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2007/04/03

週末映画

■サンキュー・スモーキング■
劇場で。90分程度の短い時間でコンパクトにテンポよく物語が展開していくのが素敵。嘘はいわないけれど、すべてを話すのではなく、都合のいいところだけを都合のいい順番に都合のいいタイミングで開示することで聴き手の印象を大きく左右する、という手法は、裁判での原告・被告間でのやりとりや、マスコミにおける報道などでもよく見られること。心情的・情緒的な部分とは別に、こちらの側に立つと決めたらあくまでもその正当性を主張し、相手の論の弱さを指摘・追及し、こちらが正当であるという同意・共感を聴衆から得るというディベートのルールが、ディベートに馴染みのない自分にも実感できた。「それは交渉だ。議論じゃない」というセリフや、最後にさんざん迷っての「息子がほしいというなら、与えます」というセリフは、なかなか印象的。




■寝ずの番■
リアルな「らくだ」はなかなか大変そうだ。やっぱり死人にカンカン踊りをさせてはいけませんな。あまりに下ネタの連発で、ちょっと引いてしまうのは正直なところ。ただ、あれだけ下ネタだらけなのに、いやらしいというよりは馬鹿馬鹿しいと感じられるところが、いかにも芸人の世界を描いているように見えて楽しい。高岡早紀はエロいね。富司純子は色っぽいね。中井貴一はいい声だ。「はぁ~ぁ」♪

  


■予言■
マンガの『恐怖新聞』が原作... のはずなんだけど、『恐怖新聞』ってこんな話だったっけ? ホラーというよりは、タイム・パラドックスを活用した家族愛もの(とくに後半)といった印象。三上博史(熱演!)演じる主人公の「最後の選択」は、どことなく『バタフライ・エフェクト』を思い出させる。堀北真希の役どころは、なんだったんでしょうねぇ?

  


■テキサス・チェーンソー■
公開時に劇場でも観たのだけど、あんまり怖いとかグロいとか痛いといった感じは受けなかった。テレビで観たら画面が小さくなって、いっそう小粒な印象に。序盤の、拳銃自殺のシーンおよびその後の車内の状況だけが、『ロング・エンゲージメント』の戦争シーンにも匹敵するエグさ。

  


■ゼブラーマン■
おかしかった。おもしろかった。こんなタイトルで、こんな内容で、おもしろかったと思ってしまった自分がちょっと悔しい。リアリティなんかぜんぜんないし、冷静に見ればベースに流れているメッセージは意外と説教くさいというか、いかにもな感じなのだけど、あの役を、あのコスチュームで、やりきった哀川翔は、やっぱりすごいんだな。そして、鈴木京香のゼブラナースも素敵だった。白黒つけたぜ。

  


■ネバーランド■
劇場で2回、DVDでも数回観てるのだけど、CATVで放送されてたのでついまた観てしまった。何度観ても「いい映画を観たな」と感じる。ジョニー・デップももちろん素敵だけど、ケイト・ウィンスレットも美しい。緑の木々がふんだんにあるイギリスの風景の中に立つケイトは、まるで絵画の中から出てきたようだ。とくに終盤で「ネバーランド」にたたずむケイトは、エドワード・バーン・ジョーンズの絵のよう。素敵です。

  


■リンダリンダリンダ■
『スウィングガールズ』のロック版みたいなもんでしょうか。舞台を学園祭にし、主要登場人物に韓国からの留学生を加えたことで、よくある学園ものに少しスパイスが利いた感じになってる。とりあえず「若いって、いいな」と観ていて思えたので、それだけで充分。ソンちゃんもどんどんかわいく見えてくるし。最後のライヴ・シーン、女子高生が生足で、雨にぬれてびしょびしょの制服姿で演奏って、何かのコスプレですか? というよりも前に、ソフトケースに入れた楽器をあんな大雨の中にビニールカバー等もかけずに持ち出しちゃいかんよ。ぜったい楽器がいたむって。

  


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