« 2006年10月29日 - 2006年11月4日 | トップページ | 2006年11月12日 - 2006年11月18日 »

2006年11月5日 - 2006年11月11日

2006/11/10

秋刀魚のスパゲティ@ステファノ(神楽坂)

昨日のお昼はおなじみ&お気に入りのリストランテ・ステファノでランチコースを。今週2回目。火曜日に食べた子羊とパプリカのリゾット、鶏もものジャンボネットのボリート(鶏肉にきのこなどの詰め物をして、スープで煮た、のかな?)もメチャ旨でしたが、コースメニューに載っていた別のプリモ&セコンドも、すっごく気になっていたのです。

というわけで、プリモに「秋刀魚とウイキョウのスパゲティ 白ワイン風味」、セコンドに「本日の鮮魚のソテー ポロネギとアサリのソース」をいただきました。これでお腹いっぱいになっちゃうので、アンティパストとドルチェはパス(もうコースじゃないじゃん)。最後のエスプレッソはつけてもらい、アレンジ価格1650円。

セコンドの魚のソテー(白身でふっくら、ふんわり甘い)もポロネギソースのやさしい甘みがとっても美味でしたが、なんといっても秋刀魚ですよ、秋刀魚。身をほぐした秋刀魚がふんだんに、満遍なく、パスタにまぶっていて、トッピングにも大きな切り身の炙ったものが2切れ。味わい深い秋刀魚の旨みがたっぷりです。ウイキョウ(フェンネル)の葉のさわやかな風味が秋刀魚の持つ脂の旨みとすっきりマッチ。あつあつパスタと一緒にほうばると、口の中から海の音が聞こえてきそう。目の前にはイタリアの青い海、沖合いからいっそうの小さな漁船が港に戻ってきて、秋刀魚を担いで船から降りてきたのは小柄で年配の... 日本人のおじさん猟師? なんてことを思い浮かべながらいただきましたさ。

秋刀魚のスパゲティは神楽坂にある別の某イタリアン・レストランでも食べたことがあるのだけど、そこのはなぜかパスタ自体が生ぬるく、秋刀魚も切り身は2切れ載っていたけれどまぶし用のほぐし身は少なくて、「秋刀魚のスパゲティ」というよりは「秋刀魚とスパゲティ」という感じで残念に思ったことがある。

でもステファノさんが出してくれたのは、まぎれもなく「秋刀魚のスパゲティ」。秋刀魚の旨みがパスタ全体にいきわたり、パスタとしっかり絡みあってる。いついっても期待を裏切らないな、このお店は。そもそも、ここで提供される魚介系のパスタって、魚介の使用量が多めだと思う。さすがにイタリアのお店で食べたものほどは多くないのだけど、日本の中途半端な店で出しているものよりはぜったい多い。「このぐらい使わないと、味が出ないよ」と以前、ステファノさんがいっていたが、まったくもってそのとおりなのだよなぁ。

美味しゅうございました。

リストランテ・ステファノ

| | コメント (2) | トラックバック (3)

2006/11/09

ANDREA CHIMENTI / IL PORTO SEPOLTO (2002)


1959年、レッジォ・エミーリア生まれのAndorea Chimenti(アンドレア・キメンティ)は1992年に『La maschera del corvo nero』でソロ・デビューしていますが、それ以前はModa(モーダ)というインディーズ・グループのヴォーカルとして活動し、1983年からグループが解散する1989年までにアルバムを3枚リリースしていたようです。ソロになってからは、2004年までにアルバムを8枚、また2005年には初のDVDもリリースしています。

この『Il porto sepolto』は彼の6枚目のソロ作品となります。20世紀の前半に活動していたGiuseppe Ungaretti(ジゥゼッペ・ウンガレッティ。1988-1970)という詩人の詩に曲をつけたもののようで、非常におだやかで、詩的な美しさに満ちた作品となっています。

主にピアノまたはアコースティック・ギターのシンプルな演奏のうえにAndreaの寂しげな歌声が乗るといったもので、そこにストリングスが奥行きや広がりを加えます。ちょっとメソメソした感じの特徴ある歌声は、たとえばDavid Sylvian(デヴィッド・シルヴィアン)などと似たタイプといえそうです。と思ったら、過去にAndreaとDavidは共演したこともあるようです。

いくぶんアンビエント・ミュージック風にも感じられる、美しく寂しげな演奏と、わずかにクラシカルな香り。曲調や歌い方にあまりヴァリエーションがなく、どの曲も同じように聴こえてしまうということはありますが、透明で寒くて寂しい感じが漂うこの作品は、自分にはけっこう好ましいものです。収録時間が30分程度と短いのも好印象です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/11/08

へたれ子パンダ

かわいいっ!
たまらんっ!!

