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2007年1月

2007/01/30

三種類の魚のムニエル@ル・ミディ(神楽坂)

昨日のお昼はひさしぶりにビストロ・ル・ミディで。本当はアルモワール(だっけ? 店名が覚えられん ^^;)へ行こうと思っていたのだけど、ちょっと雨が降ってきたので途中にあるル・ミディに入ってしまいました。

ランチは、メイン、メイン+デザート、オードブル+メイン+デザートの3種類だったか(どのセットにもパンとドリンクがつく)。デザートとドリンクいらないからオードブル+メインで1000円くらいだといいのにと思いつつ、いつもどおりいちばん安いランチ(1050円)を注文。メイン・ディッシュは4種類ほど。三種類の魚のムニエル・夏みかんソースを選ぶ。

Cimg0021_3魚の種類は... とくに説明もなかったのでわからず。すべて白身の魚。ふにゃっとしたのとふわっとしたのとぷりっとしたのが盛り合わせてあり、食感の変化が楽しめる。夏みかんソースは、そういわれるとほんのり甘くてほんのりさわやかかなと思うのだけど、いわれなければ、いわゆるブールブランとかレモンバターのソースかなと、きっと自分の貧乏舌は感じてしまいそう。うん、でもこのソース美味しかったよ。つけあわせのラタトゥイユ(つくり置き)も昨日はちゃんと温めた痕跡があったし(微妙な温かさだったけど、以前は冷たいまま盛り付けることが多かったので、それよりは良い)、薄切りじゃがいもをミルフィーユ状に重ねたキッシュもどき?も悪くないお味でした。

しかし、このお店なぁ、いろいろと「惜しい!」と感じてしまうのだよなぁ、いつも。味は、すごく美味しいとはいわないけれど、充分に美味しいと思う。お店のつくりも気さくな感じがして悪くない。たとえばガルニもきちんとそのつど温めて(もしくは、盛る時点で「ちゃんと温かい」ことを確認して)提供するだけでも、皿から受ける印象は変わるはず。ランチにはおかわり自由のパンがつくのだけど、これも、最初の1個だけは自家製っぽいとてもおいしいパンで素敵なのに、おかわり分からは普通のバゲットになってしまうのがどうも貧乏くさいというかケチってる印象を受けてしまう。いいじゃん、5個も10個も食べるわけじゃないんだから、せっかくの美味しいパンを気前よく提供すれば。いまのやり方だったら、むしろ最初からバゲットだけの提供のほうがいいよ。

フレンチで、ドリンクつきでランチ1050円というのは、けっして高いわけではないのに、どうも割高感を感じてしまうのは、一皿の量の上品さよりも、ガルニとかパンとかといったメイン料理以外の周辺部分での「お店からお客への気持ちがいきわたりきっていない感じ」から生まれてしまうのではないかなぁと思う。「気持ち」がぜんぜん感じられないわけではなく、せっかく「気持ち」はあるのにそれが「いきわたりきっていない」印象なのが残念だ。こういったチェーンではない小規模個人店はできるだけ応援してあげたいので、また食べにいこうとはよく思うのだけど、1050円であれだとなぁと別の店を選んでしまうことが少なくないのが正直なところ。あともう少し、「ちゃんと考えているんだなぁ」というのが感じられるようになると、いいのだけどなぁ。がんばれ。

ビストロ・ル・ミディ

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2007/01/26

ミートローフ@ビストロ・エリゼ(神楽坂)

今年初ビストロ・エリゼ。店に入ったとたん、社長に「あ、めずらしい」といわれてしまいましたが、そんなことないですよぉ。月に1~2回くらいのペースでいってますよぉ。そのときに社長がいないだけ。ね、マダム?

Cimg0021_1金曜ランチ900円をいただきました。大根と玉ねぎ(だったか?)のスープと、メインはミートローフ。パンとコーヒーつき。あら、いつのまにかシェフが違う人になってる。なるほどぉ。なので以前の料理より全体的に塩が強めというか、パンチのある味付けになってるのね。前のシェフは優しそうな見た目そのままに、お味も優しいものでしたが、新しいシェフは見た目も少しゴツく、お味も少しゴツイ感じなのですね。ミートローフにかかっていたソースは、少しヴィネガーが入ってるのかな。さっぱりしてなかなかおいしゅうございました。

ビストロ・エリゼ(ぐるなびのページ)

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子羊のクスクス@サン・マルタン(神楽坂)

ここのところ、めずらしく(^^;)忙しくて、Blog更新の余裕もありませぬ...

昨日のランチは気軽なフレンチのお店「サン・マルタン」で。ここのマダムの接客って、けっして優雅でも丁寧でもないのだけど、きびきびっとしてて、ほどよい距離感があって、おいらは好きですわ。

1050円のランチ・メニューは通常4種類だけど、昨日はメニュー・ボードに書いてないけどもう1種類の料理があって、全部で5種類からのチョイス。でも店の前を通りかかったときにボードに書いてあった「子羊のクスクス」を食べたい口にすでになっていたので、迷わずクスクスを注文。

寒い季節には、やはり温かいものが食べたいです。外食するときは、それがランチでも、できるだけ「家で自分ではつくらない、つくるのたいへん、つくりにくい、つくれない」ものを食べたい。子羊のクスクス、どちらもクリアです。

Cimg0021サイコロ状に切られた子羊肉と野菜が熱々のスープの中でやわらか~く煮込まれてます。やわらかなスパイスの風味がクスクスにしみこんでいきます。手前には小ぶりなハンバーグというか、肉団子というか。挽き肉がぎゅぎゅっと固めてあって、ちょっと握りすぎというか、固めすぎというか、ぶっちゃけ硬いというか、もう少しやわらかくてもいいんじゃないのという気はしますが、ピリッとスパイスの効いたお味自体はとてもよろしゅうございます。

サイド・ディッシュのグリーン・サラダには、サン・マルタンではおなじみ?の茹でて薄切りにされたじゃがいも(皮付き)1枚と櫛切りのトマト1個、それに昨日は鶏肉の断片をゼリーで寄せたような小さなテリーヌ(っていうんだっけ?)がぺらんと1枚載っておりました。そして、大きめにカットされたバゲット2個。

クスクスがこんもりと盛られていたし、スープの具材もたっぷり。お腹いっぱいでございます。

サン・マルタン(livedoor 東京グルメのページ)

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2007/01/18

鴨胸肉のロースト香草風味@ステファノ(神楽坂)

