら楽しめるのかわからないくらいにきつい。なので、往年のプログレ期(1970年代)以外のPFMには、ほとんど興味がなかったのです。

でも、この『Serendipity』を聴いて、ちょっと印象が変わりました。

2000年にリリースされたこのアルバムは、自分が好きになれなかったPFMらしい?曲もいくつか残ってはいるけれど、アルバム全体の印象としては非常に力強くかっこいい「ロック」を感じるのです。あいかわらず演奏力が高くてテクニカルで、華麗なだけでなく重厚感があります。こういった重さって、自分のなかのPFMの印象にはほとんどなかったもの。

そして、少しびっくりしたのがヴォーカル。以前と同じくFranz Di Cioccio(フランツ・ディ・チォッチォ)が主に歌っているのですが、彼、いつの間に、こんなに声が出るようになったのでしょうか。いつの間に、こんなに力強く、かつ味わいのある歌が歌えるようになったのでしょうか。このアルバムに収められた曲からは、「ヴォーカルが(メロディも歌い方も含めて)弱い」という印象をほとんど受けないのです。

華麗で力強い演奏と、聴かせるヴォーカル。ひさしぶりに「やっぱりPFMっていいかも」と思えるアルバムでした。

M1「La rivoluzione」はPFMらしからぬ?重厚感のあるミディアム・ロック。少しサイケデリックな風味もあるように感じます。重くて音の密度も高いのだけど、ずるずるにならずにキレがあるところはさすが演奏力の高いPFMといったところでしょうか。そして、そのパワフルな演奏にヴォーカルが負けていないところが自分にとっては少し衝撃的(大げさ)。以前のPFMは演奏のパワーにヴォーカルが打ち消され放題な印象が自分には強く、それが非常に不満だったのですが、この曲では力強いヴォーカルが堪能できます。

M2「KNA-kaleidoscope neutronic accelerator」では中近東風の妖しい雰囲気をいくぶん振りまきつつ、サビの部分ではいかにもイタリアン・ロックらしいメロディになります。この曲もほのかなサイケ風味と力強さ、それに高い音密度を感じます。M1もそうでしたが、なんとなくフィンランドのKingston Wall(キングストン・ウォール)にちょっと感じが似てるかもなぁとか思います。

M3「L'immenso campo insensato」は明るい太陽を思わせるようなアコースティック・ギターのストロークで始まります。ほんのり地中海の香りがするところが、むかしからのPFMの持ち味といえそうです。ストリングスも入り、いかにもイタリアらしいメロディで構成されています。とくにサビからのメロディは、美しさとドラマティックさとほのかな哀愁があって、とても自分好みです。

M4「Nuvole nere」では曲の前半にヴェンチャーズ風のクリーンなトーンのエレキ・ギターが入るおもしろい曲。ヴォーカルも演奏もスカスカで淡々としています。でもサビではコーラスも入り、演奏にも厚みがでてきます。

M5「Ore」はクリーン・トーンのエレキ・ギターとリズム・ボックスのイントロが、もしかしたらPFMも流行りのR&B風ポップスをやろうとしているのかと警戒させましたが(自分はR&B風ポップスが嫌い)、ヴォーカルが入ると淡々としたカンタウトーレ風の曲になって安心しました。曲の前半はおだやかな感じで、サビからは力強い歌で盛り上がるというスタイルは、いかにもイタリア風です。ギターは泥臭いブルース風で、Massimo Bubola(マッシモ・ブボラ)などの泥臭系カンタウトーレに通じるところがあるかもしれません。

M6「Automaticamente」はイントロが往年のシンセサイザー・プログレみたい。でもヴォーカルが入るとけっこう普通のポップ・ロックになっていきます。PFM風デジタル・ロックといった感じなのでしょうか。コーラスが爽やかで、Acqua Fragile(アックア・フラジーレ)とか思い出しました。

M7「La quiete che verra'」ではついにメロトロンが投入されます(サンプリングかもしれません)。重く、どこかダークさも感じさせるヴォーカル・ラインを持ったミディアム・スローの力強いハード・ロック。ほんのりプログレッシヴ・ロックの香りがあります。冷たいメロトロンの音色が美しく、イタリアよりもブリティッシュ風かもしれません。それもあってか、なぜかNWOBHMの名バンドと誉れ高いDiamond Head(ダイアモンド・ヘッド)のアルバム『Canterbury』が思い浮かんだのですが、似てるところがあるのかどうかは思い出せません。

M8「Domo dozo」は構成やアレンジに工夫を凝らしたテクニカルなハード・ロックといったところでしょうか。曲の感じが『The Outer Mission』をリリースしたころの聖飢魔IIに似てる気がします。途中で入る語り?が妙にたどたどしい英語でちょっとおもしろいですが、曲自体にはあまり魅力を感じません。歌メロが弱いという往年のPFMらしさ?が残った曲です。

