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2007年2月

2007/02/28

黒ムツとホタテのポワレ@フレンチ・ダイニング(神楽坂)

昨日のランチは、ステファノもロワズィールもサン・マルタンも満席だったので、フレンチ・ダイニングへ。いつもどおり、スープとメインのランチ・セット1050円を注文。

昨日のスープは、たぶん、サツマイモのポタージュ。説明なしにスープだけ置いていかれたので合ってるかどうかはわからないけど、あの味はたぶんサツマイモだと思う。ほんのり甘く、とろとろっとしてて、ほかほかで、おいしゅうございました。

Cimg0002_2メインは、黒ムツとホタテのポワレ・オリーブとマンゴーのソースをチョイス。しかしこれは... う~ん。そういえばこのお店、魚料理はあまり上手じゃない、というか、少なくとも自分の好みとは違うものを出すことが多いってこと、忘れてました。ホタテはふんわりジューシーに上手に焼けていたけれど、黒ムツのほうは、なんかパサパサ。もしかして一夜干しか何かを焼きましたかといった感じ。焼きすぎなのか、もとからこういう魚なのかわからないけど、口の中でぼそぼそして残念でした。あぁ、以前ビストロ・イデアルで腕を振るっていた黒岩シェフだったら、全体に火が入った瞬間の絶妙なタイミングで調理された魚を出してくれるのになぁ。あらためて黒岩さんの料理が食べたくなりました。どこかでオーナーシェフとしてお店始めてくれないかなぁ。

ちなみに、マンゴー・ソースもオリーブ・ソースも、ソースとしては美味しいのだけど、これが魚介のポワレに合っているのかというと、微妙な感じです。マンゴーとホタテはまぁまぁだったけど、黒ムツはどちらもつけないほうがいい感じだし、オリーブ・ソースはつけあわせの野菜につけるのがいちばんだったように思います。あぁ、そういえば昨日は付け合せ野菜も、ちょっと微妙だったのだよなぁ。カリフラワーとか、これも水気がなくてパサパサで。

そんなわけで、昨日は不調な感じのフレンチ・ダイニングでした。次に行くときは肉料理を選ぼう。

フレンチ・ダイニング

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THE ILLUSION / MIND ILLUSION (1999)

The Illusion(ザ・イリュージョン)は1990年代の後半に結成され、98年ごろにライヴ・デビュー、99年に『Mind Illusion』でアルバム・デビューしたイタリアのグループ。その後、もう1枚くらいアルバムを出したらしいのだけど、現在はどちらも入手困難のようです。ただ、ファースト・アルバムの『Mind Illusion』はオフィシャル・サイト(http://www.theillusion.it)から全曲無料でダウンロードでき、自分の手元にあるのもダウンロードしたものだったりします。CDでリリースされたものとまったく同じ音源なのかどうかは、わかりませんけれど。

タイプとしては、いわゆるシンフォニック・プログレッシヴやポンプ・ロックに近いと思いますが、印象としてははるかにポップです。白玉コードを中心とした、少しざらついた「サァー」という音のキーボードがスペーシーな雰囲気を出し、いくぶんブルージーなギターがかぶさります。90年代終わりの音としては、ちょっと古臭い感じがします。80年代のユーロピアン・シンフォみたい?

彼らの音楽にPink Floyd(ピンク・フロイド)との類似性、とくにRoger Waters(ロジャー・ウォータース)が抜けたあとのPink Floydとの類似性を感じるという声も多いようです。たしかに、スペーシーな音づくりとブルージーなギターというスタイルは、似た部分があるかもしれません。でも、The Illusionの音楽には、Pink Floydほどの「歌心」はないし、ギターも、David Gilmour(ディヴィッド・ギルモア)ほどの鋭い「切れ」はありません。もっと、ずっとイージーで、ポップ感が強く、良くも悪くもあっさりしていると感じます。

自分の受けた印象としては、Pink Floyd風の雰囲気もあるけれど、どちらかといえばIt Bites(イット・バイツ)のほうが感じが似ている気がします。ヴォーカルの声質とかメロディに似たところがあるのかな。シンフォニックな要素はあるのだけど、ポップで、クリアで、哀愁とか情感とかは薄めな感じが、It Bitesぽい。It Bitesをずっと単純にしたら、こんな感じに近づきはしないでしょうか。

ちなみに自分は、Pink Floydは好きなのだけど、It Bitesは良さがよくわからないのです。なのでThe Illusionも、悪くはないのだけど、そんなにいいとも思わなかったりするわけです。

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2007/02/27

AUDIO 2 / ACQUATICHE TRASPARENZE (2006)

Audio 2(アウディオ・ドゥエ)は、Giovanni Donzelli(ジォヴァンニ・ドンゼッリ)とVincenzo Leomporro(ヴィンチェンツォ・レオンポッロ)のふたり(どちらも1961年、ナポリ生まれ)によるポップ・ロック・グループ。1993年にアルバム『Audio 2』でデビューし、以降、だいたい2年ごとくらいにコンスタントにアルバムをリリース。『Acquatiche trasparenze』は彼らにとって7枚目(ベスト盤含む)のアルバムになります。

自分は、彼らのアルバムはこれまでファーストしか持っていなくて、彼らの音楽を聴くのは本当にひさしぶりなのだけど、うん、心地よいです。デビュー作でもそうでしたが、ヴォーカルの声質とか歌い方とか、ときにはメロディ・ラインとかにも、ときどきLucio Battisti(ルーチォ・バッティスティ)の影がよぎります。全体的には軽やかなポップ・ロックといった感じで、都会的な洗練もあるのだけど、そんななかでカンタウトーレ風の、フォークの雰囲気を持ったものがあったり、やわらかなスライド・ギター入りでリゾートぽい雰囲気のものもあったり。

M6「Il treno」はピアノとキーボード・オーケストレーションを中心にした、感傷的だけどベタつかないスローな曲で、Lucio Battistiの初期のアルバムとかにありそう。心の内にはたっぷりあるけど表に出す分は抑えているかのような哀愁があり、カンタウトーレぽい佳曲だと思います。

若いミュージシャンたちの奏でる音楽がどんどん英米化していくなかで、彼らのように軽快さと洗練を持ちつつもイタリアらしいメロディや構成の雰囲気を失わずに楽しませてくれるのは、とても嬉しい。そういう意味では、Stadio(スタディオ)883(オット・オット・トレ)などに通じる部分があるかもしれませんね。