ビストロ・イデアルなきあと、お昼休みの1時間で確実に美味しい料理を楽しめる職場近くのレストランとして自分の中では不動の1位をキープしているリストランテ・ステファノ。ほぼ毎週1回のペースで食べにいってたりするのですが、今年に入ってからはまだいってなかった。そんなわけで昨日のランチはステファノへ。

最近はアンティパストとセコンドだけとか、プリモとセコンドだけとか、アラカルトから1品とか、そんな注文のしかたばかりしてたのだけど、今年最初の訪問だし、ひさしぶりにPieno(アンティパスト、プリモ、セコンド、ドルチェ、カフェのコース。2600円)を省くことなしにいただきましょう。

Cimg0023_1まずはアンティパスト。4種類あるなかから「メカジキのカルパッチョ西洋わさび風味、ブロッコリとプチトマト添え」をチョイス。ステファノに納品している魚屋さんは、ビストロ・イデアルに納品してたのと同じ魚屋さんだそうで、つまりこのお店の魚は品質がよく美味しいものが多いのです。なので安心して注文できるのです。ですが... 昨日のメカジキは、ちょっと水っぽかったかな。ふだんはもっとシャキッとして味のしっかりあるカルパッチョを出してくれるのですが、昨日のカルパッチョはあまり魚の味がせず、ちょっと微妙でした。西洋わさびソースの味はよかったのだけど、魚自体がもうひとつだったな。

プリモは、パスタ2種類、リゾット1種類、スープ1種類からのチョイス。どれも美味しそうで、ひとつだけなんて選べない! ということで、シェフにお願いして、「ゴルゴンゾーラチーズとほうれん草のクリームソースペンネ」と「イイダコラグーとグリーンピースのフェットッチーネ」を盛り合わせにしてもらいました。できればリゾットも盛り合わせてもらいたかったのだけど、リゾットはやわらかくて流れちゃうからちょっと無理だそうで。ステファノのリゾットは美味しいだけに残念。でもパスタ2種類も、やっぱり美味しい。イイダコの甘みとトマトの酸味もいい塩梅だし、クリームソースも濃厚だけど重たくなくていいお味。2種類の盛り合わせにしてもらったので、口の中が同じ味になってしまうこともなくて(実は自分、パスタって一皿の中で味に変化がないので、食べてる途中で飽きちゃうことが多いのだ)、これまたグッド。

Cimg0025セコンドは、肉料理か魚料理。アンティパストで魚を食べているので、「鴨胸肉のロースト香草風味 カリフラワーグラタン添え」をチョイス。う~ん、シンプルだけど美しい盛り付け。やわらかくて風味のいいかも肉も美味しいけど、このソースがなんともやさしく、しかししっかりと味わい深く、素敵。やっぱステファノは美味しいなぁ。

かなりおなかいっぱいだけど、がんばって最後のドルチェへ。チョコのムースと、木の実の入った自家製ケーキの盛り合わせだったかな。ほどよい甘さ。ケーキが美味しかったな。

いや、まじで腹いっぱいです。最後にエスプレッソを飲んで、12時50分。今日もきちんと1時間以内で最後までいけました。しかも、せかされている感じもなく、ほどよくゆったりと楽しんで。料理提供のタイミングがいいからなんだよな。「リストランテさかのうえ」もこのくらいのタイミングで提供してくれるといいのだけどなぁ。

はい。今年も美味しゅうございます。また通わせていただきます。

リストランテ・ステファノ

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VINICIO CAPOSSELA / CANZONI A MANOVELLA (2000)

Vinicio Capossela(ヴィニツィオ・カポッセラ)の音楽って、どういう人が聴くのかなぁ。ベースはジャズ風のカンタウトーレなのだろうけれど、他のジャズ風カンタウトーレのように洒落た感じや渋いかっこよさがあるわけではないし、常にジャズっぽいわけでもない。ノスタルジックなジャズ・ポップス風だったり、優雅なサロン音楽風だったり、場末の酒場音楽風だったり、妙に前衛的だったり。さまざまな要素が入り混じって、独特のVinicio音楽をつくってる。

こういうの、いわゆるポップス・ファンやジャズ・ファンには、どう感じられるのだろう。ポップスやジャズのファンが好む音楽の範疇からはみだしちゃっているように思うのだけど。こういった「なんでもあり」な音楽を好むのは、プログレ系のファンかなぁとも思うのだけど、プログレ・ファンはプログレ・ファンで「プログレ」じゃないと興味を示しにくい部分があるから、やっぱり好む音楽の範疇からはみだしちゃってるように思う。

でも最近、自分は気に入っているのだな、Vinicioの音楽。

この『Canzoni a manovella』にも、なんだかとらえどころのない、つかんだと思ったらすでに違うところへ逃げていたような、不思議なVinicioの魅力がたっぷり。基本は少しノスタルジックな雰囲気を漂わす、ジャズの要素が残った「古き良き時代」のポップス風なのだけど、曲によってはオーケストラを導入し、優雅に、クラシカルに、古のヨーロッパ社交界のイメージ(あくまでも自分にとってのイメージ)を醸したり、軽快なマーチ風だったり、なぜか「青い山脈」を思い出すフレーズがあったり、アヴァンギャルドやプログレッシヴな雰囲気を匂わせつつ実はのんびりと楽しげなカントリー風だったり、どことなく「踊るリッツの夜」風だったり、猥雑で世俗感たっぷりの酒場音楽風だったり、古いテレビのミステリー・ドラマの挿入歌風だったり、舞踏会風だったり。こういった要素が、曲ごとに披露されるのではなく、1曲の中で数種類が組み合わさって、独特の個性をつくりだしてる。ヴォーカルも、渋いジャズ・ヴォーカル風かと思えば酒場のシンガー風でもあるし、なぜか蛙のようなゲロゲロした声で歌ってたりすることもあるし。

とらえどころがないのだけど、でも、彼の歌に「人を拒絶するような感じ」はまったくなくて、むしろ心はいつも開かれているような感じを受ける。向こうから積極的にこちらには寄ってこないかもしれないけれど、こちらから寄っていけばいつだってすんなりと受け入れてくれそうな、そんな感じ。そこがまた、自分には可愛らしく、好ましく思われるのだなぁ。おもしろいアーティストだし、おもしろいアルバムだと思います。

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2007/01/17

豚ヒレ肉と生ハムのソテー カレーソース@シシリア(神楽坂)

しばらくランチ営業をしていなかったように思うのだけど、昨日、店の前を通りかかったら営業していたので、ひさしぶりにシシリアでランチ。そういえば、改装後に来るのは初めてかもしれない。以前は厨房もホールもそこそこ年齢のいった男性従業員しかいなかったのだけど、昨日はホールにおばちゃんふたり、厨房はよく見えなかったけど、けっこう若めのお兄ちゃんがひとりかふたりいたような感じ。ホールのおばちゃんAは働きだして間もないのか、思いっきり「不慣れです」オーラを発散してました。

