フォーレ / レクイエム
20年くらい前の学生時代に生協で買ったCD。ジャケットがいま手元にないので、演奏者とかわからない。たしか「LONDON」マークがついてたような気がするので、DECCAレーベルのものなのかな。
ヒステリックにも脅迫的にもなることのない、おだやかで落ち着いた合唱が胸にしみます。「Introit et kyrie」の一部などではちょっとばかし重くて恐ろしげな印象のところもあるけれど、全体には天上からの透明な光に包み込まれるような気高さと静謐さを感じます。「Sanctus」などは、緑の森の中を流れる小さな清流のよう。なんと静かで慈愛に満ちているのでしょう。
ヴォーカル・パートの大半が合唱で、独唱部分が少ないのが自分好み。とくに女声のソプラノ独唱が短いのがありがたい(声を張ったソプラノ独唱苦手)。男声独唱も、テノールより少し低い音域(バリトン、っていうんでしたっけ?)なのが嬉しい(声を張ったテノール独唱苦手)。
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