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2007/02/26

週末映画

■妹の恋人■
劇場で鑑賞。ジョニー・デップが出演している、15年くらい前の映画。ジョニーがまだ坊やの顔をしてる。丸っこくて可愛い。チャップリン映画へのオマージュなども取り入れつつ、心やさしい登場人物たちを描いてる。あたたかい、やさしい気持ちになる話なのだけど、映画の最後における彼らの「いい状態」はけっこう危うい現実の上にあり、それをいつまで続けることができるのかと考えると、少し哀しくもなる。それでも、いまの「いい状態」を大切に喜ぶことが、きっと大切なのだろうな。むかしの映画らしい、よい映画。

  


■マリー・アントワネット■
劇場で鑑賞。ソフィア・コッポラ監督の映画は、『ロスト・イン・トランスレーション』がいまいち自分に合わなかったので、ちょっと警戒気味。事前情報でも、とくにストーリーとかに盛り上がりがなく、こういった映画が合わない人には退屈このうえなし、といった評判だったし。でも実際は、なかなか素敵な映画だった。たしかにストーリー的にはたいした盛り上がりもなく、舞台も「マリー・アントワネット」というタイトルから多くの人がイメージするであろうフランス革命の激動に巻き込まれる時期ではなく、マリーがフランスに嫁いできてから革命が起きる少し前までというのも肩透かし気味ではある。でも、まだ少女といっていい年頃に家族とはなれ、故国を捨て、愛犬とも別れ、たった一人で異国に政治の道具として嫁がされ、異国の風習に戸惑い、異国人として好奇&軽蔑の目で見られ、夫に顧みられず、寂しさやつらさを浪費とバカ騒ぎでしか埋めることができなかったのであろうマリーを思うと、哀しく感じられる。生まれた家や場所や時代が違えば、友人や知人に愛され、よい伴侶と出会い、年老いるまで幸福な日々を過ごせたかもしれないのにと。短い生涯の中でマリーが追い求めた美しい時間の一部を切り取った映画。キルステン・ダンストがとても可愛く撮られていたのが印象的。




■メゾン・ド・ヒミコ■
最初のうちは年取ったオカマのバカ騒ぎ振りにキツさを感じ、ひいてしまうのだけど、だんだんそれがあまり気にならなくなってくるのが素敵。ただ「人」として、安心できる場所、気の置けない友人、おだやかで落ち着いた日々を、望んでいるだけ。たまたま、ある意味でマイノリティだったがために、その意味でのマジョリティから軽視され、迫害もされるけれど、そこに見えるのはマジョリティの強さではなく、個々が弱いからマジョリティにすがりたがる、マジョリティ側の恐れ。違いはたんに違いでしかなく、悪ではない。それに、表面的には違っているところもあるけれど、本質的にはたいした違いがない。世の中の多くのことも、きっとそうなのだろう... などと思う。趣と余韻のある素敵な映画。

  

■大停電の夜に■
よく計算された、だけどよくありがちな物語。いくつかのエピソードがそれぞれに関連を持ちひとつの点に収束していく展開は、早い段階で読めた。それぞれの関連性も、おおよそ想像どおり。その点で、たいした驚き等はないけれど、逆にいえば、安心して見ていられる内容。インスタント・コーヒーのBlendyが協賛しているようで、途中に原田知世がBlendyを入れるシーンがあり、原田知世が出ているBlendyのCMを強く思い出させられるのは、スポンサー的にはありだろうが、映画的にはどうなの?

  

■チャーリーとチョコレート工場■
まるでディズニーランドのアトラクションような、チョコレート工場内のシーンは楽しい。でも、観ているあいだは楽しいのだけど、観終わったあとにはとくに余韻等が残らない。露骨に教訓めいたお話で、そのあたりがちょっと勘弁といった感じ。リスのシーンはやっぱり可愛い but 怖いよ。

  

■エクソシスト・ビギニング■
エクソシスト・シリーズ(?)も、2004年につくられるとこういう形になるわけね。見た目に派手なスプラッター&ホラーになってて、痛かったりグロかったりはするけれど、べつに怖い感じはしない。そもそも『エクソシスト』も、怖い映画という印象ではないのだなぁ、自分にとっては(むしろ笑った)。エクソシスト・シリーズって、たぶん美意識の点で自分の好みと方向性が違うのだろうな。当時いろいろあったオカルト系ホラーのなかでは、やはり『オーメン』『サスペリアII (赤い深淵)』が好き。『エクソシスト・ビギニング』ではナチスがらみのエピソードを挿入しているのだけど、いかにもとってつけた感じで、かえって物語の深みをなくしてるというか、安っぽくしてしまった印象。

  


■時をかける少女■
原田知世がめちゃ若い。お肌つるんつるん。いかにも青春映画という感じで、甘酸っぱい気分になれるのだけど、しかしみんな芝居ヘタだなぁ。台詞回しも変な言葉遣いだし。エンディング・ロールで床に倒れた原田知世がむっくり起き上がってテーマ曲を歌い始めるシーンは、やっぱり笑える。「ももくり三年 かき八年」の歌は名曲。筋肉少女帯のカヴァー・ヴァージョンも素敵だよ。

  


  


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2007/02/23

ビストロ・エリゼ(神楽坂)

う~ん、なんだか、あまりよくない状況になってるなぁと思うのだけど、お店側はそれに気づいてるのだろうか。

ここのところのにわか神楽坂ブーム?で、ランチの入客数がかなり上がってるみたい。以前は、ふだんより値段が安くなる金曜ランチ以外では、平日のランチでカウンターまで満席になるようなことは、来店客を入口で満席のため断るようなケースは、そんなに多くなかったように思う。だけど最近は、12時半くらいには満席になってしまうことが多いみたい。「最近は毎日のようにこうなんですよ」と社長が少し誇らしげにお客に告げていたが、喜んでる場合じゃないよ、きっと。

このお店はずっと以前から、ホールを担当する社長のウェイターとしてのスキルが非常に低い。以前に飲食業で働いたことがないらしく、ホールスタッフとしての基本的な注意力や観察力、優先順位の判断、キッチンとのコミュニケーションといった部分が非常に未熟というか、不十分。その足りない部分を、調理以外の営業全般に目を配るマダムがフォローすることで、これまではなんとか大きな不備もなくお店を回してきた。マダムは飲食店経験があるようで、カウンターの中からお店全体を、お客のテーブル全体を見渡してる。