店内の様子や従業員の雰囲気は少し変わったけれど、料理のほうはあいかわらず... かな。「イタリア料理店」を名乗ってはいるけれど、少なくともランチに関しては、イタリアンというより「古くからある町の洋食屋さん」といった感じ。昨日のランチメニューはパスタとチキンとポークの3種類。改装前はランチメニュー以外の料理も頼めばつくってくれたのだけど、いまはランチメニューのみの提供だそうだ。

Cimg0021_23種類のなかから、豚ヒレ肉と生ハムのソテーをチョイス。ポークはやわらかくて、ほんのり甘い感じのカレーソースもやさしい味で、普通に美味しい。生ハムは、生ハムですか?普通のスライスハムのような味わいでしたけど。少なくともイタリアやスペイン産の生ハムではないな。国産の、調味料をいろいろ使った生ハム風の加工肉だと思う。ガルニは、茹でたキャベツ(だったか?)とブロッコリー。真ん中には味噌味の何か。正しく「安い洋食屋さんのランチ」といった一皿でございましたさ。すごく美味しくはないけど、まずくもない。普通の美味しさ。でも、改装前の料理のほうが、よりいっそう洋食屋っぽく美味しかったように思う。イタリアンとしてとらえるつもりは毛頭ないけれど、町の洋食屋として、気軽にランチが食べられる飲食店として、なんとなく微妙な感じは残るな。

料理のほかに、サラダと、パンまたはライスがついて850円。うう~ん。

シシリア(livedoor 東京グルメのページ)

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2007/01/16

野菜のオーブン焼き@ソフラ(神楽坂)

昨日のお昼は毘沙門さんのわきにあるトルコ料理店「ソフラ」で。ドネルケバブのBランチにも気をひかれたのだけど、「今週のランチ」は野菜のオーブン焼きと聞いて野菜を食べたい口になったので、週代わりランチをいただくことに。

まずはオレンジっぽい色合いのクリームスープ。下のほうにお米のようなクスクスのようなものが入っているのだけど、以前はこれ、もっとたくさん入ってた気がする。たんにレードルですくうときの誤差かしら。ちょっとグーラーシュぽいのかなぁ。やわらかなスパイスの味がして、けっこう好きです。塩が強すぎに感じることも多いのだけど、昨日はいい具合の塩味だった。

Cimg0019_1メインの、野菜のオーブン焼き。オーブン焼きなはずだけど、見た目は野菜のシチューとあまり違わない気がする。食感も、焼いたというよりは茹でた感じが強いような... 味的にはおなじみのトマト系にほんのりスパイス風味。プレートの端に盛られたサワークリームを適宜混ぜながら食べるのが好き。というか、このサワークリーム美味しいな。右端に少しだけマトンの煮たものも載ってる。左側にはライスが少し。ソース、サワークリームと一緒にライスを食べると洋食屋さんの味? このソース、ライスよりもパンにつけたほうが好きかな。

これだけだと、量的にはけっこう微妙というか、たぶん、たくさん食べる男性などには足りないでしょう。んでもこの店は、ブラック・オリーブの入ったトルコパンなるものをけっこう多めに出してくれるので、これをたいらげればお腹いっぱい。なんとなく、料理よりもパンで腹を膨らませてやろうという魂胆が見える気もする(^^;)。でも、このパンもけっこう好きな味なので自分的にはOK。

最後にトルコティー(紅茶に少しだけなにかのスパイスが入ってるのかな)つき。ただし、提供のタイミングは悪い。お客のテーブルの進行具合に合わせて出すのでなく、スタッフの作業の合間に出してる。だから、すでに食べ終わってしばらく経っているテーブルにも、まだ食べている途中のテーブルにも、ちょうど食べ終わったテーブルにも、いっぺんにドリンクが提供される。ちなみに自分はけっこう待ちました。ひとつはさんだとなりのテーブルは食べてる最中に出されてました。このお茶、飲みきるとおかわりもくれるのだけど、おかわり提供のタイミングもお店側の都合次第な感じで、飲めたり飲めなかったりで微妙。

940円という売価を考えれば充分な味と量で、味付けも悪くないのだけど、全体的には自分にとってちょっと微妙な店。ランチ・メニューのバラエティの少なさ、各料理における味わいのバラエティの少なさゆえに、頻繁に訪れたい気持ちにならない(メニューを見るたび、今日もまたあの料理・あの味かぁ~とか思っちゃう)。日本人女性従業員(お店の偉い人?)の、急いでるけれど空回り気味に見える、ゆえに雑な印象を受けるサービス・スタイルも、きれい目に仕立てられたお店の雰囲気とあまり合ってない気がするし、テーブル・セッティングが乱れたままの席にお客を通したりするし。それになにより、料理を運ぶ、クックコートを着た外国人(トルコの人かしら?)従業員が、料理提供の合間にデシャップ台のところでタバコを吸ってた! 客席に運ばれる料理やその材料が置かれるような場所でタバコを吸うことを許す飲食店は、自分は大嫌いです。大事に残したい、長く付き合いたいお店なら「それはいかんよ」と指摘するところなのだが、この店に関してはべつになくなっちゃっても自分としては困らないので、黙って代金払って出てきましたとさ。

ソフラ(ぐるなびのページ)

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2007/01/15

WHITE FANG / CRIMSON WAVES (1990)

をひさしぶりに聴きながら通勤電車に乗ったのだけど、M3「Crimson Waves」の途中で電池切れになってしまいましたぁ... しかし、M1「(In the East of) The Mediterranean Sea」はかっこいいなぁ。

このグループ、ヴォーカルがいいよね。日本のプログレ系グループって、どうもヴォーカルが弱いというか、歌謡曲っぽかったりフォークぽかったりするグループが多くて、じゃなければメタル系になっちゃったりして、普通に「かっこいいロック」なヴォーカルを聴かせてくれるグループが少ないように思うのだけど、White Fangは「かっこいいロック・ヴォーカル」なんだよなぁ。演奏も、ヘヴィ・メタルじゃない伝統的な力強いロックの匂いが強くするし。

ただ『Crimson Waves』は、彼らのアルバム(ミニ・アルバムだけど)としては唯一の作品なのだけど、これ自体の出来はあまりよくない気がする。電池切れで聴けなかったM4「Everything You Do」がどんな曲だったか覚えてないのだけど、全4曲収録のうちのM2、M3がすでに小粒というか、メロディ自体はいいものもあるけれど曲構成や展開のしかたが平凡で、率直にいってつまらないと感じてしまって、つまりこの時点でアルバムの1/2はつまらないわけで...