M9「Polvere」のイントロは、アコースティック・ギターとフルートが夕暮れの風景を思わせます。あいかわらずFranco Mussida(フランコ・ムッシーダ)の奏でるアコースティック・ギターは魅力的です。ヴォーカル・パートに入っても、都会風の小洒落た美しさとほのかな哀愁があり、アダルトな雰囲気です。うっすらとメロトロンも入ります。イタリアというよりは、アメリカのAORぽい曲で、PFMもこういう曲を上手につくれるようになったのだなと思ったりして。自分の好きなタイプの曲ではありませんけれど。

M10「Sono un dio」はPFM風のハード・ロックでしょうか。演奏はうまいのだけど、ポピュラー系のロックとしてはキャッチーさが足りません。メロディもありきたりで、あまり魅力を感じません。これもM8同様、歌メロが弱いという往年のPFMらしさ?が残った曲だと思います。

M11「Exit」は、このアルバムのプロデュースとアレンジを担当したCorrado Rustici(コッラード・ルスティチ)が奏でるギターを中心としたインストゥルメンタル。ゆったりしたリズムに乗って、美しく、あたたかく、ほどよくスリリングにギターが歌い、バックの抑えた演奏が広がりを演出します。2分27秒と短いですが、なかなかいい感じのシンフォニック・プログレッシヴ風な曲です。


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2007/06/13

石焼ハンバーグ@まゆきら(神楽坂)

駅にリア・ディゾンの大きなポスターが貼ってあるんですが、なんか気持ち悪いです。CG合成でつくったキャラクターみたいなんだもん、顔も、肌の感じも。

それはともかく。

「さかのうえ」(イタリアン)と「ディップマハル」(インド料理)が入っているビルの3階にある「まゆきら」が、昨日からランチ営業を始めました。そんなわけで、さっそく行ってきましたよ。初めて入るお店です。なんか、飲食店というよりはバーみたいなつくりですね。内装が黒い。

ランチメニューは3種類。本日の魚料理と、石焼ハンバーグ、それに味噌漬け豚肉のソテーだったかな。どれも1000円です。家ではあまりつくらない(手が脂っぽくなるので)ハンバーグを頼みました。

Cimg0005_2

うおっ! お皿の上に切り株みたいな黒い石。その石の上でハンバーグがジュージューいってます。すごいシズル感。ハンバーグにはドミソースがかかっていますが、ハンバーグからたれたソースが石に焼かれ、いっそう濃厚で香ばしい感じに。粗挽き風のハンバーグもジューシーで、石に接した面は熱々で火傷しそう。この石、しっかり焼かれているようで、なかなか冷めません。半分くらい食べたところでハンバーグを裏返すと、最後まで熱々のハンバーグが楽しめます。いやぁ、美味しいなぁ。

ランチにはメイン料理のほかにごはんと味噌汁、野菜の煮びたしがつきます。これがまた、いい感じ。

ごはんは黒米(赤飯じゃないよ。古代米の一種でしたよね、たしか)。自分、玄米とか雑穀米とか好きなので、うれしいです。ちょっと硬くてぼそぼそした感じが「白米命!」な方にはウケなそうですが、自分にはむしろ好ましい。

煮びたしは、冬瓜、人参、椎茸、青梗菜だったかな。これがねぇ、美味しいのですよ。とっても出汁の味がよくきいていて、余分な味付けがないの。出汁と野菜の旨みだけでできてるみたいな。それぞれの野菜に出汁がしみていて、美味しいですわ。冷製で提供されたのだけど、これ、温かい状態で出してもらえたらもっとよかったな。冷たくても充分に美味しいけどね。

そんで、味噌汁。アサリ入りです。これもね、すごくいい感じでアサリの出汁が出てる。味噌控えめで、出汁の味とバランスが取れてる。なんかやたらとしょっぱい味噌汁を出す店が多いけど(煮詰まってるのか?)、ここの味噌汁は出汁の味と味噌の味の両方がいい塩梅に楽しめるのがうれしい。このくらいの味付けの店がもっと増えるといいなぁ。しかも、具のアサリも申し訳程度に2~3個入ってるのではなく、10個以上入ってたぞ。普通サイズの汁碗なのに。シジミの味噌汁でさえそんなに入ってないお店もあったりするのに。

いいわぁ、ここ。味付けも好みだし、量と値段もリーゾナブルだし、従業員さんも感じいいし。ちなみにメニューは、魚料理は毎日変わるけれど、肉料理は月変わりくらいにする予定だそうです。なのでしばらくはハンバーグと豚ソテーですね。