入店数のそれほど多くなかったこれまでは、それで大きな問題もなかったのだけど、20席程度のこじんまりとした店とはいえ、満席になるほどの入店数では、さすがのマダムといえども、すべてのテーブルの進行具合をチェックしシェフへの調理指示を出しドリンク準備等のカウンター作業をし下げたお皿の洗い物をしオーダーとりやレジや下げ物や料理提供などのフォローをしといったことを、ひとりではできない。本来のマダムの主な役割は、カウンターの中からお店全体のオペレーションを見渡して現場を混乱なくまわすことで、そのためには、ホールの役割をきちんと果たすウェイター/ウェイトレスの存在が不可欠。なのに現実は、ホールスタッフが子供の使い程度の作業しかできないため、マダムへの負担が過剰になってる。しかも、社長とマダムはおそらくご夫婦なのだろう、明らかに社長の「仕事」にはマダムへの甘えがあり、飲食店の「ホールスタッフ」としての意識や自覚、志が非常に低いと感じられる。

もともとスキルの低いホールスタッフと、急激な入店増でフォローが追いつかないオペレーター。そのためお客のテーブルでは、お冷がからになってもなかなか注ぎにこない、普段は出しているバターを出し忘れる、料理提供の間が空きすぎる、料理だけ来てパンが来ない、おかわりのパンがなかなか出てこない、食べ終わった皿をなかなか下げてくれない、などなど、さまざまな部分での接客レベルの低下が如実に見える。料理を食べている最中のお客に「うちの水は美味しいんですよ。友人が、水道の水を美味しくする商品を開発しましてねぇ」などと話しかけて食事のじゃまをするよりも前に、いま着席したお客にお冷を出せよ、床にこぼれてる水を拭けよ、あそこのテーブルの皿を下げろよ、あっちのテーブルはそろそろメインの準備をキッチンに伝えたほうがいいんじゃないのかよ、水をこぼしたらまずはお絞りかナフキンを出せよ、テーブルや皿よりもまずはお客の服に飛び散らなかったかを気遣えよ……などなど、いろんなことが気になってしまい、落ち着かない(^^;)。

ちなみに今年からシェフが変わり、料理の味も少し変わった。味の好みはさまざまなので、それはべつにかまわないんだけど、提供される料理を見てたら、その日の途中から盛り付けが変わりましたね。最初のうちは、お皿にきれいにソースを敷いて、その上にメイン食材の魚を立体的に盛り付けるという、お皿とソースと魚のきれいな色合いが楽しめる盛り付けだったのに、カウンターまで埋まったあとに出てきた料理は、材料をお皿に盛ったあと、上からどばっとソースをかけるだけになってて、あまり美しくない。載ってるものは同じだし、どうせソースをからめて食べるのだから味も同じだろうけど、フレンチって、お皿の見た目も大事じゃん。以前のシェフは、たとえ満席になって調理が立て込んだとしても、そんなことなかったと思うのだけどなぁ。

これもね、ホールからキッチンへの調理指示タイミングの悪さが原因のいったんになってるんだよな。きちんとテーブルのタイミングを見はからって、ある程度余裕を持ってキッチンに伝えれば調理側としても対応できるのだけど、もうとっくにメインが出てなくてはいけないというようなタイミングで伝えるから、早くお皿を完成させることが優先されちゃう。

こんなことを続けていたら、このお店、安くフレンチもどきが食べられるだけの定食屋みたいになっちゃうよ。安い以外にこれといって魅力のないお店に。いまの「連日満席」は、たんに神楽坂ブームで店前通行量が急激に増えた結果のフリ客(一見客)入店に支えられているだけで、ブームが去れば通行量もフリ客の量も以前とたいして変わらなくなる。そのときに、ブーム時に来店したフリ客のうちのどれだけが、再来店してくれるだろう。いまのようなサービスレベルで、営業スタイルで、リピーターがつくのだろうか。安い定食屋もどきというスタイルを求めるお客がつけばそれでいい、という考え方なのかな。そうすると、以前の常連は、今後はいきにくくなるな。

社長個人はいい人だと思うし、おもしろい人でもあるのだけど、ホールスタッフには向いてない。というか、ホールスタッフとしてすべき仕事をきちんと学ぼうという意識はないように見える。だったら現場には出てこず、経営・マネジメントのほうで能力を発揮し、ホールにはきちんとしたホールスタッフを配置したほうがいいと思うのだなぁ。お店のためにも、お客のためにも。

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2007/02/22

松花堂弁当@阿ら井(神楽坂)

初めて入りました。表通りからかな~り奥のほうに入っているので、最近まで知らなかった。表のメニューには、ランチは松花堂弁当のほかに穴子丼などもあるように書いてあったのだけど、玄関(入口というより、玄関です。靴を脱いで上がります)のところで「お昼はお弁当になりますけど、いいですか」と確認されました。もとから松花堂を食べるつもりでいたのでいいのだけど、他の料理を出せないのなら、表のメニューをなおしておけばいいのに。

Cimg0002_1お弁当ということで、基本的に冷たいおかずが中心なのが残念ではありますが、煮物などは上品な味がしっかりとしみているので冷えていても美味しかった。でもでもやはり、煮物も焼き魚も、できれば温かい状態で出してもらえたら、もっとよかったのになぁ。そのほか、薄い豚肉のカツは、まぁこんなものかという感じ。茶碗蒸しは熱々です。茶碗蒸しって、ランチに出すお店ってあまりないですよね、たぶん。つくるのめんどくさそうだし。なので、これは嬉しい。お味噌汁は、なんか不思議な味がするのだけど、なにで出汁をとっているのだろう?

1050円という売価は、こんなものといえばこんなものでしょう。わしょく屋の松花堂はたしか950円だったように思うので、値段的には(分量的にも)わしょく屋のほうがお得感が高いかな。料理内容や味付けは阿ら井のほうが上品で、神楽坂らしい感じかもしれません。あと、やはり茶碗蒸しが自分としては好印象です。

表通りに近い飲食店は、最近の神楽坂ブーム?のせいでどこもワサワサしちゃってることが多いのだけど、このあたりまで奥まると、あまり観光客も来ないようで、ひさしぶりに静かでゆったりとした雰囲気のなか食事ができました。

阿ら井

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MANUEL AUTERI / LE MIE ABITUDINI (2006)

ボローニャ生まれで2005年にシングル・デビューした若手カンタウトーレ、Manuel Auteri(マヌエル・アウテリ)のファースト・アルバムです。1998年のカストロカーロ音楽祭(Festival di Castrocaro)でセミ・ファイナルまで残り、その後はVasco Rossi(ヴァスコ・ロッシ)のツアーに参加したりなどして音楽活動を続けていましたが、2004年にGatto Panceri(ガット・パンチェーリ)と出会ったのが転機になったようです。2005年の3月4日にはサンレモ音楽祭の会場としてよく知られるアリストン劇場の前でGattoと一緒に歌うなどして交流を深めました。そんなこともあってか、このデビュー作ではGattoが3曲ほどで楽曲制作に協力しています。