『Prospective Faces』だったっけ、当時のジャパニーズ・プログレッシヴ・グループがいくつか紹介されたオムニバス・アルバムがあって、そこに収録されたWhite Fangの曲(「La Luna」とかいうタイトルだった気がする)がすごく気に入ってた。ハード・ロック的な骨太の演奏に哀愁を帯びたメロディとドラマティックな展開があって。その後に手に入れたカセット作品に収録されていた「Only Love Can Help」(のちにジャパニーズ・プログレ・バンド・ライヴ・イヴェントみたいなCDにライヴ・ヴァージョンが収録されてましたね)もロックな感じがかっこよくて。メジャー・デビューの話があると聞いてすごく気になるグループだったのだけど、けっきょくmade in japanからのリリース止まりだったなぁ。

でも、『Crimson Waves』を聴くと、楽曲クオリティにばらつきがあってフル・アルバム作成にまで至らなかったのかなぁとか思う。「La Luna」や「Only Love Can Help」はもしかしたら、特別に良くできた曲だったのかなぁ。この曲くらいのクオリティで全体が構成されたアルバムがリリースされていたらなぁ... などと思いながら出勤したのでした。

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2007/01/11

猪のソーセージとスズキのポワレ@さかのうえ(神楽坂)

昨日のお昼は神楽坂の「リストランテ さかのうえ」へ。今年のランチ初営業日なのね。昨年暮れに初めて食べにいったら美味しかったので。初めて食べにいって気に入ったお店の場合、2回目、3回目の訪問は、あまり日を置かずに、というのが自分のやり方。これで、その後も長く付き合えるお店かどうかがだいたいわかるので。

ゆったり食事を楽しむタイプの店なので、料理提供もゆっくりめ。アンティパスト、プリモ、セコンド、ドルチェのコースだと、たぶん昼休みの1時間じゃまにあわないので、プリモをはずした2100円のコースを選択。

Cimg0020アンティパストは数種類からのチョイス。その中に、猪肉でつくった自家製のソーセージ(なんかイタリア語の名前がついていたけど、覚えられず)。しっかりした歯ごたえ。肉の旨みも強く、美味しいです。こういうの、自分は好き。分量的にはアンティパストだけど、味わい的には充分にセコンドの味。

Cimg0023セコンドは「今日の肉料理」か「今日の魚料理」のチョイス。肉料理はチキンの炭火焼といっていたかな。アンティパストで肉を食べているので、セコンドは魚にしてもらった。スズキのポワレ。スズキ自体もけっこう大きい切り身で嬉しいのだけど、つけあわせの野菜の多さが皿に嬉しい。皮目をカリカリに、だけど身はふっくらと焼いたスズキのまわりに、グリルされた根菜やフレッシュ・ハーブ、オリーブ、ドライ・トマトを刻んだソース状のものなどが、たっぷり盛ってある。味わいしっかり、だけど味付けは抑えめというのも自分好み。

ドルチェはアールグレイのクレーム・ブリュレ。上にはアールグレイのアイスクリームが載ってた。これまた抑えた甘みとアールグレイの豊かな風味がたまりません。あまりに美味しそうで(実際美味しく)、写真撮るのを忘れた。

最後にエスプレッソ。ここまででやっぱり入店から55分。ホール・マネージャーさん(かな?)に「今年もよろしく」と見送られて店を出たのが1時2分前。会社に戻るの、少し遅刻しました(^^;)。次回からは退店希望時間を告げ、「いくぶん急ぎ気味で」とお願いしよう。

リストランテ さかのうえ(ぐるなびのページ)

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ANTONELLA RUGGIERO / L'ABITUDINE DELLA LUCE (2006)

2007年のサンレモ音楽祭出場も決まったAntonella Ruggiero(アントネッラ・ルッジェーロ)の、2006年のアルバム。現時点のスタジオ作品としては最新作となるのかな(その後にライヴ・アルバムが1枚リリースされてます)。

2000年以降のAntonellaは、いわゆるポップ・フィールドの音楽と、室内楽団をバックに従えたクラシカルな要素の強い音楽の、2種類の活動をしているようです。2001年に室内楽バックの『Luna crescente [sacrarmonia]』、2003年にポップ作品の『Antonella Ruggiero』、2004年に室内楽バックのライヴ盤『Sacrarmonia live [il viaggio]』、サンレモに参加した2005年にジャズ・オーケストラをバックにしたポップ作品『Big Band!』と、室内楽→ポップ作品→室内楽→ポップ作品のパターンができているようで、今回は室内楽編となりました。

率直なところ、初めて『Luna crescente [sacrarmonia]』を聴いたときは、こういったアプローチへのチャレンジは評価するし作品クオリティとしても悪くないと思う一方で、このスタイルがAntonellaのヴォーカルに合っているのか、天からの才を与えられたAntonellaの歌の魅力を最大限に引き出せるものなのか、少し疑問を感じていました。演奏によるクラシカルな要素は魅力的なものの、Antonellaの歌はまだポップ・フィールドにずっと近いところにありましたし、収録曲もこのスタイルになじみきってはおらず、いくぶん中途半端でチグハグな印象を受けたのを記憶しています。

この『L'abitudine della luce』では、そういった中途半端さ、チグハグさがなくなり、アルバム全体が物語を持った1枚の絵のように、もしくは、統一されたテーマとストーリーに沿って美術館の壁に飾られた何枚もの絵をひとつひとつ鑑賞しているような、まとまりの中にある広がりと奥行きを感じます。

室内楽団の演奏によるサロン・ミュージックのようにおだやかでクラシカルな装いが全曲を通して心地よく響き、それと調和するようにAntonellaの伸びやかでカラフルな歌声が印象的な旋律を奏でます。歌い方はやはりポップ・フィールドのものですが、『Luna crescente [sacrarmonia]』のときよりもずっと落ち着いた感じになっていて、Antonellaらしい個性を存分に発揮しながらもクラシカルな演奏との親和性が高まっています。収録曲の半分近くがインストゥルメンタルということもあり、作品全体がたおやかでクラシカルな空気とアート感覚に満ちているのですが、とっつきにくくなることなく、ある種のポピュラリティを失わずにいる点が魅力的です。