難点をいえば、店のつくりがバーぽくて、椅子とテーブルも食事をする店用というよりはお酒を飲む店用のものみたいで、率直にいって食べづらい。椅子にゆったり座ると皿から遠くなってしまうし、肘掛が高いので箸を使うときに不自然にひじを上げないとぶつかってしまう。椅子だけでも、もう少し食事向きのものにしてもらえると、さらにいいのになぁ。

まゆきら

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2007/06/12

PINK FLOYD / THE PIPER AT THE GATES OF DAWN (1967)

いわずと知れたPink Floyd(ピンク・フロイド)のデビュー・アルバムで、グループの創設メンバーであり2006年に亡くなったロック・レジェンド、Syd Barrett(シド・バレット)主導によるPink Floydの唯一の作品。、Sydの脱退後、主導権がRoger Waters(ロジャー・ウォータース)David Gilmour(デイヴィッド・ギルモア)に移ってからのPink Floyd作品とは、ずいぶん趣が違います。

Pink Floydは自分がプログレッシヴ・ファンになるきっかけになったグループで、それもあってか自分の中では非常に好きなグループであり、特別なグループでもあったりするのだけど、実はこのファースト・アルバムはそんなに好きではなかったというか、あんまり興味がありませんでした。「Astronomy Domine」は名曲だけど、それ以外の曲にあまり魅力を感じなかったのですね、以前は。

そんなわけで、このアルバムは学生時代にLPから録音したカセットテープを持っているだけで、LP自体も、CDも、持っていなかったんです。しかし先日、アメリカ盤のCDが中古で安く売っているのを見つけまして、入手しました。そしてひさしぶりに聴いてみました。

いいじゃん!

「Astronomy Domine」や「Interstellar Overdrive」はもちろんですが、それ以外の小曲も古いブリティッシュ・ポップらしいあたたかみとおだやかさを感じるメロディを核に、どこか奇妙なポップ感覚があふれていて、非常に魅力的です。そして、それを包み込むサイケデリックなアレンジ。

いまの音楽のように多種多様なシンセサイザーやコンピュータを駆使しているわけではなく、鍵盤楽器はオルガンとピアノだけ。そこに、ロック・グループの基本形態であるギター、ベース、ドラムスが加わる。たったこれだけのシンプルな編成にもかかわらず、そこから生み出される音色の、音が映し出す映像の、なんと多彩できらびやかなことよ。もちろん、テープ・エコーやスプリング・リヴァーブといった当時の「イマジナリーな音をつくるアタッチメント」は活用されているのだけど、21世紀のアタッチメントにくらべるとできないことだらけの道具です。でも、「できること」を上手に組み合わせ活用するそのアイデアと工夫が素晴らしい。

崩したアルペジオを中心に、ラフに弾かれるエレキ・ギター。リズムの取り方が微妙にランダムで、変なグルーヴを生み出してます。Sydって、リードらしいリード・ギターは弾かないんですね。いわゆるギター・ソロのようなものがない。それよりも、曲に彩を与える音素材のひとつとしてエレキを使っているように感じます。ああいう演奏って、彼以外ではあまり聴かないかも。アコースティック・ギターのほうは普通にコード・ストロークだったりしますが。

Rogerのベースも、このころはかなり音数が多いし、動きも多い。1970年代も後半あたりになるとルートとそのオクターブを4分で弾くだけみたいな演奏も増えてくるのですが、このアルバムではドラムと一緒にリズムを刻み、ギターと一緒にアルペジオを奏で、ギターやオルガンとともにメロディもフォローするなど、さまざまな役割を演じます。

Nick Mason(ニック・メイスン)のドラムも個性的。ロック・ドラムによくある強拍を強調するのではなく、まるでアルペジオを刻むようにタムタム(かな?)をボコボコと叩く。そしてときおり、意識を覚醒させるかのようにシンバルの響きが飛び込む。なんだか、古い民俗音楽のような、未開の祭りのような、独特の雰囲気が生まれます。

こうした個性の強いギター・ベース・ドラムスを包み込むように、幻想的で視覚的な音色を響かせるRichard Wright(リチャード・ライト)のオルガン。けして難しいことはしていないのだけど、Pink Floydのサウンドを鮮やかに色付けします。

この4人の奏でる音・演奏が、渾然一体となってPink Floydという強い個性を演出する。ラフに聞こえるリズムや演奏も、実はアンサンブルとしてしっかりと完成されている。彼らの演奏のなかには、余分な音やフレーズなんてぜんぜんないのですね。どれかひとつの音やフレーズが欠けてもPink Floydの音楽は完成しない。それが強く感じられました。



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2007/06/11

なんというか、たまらぁ~ん(^o^)

ネコふんじゃった

ぜったいあとで手ひどい仕返しをされたに違いない(^^;)。

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2007/06/10

もあは(BlogPet)

