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2006年11月26日 - 2006年12月2日

2006/12/01

ジャカランダの咲く街へ~アデレード(5)

2006/11/19(日) 曇りときどき雨

9時半過ぎ起床。朝の空は昨日よりも雲が多い感じ。でも先週発表された週間予報では、気温は昨日よりも高いはず。実際、空気はほんわかと暖かい感じがする。

10時半頃ホテル発。予定どおりポート・アデレードへ向かう。アデレード駅まで歩き、そこから電車。往復チケットは昨日のトラムと同じ切符で、料金も7ドル20と同じ。

アデレード駅から20分ほどでポート・アデレード駅に着く。駅からヒストリカル・センターまでは歩いて5分ほど。今日は日曜日だけオープンするフィッシャーマンズ・ワーフ・マーケットがある日なので、もっとにぎわっているかと思ったが、町はかなりひっそりとした感じ。まずはお昼を食べようと、どこか美味しいシーフードを出してくれそうな店を探したが、サンドイッチなどの軽食を出す店くらいしか見つからず。

マーケットそばのバックパッカーズ・ホテルのようなところの1階がパブになっていて、何か食べられそうなのでそこに入る。初めてのオーストラリア(ケアンズ)で初めて食事をしたアンダードッグ・パブを思い出す。バラムンディのグリル12ドル50と野菜のキッシュ(7ドルくらいだったか)、それに地元アデレードのビールCooper'sを小ジョッキで1杯。ビールは小ジョッキだと1ドル80とかなり安い。料理はシンプルで美味しく、やっぱりフレンチフライがたっぷり。お腹いっぱいになった。

食後、ポート・アデレード川を少し散策。といっても、歩ける範囲は非常に狭く、ほとんど川べりで川を眺めるくらいしかできない。この川にはイルカがいるらしいが、町から見られる範囲にはいなさそう。残念。

いちおうこの町のハイライトであるはずの、日曜のみオープンのマーケットを見て回る。マーケットというよりもフリーマーケットといった印象で、売られているものの半分近くはがらくたみたい。町もほとんど「終わってる」感じで、マーケットも非常に微妙。

昼に山ほどフレンチフライを食べて喉が渇いたので、川沿いのカフェでドリンクを飲む。レギュラーサイズのアップルサイダー3ドル50と、カフェラッテ3ドル。アップルサイダーは自然な炭酸とリンゴの甘みが喉に心地いい。

ポート・アデレードでの最後のアトラクション、15時15分発の「ドルフィン・エクスプローラー・クルーズ」に参加。ポート・アデレード川にいるイルカを見にいこうというリヴァー・クルーズ・ツアー。日曜日は1時間半のクルーズが2ドル50と、ふだんより少し安くなっているようだ。途中で少し雨が降ったり、けっきょくイルカは(たぶん行きと帰りで同じ)2頭の背中が少し見えた程度だったが、それでも船の上は気持ちよく、悪くないツアーだった。ちなみに、乗船を待っているとき、同じく乗船を待っている見ず知らずの外国人に肩をつつかれ、「おまえ、ジョン・レノンに似てるな」といわれた(らしい。英語なのでよくわからず)。

ポート・アデレードからは、日曜は電車が1時間に1本しかない。17時16分発の電車でアデレードへ戻る。アデレードへは17時40分頃着。日曜日だし、それでなくてもすでに5時を過ぎているので、ランドルモールのお店もみんな営業時間が終わっていた。24時間営業のコンビニで1.5リットルのミネラルウォーターを補充。2ドル。

夕食は、昨日のうちに買っておいたパイとスモークターキーがあるので、それで充分だろう。ワインは白が冷蔵庫に入れてあるのだけど、感じとしては赤のほうがおいしそう。ただ、セントラルマーケット内の酒屋は今日は休みなので、グージャーストリート沿いに見つけたボトルショップへ入ってみる。しかし、比較的値段の高いワインが多く、またアルコール度数も14%や15%と高いので、今日はやめにする。明日はカンガルー島ツアーでかなり早起きをしなくてはいけないので。代わりにビールの小瓶を3本購入。昼にペール・エールを飲んでとても美味しかったご当地ビール、クーパーズ(Cooper's)のスパークリング・エール(Sparkling Ale)とダーク・エール(Dark Ale)、そして西オーストラリアはフリーマントル(なつかしい!)産、マチルダ・ベイ(Matilda Bay)のボヘミアン・ピルスナーというもの。全部で9ドル30。