インスト曲もヴォーカル曲も、どちらも心地よい旋律と音色が惜しみなく奏でられ、非常に豊かで落ち着いた気分になれます。でもやはり、「歌」好きな自分としては、Antonellaの魅力的な歌声が堪能できるヴォーカル曲に愛着を感じます。とくにM3「Un lungo tratto di strada」とM6「Strada nel bianco」は文句なしの名曲でしょう。伸びやかでカラフルな、でも落ち着いた歌声が、イタリアらしい柔らかな哀愁のメロディを奏でる、アート感覚の高いM3のたおやかさ。Antonellaらしい個性的な歌い回しを存分に聴かせ、やわらかな哀愁を漂わせながらも、やさしく包み込むようなあたたかさと愛情に満ちているM6の心地よさ。何物にも代えられません。

やはりAntonellaの歌声は素晴らしいな。2007年のサンレモも楽しみになってきました。


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2007/01/10

オリジナル・ハンバーグ@ラ・カパンナ(神楽坂)

昨日のランチは神楽坂のラ・カパンナへ。ここでランチを食べるのは2回目だったかな。いちおう「イタリア料理」のお店だけど、リストランテとかトラットリーアというよりは「町の洋食屋さん」といったイメージ。夜はもう少し「日本のイタリア料理店」ぽい感じになるのかな。

「今週のピッツァ」950円はマルゲリータで、これも気になったのだけど、気分的に「イタリアン」というより「洋食」だったので(だからこの店を選んだのだな)、オリジナル・ハンバーグをチョイス。スープとサラダつきで800円。

熱々のスープ。シンプルだけど、おいしい。熱くあるべきものをきちんと熱い状態で提供できているのでOK。とくに寒い季節は、熱いものは熱く、というのはとても重要ですね、味云々以前に。最近、それすらできていないお店に出合うケースも多いので。

サラダ。いかにも家庭風というか、むかしの洋食屋風というか、セルフ・サービスの定食屋風というか。でも、これも悪くないんだな。かかっているのは自家製のゴマ・ドレッシングかしら。しっかりしているけれど、やさしいお味。前回のときも思ったのだけど、サラダに入っている白いの、なんだろう? 蕪かな。やわらかいのだけど歯ごたえもあって、とっても好きな感触なのだけど。

メインのハンバーグは、想像していたよりも小ぶり。粗びき風に、手作り風に、ざっくりとまとめた感じのひき肉をこんがり焼いてある。ドミグラス・ソースと、少しクリームもかかってる。普通に美味しいよ。すごく美味しいとはいわないけれど、普通に「ハンバーグ食べてぇ~」という欲求に充分応えられる美味しさだと思う。プレートには少量の生野菜(レタスとトマト)が一緒に盛られていて(セットにサラダがついているので、ガルニは温野菜系にしたほうがいいのではないかと自分は思うけど)、それにかけられたドレッシング(玉ねぎ&醤油系かな?)がドミ・ソースと少し混じり、これが意外とハンバーグにいい感じ。ドミ・ソースのこってり系の味にドレッシングの酸味が加わって、こってりしてるけどさわやかな味になるのね。お店側が意図したことではないと思うけど、おもしろい発見。

パンかライスを選べるので、パンにしてみた。薄いバゲットにバターを塗ってオーブンで軽く焼いたと思われるものが2切れ。ちょっと少ないかな。そんなに量を食べたくなかったので、自分はこのくらいでもいいのだけど、お昼からもりもり食べたい人には足りないように思う。まぁ、おなかにためたいならライスを選ぶか。

ドリンクは別料金で150円だそうです。

どうしても行きたくなる店でも味でもないのだけど、なんとなく思い出したときにふらっと寄って、普通に美味しいものを楽な気分で楽しんで、という感じでこれからもたまに行きそうな感じ。

しかし、カウンター席のカトラリーは、もう少し何とかならんかなぁ。いかにも「長いことカトラリー入れに入れっぱなし」感が満載で、あまりにも乱雑。スープを提供した段階で席に置いてあるカトラリー入れをチェックして「あ、スプーンありますね、どうぞ」って、どうよ(^^;)。こういうところがまた、いかにも安い洋食屋風で、それもまた趣といえば趣なのだけど...

ラ・カパンナ

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2007/01/08

レインボウ・アイランド~ハワイ旅行(6)

2007/01/02(火) ハワイ(晴れ) → 2007/01/03(水) 成田(晴れ)

070102_26時45分起床。身支度を整え、8時前にチェックアウト。迎えのリムジンに乗り、ホノルル空港へ。空港へ向かう途中、リムジンの窓からいくつも虹が見えた。

空港ではツアー会社の人が自分たちの搭乗券を用意して待っていた。すでにチェックイン済みで、その後は荷物検査を受けるだけで、とくに出国手続きもなくノースウェスト9便に搭乗。

機内食は、牛肉のオレンジソースと五目ご飯、さやいんげん、赤ピーマンの組み合わせまたはチキン胸肉のクリーミー・バーベキュー・ソースとマッシュポテト、さやいんげん添えのチョイス。また到着前の軽食は、そばと野菜のセットかターキーとスイスチーズのクロワッサンサンドのチョイス。

食事以外の時間はずっと居眠り。14時ころ、成田着。京成電車に乗り家路へ。自宅近所のスーパーで夕食の買い物。日常生活に戻る。ハワイを出たのはほんの10時間ほど前なのに、青い海も白い砂浜も、もう夢のなかのことのようだ。また行けるといいな。

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レインボウ・アイランド~ハワイ旅行(5)

2007/01/01(月) 晴れ

11時過ぎ起床。非常にいい天気。いよいよハワイ最終日。買い物には興味ないし、とくに行きたいところもないので、やはりビーチでぼんやり過ごすかな。

12時ころ部屋を出て、ホテルの1階にあるプールに面した軽食スタンド「カウ・カウ・エクスプレス」でパンケーキ・セットとコーヒーを注文。9ドルくらい。パンケーキが3枚に、カリカリに焼いたベーコンが2枚ついていた。

061231__3簡単に食事を済ませ、ビーチへ。昨日より陽が出ていて、海の水もいくぶん温かいか。でも昨夜のカウント・ダウン・パーティの名残のゴミが海面にちらほら。それでもやはり海は美しく、浜も素敵だ。泳いだり浜でぼんやりしたりなどして、16時ころまで過ごす。