で、アルバム全体の印象なんですが、率直にいって、平凡です。プログラミングされたキーボード・オーケストレーションがどの曲にも配置され、ミドル・テンポを中心としたなめらかなメロディをバックアップします。ほどよくイタリアぽい感じはありますが、英米的なメロディアスさも多分にあり、けっこうあっさりしています。どの曲もそれなりにいいのだけど、突き抜けた感じはないし、とくに味わい深いというわけでもなく、さらっと聴きやすい印象です。

M1「Le mie abitudini」はイントロのコード進行がむかしのAmedeo Minghi(アメデオ・ミンギ)ぽくて、ちょっと期待したのだけど、メロディと軽いリズムは普通の最近のポップスでした。M4「Argento」は、なんだかTiziano Ferro(ティツィアーノ・フェッロ)の劣化コピーみたいな印象。M6「Inno leggero」は途中でAndrea Binetti(アンドレア・ビネッティ)というテノール歌手の歌唱が入るのですが、その瞬間Andreaにすべて持ってかれてしまっているというか、明らかにAndreaが歌っている部分のほうが魅力的に感じてしまいます。

M8「Sara' il mattino」などはなかなかいい曲で、シンプルでゆったりとしたメロディと、わかりやすくドラマティックな構成を持っています。ただ、ヴォーカルが平凡なので、この曲の魅力がうまく表現されていないんじゃないかという印象を受けてしまいます。もっと声量があるとか、表現力があるとかしたなら、さらにドラマティックに歌い上げられたのではないかと思ったり、逆に、もっと弱弱しかったり儚かったりしたなら、もっとロマンティックになったのではないかと思ったり。

M5「Tramonto e fragole」も、ありがちな感じの曲ではあるけれど、明るくてあたたかい曲調は好印象です。コーラスの使い方とかがちょっと英米ぽい感じで自分の好みとは違いますが、歌メロにはイタリアらしい美しさが散見(散聞?)されます。ただ、その“イタリアらしい美しいメロディ”がどれも「どこかで聞いたことがある」感満載なのが残念ではあります。

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2007/02/21

ばらばらになる靴

トレッキングシューズがバラバラに!? (Excite Bit コネタ)

道を歩いているときに履いてた革靴がばらばらになったことあります。
うしろを振り返ったら、靴の底だけが道端にぽつんと残ってた。

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なんかこういうの、こわい

全米でミツバチが突然行方不明 (Technobahn)

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ラザニアと鯛のソテー@ステファノ(神楽坂)

昨日のお昼のリストランテ・ステファノは、めちゃめちゃ混んでました。会社がすぐそばなので、12時3分ころまでにはお店に入ったと思うのだけど、その時点ですでにテーブルは満席。しかも、26席あるうちの25席が埋まるという、脅威の満席率96%。ありゃりゃぁ、今日はダメだなと思ったのですが、カメリエーレのH野さんが、ふだんはドリンクのスタンバイ台のように使われているカウンター席を少し片付けてくれたので、ひさしぶりにカウンターで食べることにしました。オープン当初のころは、たまにカウンターで食べたなぁ、初代カメリエーレのK藤さん、今頃はどこでなにしてるのかなぁなどと思い出しちゃったりして。

今週のランチコースの料理のなかから、プリモの「ラディッキオのラザニア」とセコンドの「鯛のソテー ケッパーとレモンソース」をチョイス。アンティパストはなしで。まわりに添えられたトマトソースの鮮やかな赤とさわやかな味わいが、クリーミーなラザニアの白と甘い味わいに対し素敵なコントラストになってる。レモンバターの風味ですっきりとした甘酸っぱさのあるソースと鯛のふんわりとした旨みも人懐こい上品さがあって楽しい。ガルニのカリフラワーにも甘酸っぱい味がしみこんでて美味しい。最後にデザートとエスプレッソをいただいて、全部で2070円。

食べてるあいだも新たな来店客が何組もあり、そのうちの何組かは他の店へ行ったようだけど、店の外で待っているお客さんもけっこうたくさん。ステファノでランチがこんなに混んでいるのを見るのって、いままでそんなに多くはなかったと思うのだけど、最近は、とくに火曜と木曜はこれに近い状態になることが多いのだそうだ。ステファノにかぎらず、ここのところ神楽坂は平日でも観光客?が多く、どこのお店も妙に混んでることが多い。これまでランチ時間に満席になることなんてほとんどなかったお店でさえも満席ウェイティング状態になってたり、常連を中心としたお客の入りがほどよくておだやかで落ち着いた雰囲気だった店が騒がしい一見客集団の入店で落ち着かない雰囲気になるだけでなく突然の来客増で急激に仕事量が増えてしまったスタッフたちがいらいらしてスタッフ間にとげとげしい雰囲気が飛び交う店になってしまっていたり。ドラマ『拝啓、父上様』の撮影があるときは歩道にじゃまくさい見物客とかがたまってて鬱陶しいし、神楽坂のガイドブック片手に自分勝手に歩いたり突然立ち止まったり中途半端な位置にたたずんだり他の通行人のことをまったく気にせず好き勝手な場所で写真撮ったり。はやく『拝啓、父上様』の放送が終わってほしい。そして、もう少し落ち着いた街に戻ってほしい。

う、ステファノさんとはぜんぜん関係のない話になってしまった。ステファノは、あいかわらず美味しいですよ。あれだけ混んでても、ちゃんとタイミングよく料理を提供できる厨房スタッフはすごいな。ステファノさんの教育・指導が行き届いてるんだろう。そうそう、大きな事故にあって現在入院中のキッチンのHさんも、いまではだいぶ元気になって、食事もできるようになったそうです。ホールも新しいカメリエーラがいい感じの笑顔を振りまきながら一生懸命働いてるし、カメリエーレのH野さんとホールふたり体勢になったことでここのところの急激な客数増にも対処できてるみたい(彼女がきてくれて本当に助かってる、とH野さんがいってた)。お客さんの入りが少し落ち着いてきたら、またゆったりとワインを飲みにいこうっと。

リストランテ・ステファノ

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2007/02/20

四人囃子 / 一触即発 (1974)

四人囃子のデビュー作で、彼らの、そしてジャパニーズ・プログレッシヴにおいても名作と呼ばれているアルバム。自分が持っているのはずいぶんむかしに買ったLPで、それをMDにコピーしたものをいまは聴いてるわけですが...