もあは
LesGrandsBuveurs=Sauvignon/MaurelVedau
とか考えてたよ。

*このエントリは、ブログペットの「小丸」が書きました。

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2007/06/08

天丼とうどん@まめ半(神楽坂)

今日のお昼はなにを食べよっかなーと思いながら歩いていたら、雨が降ってきました。いやん。近くの店で避難がてら食事をと、まめ半に入店し、サービス御膳(1000円)を注文。以前に来たときのサービス午前は天ぷら定食でしたが、昨日は天丼とハーフうどんのセットでした。ときどき内容が変わるらしい。

Cimg0001_21

ここの天ぷら、やっぱり衣が重いよなぁ。もう少し軽い感じでさっくり揚がっているほうが、自分は好き。衣が重いためか、吸ったタレをしっかり衣内に抱え込んでしまい、ごはんの上でぐんにゃりした感じになっているのが残念です。まぁ、鳥茶屋かどこかで出された、具を持ち上げたら衣がべろ~とはがれてしまうぐらいべちょべちょの天ぷらが乗った天丼よりはぜんぜんいいですが。ちなみに具は、サツマイモ、海老、茄子、玉ねぎで、分量的にもバランス的にも悪くないです。タレの甘さや量もいい塩梅じゃないでしょうか。

そして、うどん。いちおう「ハーフうどん」となっていますが、麺の量的には普通に一人前くらいありそうな感じです。出汁のきいたつゆの中に、うどんと三つ葉が入っているだけ。とてもシンプルな味が、天丼で濃くなった口をさっぱりとしてくれます。もともとこの店はうどん屋さんですから、やはりごはん物よりうどんのほうが美味しいような感じです。ただ、味付けは濃い目だな。最初は天丼との対比もあり、出汁もきいてて美味しいと思うのだけど、だんだんと口の中が濃くなってきます。うどんだけ食べてても、どんどんしょっぱく感じてくる。最近流行りの、ひと口めから印象的な味付けなのでしょうが、ひと口め以上の印象がふた口め以降に現われてこないのも最近の流行りなんでしょうか。食べすすめていくに連れて飽きてきました。せっかくいい出汁の味がしっかり出ているのだから、塩とか薄口醤油とかでの味の補足はほんの少しでいいのに。むしろ出し汁のまま提供してもらって、テーブル上で自分で塩や薄口醤油で味を完成させたいと思いました。

まめ半(食べログのページ)
-Feel Tokyo- : 京湯葉うどんてどんなもの? -まめ半-
もみーのうどんレポ - まめ半(神楽坂)

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2007/06/07

Meursault / Jean-Paul Gauffroy

No:911
Meursault / Jean-Paul Gauffroy
ムルソー / ジャン・ポール・ゴーフロワ

産地:フランス、ブルゴーニュ地方コート・ド・ボーヌ地域ムルソー地区 (Meursault AC)

度数:13
葡萄:シャルドネ
年度:2001
輸入業者:株式会社玉喜
辛さ:4
酸味:4
重さ:3
香り:3
好き:3
買った日:2006.10.21
値段:2172
お店:お酒のデパート玉喜
飲んだ日:2007/06/04(月)

蜂蜜のようにきれいな黄色。肉厚の花のような甘い香り。少しシトラスっぽい香りもある。しっかりしているけれどやわらかな酸味。やさしい果実味の中にミネラルっぽいニュアンス。焦がしバターの香りもほどよく感じられる。上品で繊細な口当たりだけど、味わいはしっかりとしていて余韻も長い。あと口に少し粗さとえぐさを感じるのは、まだ若いということなのだろうか。それまではすっきりしていながらもまろんとした感じで心地いいのだけど、最後の粗さがちょっと残念。


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Rosso di Montalcino / Podere Canneta

No:910
Rosso di Montalcino / Podere Canneta
ロッソ・ディ・モンタルチーノ / ポデーレ・カンネータ

産地:イタリア、トスカーナ州モンタルチーノ地区 (Rosso di Montalcino DOC)

度数:13.5
葡萄:ブルネッロ主体
年度:1996
輸入業者:出水商事株式会社
渋さ:2
酸味:3
重さ:3
香り:3
好き:4
買った日:2007.3.24
値段:1650
お店:いまざわ酒店
飲んだ日:2007/06/02(土)

倉庫の隅にあったデッド・ストックだそうだ。10年以上が経過しているので、少し心配な感じではある。赤レンガ色。やわらかな酸味を感じる、古いワインらしい香り。ブランデー風のツンとくる香りはない。きれいに熟成してるかも。しっかりしているけれど穏やかで、非常にきれいで品のいい酸。やわらかで豊かな果実の甘み。余韻も長い。香りにも味わいにもさまざまな要素が感じられる。タンニンもほどよく残っていて、ポテンシャルの高さを感じる。非常にこなれた、熟成ワインらしいまとまりがある。ロッソ・ディ・モンタルチーノだと10年もつのだな。このくらいにきれいに枯れたワインはひさしぶり。とても美味しいです。