部屋に戻り、シャワーで軽く潮を流す。テラスで太陽に照らされる海を眺める。

17時過ぎ、最後の夕食を取りに町へ。昨日、道でチラシをもらった店(名前を忘れた。ギャラクシー・ステーキとか、そんな名前)でディナー・スペシャルを注文。ステーキ、ロブスター、カニ、マヒマヒ、エビなどのなかからメインを2種類、サイドとしてサラダかスープ、ベイクド・ポテトかフレンチ・フライかライス、それにパンがついて、税金とチップ込みで、ふたりで30ドルくらい。ロブスターとステーキ、ロブスターとカニの組み合わせをチョイス。ロブスターはしっぽのところだけなのでちょっとこじんまりしているが、味は悪くない。ステーキとカニはそれなりの量があり、ジャガイモもつくのでお腹いっぱいになる。

食後、ビーチ沿いを最後の散策... と思ったら雨が降ってきてしまったので、速足でホテルへ戻る。途中、ABCストアでワインを1本購入。カリフォルニアのサンタ・ヘレナ産Merlot 2003 / Meridian Vinyards(8.99ドル)。アルコール度数は13度。日本で見かけたことないけど、ハワイの最後の夜を楽しむのにお手頃なワインだろう、きっと。

シャワーを浴び、テラスでポテトチップとプレッツェルをつまみ、夜の海を眺めながらワインを楽しむ。雨が降ったためか、下のカフェでの演奏も今日はないようだ。静かなハワイの海も悪くない。最後の余韻を存分に楽しんだ。

明日は朝8時に迎えのクルマがくる。思ったより楽しかったな、ハワイ。これまでで最高額の旅行料金になってしまったけれど、オーシャン・フロントの部屋だからこその充実した日々を過ごせたよ。

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2007/01/07

レインボウ・アイランド~ハワイ旅行(4)

2006/12/31(日) 晴れときどき曇り

9時半過ぎ起床。眠い。まだいくらでも眠れる気がする。

10時半ごろホテルを出て、ちょっと町歩き。ビーチやホテルの周辺、運河のあたり、以前に泊まったことのあるワイキキ・サンド・ヴィラ・ホテルのあたりなどを見て回る。前回来てからたしか4~5年経っていると思うのだけど、あまり変わっていない気がする。

061231_12時少し前、ワイキキ・ショッピング・センターのフード・コートにあるアクア・カフェでランチ。ロコ・モコ、フィッシュ・モコ、グアヴァ・ジュース、ハワイ産の炭酸飲料(ブランド名忘れた)のマンゴー味を頼む。町角においてある無料のガイド・ブックについていた割引券を使って、チップ込みで25ドルくらいだったか。ロコ・モコのハンバーグはしっかりした歯ごたえで香ばしく、フィッシュ・モコはサーモンのグリルに甘酸っぱいソースと野菜がいい組み合わせ。マンゴー・ソーダもほんのり甘く爽やかで、いい感じのランチだった。これでマヒマヒ、ロコ・モコ、サイミン、カルア・ピッグにラウラウと、メジャーなローカル・フードはひととおり食べたのかな。

いったんホテルへ戻り、水着に着替えてビーチへ。ホテルの前がすぐに海なので、体を拭くタオルと日焼け止め、帽子くらいを持っていくだけでいいのが楽ちん。水はちょっと冷たかったけど、入ってしまえばそれほどでもないし、太陽が出ているときは暑いので問題なし。ただ太陽が雲に隠れている間は、風も少しあり、ちょっと寒かった。

061231__22時間ほどビーチで過ごし、部屋へ戻る。軽くシャワーを浴びて塩を落としてから、部屋のテラスにある椅子に座って海を眺めながらガイドブックを読んだりぼーっとしたり。

18時過ぎ、夕食を買いに町へ。今日はテイクアウトで何か温かいものとサラダを買い、部屋のテラスで食べることに。まずは、本店はノース・ショアで営業しているというシュリンプ屋台、ブルー・ウォーター・シュリンプ&シーフードでガーリック・シュリンプを。10ドル95だが、無料ガイドについていたクーポンで2ドル割引になったので実際は9ドル弱。それからアクア・カフェでタコ・ステーキのサラダ6.5ドル、ABCストアで7upを1本購入。ホテルに戻る。

まずはガーリック・シュリンプと7upで夕食第1部開始。テラスに料理とドリンクを運び、部屋の下のプールサイドで行なわれているステージを眺めながら食事を楽しむ。

買ってきたガーリック・シュリンプは1人前だが、大きめのエビが1ダースくらい入っていて、さらにガーリック・トースト、コーン、キャベツのサラダ、ライスもついていて、分量的には日本の2人分くらいある。ぷりぷりのエビとスパイシーなタレがとても美味しくお買い得。かなりスパイシーで、ちょっと甘い炭酸飲料がよく合う。ガーリック・トーストは夕食第2部用に残しておくことにした。

食後はそのままテラスでステージでの演奏を聴きながらまったり。適当なところでシャワーを浴び、夕食第2部に備える。

夕食第2部では、買ってきたタコ・ステーキのサラダ、ガーリック・トースト、場合によってはおやつ用に取ってあるポテトチップスやプレッツェルなどをつまみながら、昨日買ったハワイ産の赤ワインを飲み、眼下のステージも楽しみつつ、ニューイヤーと同時に海上で打ち上げられる花火を楽しむ。サラダはスパイシーなビーフ・ステーキとレタス、小豆、香草、ブラック・オリーブ、トマトが盛り合わさっていて、ワインのつまみとしていい塩梅。ハワイ産のメルロー・ワインは、ちょっと甘い感じだけど、軽やかでかわいらしく、ニュー・イヤーズ・デイ・セレブレイションに楽しむには悪くない。

深夜0時3分前と1分前に予告のような花火が上がる。1分前の花火を合図にバンドが「蛍の光」を演奏しはじめ、演奏が続いている間に年越し。0時とともに花火が一斉に打ち上げ始められ、演奏がそのBGMとなる。花火自体のすばらしさや構成力といった点では日本の花火大会のほうが上と思うが、演奏とともに花火が上がることで、ちょっと感動的でありました。

今年も海外で、しかも豪勢なホテルのオーシャン・フロントの部屋で、年を越すことができた。こんな豪華なニュー・イヤーを過ごすことなんて、もうないかもしれないな。あと何回、海外で新年を向かえることができるだろう。

町はこのまま夜遅くまでお祭りが続くのだけど、うちらは適当なところで眠りましょう。明日はもう、実質的にハワイ最終日だな。

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2007/01/06

レインボウ・アイランド~ハワイ旅行(3)

2006/12/30(土) 晴れ

目が覚めたら10時半を過ぎていてびっくり。寝坊しすぎです。なんて贅沢な。

11時過ぎにホテルを出てJTBのカウンターへ。乗馬のツアーを申し込みたかったのだけど、明日も明後日もすでに定員いっぱいとのこと。残念だけど、馬に乗るのはまた今度、オーストラリアかどこかにしましょう。