マチルダ・ベイは日本のビールにも似た、苦みのある味わい。スパークリング・エールはマチルダ・ベイのあとに飲んだからかもしれないが、ちょっと甘みを感じる。スパークリングという名称どおり、すっきりとした炭酸が感じられてきりっとスッキリ飲みやすいのだが、アルコールは5.8%もあるので侮れない。ダーク・エールは焦がしたような香ばしい香りのする黒ビール。自分はこういったタイプのビールが好き。

ターキーは非常に香りよくスモークされていて、肉の旨みもたっぷり。ビールのお供にもバッチリのあじわい。とても美味しい。パイは2種類、バロッサ・ペイストリーとコーニッシュ・ペイストリー。バロッサのほうはパイ生地の中に肉とジャガイモ、ニンジンが入っていて、印象としてはコロッケパン。コーニッシュのほうはパイ生地の中に肉とジャガイモ、ニンジン、タマネギが入っていて、内容的にはバロッサと似ているのだが、こちらは塩胡椒の味が強く、印象としてはシンプルな味付けの野菜スープもしくは塩焼きそば(そば抜き)。似ているけれど、ちょっと違う2種類のパイも、ビールと美味しく楽しめた。

明日は朝5時50分にツアーバスがホテルに迎えにくる。ということは、4時半過ぎくらいには起きないといけないのかな。すごく眠そう。今日は早く寝よう。

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2006/11/30

ジャカランダの咲く街へ~アデレード(4)

2006/11/18(土) 曇りのような晴れのような

8時45分頃起床。空を見た。ちょっと雲が多いかな。でも切れ間に青い空も見える。身支度を軽く整え、今日と明日の夕食分の食材を買いにセントラル・マーケットへ。パンやパイ、チーズ、野菜、オードブル、スモークターキーなどを購入。もちろんワインも2日分(2本)。これでマーケットが休みでスーパーも早い時間に終わってしまう日曜日も大丈夫。

いったんホテルへ戻って荷物を置き、あらためて身支度を整えグレネルグ(Glenelg)へ行く。ヴィクトリア・スクエアから出ているトラム(1デイチケット7ドル20)に乗って30分くらいで着くはずだったのだが、トラムの線路のアップデート工事中だとかで、途中まできたところでシャトルバスに乗り換えとなった。トラムだけでなく、シャトルとはいえ、思いがけずバスにも乗れてちょっと楽しい。

グレネルグについて、とりあえず昼食。海に面したScanpi's(スカンピス)で、シーフードミックス(30ドル)とベビースピナッチのスフレ(17ドルくらいだったかな)、ガス入りのミネラルウォーターを注文。ミネラルウォーターを注文するとき、イタリアでの癖でついAcqua Mineale Gassataといってしまい、ウェイターさんを困らせてしまった。

シーフードミックスは、白身の魚、タコ、エビ、イカのグリルにたっぷりのポテト。エビはプリプリだし魚は旨みがしっかりで美味しい。スフレもバターの風味がきいていて、品のいい味わいに仕上がっていた。どちらの料理についていたのかわからないが、生野菜のサラダもたっぷりで、お腹いっぱいになった。

食後はビーチへ。日差しは強く、気温も高いのだけど、風は心地よい涼しさがあり、水はまだ少し冷ため。泳いでいる人もいるが、そんなに多くはない。泳ぐにはまだ少しだけ早い感じか。ひざくらいまで浸かる程度にして、あとはビーチで昼寝。しかし、おそろしく暑い。日焼け止めもしっかり塗ったが、けっこう焼けてしまった。