眠くてもかわいいへたれ子パンダ

| | コメント (3) | トラックバック (0)

ニシンのスモーク@サン・マルタン(神楽坂)

ひさしぶりに行った。フレンチなのに、飾らない料理とそっけないサービスが町の定食屋みたいで気楽な店。行くとマダムに「ワインは?」と当然のようにたずねられてしまう(昼から飲む人だと思われている)ので、やっぱり飲んでしまう。

ランチはサラダとメインの組み合わせで1050円。メインは4種類からチョイス。今日はこれまで食べたことのない「ニシンのスモーク」を注文。ニシンは少しヴィネガーでマリネ状にしてあるのかな。調理中からけっこう強い酢と魚の匂いを発していたのだけど、お皿に載ってでてきても、なかなかに魚な匂いがしている。ワインとあわせたら生臭くなるかなぁと心配したけど、そんなことはぜんぜんなく、酢のさわやかさとスモークの風味がグラスワインの白(今日はサンセールだったみたい)とサッパリすっきり調和した。盛り合わせの粉ふき芋もたっぷりで、いかにも定食屋ふうなところが素敵。

サン・マルタン(Livedoor東京グルメのページ)

| | コメント (3) | トラックバック (1)

2006/11/07

MAURIZIO FABRIZIO / MOVIMENTI NEL CIELO (1979)

1952年3月16日、ミラノ生まれ(オリジンはアブルッツォだそうです)。初期のAngelo Branduardi(アンジェロ・ブランデュアルディ)のアレンジャーとして、またAl Bano(アル・バーノ)Patty Pravo(パッティ・プラーヴォ)Riccardo Fogli(リッカルド・フォッリ)Rossana Casale(ロッサーナ・カザーレ)Eros Ramazzotti(エロス・ラマッゾッティ)Renato Zero(レナート・ゼロ)など数多くの重要なカンタ(ウ)トーリたちに曲を提供した作者として著名なMaurizio Fabrizio(マウリツィオ・ファブリツィオ)のソロ・デビュー作です。

Maurizioはこのアルバム以前に兄弟のPopi(ポーピ)とともにMaurizio & Fabrizio(マウリツィオ・エ・ファブリツィオ)というデュオでポップ・アルバムを出したこともあるようですし、セカンド・ソロの『Personaggi』もヴォーカル入りのポップ作品らしいのですが(どちらも未聴)、このファースト・アルバムは全編インストゥルメンタルで、オーケストラを使用した作品となっています。

LP時代もあまり流通量がなかったのか、イタリアン・プログレッシヴのファンのあいだでは「幻の名盤」的な扱いになっていましたが、さまざまなレア作品・マニアック作品がCD再発される現在も彼のアルバムはどれもCD化されておらず、いっそうレア感が漂う幻の作品になっています。自分の手元にあるのも、貴重なLP(けっこうノイズが入るので、きっと中古で手に入れたのでしょう)を持っている友人が何年か前にカセットテープに録音してくれたものをMDにコピーしたものだったりします。

内容的には、ポップなクラシック・ミュージックといった印象です。ポピュラー・ミュージックのリズム・セクションが入ったオーケストラの奏でるクラシカル・シンフォニー風音楽といってもいいでしょうか。クラシックはあまり聴いたことがないのでジャンルがよくわからないのですが、バロックやロマン派とかが入り混じった感じなのかしら。Rondo' Veneziano(ロンド・ヴェネツィアーノ)よりは雄大でなめらかでロマンティックな響きが強いように感じます。明るく軽快な雰囲気を持ったところや、悲愴な雰囲気を持ったところもあり、また一部ではAngelo BranduardiBanco del Mutuo Soccorso(バンコ・デル・ムトゥオ・ソッコルソ)を思わせるメロディもあったりして楽しめます。

個人的な好みをいえば、自分はやはりヴォーカル作品が好きなので、歌なしの完全インストゥルメンタルであるこのアルバムは、そんなに好きとはいえません。また、巷でいわれていたほどすごい名盤だとも思いません。クラシカル・シンフォニックなインスト・プログレ作品でいうなら、William Sheller(ウィリアム・シェラー)の『Lux Aeterna』のほうが好きかもしれません。でもMaurizioのこのアルバムには、のちのイタリアン・ポップス界で重要人物となっていくMaurizioの若き日の情熱、ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院でピアノ、作曲、パーカッション、ファゴット、コントラバスを学んだ彼のクラシックへの憧れといったものが感じられ、イタリアン・ポピュラー・ミュージックのファンとしては、やはり愛らしく聴こえてしまうのでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/11/06

鶏の唐揚げと鯖の味噌煮@花かぐら(神楽坂)

めったに和食って食べない。だからか最近、箸を使うのが下手になってきた。というか、箸は疲れる。箸の使い方が下手な大人って、かっこ悪いよな、などと思いながら、今日のお昼は和食のお店、神楽坂の「花かぐら」へ。旬菜ランチ、900円。週の前半・後半で内容が変わるらしいが、今週前半の盛り合わせは、鶏の唐揚げを大根おろしで、鯖の味噌煮、豆とベーコンのサラダ、味噌汁、漬物、ご飯、たぶんミカンのゼリー。