自分、わからないのですよ、このアルバムのよさが。LPを入手した学生のころ(ばりばりのプログレ・ファンだったころ)もわからなかったのだけど、いま聴いてもやっぱりわからん。前年にリリースされたPink Floyd(ピンク・フロイド)の大ベストセラー『The Dark Side of the Moon』に思いっきり影響されちゃいました、とくにギターとか……という姿しか浮かんでこない。それはそれでいいのだけど、だったらPink Floydを聴いたほうがいいかなと自分は思ってしまいます。

あとねぇ、「歌」に魅力がないように思うんですよねぇ。ヴォーカル(歌唱法、歌メロ含む)もそうですが、その他の楽器のメロディにも。自分は基本的に「歌」が好き(ヴォーカルだけでなく、インストゥルメントでも)なようなので、ヴォーカルおよび演奏で「歌」の弱いグループは、あまり楽しめない傾向があります。その点、Pink Floydには「歌」がありましたからねぇ。ヴォーカルにも、ギターにも。

そんなわけで、自分にとってはジャパニーズ・プログレッシヴにおける資料的な意味合い以上のものではないこの作品。でも、多くのロック・ファン、プログレッシヴ・ファンが評価しているようなので、いつか自分にもその理由がわかる日がくるかもと、そっと棚に戻すわけです。今回も。


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2007/02/19

週末映画


■クライモリ■
公開時はたしか渋谷か銀座の単館上映だったように思う。評判も悪くなくて、それなりに期待してたのだけどなぁ。ありがちな内容。『悪魔のいけにえ』とか『激流』とかがミックスされたような感じ。攻撃のされ方も、けっこう普通だなぁ。もう少し痛かったりグロかったりしないと。最近の映画なのだから。

  


■犬神家の一族■
リメイクではない、オリジナルのほうの映画。旅館の女中役の坂口良子が若くて可愛らしい。最初に菊人形にされちゃったのは地井武男さん(チィチィ)だったのね。最近見かけない島田陽子さん、綺麗です。佐智役の川口恒という役者さん、阿部サダヲさんに見えてしかたないんですけど。菊乃役は佳那晃子さんだったんですね(当時は大関優子という名前だったらしい)。子供の頃に見たときは非常に印象的で、菊人形=こわいという意識が強烈に植え付けられたのだけど、いま見ると、それほどたいしたことないな。

  


■飛ぶ教室■
吹き替え版で見てしまったのがちょっと残念。素直でわかりやすいテーマとストーリー展開。ある種普遍的な作品といえそうね。しかし、ドイツ語があんなにラップのリズムに乗りにくいとは思わなかった。

  


■ブラザーズ・グリム■
劇場公開時にはあまり評判がよくなかったのだけど、いやけっこうおもしろかったですよ。監督が『未来世紀ブラジル』や『12モンキーズ』のテリー・ギリアムということで、いろいろと期待が高かったのだろうけれど、その期待とは違う方向で楽しい映画になってるのであろうところが公開時の評判の悪さの理由なのだろうな。なんというか、『スリーピー・ホロウ』とかと同じような感覚で楽しく鑑賞しましたさ。映像も素敵。モニカ・ベルッチはあいかわらず美しいねぇ。

  


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2007/02/16

TEMPIDURI (2003)

Tempiduri(テンピドゥーリ)は、Cristiano De Andre'(クリスティアーノ・デ・アンドレ)がソロ・デビューする以前に参加していたグループ。もともとは『Chiamari Tempi Duri』というタイトルで1983年にリリースされた、おそらく彼ら唯一のアルバムにシングル曲や未発表曲を数曲追加してCD化したもののようです。

グループは4人組で、Cristianoはギター、ヴァイオリン、ヴォーカルを担当していますが、メイン・ヴォーカルはベースとギターも担当するCarlo Facchini(カルロ・ファッキーニ)のようで、曲もほとんどがCarloのものなので、たぶんCarloがリーダーなのでしょう。

どうしても「Cristianoが以前にいたグループ」という印象で聴いてしまうため、どこかに地中海ぽさはないかとか、お父さんのFabrizio De Andre'(ファブリツィオ・デ・アンドレ)の作風に通じるところはないかなどと偏った聴き方をしてしまうのですが、ソロになってからのCristiano作品との類似性は、あまりなさそうです。

全体に軽快なカントリー・フレーバーのフォーク・ロックといった感じで、アコースティック・ギターのストロークを中心に演奏され、Carloの土臭いヴォーカルがいっそうカントリーぽさを強めます。かぎりなくクリーン・トーンに近いわずかにオーヴァードライヴ気味のエレキ・ギターがフィルイン風にフレーズやコードを奏でたりするところは、Dire Straits(ダイア・ストレイツ)と印象がとても似ているように感じます。Cristianoの奏でるヴァイオリンは、ヴァイオリンというよりはフィドルといったほうが似合いそうな印象が強く、やはりカントリー風。あまりイタリアの香りはせず、どちらかというとアメリカ、古き良き時代のカントリー・ロックといった感じです。Massimo Bubola(マッシモ・ブボラ)よりは土臭さが抑え目だけど、Dire Straitsよりは土臭いといったところでしょうか。

土臭いフォーク・ロックのM1「E.I.」や、メッセージ性を感じさせる重いフォーク・ロックのM3「Regina di dolore」、古いアメリカ映画に出てくる田舎のバーが似合いそうないなたいカントリー・ロックのM8「In una notte cosi'」、クリーン・トーンのエレキ・ギターの音色を生かしたDire Straits風のM2「Tempi duri」やM5「Elena」など、味わい深いといえば味わい深いのですが、いくぶん玄人向け、コア・リスナー向けかもしれません。

個人的には、アルバム全体のイメージとは少し違うM4「Stella d'autunno」とM10「Il castello」が好きかな。M4はイントロのアコースティック・ギターによるアルペジオが美しく、明るい陽射しと乾いた空気と青い空を感じます。むかしのプログレッシヴ・フォークとかを思い出します。エレキ・ギターのソロも希望へと向かうような雰囲気がありますし、フィドルも肯定的な響きです。古き良き時代のロックを思わせます。M10はロマンティックなスロー・チューンで、ここではフィドルではなくヴァイオリンといったほうがふさわしい音色が聴けます。その後のCristianoにも通じるかもしれない、イタリアらしい美しさを感じる曲です。

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2007/02/15

牛ホホ肉の赤ワイン煮@ラ・マティエール(神楽坂)