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2007/06/06

金目鯛のポワレとか@ラ・マティエール(神楽坂)

最近、ランチも満席では入れないことが多いラ・マティエール。そんなわけで昨日はひさしぶりの入店となりました。自分が入った時点で最後の空きテーブルだったような感じです。すっかり人気店だね、Iシェフ&F支配人。

いつものとおり、前菜+メイン+デザート&ドリンクのコース2500円(サービス料・税別)を注文。前菜もメインも5~6種類あるなかから選べます。

前菜には、ヤリイカのブイヤベース風テリーヌ。となりのテーブルのおばさまがこれを注文していて、なんだかとても美味しそうだったので、自分も真似してみました。見た感じ、肉のテリーヌみたいに見えますが、口に運ぶとちゃんとイカ。やわらかな磯の風味が甘く口に広がります。食べる前に想像していた以上にイカです。イカイカイカー。テリーヌの下にはジャガイモとインゲンのサラダ。バジル風味のドレッシングで和えてあったんだったかな。爽やかです。そして今日もやっぱりお野菜たっぷり。野菜がたくさん食べられるフレンチやイタリアンは嬉しいです。

Cimg0002_13


メインは、今日の魚料理。金目鯛のポワレです。F支配人がもうぜひこれ食べてよ美味しいんだから絶対よという感じで紹介してくれた(もちろん、もっと丁寧で優雅でスマートでかつ親しみやすい口調でね)ので、迷わずそれに。皮めがパリッパリで香ばしい。だけど身の部分はほとんどレア。だけどちゃんと中まで温かい。絶妙です。火が入らないように中まで温めるのって、すっごく難しいんですよね。さすがプロだなぁ。こういうのは、なかなか自分では、自宅のキッチンでは、できません。そして、下に敷かれたソースがまた、爽やかな酸味があって暑い季節にぴったんこ。金目との相性もバッチリです。そしてもちろん、メインにもたっぷり野菜。うふふふー。

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デザートは黒ゴマのブラマンジェとバニラのアイス。ブラマンジェがぷるんぷるんのふわんふわんで甘く香ばしいゴマの香りが口の中でほわぁ。バニラビーンズの効いたアイスもリッチな香り。最後にコーヒーをいただいて、ごちそうさまでした。美味しかったよん。

Cimg0006_1


これでなぁ、食後に薬草系とかスイートワインとかの食後酒を小さなグラスで頼めると、さらに楽しいのだけどなぁ。残念ながらディジェスティフの用意は基本的にないようで、残念。

ラ・マティエール(アスクユー・レストランガイドのページ)
ラ・マティエール (神楽坂)最近好きなのこーいうの ...
@神楽坂: おすすめフレンチ!La Matiere(ラ・マティエール)@神楽坂

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2007/06/05

Cotes du Rhone Villages = Les Caves du Clocher / Joseph De Vassadel

No:909
Cotes du Rhone Villages = Les Caves du Clocher / Joseph De Vassadel
コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ = レ・カーヴ・デュ・クロシェ / ジョセフ・ド・ヴァッサデル

産地:フランス、コート・デュ・ローヌ地方コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ地区 (Cotes du Rhone Villages AC)

度数:14
葡萄:グルナッシュ、シラー、サンソー
年度:2004
輸入業者:有限会社カツミ商会
渋さ:3
酸味:4
重さ:3
香り:3
好き:3
買った日:2007.5.21
値段:901
お店:ワインの店 ちどり屋
飲んだ日:2007/05/31(木)
コメント:
濃いワインレッド。甘い果実味。少しミネラルっぽい風味。強い酸味。熟した甘み。ほどよいタンニン。1時間ほどすると粗さが取れて、まろんとした口当たりになる。ほどよい力強さとほどよい品のよさ。酸、タンニン、甘みのバランスがよい。日常飲みに楽しい、気楽で飲み心地のいいワイン。


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Tawny Port / Sandeman

No:908
Tawny Port / Sandeman
トウニー・ポート / サンデマン

産地:ポルトガル、ポート地区(Port DO)

度数:20
葡萄:?
年度:NV
輸入業者:ペルノ・リカール・ジャパン(株)
渋さ:2
酸味:4
重さ:4
香り:3
好き:4
買った日:2007.5.26
値段:500
お店:Sasa Park
飲んだ日:2007/05/30(水)
コメント:
通常は1300円くらいで売っているようだ。そういえば自分、ポート・ワインをちゃんと飲むのって初めてかもしれない。