クヒオ通りからバスに乗り、シー・ライフ・パークへ。イルカのショーやアシカのショーがある水生動物園で、数少ないハワイでの楽しみのひとつ。

ワイキキから約40分ほど、12時半過ぎにパーク着。すでにドルフィン・コーブ・ショーが半分くらい終わっていたのが残念。このショーは1日1回しかないので。

コーブ・ショーのあと昼食。サイミン(ハワイのラーメン)とココナッツ・フィッシュ(白身魚のフライにココナッツの実が振りかけてある)、レモン・ソーダ。全部で20ドルくらい。思ったよりも美味しく食べられた。

061230_10食後はもうひとつのイルカ・ショー「ハワイアン・オーシャン・シアター・ショー」、コロヘ・カイ・ショー(アシカ・ショー)、アシカの餌付けタイム、イルカと一緒に泳ぐツアーに参加している人たちの見物、もういちどハワイアン・オーシャン・シアター・ショーなど、16時過ぎまで堪能。もともとそれほど大きな施設ではないので、午後から来ても充分に楽しめる。

バスでワイキキへ戻る。帰りのバスはすごく冷房が効いていて寒く、すっかり冷えてしまった。

キングス・ヴィレッジへ行き、毎日18時15分に行なわれる衛兵の交替ショーを見物。その後、フードコートで夕飯用に何かよさそうなテイクアウト・メニューはないかとチェックしたがこれといったものがないので、カリビアン料理(ってなんだ?)の店「CHA CHA Caribe-mex restaurant」で食べることに。

061230_chachachaステーキ・ファジータ(12.95ドル)、ヴェジタリアン・タコス(8.50ドル)、メキシコ・ビール(4.50ドル)のカルタ・ブランカ(Carta Blanca)とネグラ・モデロ(Negra Modelo)を注文。ステーキ・ファジャータは、鉄板いっぱいの肉野菜炒め?とは別の大皿にスパニッシュ・ライス、トマトのサルサ、アヴォカドのディップ、チリ・ビーンズ、サワー・クリーム、キャベツと刻みチーズ、タコスの皮?4枚と、これだけで充分に2食分はある分量。味もよく量もたっぷりで、非常に安いしお得だと思う。多くのお客がこの分量を予想していなかったようで、一皿めが来た時点で残りを持ち帰りにしてもらうことにしたり、食べ切れずに大量に残して帰るお客がたくさんいた。うちらはぜんぶ食べちゃったけど。ホールがぜんぜん回っていなかったけれど、自分らのテーブルを担当した南米系っぽい感じの兄ちゃんは明るく感じがよくて、満足でした。

店を出たあと、ホテルで飲む用に赤ワインをABCストアで購入。今回はご当地ハワイはホノルル産?の赤ワイン、Hawaiian Mele American Merlot / Diamond Head Winery(9.99ドル)にしてみた。Meleというのはハワイの言葉でMusicのことだそうだ。アルコールは11.5%。美味しいのだろうか。

シャワーからあがったのが22時半過ぎ。睡魔に勝てず、ワインを飲まずに寝る。

明日は大晦日。部屋のテラスから花火が見られる。ゆっくり過ごそう。

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2007/01/05

レインボウ・アイランド~ハワイ旅行(2)

2006/12/29(金) ハワイ:晴れたり雨が降ったり→晴れ

6時半ごろ朝食。砂糖のついたクロワッサンとヨーグルト。それから1時間程度でホノルル空港着。いつもどおりに入国して……と思ったら、いまはアメリカへの入国に指紋の採取と顔写真撮影が必要なのね。アメリカに来のはひさしぶりで、話には聞いていたけど実際にやるのは初めてで、ちょっとドキドキしました。

入国を済ませ、空港で到着を待っていたツアー会社の人に会い、長~いリムジンに乗ってシェラトン・ワイキキへ。チェックインは15時過ぎにならないとできないというので、バッグを預け、ホノルル動物園へ。ランチ用にABCストアでサンドイッチとスパムにぎり、ドリンクを買っていく。

061229_2ハワイにくるのは3回目で、初めて来たときにホノルル動物園で象に餌をあげたり触ったりできる「エレファント・エンカウンター」がとても楽しかったのを覚えている。前回来たときは、たしか大晦日に動物園に行き、そのためかエレファント・エンカウンターがお休みだった。今回はぜひ像に触りたいので、年末でない「普通の日」の今日に行くことにした。なのになのに、エレファント・エンカウンター、なくなってた(泣)。像はいるのだけど、以前エンカウンターだった場所にはオランウータンがいて、像に触れなくなっていた。ショック。

それでも動物園自体はやはり楽しい。それほど大きい動物園ではないし、動物もそんなに多くはいないし、草の陰とかに隠れていて見えないことも多いのだけど、のんびりとした感じがとてもいい。ちょっと雨が降る時間が長く、またそれがけっこう強い雨だったので何度か雨宿りが必要だったけど、やはり動物園は楽しいな。入場料はひとり8ドル。

15時過ぎに動物園を出て、少しワイキキの町を歩く。前回来てから随分経っていることもあってか、地理がほとんど思い出せない。前回のときに食事をしたビュッフェの店は覚えていたけど。

061229__116時少し前にホテルへ。部屋は6階のオーシャン・フロント。目の前に海が広がり、テラスもついていて、とても快適。ニューイヤーの花火はここから見られるな。

ホテルで一息ついたあと、夕食をとりに出掛ける。初日なのでハワイらしいものを食べたいと、「Da Big Kahuna」でハワイアン・プレート(11.95ドル)とマヒ・マヒ・プレート(10.95ドル)、グラスでビール(3ドル)を注文。カルア・ピッグ(最近はカルア・ポークと書かれているようだけど)、豚肉とバターフィッシュ(ってなんだ?)をタロ芋の葉にくるんで蒸し焼きにしたラウラウ、ハーブいりトマトサラダといった感じのロミ・トマト、シンプルにグリルされたマヒ・マヒ(ハワイでよく食べる白身魚。日本ではシイラというのだっけ?)、どれも特別な味ではないけれど、シンプルな味付けでおいしい。

レストランを出たあと、夜に部屋で飲むようにワインと簡単なつまみを調達。やはり初日なのでハワイ産のパイナップル・ワイン「Maui Blanc」というのを買ってみた。9.99ドル。パイナップルのワインって飲むの初めて。美味しいのだろうか。