昨日のお昼は会社のそばのフレンチ・レストラン「ラ・マティエール」へ。前菜・メイン・デザート・ドリンクで2500円のコース(税とサービスチャージは別)。

Cimg0002前菜は、魚介のタルタルをチョイス。たっぷり盛られた野菜の下には、セルクルでかたどられた魚介のぶつ切りがたんまり。サーモン、ホタテ、タコがプチトマトやハーブとまざりサラダマリネ風になってる。周囲には、バジリコのソースだったかな。ホタテやサーモンの甘さとドレッシングの塩気。ホタテやサーモンのやわらかい歯ごたえとタコのコリッとした歯ごたえ。なかなか楽しいバランスです。自分の好みからすると、ちょっとドレッシングの量が多すぎで、味付けが濃い目。もう少し薄味のほうが好きなので、次回は「ドレッシング控えめにね」と注文時に伝えることにしよう。

Cimg0003メインは、真鯛やホロホロ鳥にもすごく心ひかれたのだけど、そういえばオープン当初からメニューに載ってるのにいまだ1度も食べたことのなかった牛ホホ肉の赤ワイン煮を食べてみることに。メニュー表には黒毛和牛って書いてあった気がするぞ。しっかり煮詰められた濃厚な赤ワインソース。ほろほろとやわらかく煮込まれた肉。フランス料理って感じですねぇ。かなり濃くて強い、しっかりとした味に仕上がっていて、平日のお昼にワインなしで食べるのはちょっと重いかも。ボルドー、は苦手なのでローヌとかラングドックとかのしっかりした赤ワインがほしいところ。

このあとはデザートなのだけど、すっかりお腹がいっぱいになってしまったので、藤巻支配人にお願いして、デザートを甘口ワインにチェンジしてもらった(+400円)。モンバジャックっていうフランス南西部産のデザートワイン。食後のデザートワインなのでリキュールとかを飲む小さめのグラスで来るかと思ったら、普通のワイングラスでけっこうたっぷり注いでくれちゃいました。酔っ払っちゃうよ、このあとまだ仕事なのに(笑)。んでも、おいしいわぁ。食後にデザートワインとか薬草酒とか飲むのって、豊かな気分になれるっす。

最後にコーヒーをいただいて、1時間のお昼休み終了。今日の料理は全体にちょっと味付けが濃い目だったけど、オープン当初はもっとしょっぱかったからな。最近は少し抑えめになって、自分好みに近づいてきてます。なんだかんだいって、月に1回くらいは食べにいってるラ・マティエール。おいしゅうございましたよ、池田シェフ。

ラ・マティエール(Livedoor東京グルメのページ)

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2007/02/14

ハンバーグとか鰆の焼いたのとか@花かぐら(神楽坂)

昨日のお昼は本多横町にある花かぐらで旬彩ランチを。ハンバーグと焼き魚(昨日はサワラでした)、豆腐と蒸し鶏のサラダにご飯と味噌汁、漬物、デザートとして小さなゼリーがひとつのお盆に盛り合わさって900円。比較的お得感のある値付けですね。ちなみに盛り合わさる料理は週ごとに、また週の前半と後半でも、変わります。

Cimg0001このお店でランチを食べるのは2回目なんだけど、前回と同様、やっぱりちょっと微妙な感じ。味は悪くないんですよ。ハンバーグはふんわりしてるし、ドミソースのようなケチャップソースのようなソースは家庭風で温かい感じ。つけあわせがキャベツなのも家庭っぽいですね。キャベツにマヨネーズがこんもり盛られてるのがうげって感じですが。焼き魚にはピーナツ味噌みたいのが載ってて、甘しょっぱい不思議な味。わきには大根おろしも少し添えられてますが、味噌の強い味の前には太刀打ちできず。味噌で食べるのもそれはそれで悪くなかったけれど、どちらかといえば大根おろしメインで食べたかった感じはします。サラダは比較的サッパリめで、ドレッシングも今回はそれほどかかりすぎではなくてよかった。

うん。味的にはね、ものによって好みもあるけれど、そんなに悪くないと思うんですよ。ただね、なんていうのかなぁ、むかしの旅館の朝ごはん?みたいな印象がねぇ。料理の内容や味付けが、じゃないです。提供される料理のスタンスが、です。一品一品ちゃんと手をかけてつくりました、できたての温かいうち、美味しいうちに食べてくださいね、っていう料理じゃなくて、朝ごはんは7時から9時までです、宿泊客全員分をまとめてつくってテーブルに配置しておきましたので、好きな時間に来て勝手に食べ始めてください、ていう料理に近い印象を持ってしまうのですよ。毎回。

なぜか。

料理がどれもね、微妙にぬるいの。魚はね、明らかに温かくないの。そういう魚料理なんだ、という部分もあるのかもしれないけれど、焼いた魚はやっぱりあったかいうちに食べたいなと自分は思うわけですよ。しばらく前に焼かれてすでに冷たくなり身も硬くなった感じの焼き魚って、むかしの旅館の朝ごはんぽくない? 前回食べたときはたしか、鯖味噌がぬるかったんだよなぁ。というか、ほとんど冷えてたに近かったような(どんどん悪い方向へ印象がふくらんでるかも)。ハンバーグもほんのり温かい程度で、提供された時点で湯気は立ってないし、味噌汁もすぐにズズーっと飲めるような温度。もちろん味噌汁は熱々に煮えたぎらせてはいけないのだけど、でももう少し熱い状態で飲みたいところ。むぅ。これだったら、わしょく屋で松花堂弁当を食べたほうが満足感が高いな。

そして昨日は、お店にかかってきた予約の電話に対する応対の悪さも気になってしまった。

う~ん、2回試して2度とも微妙だったので、もうこないかもしれないなぁ。ドリンク無料券もらったんだけど、そのためにわざわざという感じでもないなぁ。むぅ。

花かぐら(ぐるなびのページ)

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2007/02/13

週末映画

■ナースのお仕事 ザ・ムービー■
前にも何度かテレビで見たことがあるはずなんだけど、内容をぜんぜん覚えてなかった。週末の夜に家で酔っ払いながらテレビで楽しく観るのに最適。“大島さん”のメガネ芝居があまり見られないのがちょっと残念。一晩経ったら内容をあまり覚えていないことに気づいた。数ヶ月もすればまた、すっかり忘れちゃうんだろうな。

  


■奇談 キダン■
題材はそれなりにおもしろいと思うのだけど、事件のコアとなる“理由”の部分をほとんどセリフで説明しちゃったあたりに脚本の力の弱さを感じる。だったら本で読んだほうがいいじゃん。およそ50年ごとに発生する理由とか、なぜ女子だけ3人が戻ってきたのかとか、といったあたりは放置されてたような気がするけど、なぜ? 阿部寛(こんな字だっけ?)が教授役というと、どうしても「上田!」と思ってしまう。そのうち、連れの女子大生(院生だったか?)が乾いた声で「やー!」とかいうんじゃないかと、少し期待してしまった。

  