そしてショックだったのが、おそらくビーチで寝ているときに日差しの強さと暑さにやられてしまったのか、もってきたデジカメが壊れてしまったようで、写真が撮れなくなってしまった。カンガルー島にバロッサヴァレーといったアデレード・ハイライトともいえるツアーがこれからあるというのに... とりあえず冷蔵庫で少し冷やしてみよう。そういうことじゃないか。

ショックを引きずったまま、シャワーを浴びて夕食。ワインはアデレードのご近所、McLaren Vale(マクラーレン・ヴェイル)産の「Mount Hurtle = Shiraz 2001 / Geoff Merrill Wines」。アルコール度数は14%で、9ドル99というお手頃価格。チョコレートやタバコの葉のような香りと、少しスパイスのような香り。豊かな果実味とほどよい酸とタンニン。オーストラリアらしいフルーティでパワフルな味わい。

フードメニューは、オーストラリア製のブルーチーズ、チーズとホウレン草入りのパイ、生野菜とトマトのサラダ、ドルマ(ブドウの葉でお米を包んで煮たトルコ料理)、マッシュルームのマリネ。チーズはかなり塩気が強いが、同じオーストラリアのワインとバランスよく楽しめる。ドルマはお米のサラダのようで味わい深く、マッシュルームはさっぱり。どれもワインと楽しく味わえる。

アルコール度数の高いワインでちょっと酔ってしまった。明日は電車でポート・アデレードへ行き、日曜だけオープンのマーケットなどを冷やかす予定。ポート・アデレードという名称どおり港町らしいので、美味しいシーフードが食べられるといいな。

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2006/11/29

ジャカランダの咲く街へ~アデレード(3)

2006/11/17(金) 晴れ

目が覚めたら9時過ぎてた。お茶を飲んで身支度を整え、10時過ぎにホテルを出る。

ヴィクトリア・スクエアに向かう道でゼッケンをつけたオールドカーが走っているのを何台も見かける。スクエアに着くと「Adelaide Classics」(だったかな)と書かれた小さなゲートが立っていて、オールドカーは皆そこを通っていた。たぶん、ミッレ・ミリアみたいなイベントなのだろう。

まずはHISへ行き、カンガルー島日帰りツアーとバロッサヴァレーのツアーを予約。カンガルー島は、本当は明日行きたかったのだがすでに満席で、月曜日に行くことになった。月曜日も飛行機の空席がギリギリで、ブッキングにけっこう時間がかかってしまった。

HISを出たあと、歩いてアデレード動物園へ。入園料1人18ドル。すでに12時近かったので、とりあえずサンドイッチでお昼ごはんに。計画では動物園へ来る途中でWoolworthに寄ってお弁当を買うつもりだったのだが、すっかり忘れてしまった。

アデレード動物園は、それほど大きくないが、コアラやウォンバット、タスマニアン・デヴィルといった基本的なオージー・アニマルもいるし、コビトカバ、アザラシ、ペンギンなどの水系、バク、ライオン、キリン、熊などのおなじみの動物もいて、手頃な感じ。チルドレンズ・ズーとTouching Placeが改装中でほとんど機能していなかったのと、ビーバーが巣穴から出てこずまったく見えなかったのがちょっと残念だったが、園内は木も多く、気候もよくて、気持ちよく散策できる。

閉園時間の夕方5時まで動物園で過ごしたあと、トレンス川(River Torrens)沿いに動物園前からエルダー・パーク(Elder Park)まで散歩。両岸に芝生があるトレンス川はとても穏やかで美しく、ニュージーランドのハグレー公園沿いに流れる川を思い出した。

エルダー・パークからキング・ウィリアム・ロード(King William Road)に上がり、セントラル・マーケットへ向かう。今日は金曜日なので夜9時までやっている。マーケットの屋台でミックスベリーのヨーグルトを食べて一休みしたあと、ポークとヴィール(Veal。子牛)のハム、ローストポーク、ドライトマトとオリーヴとフェタチーズのミックスオードブル、パン、レタスのサラダ、アボカド、アデレード産らしい洋梨、ワインを買う。また、隣接のスーパーマーケットColesでパック入りのソーセージも買う。これで夕食の準備はOK。