部屋に戻ると、ビーチに面したホテルのオープン・カフェでミュージシャンが演奏しているのが聞こえてくる。波の音と音楽を聴きながらテラスでハワイ産ワインを傾けよう。すてきな休日の初日だ。それまで起きていられるかが心配だけど。ともかく眠い。とりあえずシャワーを浴びよう。

シャワーからあがってきたら、表の演奏は終わっていた。どうやらステージは21時までらしい。テレビで映画『フィフス・エレメント』を見ながらパイナップル・ワインを飲む。思った以上にパイナップル味。喉にえぐえぐした感じが少し残る。ほんのり甘いアルコール飲料として悪くはないけど、ワインとしてはどうかな。まぁご当地産の縁起物ということで。

すっごい眠い。23時前だけど、もう寝よう。

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NICCOLO' FABI / NOVO MESTO (2006)

ここ最近、自分のなかで急激に評価を上げてきているNiccolo' Fabi(ニッコロ・ファビ)。デビュー当時の軽いデジ・ポップ風味が抜け、ゆるやかに、たおやかに、おだやかに、やわらかに、あたたかに、どことなく夢想的な非現実感を漂わせるアーティスティックな、しかしポップ感を失わない作風が、とても自分の好みをくすぐります。

現時点でスタジオ作としては最新盤となる『Novo mesto』も、どことなく力の抜けた感じにふわふわしたヴォーカルとやわらかい演奏の合間に見えるアーティスティックな感性が心地よいアルバムです。

M1「Novo Mesto (L'aria intorno)」はアコーディオンのやわらかい音色とアコースティック・ギターの軽やかなコード・ストロークが心地よいゆるやかな曲で、リラックスした感じの歌声がよく合います。

M2「Oriente」はバックで鳴りつづけるハンド・クラップが印象的。どことなく古いニュー・ウェーヴ(変な表現ですね)のようでもあり、独特の浮遊感と幻想的な雰囲気もあって、アーティスティックです。

M3「Mettere le ali」のイントロは、陽だまりに座っているような、あたたかくて優しい気持ちになります。やわらかなフォーク・タッチのポップスですが、アコースティック楽器の使い方にはアーティスティックなセンスを感じます。ときどき響くフルートの演奏には、往年のイタリアン・プログレッシヴ・ロックの匂いがするかも。

M4「Costruire」はちょっといなたくて泥臭いフォーク風に始まります。重い演奏と哀しみのメロディ。でもNiccolo'のふわふわしたやわらかい歌声が、重苦しく沈んだ感じになるのを防ぎます。サビでは長調に転調し、哀しみや苦しみからの解放や明るい希望の光といったものを感じさせます。また、サビの部分や曲の終盤ではストリングスが演奏に厚みをつけ、シンフォニック・プログレの匂いが漂います。エレクトリック・ピアノの演奏も、往年のイタリアン・バンドを少し思い出させます。

M5「Rapporti」は、ピアノの小曲のようなイントロに続いて、やわらかなアコースティック・ギターのストロークによるゆったりとしたフォーク・ソングになります。ときどき聞こえるバンジョーがのんびりした雰囲気を出しています。

M7「Evaporare」も明るくやわらかで優しい感じのポップス。なんというか、彼の歌声にはあまり生活感がありません。夢想の世界に漂っているよう。それがとても心地よく感じます。

M8「La bellezza」はヴァイオリンの独奏で始まります。ヴォーカルは切なく寂しげ。だけど哀しみに打ちひしがれているわけではなく、ときには希望や喜びの光が差し込むように、たおやかでやさしい演奏が差し挟まれます。曲の後半ではリズムが強まり、ヴァイオリン・ロック風な印象も出てきます。

お父さんがClaudio Fabi(クラウディオ・ファビ)だからということではないのでしょうが、演奏のところどころに、たとえばPremiata Forneria Marconi(プレミアータ・フォルネリア・マルコーニ。PFM)Il volo(イル・ヴォーロ)、Derilium(デリリウム)といった往年のイタリアン・グループの影がうっすらと横切る気がします。基本はやわらかく優しい感じのポップスですが、けっして力を込めて熱唱しない弱々なヴォーカルが醸しだす浮遊感と、ときに幻想味を加えるアート感覚の演奏が、平凡なポップスで終わらせない独特の個性を表現していると思います。うん、いいアーティストになりましたね、本当に。


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2007/01/04

レインボウ・アイランド~ハワイ旅行(1)

2006/12/29(金) 東京:晴れ

年末年始、本当はニュージーランドへ行きたかったのだけど、休みの日程確定に時間がかかり、手配開始が約2カ月前と直前になってしまったため、安い飛行機が見つけられなかった。いや、実際は見つかったのだけど、飛行機代だけでひとり47万円くらいかかり、やめてしまった。

その代わりにどうですかと、いつも使っている旅行代理店からすすめられたのが、ハワイ4泊6日ホテル&送迎つきのプラン。宿はビーチに面したシェラトン・ワイキキで部屋はオーシャン・フロント、それでもニュージーランド行のエア・チケットより安いのと、時期も迫っていたこともあり、おすすめに乗ることにした。

ハワイに行くのは3回目、ハワイで年末年始を過ごすのは2回目だけど、前回はもう何年前だったかなぁ。食の楽しみは期待できないので、動物園とシー・ライフ・パーク、それに海くらいしか楽しみがないが、まぁそれもいいでしょう。

17時40分ごろ、成田着。LOOK JTBでハワイへ行く人のカウンターは長蛇の列。その後ろを抜け、ほとんど誰も並んでいない自分らのツアー・カウンターでサクサクッとチェックイン。すでにチェックインは済んでおり、席も決まってしまっていたが、幸いなことに通路側だった。

出発時刻が定刻より15分ほど早まった模様。それほど並ぶことなくセキュリティ・チェックと出国を済ませ、登場ゲートへ。お腹がすいた。食事が出るのは21時半くらいかなぁ。早く食べて、早く眠りたい。

061229_結局離陸したのは定刻の20時10分ころ。飛行時間は6時間程度と短いので、さっさと食べて、さっさと寝たい。ちなみに機内食は、夕食が、チキン・グリル焼きハーブ風味のトマトソース フライドポテトを添え、または牛肉とブロッコリーのオイスターソース炒め ライス付のチョイス、朝食はコンチネンタル・ブレックファストだそうだ。飲み物はソフト・ドリンクのみ。エコノミークラスでは、アルコールは有料で、500円もしくは5ドル。だったら飲まなくてもいいね。

料理はどちらもまずまずの味。ワインがないのはちょっと残念ではあるけれど、それよりも早く寝ましょう。

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