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2007/03/22

休日映画


■世界最速のインディアン■
劇場で。40年くらい前にオートバイで世界最速の記録をつくった(しかも40年くらい前の古いバイクを自分でチューンアップしたもので)ニュージーランド人のおじいちゃんのお話(実話ベース)。お金をためて、NZの片田舎からアメリカへ愛車と一緒に渡り、ユタ州で行なわれるバイクの大会へ出るまでのロードムーヴィー風になってるのだけど、行く先々で主人公のじいちゃんが出会う人たちが善人ばかりなのは、時代のなせる業か。ネット上ではこのロードムーヴィー風な部分での評価が高いようだけど、自分としては、皆があまりに善人過ぎるというか、ものごとが都合よくいきすぎるのが、ちょっとなぁという感じ(それを可能にした主人公の善人性が素晴らしい、という考え方もあるけれど)。あの歳で、あのバイクで、ダウン・アンダーの人が世界記録を更新、という事実は感動的ではあるけれど、映画のお話としては、けっこう平凡かもしれないなぁと思う。ただ、大会に出場し、どんどんと加速していくインディアン(主人公の愛車)は、本当に美しい。また、その加速感、スピード感が感じられるように撮られているのも素敵だ。圧倒的に速いということは、そして、圧倒的な速さを可能にするボディ・フォルムというのは、それだけで美しいのだなと思った。

■シカゴ■
ブロードウェイ・ミュージカルを映画化したものでしたっけ。これ、自分は駄目です。楽しめない。ミュージカル部分がどうとか、ストーリーがどうという以前に、登場人物たちが誰一人として好きになれない。『世界最速のインディアン』は善人しか出てこない映画でしたが、この『シカゴ』は悪人しか出てこない。悪人というのがいいすぎなら、自分が脚光を浴びることしか考えていない、自分勝手な人ばかり。これがショー・ビジネスの世界だ、これがシカゴだ、これがアメリカだ、というのであれば、自分はショー・ビジネスの世界にもアメリカにもなんの憧れも感じないし、好きになることもないだろう。

  

■蔵の中■
古い角川映画。原作は横溝正史だったか。“お姉さん”役の松原留美子って、いまはどうしてるんでしょうねぇ。いわゆるニューハーフの役者?さんなんですが、どうしても男にしか見えなくて、けっこうきつい。もう少し美しい男優さんを使ったほうがよかったのじゃないかしらん。映像自体は横溝や江戸川乱歩の作品を思わせるような妖しい雰囲気が漂いまくりで、悪くないです。倒錯と狂気が漂うストーリーもいい感じ。中尾彬の目もいっちゃってる風だし、その愛人役の吉行和子も危険な美しさがあって素敵。主題歌の「遊びをせんとや生まれけん」が怖い... のだけど、After Dinner(アフター・ディナー)やQuasimode(カジモド)の音楽を思い出しちゃったりして、これもまた趣き深い。

  

■ドリームキャッチャー■
スティーヴン・キング原作の映画化。とりあえず、笑っておきましょうか。赤いです。宇宙人です。幼虫は蛭みたいです。“ドリームキャッチャー”の意味がよくわかりません。ダヴィッツはなぜああいう行動をしたのでしょう。なんだかよくわかりませんでしたが、楽しかったといえば楽しかったということで。

  

■シックスパック■
フランス映画。猟奇的な連続殺人ものなんですが、あんまり盛り上がらなかったなぁ。もっと次々に猟奇な殺害シーンや死体を見せてくれるとか、猟奇な犯人の内面世界に踏み込むとかあると、もう少し自分好みになったように思うのだけど、警察側の事情についての描写が多すぎ・長すぎで、えらくテンポが悪く感じましたよ。だらだらとした展開で、上映時間以上に時間が長く思われ、途中はかなり飽きた。しかし、最後はそうですか、吹っ飛びますか。ちょっと笑った。

  

■ヴァン・ヘルシング■
ヴァン・ヘルシング教授といえば何十年も前から吸血鬼ドラキュラの敵役として名前を知られている人なのです。なので当然この映画も、ドラキュラ対ヴァン・ヘルシングがテーマの、古くからあるドラキュラ映画の主役を逆転させてヘルシング教授側に焦点を当てた映画なんだろうと思ってたわけですよ、タイトルを見たときに。むぅ。ヘルシング対ドラキュラという点ではそのとおりともいえるのだけど、もっと、なんというか、妖怪大集合?みたいな作品でした。いきなりジキル&ハイドで始まるし、狼男やフランケンシュタインの怪物は出てくるし。ヴァン・ヘルシングは過去の記憶をなくし、教皇庁かなにかの妖怪退治部門としてあちこちに派遣されてて。ゴシックの薫り高い古のドラキュラ映画との類似性とかを探すと、かなり肩透かしです。んでも、これはこれで神対悪魔をテーマにしたファンタジー・アクションといった趣があり、意外とおもしろかったりするのだな。派手で華やかでわかりやすくて、こういうのも嫌いじゃないです。

  

■コンスタンティン■
こちらも神対悪魔がテーマのアクション?映画。キアヌ・リーヴスかっこいいです。ヒロインが双子である理由や刑事である理由があまり感じられなかったかな。しかし、天使の裏切りも含めてすべて「神の計画のうち」という考え方が、自分にはちょっと受け入れにくいというか、あんまり気分のいいものじゃありませんでした。あと、タバコの吸いすぎには気をつけましょう。

  

■あずみ■
とりあえず上戸彩の太ももを楽しめばいいのではないかと。岡本綾はおてもやんな田舎娘系だけど可愛いなと。ボスキャラ?のオダギリジョー、はじけすぎです。そんな、首一回転しちゃってるじゃん。原田芳雄の殺陣姿かっこよかったです。

  

■子ぎつねヘレン■
子供が主人公の映画はたいていの場合、自分の好みに合わない。というか、嫌いなケースが多い。これも同じ。考えが浅くて自分勝手かつ傲慢な子供的発想、発言、行動は見ててむかつく。主役の子ぎつねは、あれはどういうきつねなんでしょう。めちゃめちゃ芝居がうまいのか、薬か何か打たれちゃってるのか、CGなのか。かわいいのだけど、ちょっと心配。しっぽの先が白いのと、足の先が黒いのが、きつねってキュートよね。んでも、エキノコックスには気をつけましょう。たしかブラック・ジャック先生も以前、エキノコックスで死にかけたことがあったはず。

  


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