ホテルへ戻り、お茶を飲んで一息つき、シャワーを浴びたあとに夕食。今日買ったワインは「Two Churches = Chardonnay 2005 / Austral Wines」で、ご当地バロッサ・ヴァレー産、アルコール度数は13度。少しスモークしたような香り。しっかりした酸とやわらかな果実味。オーストラリアのシャルドネらしい味わいと香りかな。ポットで暖めたソーセージはちょっと味が濃かったが、ワインがしっかりした味わいなのでバランスは取れる。ポークと子羊のハムはトロンとした口当たりと味わいがパテのようでとても美味しく、ワインともベストマッチ。今日も楽しい食卓となった。うん、今日も楽しい1日だったな。

明日はトラムに乗って約30分、ビーチリゾートのグレネルグ(Glenelg)に行く予定。天気がよく気温が高いことを願う。

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豚ばら肉の柔らか煮@ジォヴァンニ(中野)

昨日の昼は、仕事の打ち合わせで中野にいたので、以前からちょっと気になっていた「イタめし処 ジョヴァンニ」でランチコースを。パスタとサラダで構成されるいちばん安いコースは1050円からあるのだけど、せっかくなので前菜、パスタ、メイン、デザートで構成される1890円のコースで。どのお皿も数種類から選べる。前菜にはアンティパスト5種盛り合わせ、パスタは茄子とホウレン草のパスタ、メインは豚ばら肉を柔らかく煮てレンズマメのソースをかけたもの、デザートはイチゴのタルトを選んだ。

どれもとくに印象的というわけではないし、唸るほど旨いというわけでもないのだけど、充分に美味しい。

アンティパストは白身魚のカルパッチョにレンズマメの煮たもの、ローストポーク、細切りニンジンの酢漬け、薄切りバゲットにパプリカのペーストを塗ったものが盛り合わさっていたが、カルパッチョにかけられたピリ辛のオリーブオイル(唐辛子を漬けたオイルのようだ)とニンジンの酢の味が食欲を刺激する。

パスタは、ちょっとオイルが多すぎ(最後にプレートの下にかなりたまっていた)だけど、麺の湯で具合はいい塩梅。塩は強めかな。自分的には許容範囲(残ったオイルはパンにつけて食べると美味しい。もちろん白ワインと一緒にね)だけど、健康的な食事を気にする人には、ちょっと気になるオイルと塩の量かもしれない。

メインのポークは、ナイフで押さえるだけでホロホロと崩れるくらいに軟らかく煮てあり、ソースもやさしめなお味でいい感じ。メインがこんなに素敵にとろとろなのに、付け合せ野菜の煮カブなどが意外と硬かったのが残念な感じというか、それともコントラストを狙ったのだろうか。

デザートまでつけての全体の分量もほどよく、カメリエーラふたりの接客もほどよくフレンドリーかつほどよく素朴で、全体としてなかなかいい印象のお店でした。自宅からも職場からも歩いていける場所ではないけど、わざわざ食べるためだけに出かけるかというと、そこまでではないけれど。

イタめし屋 ジョバンニ

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ROBERTO SOFFICI / LE PIU' BELLE CANZONI DI (2006)

Roberto Soffici(ロベルト・ソッフィーチ)は、主に1970年代から80年代前半ころにかけて活動していたカンタウトーレ。彼のオリジナル・アルバムは(おそらく)まだ1度もCD再発されたことがなく、入手困難なアーティストのひとりとなっています。ベスト盤CDのリリースも、たぶんこれが2回目。前回は「音源さえあれば何でもリリースする」感じのD.V.MOREレーベルからでしたから、基本的にはイタリア国内でもあまり人気のない人なのでしょう。