鶏の唐揚げなんてひさしぶり。つけあわせは定番?のキャベツ。マヨネーズがたっぷりついてる。カロリー高そう。ポン酢だれの大根おろしもたっぷり載っているので、マヨネーズはほぼ不要。キャベツ用かな。普通に唐揚げで美味しい。

豆とベーコンのサラダ。たぶんマヨネーズとケチャップを混ぜたソース。ここでもマヨネーズかよ。カロリー高そう。ソースの味が強くて、野菜の味わからず。もし美味しい野菜と豆を使っているのだとしたら、味付けはもっと素朴に、シンプルにしてもらったほうがいいな。もともと味がしない野菜ならしかたないけれど。

鯖の味噌煮。すっごくひさしぶり。もう10年以上食べてないかもしれない。そもそも3回くらいしか食べたことがない気もする。そんな程度の経験なので、標準的な鯖の味噌煮がどういうものなのか、よくわからないのだけど、鯖の味噌煮って、こんなにぬる~い感じで食べるものなの? むかし渋谷の居酒屋でお昼に食べた鯖味噌は、もっと熱かった気がする。煮込み味噌も、なんだったらこのまま味付けの濃い味噌汁として飲めないこともないよ、くらいの味なのだけど、こんなに薄いものなの? むかし渋谷の居酒屋でお昼に食べた鯖味噌の煮込み味噌は、もっと濃厚な味だった気がする。

お腹はめっちゃいっぱいになる。ご飯はおかわり自由らしいが、そんなに食べなくてもいいです、自分。帰りにランチ時に使用できるコーヒー無料券をくれたので、思い出したらまたいってみようかなとは思う。

花かぐら(ぐるなびのページ)

| | コメント (2) | トラックバック (2)

2006/11/05

ハワイ風料理@Kaulana CORN BARLEY(吉祥寺)

いろいろたくさん書いたのだけど、途中でBlog書き込みの操作を間違えてすべて消えてしまい、ショック。なので、短くする。

母の1週間遅れの誕生日祝い食事会の場所として選んだハワイ風料理店。2006年5月にオープンしたばかりの新しい店だそうだ。ロミロミやポキ、ロコモコといったおなじみのハワイ料理のほかにアヴォガドのフライといったちょっと珍しい感じのものもあり、またパスタやカルパッチョ、ハンバーグ、フライドチキンといったいわゆる西洋食もあって、幅広い人の味覚に応えられそう。味付けも、最近流行の妙に濃い系ではなく、程よく濃くて程よくあっさり。ドリンクも、トロピカル・カクテルを中心に、ハワイ産のビールや国産ビール、ワイン、ウィスキー、焼酎、日本酒など幅広く取り揃えられている。

スタッフは若い男性が多いようだが、みな感じがよく、ちょっとはにかんだ感じの笑顔を持った人が多く、サービス・レベルはすごい高いわけではないけれどフレンドリーでそれなりに気も利き、いい感じ。火を入れた魚はいくぶん焼きすぎな印象もなくはないが、全体に料理の味もよく、分量もあり、充分に納得できるレベル。おなかいっぱい食べて飲んで一人当たり3000円程度というコスト・パフォーマンスもうれしい。

食事の終盤に「お誕生日だとお聞きしましたので、これ、お店からです」と鯛の尾頭付き1尾丸焼きを出してくれて、びっくり。予約時に、1週遅れの母の誕生日だということを伝え、なにかそれっぽい演出とかありますかとたずねたとき、電話を受けた女性は「ケーキとかなら用意できますが」といったので、「ケーキはいらない(だいたいいつも料理を食べ過ぎてデザートまでいけないので)から、それならいいです」と答えたのだけど、ケーキ代わりにできることを、お店の人たちが一生懸命考えてくれたのだろうな。そして、魚料理ばっかり注文してるのを見て「魚好きの集団だ」と判断し、鯛を選んでくれたのかしら。肉料理ばっかり注文してたら、違うものがきたのかしら?

いずれにしろ、60過ぎの両親にとってもわかりやすい「めでたい(鯛)尾頭付き」が丸ごと1尾でてきたのは嬉しいサプライズ。母にとってもきっと記憶に残る誕生日になったことでしょう。

最初は、ちょっとおしゃれ系な感じだし、小金持ちの若い姉ちゃんとかが喜びそうな、雰囲気重視で料理やサービスは微妙なチャラい系の店だったらどうしようと少し心配もしてたのだけど、結果としては、ここを選んだのは正解だった。楽しい食事となりましたよ。スタッフのみなさん、ありがとう。

Kaulana CORN BARLEY(ぐるなびのページ)

| | コメント (5) | トラックバック (0)

« 2006年10月29日 - 2006年11月4日 | トップページ | 2006年11月12日 - 2006年11月18日 »