色の濃い天然葡萄ジュースのような赤っぽい色合い。ほんのりブランデー風な感じもある甘い香り。干したプルーンのような凝縮した甘み。デザートワインとして楽しめる強い甘口だけど、酸味がかなりしっかりしているので、あと口はけっこうすっきりしている。ほどよくタンニンもある。ハーブのような風味、クローブのような香り、チョコレートや黒糖のような旨みのバランスもいい。意外とさらっとした舌触りで、あとにベタベタした感じが残らないのが好ましい。美味しいです。


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Pinot Noir / Capel Vale Wines

No:907
Pinot Noir / Capel Vale Wines
ピノ・ノワール / ケイペル・ヴェール・ワインズ

産地:オーストラリア、ウェスタン・オーストラリア州

度数:14.5
葡萄:ピノ・ノワール
年度:2005
輸入業者:木下インターナショナル株式会社
渋さ:3
酸味:4
重さ:3
香り:3
好き:3
買った日:2007.5.19
値段:750
お店:たのしいお酒のすみか『かもす』
飲んだ日:2007/05/30(水)

通常は1300円くらいで売られているようだ。赤紫に近い濃い色。熟したベリーのような香り。ピノ・ノワールだけど、オーストラリアのシラーズの香りに似ているように思う。爽やかなハーブやスパイスのような香りもある。味わいはピノ・ノワールらしく、苺っぽいニュアンスと爽やかな酸が感じられる。舌触りもなめらかで、ガラスをなめたよう。力強く味も強めだけど、厚みや複雑さはあまり感じない、単純な味わい。以前に別のヴィンテージを飲んだときはもう少し重厚感があったような気がするのだけど、少なくともこのボトルは平板な感じで、そこそこ美味しい日常飲みの安ワインといった印象。


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Les Grands Buveurs = Sauvignon / Maurel Vedau

No:906
Les Grands Buveurs = Sauvignon / Maurel Vedau
レ・グラン・ベヴール = ソーヴィニヨン / モーレル・ヴェドー

産地:フランス、ラングドック・ルーション地方オック地区 (Vin de Pays d'Oc)

度数:12.5
葡萄:ソーヴィニヨン・ブラン
年度:2004
輸入業者:株式会社エスポア
辛さ:3
酸味:3
重さ:3
香り:3
好き:4
買った日:2006.6.3
値段:5
お店:HEART OF WINE
飲んだ日:2007/05/29(火)

オークションで5円で落札してしまったが、通常はいくらくらいで売られているのだろう? 緑茶のようにきれいな麦藁色。青リンゴや洋梨のような爽やかな香り。少しだけミネラルの香りも感じられるか。やわらかな柑橘っぽい味わい。アタックはさっぱりとしているけれど、口の中で暖まるとトロンと丸い口当たりになり、甘い果実味が広がる。木をかじったような苦みが少しあり、心地よいアクセントになっている。あと口にはタンニンも感じられる。やさしい酸味。おだやかな辛口。南仏らしい、たっぷりとした旨みがあり、5円で落札してしまったのが申し訳ない。美味しいです。

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石焼ピビンパ@ソウル亭(神楽坂)

昨日のお昼はひさしぶりにソウル亭へ。韓国料理です。韓国人と思われるおばちゃんと、昨日は韓国人と思われるにいちゃんのようなおっちゃんのような男性のふたりで営業してました。以前に行ったときは若い娘さんもいたのだけど、昨日はいなかったな。

注文は、石焼ピビンパ。知らなかったのだけど、ふだんは1000円の石焼ピビンパが、月曜日(と火曜日もだったかな)はサービスで880円なのだそうです。ラッキー。ちなみに水曜・木曜はカルビクッパが、金曜は豚肉焼きがサービスメニューで少し安くなるらしい。

突き出しの三種盛は日によって違います。昨日は大根のキムチともやしのナムル、それに甘く煮られた黒豆にゴマを振りかけたものでした。やさしいお味ですわ。辛いのだけど丸みがあって尖った感じのしないキムチがおいしいね。それに鶏がら(かな?)のスープがつきます。このスープもまた、シンプルなんだけど旨みがたっぷりでおいしいのだわ。

そしてついにやってきました、石焼ピビンパ。気持ちよくジュージューいってます。韓国おばちゃんが「アツイネ、アツイネ」といいながら運んでくれます。いい感じのおばちゃんです。

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写真を取っているあいだに、石鍋に接した部分のごはんがパリパリの焼き飯状になっていきます。ふふふ、ちゃんと焼けてる♪ 世の中には、音だけは派手にジュージューいってるのだけど、ごはんがしっかり焼き飯になるほどには熱くなっていなかったり、焼き飯になる前に冷めていってしまったりする石鍋で提供される石焼ピビンパが意外と少なくないのです。たぶん、鍋の加熱時間が足りないのだろうなぁ。でもここの石焼は、ちゃんと焼き飯になっていく。底のほうからすくって、上のほうを混ぜているあいだに、新たに石鍋に接した部分のごはんもちゃんと焼き飯状になっていく。嬉しいな。