自分は、たぶん1979年ごろにリリースされた『Roberto Soffici』というアルバム(LP)と、1996年にリリースされた『Il meglio』という再録ベスト盤CDを聴いたことがあります。LPのほうは歌謡曲ぽいポップスだったような、おぼろげな記憶しかないのですが、ベスト盤CDのほうは、歌謡曲ぽいものもあるものの、落ち着いた哀愁があって、けっこう気にいっていました。再録ということで演奏がプログラミング中心なのが気になるものの、エレキ・ギターなどは綺麗に鳴っていて、「あぁ、生オーケストラ入りであろうオリジナル録音を聴いてみたいものだ」と思ったものでした。

Warnerからリリースされたこのベスト盤は、彼にとってはおそらく初めての「オリジナル音源CD化」だと思います。オリジナル・アルバムが少なくとも4枚にシングルが12枚くらいあるのに収録曲が全部で12というのは少し寂しいですが、とりあえずオリジナルが聴けるということで期待したのです。

でも、結果的には、自分にとっては微妙でした。なんか、全体的に古臭い。オーケストラのアレンジも歌謡曲チックだし、カンタウトーレ風というよりはイージーリスニングやBGM風な印象が強いし。もともとRobertoのヴォーカルって、ダミ声なわりには弱弱しいというか儚げな印象があるのですが、言い換えれば迫力や声量があまりないわけです。そんなヨワヨワの歌声が、いまとなっては古臭い印象の歌謡曲風な演奏に乗って、全体に安っぽくなってしまっている感じを受けます。

M3「All'improvviso l'incoscienza」やM5「L'amore finisce」、M9「Tanto donna」などは、オーケストラを中心になだらかなメロディと徐々に盛り上がる展開を持ったイタリアらしい曲なのだけど、ヴォーカルが歌い上げきれていないためか、カンタウトーレ風やカンツォーネ風というところまでいかず、BGM的なイージーリスニング風といった印象で止まってしまいます。とくにM5はオーケストラを中心とした歌なしの演奏パートがけっこう長く、いっそうBGM風。自分にとってはまったく物足りないのです。

オーケストラとアコースティック・ギターが陽だまりのおだやかさのようなM2「Invece adesso」とか、アコースティック・ギター2本によるアルペジオが美しいM4「Poesia, musica e altre cose」とか、短いながらもちょっといなためなエレキ・ギターがいい感じなM7「Il canto dello scorpione」とかも、悪くはないのだけど、やはり古臭さや迫力のなさが耳についてしまう。ピアノを中心にシンプルなメロディを歌うM8「Se nonci fossi tu」などは儚げな美しさがあってRobertoのヴォーカルに合っているけれど、メリハリに欠ける感じ。

メリハリに欠ける。うん、全体的にメリハリ感が足りないように思うのです。その点、再録ベストの『Il meglio』は、プログラミング中心の演奏とはいえ、もう少しメリハリがあったはず。もっとリズムや、ロック的な力強さがあった気がします(しばらく聴いてないのでうろ覚え)。それが、ひびわれ声なのにヨワヨワで儚げなRobertoのヴォーカルをいい塩梅に彩っていたのかもしれません。それに対しオリジナル録音では、ヨワヨワなヴォーカルをヨワヨワなままに包み込んじゃうアレンジなのかなぁ。

もちろんM6「Nel dolce ricordo del suo sorriso」のように、シンプルなメロディを積み重ねて徐々にロマンティックに盛り上がる曲もあって、これは彼の儚げなヴォーカルによく合っています。オーケストラのアレンジも、ありがちといえばありがちだけど、ほどよい叙情に満ちています。こういった曲は、自分は好きです。好きですが、こういった曲ばかりが並んでたら、それはそれで飽きてしまいそうではあります。

某プログレ系専門店ではClaudio Baglioni(クラウディオ・バッリォーニ)Riccardo Cocciante(リッカルド・コッチァンテ)Umberto Balsamo(ウンベルト・バルサモ)を引き合いに出して大絶賛に近いような紹介がされていましたが、Claudioたちの作品には遠く及ばないというのが自分の率直な印象です。ただ、そこそこ古くからのイタリアン・ポップスを聴いているファンとしては、充分に楽しめる内容、愛すべき楽曲群だとも思います。