■ファンシイダンス■
ずーっとむかしに原作コミックを読んだことがある気がするのだけど、こんな話だったっけ? 冒頭のライヴ・シーン、本木雅弘(こんな字だったっけ?)の歌い方が大槻ケンヂっぽいなぁと思ってたら、映画の途中でオーケン本人がご登場(すっごくチョイ役)。やっぱり彼がパフォーマンス指導とかしたんだろうか。ひさしぶりに見た鈴木保奈美(の若い頃)。かわいいのか? 時代は感じる。

  


■THE JUON■
日本版の『呪怨 劇場公開版1 / 2』は劇場で観た。こわいというより、ビックリする映画だという印象。意味不明というか、理由のわからないことが多いし。ハリウッド版は、劇場公開版2作両方のエピソードをちょこちょこつまみ食いし、劇場公開版ではよく理由のわからなかった部分の理由をある程度はっきり示す形にした感じかしら。比較的わかりやすい“理由”をつけてしまったことで、わけのわからない恐怖感や理不尽さは弱くなり、いっそうビックリ箱系ホラーになったような印象。“カヤコの怨念”の強さがあまり感じられない。

  


■宇宙戦争■
最初の20分見てない。そのあともこまごました作業等をしながらの干渉。きちんと字幕を追ってないので、物語の進行がちょっと不明瞭。それはともかく、ダコタ・ファニングは顔が怖い。そしてこの子供(役)、見ててむかつく。その辺に捨てておけばいいのに。好きなだけ大暴れしてると思ったらもともと地球上に存在してるバクテリアとか細菌とかにころっと負けちゃうっていうのは、マイケル・クライトンの『アンドロメダ・ストレイン(アンドロメダ病原体)』とかもそうだったっけ? 流星とともに地球上にやってきて大暴れした挙句、嵐で巻き上がった海水(塩水)にあたって枯れちゃったっていう樹木型異性人の映画もむかしあった気がする。

  

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2007/02/12

鴨のテリーヌとかムール貝の白ワイン煮とか@オーヴィユパリ(新宿三丁目)

昨日はシルク・ドゥ・ソレイユの「ドラリオン」を見たあと、新宿に出てビストロ・オーヴィユパリへ。ここは以前、神楽坂にあったビストロ・イデアルで素晴らしいフランス料理を提供してくれていた黒岩さんがシェフを務めている店なのです。黒岩さんの料理大好きなんだけど、なかなか来る機会がなくて、半年振りくらいかなぁ。今日はどんな素敵な料理が食べられるんだろう。楽しみだなぁ。

と思ってお店に入ったのですが、ななぁ~んと黒岩さん、昨年12月で別のお店に移ってしまったのだそうで(ToT)。いまどこのお店にいるのか、オーナーさんも知らないのですって。残念。イデアルのあとここで料理しているのだってやっと見つけたのに、また行方を捜さなくては。ということで、求む、アラジン、ルテシア、イデアル、オーヴィユパリでシェフをしていた黒岩さんのその後の情報。

それはともかく。

現在のオーヴィユパリは金髪で北欧系の美しい顔立ちをした若いフランス人らしき人がシェフをしていて、オープンキッチンの奥から客席に見せる笑顔もかわいらしく、なかなかいい感じです。お料理は以前と同じく一皿の分量たっぷり、付け合せの野菜もたっぷりで、とくにサラダを別に頼まなくてもちゃんと野菜を食べた気になります。こういうところが素敵。味付けは、高級フレンチの香りがする黒岩さんよりかはいくぶんパンチがあるというか、しっかり目の味付けで、よりビストロらしい味になってるかも。でも、塩味などはお手ごろ価格帯のよくあるビストロの料理よりは抑えめな感じで、途中で食べ飽きるようなことはありません。野菜たっぷりでやさしめのお味ってのは、シェフの個性というよりは、このお店の、オーナーさん(フランス人)の個性なのかな。

食前酒としてグラスでシャンパーニュ、食事と一緒にはハウスワインの白をカラフェで。
前菜は鴨のテリーヌと、名前を忘れてしまったのだけど、ひき肉のようなものをチキンで巻いて焼いたのを輪切りにしたもの(アプリコットぽいジャムのようなものをつけて食べるの。美味しい)を。
メイン・ディッシュは、ムール貝の白ワイン煮とサーロインステーキ。ムール貝を煮た白ワインがたくさんボウルにあまってしまって、もったいないなぁ、これでリゾットとかつくったら美味しそうだなぁなどと、お皿を下げに来たオーナーさんにちょろっとつぶやいたら、シェフにお願いしてくれたようで、そのスープでちょっとだけリゾットをつくって持ってきてくれました。ムールの風味は薄めだったけどワインの味がたっぷりする、なかなか美味しいリゾットになりました。
デザートはベリーのタルト、林檎と梨のケーキ、そしてバジリコのシャーベット。タルトもケーキももちろん美味しいのだけど、シャーベットがちょっと予想外に美味しかった。バジリコのさわやかな風味とほんのり甘い蜂蜜の味わい。素敵だ。

料理はすべてふたりでシェア、最後にコーヒーを飲んで、ひとり当たり6000円程度。うん、美味しいし、値段も手ごろだし、お店の雰囲気もいいし、オーナーさんもシェフも感じいいし。黒岩さんはもういないけど、このお店はこのお店で、やっぱり捨てがたいというか、いいお店だな。またこよう。

オーヴィユパリ

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2007/02/09

鶏肉のパイ包み焼トマトソース@フレンチ・ダイニング(神楽坂)

そういえばフレンチ・ダイニングに来るのってひさしぶり。以前はミニサラダとメインのコースが950円じゃなかったかと思うのだけど、今日いったらミニスープとメインのコースで1050円になってた。他には、スープと前菜の盛り合わせのワンプレートランチ1050円と、前菜とメインのコース1550円(だったか?)がありましたが、最近貧乏気味の自分はミニスープとメインのコースを注文。

メインは4種類のなかからのチョイス。サーロインステーキ(だったかな。+200円)、白身魚のポワレ、スパゲティなどもありましたが、ここはやはり鶏肉のパイ包み焼でしょう。鶏肉好きだし、パイ生地も好きなんで。

Cimg0022スープは南瓜のポタージュ。温かい。ちっちゃなスープだけど、やっぱり嬉しいね。けっこう濃厚で、どろろんとしてる。クリームの味は強くなく、野菜の甘みがしっかり。

Cimg0024そしてメインのパイ包み焼。さくさくパイとふんわり鶏肉。そしてパイ包み焼の下には茹でた野菜がたっぷり。ブロッコリー、じゃがいも、サツマイモ、豆、ニンジン、オクラ... ちょっとトマトソースの味がケチャップぽい感じで自分の好みとは違うのだけど(もっとフレッシュトマトっぽいほうが好き)、でもでも、野菜がたくさん食べられるのは素敵。