ナムルと卵のシンプルな具材。ほどよい辛さとしっかり旨み。豊かなシズル感。カウンターの反対側の端で冷麺を食べている女性客に「オナカ、ツメタイネ」とか話しかけてる韓国おばちゃんの適度にゆるい雰囲気。いい感じですわ。これで店内がもう少し涼しいと、さらに快適なんだけど、暑い日に暑い店内で熱い韓国料理を汗かきながら食べるのも、それはそれで趣があるってぇもんですな。

ソウル亭(食べログのページ)
神楽坂ランチふせん隊: ソウル亭
神楽坂のをと ―『ソウル亭』韓国料理 [軽子坂]

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2007/06/04

年寄りの自分にはきついですが

こんなのやってたら、なんか楽しそうだよなー。

長縄、ご自由にお跳びください

外国人、調子のりすぎ(^^;)。
若いって、いいなぁ。

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週末映画


■リング■
なんだかんだといいながらも、都合のいい時間にテレビ放映があるとつい観てしまいがちな映画のひとつ。これよりあとのアジアン(日本含む)ホラーに強烈なインパクトと影響力を発揮した「貞子」のデビュー作ですね。
自分は原作小説が好きで、最初に映像化された2時間もの単発テレビドラマも原作の持つ恐怖と哀しみを上手に表現しててよかったと思っているのだけど、この映画に関してはぜんぜん怖いと思わない。表面的な恐ろしさをなぞっただけで、貞子もただの「悪い子」にしか見えないのが残念。貞子はね、もっと哀しいんですよ。自分が望んだわけでもない余分な能力を負わされ、とびきりの美貌とともに肉体的な曖昧さも持たされ、人間の欲望と憎しみのあいだで翻弄され、愛を受けずに殺されてしまう。そこに、地上から根絶されようとしている最後の天然痘ウィルスの生存願望がプラスされ、哀しみと憎しみのウィルス的な増殖というヴィデオテープの役割がはっきりするのだけど、そのあたり、この映画ではほとんどスルーですからねぇ。
とりあえず浅川役を女性にした時点で、原作とはテーマが違うと考えたほうがいいのだろうな。

  

■らせん■
映画版『リング』の続編。『リング』と同時公開されたのだったかな。これも原作小説を読んでいるのだけど、よく覚えてない。
映画版『リング』で高山が超能力者にされてしまい、なんてご都合主義なと思ったのだけど、『らせん』での主人公となる安藤に、死後にもかかわらず超自然的な力でヒントを与える高山の存在をなんとなく納得させるために、『リング』であえて超能力者にしたのかなと、そんなふうにも思ったり。ついでに高野舞までが超能力者になっていて、もうなんだかわかりません。たしか原作小説は、もっと科学的というか理論的というか、『リング』で提示された超自然な謎を理詰めで解明していくような話だったように思うのだけど、映画では安藤が情緒にふりまわされっぱなしといった感じ。そんでもって、やっぱり怖くないし、そんなに哀しくもない。

  


■リング2■
映画版『リング』の続編というか、後日談なのだけど、本来の後日談である『らせん』とは矛盾がでまくりの、原作小説のないオリジナル映画。でも、流れ的には『リング』→『らせん』よりも『リング』→『リング2』のほうがありというか、スムーズな感じがする。
主役は高野舞と生き延びた浅川の息子なのだけど、この息子に高野が「おねえさん」と呼ばせている(自分でも「おねえさん」といっている)のが、ちょっと微妙。母親である浅川役は松嶋菜々子で、高野役は中谷美紀なのだけど、松嶋(当時25歳)と中谷(当時22歳)って実年齢で3歳しか違わないし、見た目的にもほとんど年齢の違いを感じない。お母さんと同じくらいの年の女性を小学生の子供が「おねえさん」と呼ぶか? そこはやはり「おばさん」だろ? などと、よけいなことを考えてしまった。
例によって怖さや哀しさはほとんど感じないけれど、なんとなく恐ろしげな雰囲気とかはうまく出せていたように思う。でも、もう『リング』ではないですね。

  


■ビデオドローム■
ヴィデオつながり? 以前にも何度か観たことがあるはずなのだけど、ストーリーをぜんぜん覚えていなかった。そしてたぶん、ひさしぶりに観たけれど、すぐにストーリーを忘れてしまうだろう。というか、おととい観たばかりなのに、もうよく覚えてない。
網膜を通じて見たものが肉体に影響を与えるというのは映画版『らせん』と似た解釈か。というか、『らせん』が踏襲したのか。
どくどくと脈打つヴィデオカセットとか、映像的にグロっぽいところは楽しめたけれど、ストーリー展開とかはなんだか意味がよくわからなく、テーマとかもうまくつかめなかった。けっきょく、なにがどうだというのだろう?
ニッキー役の金髪女性、エンディング・ロールで演じたのはデボラ・ハリーとなっていたのだけど、Blondie(ブロンディ)の、あのデボラ・ハリーかしら?