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2006/11/28

ジャカランダの咲く街へ~アデレード(2)

2006/11/16(木) シドニー(雨)→アデレード(晴れ)

到着1時間半前あたりで朝食。そしてシドニー着。地上にはカンタスへの乗り換えを案内する係員がスタンバイしてくれていて、とりあえず空港内でさまようことはなかった。ただ、この係員に教えられたトランスファーデスクでは次に乗るQF81のチェックインを扱っておらず、10分以上並んで待ったのにカウンタースタッフに「カンタスのトランスファーデスクに行ってくれ」といわれて、ちょっとがっかり。あらためてカンタスのデスクに行き、ここでも10分ほど並んでやっとチェックインできた。

飛行機内ではほとんど寝て過ごす。眠い。途中で軽食、というかデザートのサービス。ヨーグルトかマフィンのチョイス。ヨーグルトを選んだ。その後は『ダ・ヴィンチ・コード』を見ながらまたうとうと。

12時40分過ぎ頃、アデレードに着。今回は税関で長く引き留められることもなく、すんなりと入国。タクシーで今回の宿、Director's Studioへ。部屋はシングルベッドが3つもあり、広々としている。バスタブがついているのもうれしい。ただひとつ残念なことは、ミニキッチンにガスレンジやIHヒーターの類いがないこと。加熱調理器具は電子レンジのみで、これでは肉とか焼けないじゃん。楽しみにしてたのに。う~ん残念。

部屋で紅茶を飲んでから、アデレード探索第1弾スタート。まずは楽しみにしていたセントラルマーケットから。いやぁ、楽しいです、ここ。広い。いろんなものが売っている。とくに肉類とチーズ類の充実はよだれたれまくり。部屋で肉が焼けないのがあらためて残念。しかしキッシュなども充実していて、どれも非常においしそう。マーケットは5時に終わってしまうので、とりあえず今日の夕食用にサーモンとディルのキッシュとフォカッチャ風のもの、コロッケ、茄子のオイルづけとアンチョビの酢漬け、ベビーホウレン草、グリッシーニとワインを買い、いったんホテルに置きに戻る。

食材を置いて、アデレード探索第2弾出発。無料バスのCity Loopに乗ってアデレード駅まで行き、そこからランドルモール、ランドルストリート、ノーステラスといったアデレードの中心街を見て回る。印象としては、パース中心街のショッピングモールとあまり変わらず。アデレードのほうがちょっと規模が大きいかな。まぁ、予想どおりといえば予想どおり。シティは、とりあえずこんなもんでいいでしょう。

宿へ戻る途中でHISに寄って、カンガルー島とバロッサヴァレーのツアーパンフをもらう。カンガルー島、最初は1泊でと思っていたけど、日帰りでもいいかもしれない気がしてきた。

宿のそばのColesでミネラルウォーターを買ってから戻る。お腹がすいた。シャワーを浴びて夕食にしましょう。

ちなみに今日のワインは「Queen Adelaide Riesling 2005 / Woodley Wines」(13%)。西オーストラリア産のご当地ワイン。8ドル20という売価と、アデレード初日に楽しむのにふさわしい名前が気に入って購入。味にも香りにもリースリングのニュアンスを感じないが、すっきり爽やかな辛口で、やわらかな果実味がとてもオーストラリアらしい感じ。サラッとした口あたりなので油断しがちだが、アルコール分は13%としっかりめなので、意外と酔いが回る。

イワシの酢漬けは予想以上に旨みがあって、本場?イタリアで食べたものにも劣らない感じ。茄子もしっかりした歯ざわりだし、ホウレン草も味が濃い。どれもとても美味。キッシュ、コロッケも美味しく、フォカッチャはクミンが入っていてインド風でこれもまたいい感じ。ワインとの相性も悪くない。

ワインを飲んだらすっかり眠くなってしまったので、今日は早目に寝よう。

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2006/11/27

ジャカランダの咲く街へ~アデレード(1)