うん。美味しゅうございました。

フレンチ・ダイニング

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顔みたい

Cimg0026

「側溝のふたですが、なにか?」

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2007/02/08

親子丼@あべや(神楽坂)

以前はたしか1200円の親子丼もしくは鶏せいろしかランチにはなかったように思うのだけど、最近は親子丼が小盛(800円)・並盛(1000円)・大盛り(1200円)の3種類になったらしい。そんなわけで、親子丼小盛を注文。小さなこうや豆腐(こうやって、どういう漢字だったっけ?)の煮物が2つ乗った小鉢と、鶏のスープ、漬物つき。

比内地鶏を使ってるそうで、肉はおいしかったです。九州で食べたものほどではないけれど、ちゃんと歯ごたえもあるし、味もあって。小盛でも量はあって、自分には充分。これだけの量があって800円なら満足です。店員のお姉ちゃんも感じよかったし。

でもね。

タレが甘い。甘すぎる。せっかく味のある鶏肉を使ってるのに、その味を全部消し去ってあまりあるくらいにタレの味がする。タレがしっかりまじってしまった自慢のとろっとろ卵も甘すぎて、卵の味なんかしませんでした。小盛ですら半分くらい食べたところで飽きちゃった。並盛とかにしなくてよかった。後半は七味唐辛子大量投入しました。

なんであんなに濃い味付けにしちゃうんだろうなぁ。自分、関東風の、醤油と砂糖で濃い甘辛に味をつける味付けって苦手なんです。それを差し引いても、せっかくの鶏がもったいないと思いましたよ。でも最近は、ああいった濃い味付けのほうが多くの人にウケるんですかねぇ。

ちなみにうちは毎日、家で夕食をつくって食べますが、家には醤油と砂糖が基本的にありません。料理に醤油と砂糖を使うことなんて、めったにないので。ほんと、甘辛醤油味は苦手ー。

比内地鶏専門店 本家 あべや(ぐるなびのページ)

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美味しいものを食べたい

という欲求が落ちてきた。
お腹はすくけど、
食事をするのがめんどくさい。
スーパーでたくさんの食材を前にしても、
メニューのアイデアが浮かんでこない。

よくない傾向だ。

もう2週間以上、
CDも聴いてない。
聴きたい気分にならない。

いろいろ落ちてるな。

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2007/02/07

枯渇

してます。いろいろな意味で。

関係ないけど、
最近はやりの妙にゴージャスなケバケバがフードについたコートを着てる人。
混んだ電車でおいらのすぐ前に立たないでください。
鬱陶しぃんじゃっ!

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2007/02/06

一緒にモノをつくるのに

仕事の相手が、
相手の仕事が、
仕事内容のクオリティが、
いまいち信頼できないと、
けっこうつらいな。
おたがいに。

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2007/02/04

週末映画

■シャイニング(ディレクターズ・カット)■
キューブリックによるキング作品の映像化。CATVで放送されたもの。うちにあるのは「コンチネンタル版」のDVDで、もしかしたら長尺のディレクターズ・カットを見るのは初めてかも。でも、どこが「見たことのないシーン」なのか、けっきょくよくわからなかった(^^;)。原作本を何度も読んでいて、「映像としてみた記憶がある」と思っていたのに実際はなかったシーンがいくつもあって、それはキット「ディレクターズ・カット」を以前に見たときに見たのであって、コンチネンタル版ではカットされたのだろうとずっと思っていたのだけど、どうやら最初からそんなシーンは映像化されてなかったようだ。原作を読んでいるときに頭の中で映像化したのだな、おそらく。
原作とはずいぶん違うお話になっているけれど、これはこれで美しくてよし。ジャック・ニコルソンもシェリー・デュヴァールも怖すぎ。見た目が。

  


■白いカラス■
二コール・キッドマンはやっぱり美しいなぁ。ゲイリー・シニーズはもっとクセのある役のほうがいいなぁ。アンソニー・ホプキンスとゲイリー・シニーズがダンスを踊るシーンは、なんだか妖しいなぁ。二コールの(別れた)夫役の人、なんか味があるなぁ。

  


■イン・ザ・カット■
もともとは二コール・キッドマンの主演を考えていたらしいけれど、メグ・ライアンのたっての希望でメグが主演に、二コールはプロデュースに、となったらしい。最初の計画どおりニコールがあの役をやっていたら、もっと厚みや奥行きのある感じになったのではないかなぁ。イザベル・アジャーニでもよさそうだなぁ。ソフィー・マルソーは... ちょっと違うか。残念ながらメグ・ライアンは、妖しさも、危なさも、色っぽさも、壊れやすさも、その他いろいろな要素がどれも足りな気味な感じ。メグが演じるにはちょっと役が重かったし、キャラ的にもあってないと感じてしまう。

  


■ツイステッド■
比較的早い段階で「犯人は、こいつかなぁ~」「だとしたら、動機はこうかなぁ~」という予測が立ってしまい、終わってみたらおおかた予想どおりだったりして、なんだかなぁという感じ。いくらストレスやトラウマがあるにしろ、主人公の女性捜査官、私生活ダメすぎでしょう。優秀な職業人は、ああいう飲み方はしないし(ああなった理由はあるにしろ)、少なくとも一度ああなったら次からは少し生活習慣を変えることを考えるはず。優秀な捜査官とは思えませんね。なんとなく、2時間推理ドラマに近い匂いを感じましたさ。


  

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2007/02/02

ボルシチ@イコブ(神楽坂)

その気になれば一気飲みできるほどぬるいシチューを食べるのは哀しすぎる。
提供直前に盛り付けたと思われる、おそらく冷凍ものをレンジで温めたのであろう水っぽい(みずみずしい、ではない!)ブロッコリーだけが湯気を立てるほど熱いのが、さらに哀しすぎる。
メインのボルシチはぬるいのに、付け合せ?の味噌汁は飲めないほどに熱いのが、いっそう哀しくさせる。
ランチ時間のいちばん最後の客二組のうちのひとりだったのだけど、だからといって、食べている最中にシルバーかごやお絞りをガンガン片付けられ、いかにも「早く帰れ」という雰囲気を振りまかれ、さらにさらに哀しくなる。
哀しみいっぱいで食べ終わって席を立ったときにかけられた妙に明るく快活な「ありがとうございました」の声は、「さっさと返ってくれてありがとう」の意味にしか聞こえなかった。

イコブ(食べログ.comのページ)

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