  


■スワロウテイル■
なんだかわからないけれど、とても哀しい気分になる映画。イェンタウンの住民は、たくましく毎日を生きているけれど、それなりに夢と希望を持って暮らしているけれど、彼らの未来に希望があるとは思えない。偶発的な事故で手に入れた大金でつかんだ夢は、別の金で簡単につぶされる。一度失ったものは、もう同じかたちでは二度と手に入らない。求めた夢も希望もチャンスもじつはそこにないことに気づいているのに、それを認めたくないから、いつまでも夢も希望もチャンスもあると思っていたい人たちが集まる町なのかなぁ、イェンタウン。けっきょく彼らはなにを得られたのだろう。失ったものはあるけれど、得られたものもあるのだろうか。

  


■サマータイムマシン・ブルース■
男の子はバカでいいですね。タイムマシーンという素敵な素材を用意し、タイムパラドクス的な楽しげな要素も準備したのに、それらを使ってひたすらおバカな男子学生のおバカな青春ストーリーにしてしまったところが好ましいです。若いって、いいな。
タイムトラベルもの映画では、現在をよくするために過去を変えるとか、未来をよくするために現在に影響を及ぼすといったパターンが多いように思うのだけど、この映画は「すでに未来から影響を及ぼされちゃってる現代を、それを知らずにさらになんとかしようと悪あがき」という構図がめずらしいような気がします。時間軸がいりこになっててわかりにくいので、もう1回観よう。

  

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2007/06/03

もあは侵入しなかったー(BlogPet)

きょうは、男性へビックリしなかったー。
ここまで寝起きも一緒した?
もあは侵入しなかったー。


*このエントリは、ブログペットの「小丸」が書きました。

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2007/06/01

朽ちゆくものは美しい

なんか、すごいよ。
美しいよ。
趣き深いよ。

衝撃の廃墟/旧長崎刑務所を訪ねる(デイリーポータルZ)

石造りの西洋建築が朽ちゆく様は美しいなぁ。
フォロ・ロマーノ、また行きたいなぁ。

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ALIEN / ALIEN (1993)

1986年にギタリストのTony Borg(トニー・ボルグ)を中心に結成され、1988年にアルバム・デビューしたスウェーデンのロック・グループAlien(エイリアン)のサード・アルバム。一時、北欧メタルに興味があった時期があり、おそらくそのころに購入したのだと思います。

北欧メタルといえば、Europa(ヨーロッパ)Yngwie Malmsteen(イングヴェイ・マルムスティーン)Silver Mountain(シルヴァー・マウンテン)Biscaya(ビスカヤ)といったグループが思い出され、そこからクラシック・ミュージック的な美しくドラマティックな構成やメロディ、演奏スタイルを持った力強いロックのイメージを自分は想像します。でもAlienの音楽は、もっとポップでやわらかく、ヨーロッパというよりはアメリカの匂いのほうが強いように思います。1980年代後半から90年代くらいにかけての、明るく渇いたアメリカン・ロックの音。ライナーには「彼らの真骨頂とも言うべき叙情的なメロディを配した美しいハード・ロック」と書かれているけれど、叙情的には感じられません。デビュー当時に以前からのファンに「アメリカに魂を売った」などとなじられたAsia(エイジア)のほうがよほど叙情的でユーロピアンですね。

にょろにょろとしたギターのフレージングや、派手でカラフルなキーボードの音色が、いかにも産業ロック全盛期を通り抜けたアメリカン・ロックぽいです。ほどよく力強く、ほどよく元気で、なんとなくSurvivor(サヴァイヴァー)とかGiuffria(ジェフリア)とかを思い出したのだけど、これらのヒット・グループにくらべると曲そのものの持つ魅力が薄いのですよね。印象的だったりキャッチーだったりするメロディがあまりないからでしょうか。M8「Strong like a warrior」のギター・ソロの最後にDeep Purple(ディープ・パープル)の「Child in time」のフレーズが入ってて「あれ?」と思ったりするけど、それだけ。M9「Song of a renegade」はなんとなくStyx(スティックス)の「Boat on the river」を思い出させるけど、曲と演奏の持つ厚みや深みといった部分でStyxにぜんぜんかなわない感じがするし。

2005年にもアルバムをリリースしてるので、グループはまだ活動を続けてるのかもしれません。いまはどんな音楽を演奏しているのか知らないけれど、少なくともこのアルバムは「そういえば自分の学生時代はこんな感じのアメリカンなロックが大人気だったよなぁ」といった印象を強く感じます。というか、そういった印象しか残りませんでした。

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