2006/11/15(水) 成田(曇り/雨)→シドニーへ

会社を30分ほど早退して成田空港へ向かう。11月もなかばだが、今日からやっと夏休み。もう冬じゃんという声もあるが、これから向かう先はいまから夏が始まるオーストラリアのアデレード。だからちゃんと夏休みなんだな、これが。

アデレードへは直行便がない。シドニーかメルボルンあたりで乗り換えるしかないのだけど、今回はシドニー乗り換え。それはかまわないのだが、残念だったのは成田からアデレードまでのすべてをカンタスで揃えられなかったこと。

一度はオール・カンタスでチケットが取れたのだが、その後カンタス側で運行スケジュールの変更が行なわれ、トランジットに7時間などというありえないスケジュールにされてしまったのだ。仕事の都合で21時以降の飛行機でないと乗れないのだが、それだとその乗り継ぎしかない。20時頃発が使えればもっといい乗り継ぎのカンタス便があったのだけど、こればかりはどうしようもない。まったくもってむかつくカンタス。どうしたものかと頭を抱えたが、いつも使っている代理店のマロントラベルさんがいろいろと頑張ってくれ、シドニーまではJAL、シドニーから先はカンタスで乗り継ぎ約2時間というチケットを取ってくれた。結果として、当初に取れたカンタスでのスケジュールよりも1時間くらい早くアデレードにつけることになった。チケット代は高くなってしまったけれど。

その点ではよかったのだけど、困ったというか、ちょっと戸惑うのが、実は自分たち、違う航空会社の飛行機を乗り継いだことがこれまでないのだ。端的にいって、何をどうすればいいのかわからない。航空券は見たところ、成田からシドニー経由でアデレードまでといった記述が見つかるが、てことはあれか? 同じ会社での乗り継ぎと同様に、成田でJALのチェックイン時にカンタスの分もチェックインされるのか?

しかし世の中、そんなに甘いものではなかった。JALのチェックインカウンターのグランドホステスさんは感じのいい笑顔で「カンタスさんはシドニーに着いてからお手続きしてくださいね」というのであった。

やはり、そうか。手続きって、どこでするんだろう? トランジットカウンターみたいなものをときどき見かけるが、あれかな。乗り継ぎ先のチェックインが済んでいないということは、たとえば飛行機のシドニー到着が遅れた場合とかに待っていてくれるのだろうか? アデレード行の出発時間ぎりぎりになってしまったらどうしよう。それでも行きはJALだから頑張って定刻からそうずれずに飛ぶかもしれないけど、帰りはまずカンタスでシドニーに行ってからJALのチェックインということだよな。カンタスが定刻どおりに飛ぶか、けっこう心配だ。うぅ。

21時、搭乗開始。シートのポケットにすでに食事メニューが入ってるのがうれしい。お腹がすきました。メニュー表によると、夕食はペンネ・アラビアータか大豆ハンバーグ塩焼きそばのチョイス、シーフードマリネ、チキンパストラミ、ポテトサラダ、フレッシュサラダ、バナナのパンナコッタだそうだ。軽く微妙な献立。到着前にはヨーグルトと野菜のデニッシュ、キットカットが出るらしい。

ちなみに帰りは、昼にマーボナスご飯ぞえか若鶏のグリル・プロヴァンサルソース沿えのチョイス、日本ソバ、フレッシュサラダ、クッキーが、到着前の軽食でチキンマヨネーズのバゲットサンド、ティムタム、ゼリーが出るらしい。

まずは煎餅とスカイタイムゆずで人心地。お腹すいてたし喉渇いてたからな。しかしオーストラリアは食料を持ち込めないのが残念。この煎餅スナック、ホテルでのおつまみにぴったりなのだけど。

一息ついたところで夕食。ペンネ、焼きそば、ハンバーグともに、予想以上にふわふわ。味付けは悪くないのだけど。

食後はひたすら爆睡。飛行機はすいていて、真ん中の四人がけのシートで横になって寝ている人もたくさんいた。自分は自分の席で普通に寝た。首が痛い。


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